京都府南丹市美山町北の「かやぶきの里」で、かやぶき民家のライトアップが29日まで実施されている。降雪を狙ってカメラ愛好家などが訪れ、夜の静かな集落を堪能している。
国内外から多くの観光客が訪れる冬のイベント「雪灯廊(とうろう)」の後、毎年恒例で10軒の民家のライトアップを2月末まで続けている。今年は暖冬の影響で雪灯廊中に積雪がなかったが、15日夜などは一帯が雪に覆われ、闇夜に白化粧した屋根が浮かび上がった。
イベント期間外のため人通りもほとんど無く、訪れたアマチュアカメラマンは「日常の素朴なかやぶきの里が撮影できてうれしい」と話していた。午後5時から8時まで。無料。