11日放送の「みんなのニュース」(フジテレビ系)で、創価学会副会長・広報室長の岡部高弘氏が、お布施に言及する一幕があった。
番組では「『創価学会』の内部をテレビ初取材」と題し、創価学会を特集。創価学会の中心施設である「本部第二別館」を取材した様子が放送された。
取材スタッフが施設に到着すると、岡部氏が出迎えた。本部第二別館の管財局では、創価学会が会員のために所有している会館など、1000以上の施設を管理している。
一行は移動し、創価文化センターを取材。ここは、会員が休憩するために造られた建物だそうで、施設内には名誉会長・池田大作氏に関係する写真などが、数多く展示されていた。
続いて取材スタッフは、広宣流布大誓堂を訪ねた。ここでは全国各地から選ばれた会員が、1日約2600人集まる、学会員にとっては重要な場所だそうだ。入場券を持った学会員のみが入館でき、施設内では「勤行」と呼ばれる、ひたすらお経を読む行為がなされている。
岡部氏によると、創価学会になるための入会金や年会費は一切発生しないという。番組からの「お布施のようなものは?」という質問に対しても、「ないですね」と断言していた。
創価学会では学会員からの「浄財」という寄付制度があり、それによって運営されているそうだ。岡部氏は「みなさんの浄財で支えられておりますので」「(浄財は)ご本人の思い、真心でっていう形でやっていただいてる」と説明していた。