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五木ひろし、台湾コンサート 中国語で「夜空」を披露

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文化部:故宮日本展は文化交流のカギ


文化部の龍応台・部長が、故宮博物院の収蔵品の日本における特別展は、台日の文化交流を促すカギだとしている。国立故宮博物院の収蔵品の日本における特別展「神品至宝」は、24日から東京国立博物館で開催される。龍応台・部長は17日、2003年、故宮博物院の収蔵品がドイツで展示された際、ドイツ政府はそれを両国の文化交流の一大イベントとして重視していた。しかし、今回の日本における展示は、ドイツでの展示より大きな意義があると指摘、台湾と日本との歴史的な絆、または日本の、中華文化における芸術史への認識など、どの面から見ても、故宮博物院の文物に対する日本の国民の鑑賞と重視の度合いは、ドイツのそれを上回るからだと説明した。

龍・文化部長は、今回の故宮博物院の日本における特別展を通じて、日本の政府と国民に、中華民国台湾は、東日本大震災発生後、各種の支援を自発的に行う同情心があるほか、文化が非常に豊かな社会でもあることを認識させたいとしている。龍・部長はまた、今回の故宮博物院の特別展は、ドアを開けるカギとなり、台湾と日本の文化交流をさらに深めるよう期待した。

龍・文化部長は、「故宮博物院の文物は、日本に、文化を通じれば両国の間には大きな空間があること、そして、両国の間では、さらに広範囲な文化交流を深めることが可能だということを認識させることができるだろうか、政治がドアを閉めるカギにならないように、故宮博物院の文化でドアを開けることを期待している。」と述べた。

龍・文化部長は、中華民国台湾は外交において常に困難な環境におかれていると指摘、故宮博物院が国家のために海外とをつなぐドアを開けるカギになるよう期待すると共に、行政院と総統府に対しても、故宮博物院の海外における特別展を支援すべよう呼びかけている。

外交部、台澎金馬の領有権を強調

外交部が、台湾、澎湖、金門、馬祖の主権は中華民国に属すると再度強調した。中国大陸のいわゆる「外交部」は、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に、「『981』石油ボーリングプラットフォーム作業、ベトナムの挑発行為と中国大陸の立場」と題した文書を送り、1958年に発表された声明も添付した。

中国大陸側は、潘基文事務総長に対して、この文書を国連の正式なものにし、それをすべての会員国に転送するよう要求した。この声明では、中華人民共和国には、すべての適切な方法をとって、適切な時期に台湾と澎湖を復帰させる権利があることが明記されている。それは中華民国台湾の主権を侵害するとして物議をかもしている。

外交部国際組織司の周台竹・司長は17日、この問題について発言を行い、国連の公式ウエブサイトではこの文書が公表されておらず、国連駐在の各国の機関もまだ関連の消息を受けていないとしながらも、中華民国の立場は非常にはっきりしている。第二次世界大戦後、台湾、澎湖、金門、馬祖は正式に中華民国の支配下に戻り、中華民国はこれらの地区に対して主権を有していることが非常に明確だと強調した。

周台竹・司長は、「中国大陸が出したこの書類は、1958年9月4日、『823砲撃戦』が発生した当時に発表されたものだ。その内容は事実とまったく異なったため、中華民国は当時、直ちにそれに反論した。この声明で書かれた誤った内容を受け入れられない政府の立場は今も変わっていない。われわれは、この書類を受け入れられない中華民国の立場を今後も続けて強調する。」としている。

高速道路の非常電話、一部運用休止へ 携帯電話の普及で


交通部高速公路局は16日、今年7月1日から高速道路に設置している非常電話の運用を一部で試験的に休止すると発表した。携帯電話の普及で利用率が低迷しているためで、期間は約1年間。

高速公路局によると、非常電話を試験的に休止するのは台湾の東西を結ぶ国道2号、4号、6号、8号、10号の計5路線。これらの高速道路上には合わせて265カ所に非常電話が設けられているが、昨年実際に使用されたのは1度だけだったという。

休止期間は今年7月1日から来年6月30日まで。トンネル区間は引き続き運用される。また、同局では今回の調整にともない、すでに開設した1968番高速道路無料サービスダイヤルの利用を促したいとしている。

台北株価、6年来の最高を更新

台北株式市場の平均株価が過去6年来の最高を更新した。電子株の好材料が相次ぐ影響を受けて、17日の台北株式市場は、中盤で平均株価指数が9249.87ポイントという過去6年来の最高を記録すると共に、9240.60ポイントで引け、これも過去6年来の最高だった。

法人投資家は、台北株式市場は、短期間、横ばいで引ける可能性が高く、大幅に急落する可能性はあまりないとしている。

五木ひろし、台湾コンサート 中国語で「夜空」を披露

歌手の五木ひろしが14日と15日の2日間、台北国際会議センターで「感謝有[イ尓]」コンサートを開催。芸能生活50年の感謝の気持ちを台湾ファンに歌で届けたいと、持ち歌の「夜空」を中国語で歌うなどして満場の喝采を浴びた。

15日のオープニングでは50年の歌手生活を振り返る映像が流され、五木は昇降機に乗ってステージに颯爽と登場。公演2日目にもかかわらず、「夜空」を皮切りに50曲を歌い切った。

1964年にデビュー、1970年代以降次々とヒットを飛ばし、「NHK紅白歌合戦」に連続・通算43回出場、トリを13回務めた五木は、味わいのある独特な歌声で台湾でも年配者をはじめ多くの根強いファンを持ち、その名曲の数々は多くの台湾語演歌歌手にカバーされてきた。

五木は中国語で「コンサートに来てくださり、とてもうれしいです」と挨拶、「横浜たそがれ」「めぐり逢い」「千曲川」などをメドレーで歌った。「夜明けのブルース」では歌詞の「(ここは)松山」を「台北」と歌い替えたり、台湾の大御所・余天(ユー・ティエン)のカバー曲で知られる「細雪」では和服姿に着替え、琴の伴奏に合わせて日本情緒たっぷりの歌を聞かせたほか、三味線の腕も披露。台湾ファンを楽しませた。

さらに、五木は事前に練習した中国語版の「夜空」や、テレサ・テンなどが歌って有名な「月亮代表我的心」(月はわが心)を披露。亡きテレサの兄、トウ(=登におおざと)長富さんも会場に駆けつけており、観客からは熱い拍手が起こった。アンコールでは「ふるさと」を歌い、ゲスト歌手・エンレイ(媛麗)の通訳を通じて台湾が新しい故郷だからと理由を説明。この2日間台湾で歌えたことがうれしく、また改めて訪問したいと語った。

細川たかし、7月末の台湾コンサートを前に訪台PR

歌手の細川たかしが来月27日に台湾で開催するコンサートのプロモーションのため、16日より3日間の日程で台湾に滞在する。台北市内の松山空港では同日昼、熱心な台湾の中高年女性ファンたちが駆けつけ、到着した細川を温かく出迎えた。

細川の訪台は、日本人歌手による台湾初の演歌コンサートとなった2005年の公演以来、9年ぶり。今回の再訪を控えて細川は、台湾は暖かくて大好きな所だとし、台湾の景色やおいしい物がたくさん楽しめたらと期待を語った。

1975年に「心のこり」でデビュー、1980年代にレコード大賞3冠を果たし、「NHK紅白歌合戦」に連続32年出場してトリも2度務めた細川は、伸びやかな高音と豊かな声量による歌声で台湾でも人気がある。

特に「北酒場」「浪花節だよ人生は」「矢切の渡し」などはよく知られ、台湾の年配者の間ではカラオケの定番となっているほか、様々な歌手が台湾語や中国語でカバーしている。中でも洪栄宏(アン・インホン)の「愛的小路」(北酒場)、蔡小虎(ツア・ショーホー)の「愛人醉落去」(夢追い人)はかつて一世を風靡した。

細川は今回のコンサートを通じて、自分の歌声を届けながら台湾の人々の東日本大震災に対する支援に感謝を示したいと話している。

台湾、人民元建て預金人気失う

台湾における人民元建て預金の前月比増加率がこれまでの最低を記録した。中央銀行が16日に発表したところによると、5月末時点では、台湾における人民元建て預金は、2900億7900万人民元で、4月末に比べて25億4200万人民元増え、前月比0.88%増加したが、この数字は、台湾における人民元建て預金業務が開始されて以来の一ヶ月当たりの増加幅としては最低となる。

中央銀行によると、5月、台湾における人民元建て預金が小幅な成長にとどまった原因は、台湾の人たちが人民元を購入する目的は、為替レートの差を狙うため。人民元の値下がりにより、人民元の人気が落ち、人民元建て預金の増加も緩やかになったという。

東洋版ノーベル賞「唐奨」 受賞者18日から発表

東洋版ノーベル賞として位置づけられる台湾の「唐奨」の記念すべき第1回受賞者が、今月18日から4日間にわたって発表されることが分かった。

台湾の複合企業、ルンテックス・グル−プ(潤泰集団)会長の尹衍リョウ氏が発起人となって2年に1度実施される唐奨。中央研究院(台北市)が選考を行い、18日に「永続的発展」、19日に「バイオ医薬部門」、20日に「漢学部門」、21日に「法治部門」の受賞者が発表される。(リョウ=木へんに梁)

授賞式は9月18日。受賞者には所属する研究領域への経費補助を含めた賞金のほか、日本の深澤直人氏がデザインした214グラムの純金メダルや台湾のデザイナー、黄維瀚氏が手がけた証書も授与される。

台北MRT、車内持込品は長さ165cmが上限

台湾北部の台北市と新北市の市民の通勤、通学の足となる、MRT・台北新交通システム社が17日に発表したところによると、乗客のニーズに合わせるため、17日付で、車内に持ち込むものの長さに対する制限を緩和し、これまでの150センチから165センチにした。この長さを超える場合、事前に関係機関に申請する必要がある。

台湾では5月下旬に、台北のMRT車内での無差別殺人事件が発生、4人が死亡、20数人がけがをした。それ以来、乗客の車内に持ち込むものに注目が集まり、あまり長くなると、直ちに警察やメディアの注目の的となる。

今回の制限緩和について、台北市新交通システム社の広報担当の幹部職員は、小中学校の先生、またはコーチが生徒を連れて器材を持って各種の試合やコンテストに参加する際の便宜を図るため、即日から車内に持ち込めるものの長さに対する制限を緩めたと説明した。長さは165センチになったほか、縦、横、奥行きの合計はこれまでの規定通りに220センチを超えてはいけない。

なお、この165センチは、MRTのドアの高さ186センチ、品物を移動する際、上下10センチの空間が必要だという基準で算出されたもの。

世界のマイナス感情ランキング、台湾は4番目の低さ 日米より高評価

米ギャラップ社が現地時間12日に発表した2013年の「ネガティブな感情体験指数」で、台湾は138カ国・地域中4番目に低く、日本や韓国、中国大陸よりも良い評価になったことがわかった。

この調査は昨年10月、1つの国・地域あたり約1000人の15歳以上の人を対象に電話や対面方式で行われた。肉体的苦痛や悲しみ、怒りなどの5項目について質問し、指数が高いほどネガティブ度が高いことを示す。

これによると、昨年世界全体のネガティブな感情体験指数は平均で27と、2012年の26から上昇し、特に中東や北アフリカ、西アフリカ地域における数値が高かった。

ネガティブ度が最も高かったのはイラクで指数は57。以下イラン(53)、エジプト(50)、ギリシャ(50)、シリア(48)などが続き、台湾は17、中国大陸は20、日本と韓国は21となっている。

日本時代からの鉄道宿舎群 市民団体が地区全体の保存を要望


台湾中部の彰化にある台湾鉄路の宿舎群をめぐり、一部の市民団体が16日、地区全体の保存を彰化県政府に求めた。日本統治時代から残る宿舎群は一部の建物を除き、取り壊しが決まっていた。

台鉄の彰化扇形車庫に隣接するこの宿舎群は当初、都市の再開発によって9棟を残して取り壊される予定だったが、保存を求める市民団体と彰化県政府の協議により、現存する40棟のうち18棟の取り壊しが見送られた。

要望を出した市民団体の関係者は、文化局は宿舎のある地区全体の保存と調査を実施し、扇形車庫を含めて鉄道文化村として整備すべきとの考えを示した。

5月25日には保存活動を進めてきた市民団体によって、取り壊しが決定した22棟の宿舎の“お別れ会”が行われていた。

猫カフェが世界に続々登場、予約殺到の店も

 日本でブームに火が付いた猫カフェが、世界各地に続々と登場している。

ドイツの哲学者アルベルト・シュバイツァーにはこんな名言がある。「人生の惨めさから脱け出す唯一の方法は音楽と猫だ」。確かにそうかもしれない。

猫カフェは20年ほど前に台湾にオープンした「猫花園」を元祖として、日本で人気に火が付いた。日本の店舗数は今や約150店に増え、世界のどこよりも多い。

これに世界も追随しつつある。4月には米ニューヨークに期間限定で同国初の猫カフェが登場し、英ロンドンでは欧州の主要都市に先駆けて「レディ・ダイナのキャット・エンポリアム」が出店した。

オーストラリアでは今年7月、メルボルンに初の猫カフェが上陸予定。「1年半前に日本を訪れ、猫カフェが最高だったので、自分の店を開くことにした」。経営者のアニタ・ローランさんはそう話す。

ロンドンの猫カフェの場合、30席しかない店に1度に2万人が入店を希望する事態になったため、予約システムを導入した。既に10月まで予約が埋まっているという。

猫にストレスを与えないよう、そして客が引っかかれるのを防ぐため、猫は見るだけで抱っこはできない店も多い。

現在猫カフェがあるのはドイツのミュンヘンやベルリン、オーストリア・ウイーン、フランスのパリ、ハンガリー・ブダペスト、スペイン・マドリード、アラブ首長国連邦ドバイ、イタリア・トリノなど。米国では年内にサンフランシスコやオレゴン州に開店する見通しだ。

大陳島撤退作戦から59年 中正紀念堂で回顧展

中華民国軍が1955年2月、米軍の支援の下で中国共産党傘下の武装勢力が侵攻した浙江省大陳列島の島民などを台湾に避難させた「大陳島撤退作戦」から来年で60年。文化部は17日から中正紀念堂(台北市)で当時の写真などを展示する回顧展を開催している。

浙江省台州の沖合いに浮かぶ大陳列島に共産党の兵士らが攻め込んだのは1955年1月18日。列島の北側にある一江山では激しい攻防が繰り広げられたが、中華民国軍は守り抜くことができず、島民の安全が脅かされる状態になった。そこで中華民国政府は米国第7艦隊に協力を要請し、島民や軍関係者を台湾の基隆港に避難させる作戦を展開した。

「大陳防衛」、「大陳撤退」、「大陳義胞」などのテーマに分けられた会場では、中央通訊社の記者が危険が迫る中撮影した写真などを展示。台湾到着後、南部の高雄、屏東、東部の宜蘭、花蓮、台東などに転居し、見知らぬ土地での生活を余儀なくされた島民の姿にもスポットが当てられている。

台湾、中国大陸に反論 「主権は一方的主張で変えられない」

外交部国際組織局の周台竹局長は17日、台湾や離島の澎湖、金門、馬祖などは中華民国固有の領土であり、「いかなる国も一方的な声明でこの事実を変えることはできない」と語った。

中国大陸の王民・国連次席代表は9日、南シナ海の領有権争いに関する自身の立場表明文書を潘基文(パン・ギムン)国連事務総長に提出し、これら声明を国連加盟国に配布することを求めた。

文書には大陸が「適切な時期に適切な方法で台湾や澎湖などを取り戻す権利を有する」といった内容の声明(1958年発表)も添付されていることから、仮に国連で大陸の要求が認められた場合、中華民国の主権に対する影響が懸念されている。

周局長はこれに対し、台湾、澎湖、金門、馬祖が1945年10月25日に中華民国に復帰して以来、これら地域の領有権が中華民国にあることは非常に明確だと強調。大陸の主張は事実に背いたもので、政府は声明が発表された当時に抗議していると述べたほか、誤った立場を受け入れないとする政府の従来の立場に変わりはないとしている。

台湾の割合過去最低に、中国の13年パネル輸入

 経済部統計処が16日に発表した統計で、中国(香港含む)が昨年に輸入した液晶パネル製品のうち、国・地域別で台湾の占める割合が金額ベースで27.4%にとどまり、過去10年で最低となったことが分かった。一方、中国のパネル製品が全体に占める割合は過去最高を更新し、台湾と並ぶ水準に拡大。競争激化や中国メーカーの生産能力増強を背景に、中国で「台湾製パネル」の存在感が薄まっている現状が、あらためて浮き彫りになったといえそうだ。
 
 同処によると、昨年の台湾の液晶パネル輸出額は計158億9,000万米ドル(約1兆6,171億円)で前年比5.2%減少し、3年連続の前年割れとなった。中国の昨年のパネル製品輸入額は計619億3,000万米ドル。国・地域別では韓国からの輸入が全体の30.7%を占め最多で、09年に台湾を抜いて以来5年連続トップを維持した。ただ、割合は3年連続で縮小している。
 このほか中国で保税物流園区や自由貿易港区を通じて輸出後再輸入されたパネル製品は輸入全体の27.4%に達し、初めて台湾と並んだ。京東方科技集団や深セン市華星光電技術などをはじめとした中国のパネルメーカー大手の、相次ぐ生産能力増強などが背景にあるとみられる。
 同処は「モバイル機器の普及でノートPCや液晶テレビ向けパネルの需要が減り、国際競争も激化している。技術では韓国と、価格では中国とそれぞれ争うことになり、パネル産業を取り巻く状況は楽観できない」としている。
 台湾のパネル製品輸出額のおよそ9割は中国向けが占める。16日付自由時報は「仕向け先では韓国が2位だが、輸出全体のわずか2.1%を占めるに過ぎない」として、中国への過度な依存が進んでいると指摘。リスク分散が難しいことも台湾の国際競争力を押し下げると分析している。このほか関係者の間には、最大のライバルである韓国が中国と自由貿易協定(FTA)を締結すれば、韓国メーカーが台湾に先行して優遇関税を享受する可能性が高いとして、韓国にさらに引き離されることを懸念する声も強まっているようだ。

エバー航空の沖縄便が就航 ゆるキャラのマハエちゃんが見送り


桃園空港の第2ターミナルで17日午後、エバー(長栄)航空の新路線、台北(桃園)−沖縄(那覇)線の就航を祝うセレモニーが行われた。歌やダンスのパフォーマンスが披露されたほか、沖縄のご当地キャラクター「マハエちゃん」が見送りに登場し、会場は記念撮影に夢中になる乗客などで大賑わいとなった。

沖縄線は成田、羽田、旭川、札幌、函館、福岡などに続くエバー航空11番目の日本路線で、那覇空港は台湾に最も近い就航地となる。約90分で台湾と日本を結ぶ同路線には184人乗りのエアバスA321-200型機が使用され、毎日運航される。

沖縄観光コンベンションビューロー側の発表によると、昨年台湾から現地を訪れた旅行者数は延べ25万4000人余りで前年より70%増加。より多くの台湾人観光客の需要に応えようと、エバー航空では夏休み前に運航を開始。親子連れなどを取り込みたいとしている。

台湾の周美青総統夫人 故宮展に合わせて訪日へ

周美青総統夫人は24日から東京国立博物館で開催される特別展「台北 国立故宮博物院 −神品至宝−」に合わせて訪日する。

総統夫人の訪日は、1972年の日台断交以来最もハイレベルでの交流となる。周夫人は23日に東博が主催する特別展のオープニング記者会見に出席する予定。

また、20日には「翠玉白菜」に関する式典が開催されるほか、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は東日本大震災の被災地3県の学生らを同特別展に招待するという。

今回の特別展は東博で6月24日から9月15日まで行われるほか、九州国立博物館(福岡県)でも10月7日から11月30日まで開催され、故宮が収蔵する計231点が展示される。

台湾で「黄埔軍官学校」の90周年式典

 中国の革命家・孫文が1924年に設立した士官学校「黄埔軍官学校」の開校式から90周年となる16日、同校に由来する台湾の「陸軍軍官学校」で記念式典が行われ、馬英九総統は「国軍は死を恐れず国家と民衆を愛する(設立当時の)黄埔精神を発揮することによってこそ平和と安定を築くことができる」と訓示した。黄埔軍官学校は中国広東省広州市郊外に設立され、蒋介石が初代校長、周恩来が校長を補佐する政治部主任に就任。抗日戦争や国共内戦の影響で四川省成都市への移転を経て50年、台湾の高雄市で再建された。

【衝撃】ゴキブリを退治して便器に流す → トイレが爆発

ゴキブリの生命力はハンパない。「やっつけた」と思っても、実は生きていることなんて日常茶飯事。死に際にプリッと卵を発射することもあり、とにかく油断ならない奴だ。戦闘終了後も念のためティッシュに包んでプチュッと圧をかける人も多いのではないだろうか。

そんな風に、念には念を入れたにも関わらず、退治後に大惨事が発生したらしい。ある女性がゴキブリを退治した後に “ゴキブリの死骸” を便器に流したそうだ。すると……なんとトイレが爆発してしまったというのである。

・トイレ掃除中に「G」に遭遇
事件が発生したのは台湾だ。2014年6月15日、謝さんが勤める会社ではこの日、大掃除を行っていた。彼女がトイレを掃除していたところ……アイツが現れた!! コードネーム「G」ことゴキブリである。

・スリッパで応戦
謝さんはすぐさまスリッパで応戦! 見事クリティカルヒットさせ、ゴキブリは息絶えた。だが、打撃だけで安心できないことを我々はよく知っている。彼女も「卵発射」を恐れ、すぐさま死骸をトイレットペーパーに包み、さらに念には念を、火をつけて燃やした。

・ゴキブリを便器に流す → トイレが爆発
だが、これがいけなかった。燃えるゴキブリを便器に流そうとしたところ……なんと便器が大爆発!! もうもうと火と黒煙があがる大惨事になってしまったのだ!

かけつけた消防により火は消し止められたが、現場の写真を見ると便器も大半が砕け散っており、原型をとどめていない。残っている部分も黒コゲで爆発の大きさを物語っている。

・爆発の原因
消防の調べによると、謝さんが掃除中に洗剤の扱いがわからず2種類の洗剤を混ぜてしまったことが原因であるそうだ。日本でも「混ぜるな危険」という表示があるように、酸性とアルカリ性の洗剤を混ぜるとガスが発生する。そこに燃えるゴキブリの火が引火して爆発を引き起こしたとのことである。

二重三重のミスと不幸が引き起こしてしまったと言える今回の事件。炎や激しく飛び散った便器の破片で怪我人が出てもおかしくない状況だったが、負傷者がゼロだったのは不幸中の幸いだったと言える。過去には、日本でも火をつけたゴキブリが逃げ回ったことで火事になってしまったこともあるようだ。火の取り扱いには十分に注意したい。

日本から寄贈のタンチョウヅル 繁殖は来年へ見送り

台北市立動物園は、日本の特別天然記念物のタンチョウ(丹頂鶴)のつがい、オスのビッグ(Big)とメスのキカ(貴華)に交尾の兆しが見られないことから、今年は繁殖を諦めて来年再び試みることにしたと明らかにした。

ビッグとキカは学術交流のため、3年前に北海道の釧路市動物園から無償貸与された。台北市立動物園によると、今年3月の繁殖期にメスのキカがダンスをしたり鳴き声を上げるなど発情期特有の行動を見せていたが、オスのビッグはエサのドジョウを食べるのに夢中で、キカに興味を示さないばかりか、“ペア成立”のため日本から派遣された専門家まで追い払おうとする始末だったという。

動物園側では、阿寒国際ツルセンターの専門家のアドバイスに従って、今まで同じ檻で飼育していた2羽をひとまず元に戻して別々にすることを決定。来年の繁殖に期待をかけたいとしている。

ふなっしーはキティちゃんやポケモンを超える?台湾メディアがブームを紹介

台湾の民視テレビは日本で大ブレークしているゆるキャラのふなっしーを取りあげ、キティちゃんやポケモンに続く世界的キャラクターになる可能性を指摘した。

千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーは話をすることができるゆるキャラ。船橋の名産である梨の妖精として船橋市のPRに努めているが、その人気は全国区だ。ふなっしーの熱狂的ファンには大人も多い。彼らは「一生懸命に船橋をPRしている姿を見ていると、協力してあげたいと思う」と話す。

2013年のCM出演を機にブレークしたふなっしーは、キレのある奇妙な動きとユーモアあふれる会話で数々のテレビ番組に出演。CDデビューも果たしている。関連グッズの売れ行きも好調だ。しかし、ふなっしーは「お金のためではなく、みんなを楽しくさせるためにやっている」と話す。

キティちゃんやゴジラ、ポケモンに続き、ふなっしーが国際舞台で活躍する日は近いかもしれない。

台湾女優からマイク取り上げる、中国人司会者に批判噴出

台湾の女優アン・アンが上海国際映画祭の開幕式で「台湾の話はやめよう」と司会者からマイクを取り上げられる一幕があった。
2014年6月14日、台湾の女優アン・アン(安以軒)が上海国際映画祭の開幕式で「台湾の話はやめよう」と司会者からマイクを取り上げられる一幕があった。東森新聞網が伝えた。

14日、第17回上海国際映画祭のレッドカーペットには、ドラマ「秋のコンチェルト」でも知られる台湾の女優アン・アン、ジャッキー・チェンのカンフー映画などを手がけた香港のン・シーユン(呉思遠)監督がツーショットで登場。男性司会者の劉儀偉(リウ・イーウェイ)はン監督を紹介してコメントを求め、続いてアンに話を振った。この時、女性司会者の張蒙晰(チャン・モンシー)が「台湾の話はやめましょう」と急に横槍を入れ、アンからマイクを取り上げるという一幕があった。

この行動には中国のネットユーザーからも女性司会者を批判する声が相次いでいる。「台湾出身ならコメントしちゃダメなのか?」「わざと『台湾』を強調した」「映画祭はあくまで芸術の祭典だ」などの意見や、「映画祭の主催者は自分なのか?」と司会者への厳しい声も聞かれている。また、この日は司会者がタレントの名前を言い間違えたり、誰なのか認識していなかったりとミスが続いた。このため、「全然プロじゃない」との批判も聞こえている。

レッドカーペットでのアクシデント後、アンの中国版ツイッターには男性タレントとのツーショットや楽しげな自分撮り写真が登場。精神的ショックはそれほど大きくないようでファンを安堵させている。今回の件についてはコメントも発表し、「特に何も思わない。ただ、『台湾出身』と紹介してくれたことは、非常に光栄に思う」としている。

国内線旅客機、滑走路で減速できず停止線越えるトラブル


金門空港(金門県)で16日、台北から到着した遠東航空機が滑走路上で十分な減速ができず、停止線を越えるトラブルがあった。同機には乗客98人、乗員6人が搭乗していたが、けが人はなかった。原因は現在調査中。

トラブルがあったのは台北発・金門行きの遠東航空FE061便。午前8時51分に金門空港に着陸した際、停止線を越えて停止した。この問題で約1時間後の9時40分に運航が再開されるまで、同空港は1時間近く閉鎖された。金門島ではこの日、早朝から雨模様となっていた。

当時の状況について、ある乗客は、機内アナウンスで横風の吹きつけが強く、操作上の問題で滑走路をそれたとの説明があり、乗客らは機内で40分間待たされたとしている。また別の乗客は、当時前方に停止していたもう1機に衝突するのを避けたのではないかと話しているが、空港側では、もう1機は管制下にあり、安全上の問題はなかったとしている。






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