樹木がボンネットに突き刺さった状態で走り続けた問題の車両
米イリノイ州北東部にあるローゼルの警察は10日までに、飲酒運転で衝突した長さ約4.6メートルの樹木が車前部のボンネット部分に突き刺さったままの状態で走り続けていた運転手を逮捕したと報告した。
地元警察はこの珍奇な事故の現場写真を使い、飲酒運転への警告を狙い、フェイスブックのアカウントで発表。評判を呼んで共有件数は2万件以上に達したが、写真の真偽を疑う声もあったため事故のビデオ映像の公開にも踏み切っていた。
樹木は、エンジンの冷却装置の格子状の部品に突き刺さっていたという。
警察はフェイスブック上で、「これが現実の出来事か信じられない者もいた」とも書き込んだ。
問題の車の運転手は飲酒運転の罪に問われている。
ローゼルはシカゴの近くに位置する。