日本人の夏休み旅行、一番人気は?―日本旅行業協会
日本旅行業協会がこのほど発表した「夏休み旅行動向調査」によると、最も人気の海外旅行先は台湾だった。国内旅行では北海道が一番人気となっている。
2014年7月2日、日本旅行業協会がこのほど発表した「夏休み旅行動向調査」によると、最も人気の海外旅行先は台湾で、2位がハワイだった。国内旅行では北海道が一番人気となっている。
海外旅行先1位の台湾は、台北だけでなく周遊コースも人気。2位のハワイは安心して行ける観光地として全世代に人気だ。3位のシンガポールは安全な都市として家族旅行などに人気がある。4位は近場のグアムで三世代旅行に人気。5位はイタリアで添乗員同行の周遊型ツアーが人気だ。
6位は羽田からのフライト増便で人気急上昇のベトナム、7位はモン・サン・ミッシェルを旅程に含んだフランスツアー、8位はアメリカ本土、9位は短期間で行くことのできる香港、10位は爽やかな気候のスイスとなった。
国内の人気ナンバーワンはレンタカーで回れる北海道、2位は離島を含む沖縄、3位はUSJの新アトラクションやあべのハルカスで人気の大阪となっている。
聯発(Media Tek)、シンガポールR&Dセンター拡大へ
半導体大手の聯発科技(Media Tek)は、今後6年間でモノのインターネット、省エネ、医療関連技術を開発するため、シンガポールのR&Dセンター拡大に約60億元を投じる方針だ。パナソニック、インテル、フィリップスなども現地にモノのインターネット関連技術の開発センター設置を検討しており、聯発科技はこれらのメーカーからモノのインターネット関連製品の受注を狙う。
名産同士のコラボ 可愛いトウモロコシタオルが好評
台湾南西部の雲林県虎尾鎮で2日、地元の特産品であるトウモロコシとタオルを組み合わせたオリジナル商品がお披露目され、可愛い外観が市民の間で話題となっている。
今月5日から「虎尾コーンフェスティバル」が開催されるのを前に行われたイベントで紹介されたのが、トウモロコシの形に包まれたタオル。
タオル業者の林穎穂さんは、タオルの製造時にトウモロコシ粉が使われることがあり、元々密接な関係にあったと話し、ユニークなデザインで商品の販売促進に期待を寄せる。
蘇治芬・雲林県長は、特産品とクリエイティブのコンビネーションで“新しさ”を生み出したと絶賛。虎尾鎮の林文彬鎮長も、この商品で観光客を引きつけることができればと語った。
中華航空 成田・関西線増便でフライトのニックネーム募集
チャイナエアライン(中華航空)は8月17日から台北(桃園)―成田線と台北(桃園)―関西線を増便する。日本を夜に、台北を早朝に出発する便で、同社では新たに運航を開始するフライトのニックネームを募集するキャンペーンを7日から実施する。
増便されるのは、成田21時40分発、関西22時5分発と台北4時30分発(成田便)、5時25分発(関西便)の計4便。いずれもエアバスA330-300型機を使用したデイリー運航で、成田線と関西線はそれぞれ週28便、週31便になる。
ニックネームを募集するのは日本を出発する往路の便。日本国内に現住所がある満18歳以上のフェイスブックアカウントを持った人が応募でき、最優秀作品の考案者には増便される夜のフライトを利用した日本―台北(桃園)間のエコノミークラス往復無料航空券が贈られる。
夏真っ盛り!台湾の使用電力が今年最大に
台北で2日、午後1時13分頃に最高気温36.8度を観測し、同地では今年一番の暑さを記録した。気温が上昇した影響で、午後1時43分には瞬間使用電力が3393万キロワットを超え、こちらも今年最大となった。
中央気象局によると、新北市の板橋(36度)、宜蘭(34.1度)でもこの日、今年の最高気温を更新したという。
台湾では2013年8月9日午後1時40分に瞬間最大使用電力3436万1900キロワットを記録している。
呉副総統 「台湾に国防力は不可欠」
呉敦義副総統は2日、両岸(台湾と中国大陸)関係が改善しても、台湾の安全を中国大陸の永久不変の善意に全て託すことはあり得ないとし、大陸と規模を競う必要はないものの小さくて強力な国防力を有することで国民の安全を確保しなければならないとの認識を示した。さらに、台湾が真に必要とする防御的性格の武器を合理的な価格で提供するよう米国に希望すると述べた。
呉副総統はこの日午前、「2014年台米日三者安全保障対話シンポジウム」に参加した学者らと総統府で面会。中華民国と米国、日本はいずれも自由・人権・民主・法治を最高の価値としており、中国大陸と台湾を隔てる台湾海峡が平和の海峡か火薬庫なのかが世界の注目を集めていると述べた。
副総統はまた、中国大陸が安定・繁栄し理性的であることは、台湾海峡両岸やアジア・太平洋地域の平和にとって価値あることで意義深いとした上で、韓国、日本、沖縄、台湾、フィリピンという西太平洋の第一列島線の中で、もし台湾が欠ければ、中国大陸の海軍拡張で太平洋の平和と安全が大きく損なわれかねないとした。
経済面について副総統は、中国大陸と香港は2000年には台湾輸出総額のうち約23%を占めていたが2008年には39.7%まで成長、その後6年間も39〜40%程度を維持しており、政権交代によって経済政策が大きく変わることはないと指摘。ただし、台湾の貿易が中国大陸に極度に傾くようであれば、国民の自信や台湾海峡両側のバランスにマイナスの影響が出かねないと付け加えた。
猫の棲家がマラソンコースに? 市民から抗議殺到
多くの猫が住みつき、「猫村」として休日を中心に大勢の行楽客が訪れる新北市の猴ドウ駅周辺をコースに組み込んだマラソン大会に、動物への影響を危惧した愛猫家らの抗議が寄せられている。台湾の複数メディアが伝えた。(ドウ=石へんに同)
問題となったのは台湾トライアスロン協会が9月21日に開催するマラソン大会。日本人にも人気の観光地である九フンへの玄関口、瑞芳から台湾鉄路宜蘭線の線路沿いや猫村周辺を走る21キロと9.5キロのレースが行われる予定だった。(フン=にんべんに分)
だが、一部の愛猫家らが、大会の実施で多くのランナーに驚いた猫が車道や線路へ飛び出す恐れがあるなどと影響を指摘。会員制交流サイトには大会に抗議するページが設置され、3日午後3時の時点で1万3000人を超える賛同者が支持を表明しているほか、中止やコース変更などを求める書き込みが殺到している。
協会側では「コースは猫村を通過していない」と反論。昨年同様の大会を実施した際に抗議はなかったとした上で、今年のイベント名称に「猫村」の表記を加えたところ大きな騒ぎになったことから、すでに名称を変更して理解を求めている。
愛猫家らはコースが変更されない場合、大会当日に現場で抗議運動を行う可能性も示唆している。
日本の集団的自衛権解禁、米政府が強い支持を表明
台湾メディア・自由時報は3日、憲法解釈の変更による集団的自衛権の解禁を決定したことについて、米国政府が強い支持を示したと報じた。
日本政府の決定に対して、オバマ米大統領はベン・ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を通じて「強く支持する」との態度を示した。また、ヘーゲル国防長官も「歓迎する」との声明を発表、「自衛隊がより広い範囲で軍事行動の協力を行えるようになることは日米同盟に新たな効果をもたらす」とコメントした。
一方、集団的自衛権解禁がアジアの近隣国に憂慮を生むことについて、ローズ副補佐官は日本に対して「周辺国家とコミュニケーションを取り、何をするのか、しないのかをしっかり知らしめることで、不要な誤解を生まない」ように促した。とくに、韓国との対話を継続することで集団自衛権解禁問題のみならず、歴史問題についても処理するよう望んだ。
集団的自衛権解禁に対して韓国政府が真っ先に出した声明では反対も賛成もせずに態度を保留する姿勢が伺えたが、韓国メディアはほとんどが反対を示している。中国は外交部が1日の記者会見で露骨に批判したのを皮切りに、人民日報や新華社といった政府系メディアも全力で日本政府を攻撃しだした。
日本メディアが1日から2日に実施した最新の世論調査では、安倍内閣の支持率が47.8%と昨年12月に続いて50%を切った。集団的自衛権解禁については、反対が54%と賛成の34%を上回り、市民の広い支持が得られていないことが浮き彫りとなった。
すき家の台湾1号店、10日開業 「選択肢増えた!」と牛丼ファン歓迎
今月10日の正式オープンに先駆けて、牛丼チェーン「すき家」の台湾1号店が3日、プレオープンした。場所は台北市の中心部で台北メトロ(MRT)古亭駅の近く。
台湾市場へのすき家の参入はこれまで20数年間台湾の牛丼市場を独占してきた吉野家に次ぐもの。昨年10月頃に台湾進出の話が伝えられた際、牛丼ファンの間では「選択肢が増えて楽しみ」と歓迎する声が寄せられた。
すき家の親会社、ゼンショーホールディングスでは年末までに2号店をオープンさせ、今後10年をめどに100店舗展開を目指す構え。1店舗あたりの投資額500万〜700万台湾元(約1700万〜2400万円)、雇用創出数23人で計算した場合、10年間の台湾投資総額は約7億元(約24億円)、雇用創出は約2300人とそれぞれ見込まれている。
ゼンショーは昨年、経済部と投資意向書を交わしたのち、台湾市場の開拓を目的とする専門会社の発足とともに、すき家の台湾展開を進めてきた。将来、回転寿司など他の業態による台湾進出も視野に入れている。
「日本人の女の子と結婚したほうがいい3つの理由」
台湾メディア・中時電子報によると、台湾に3年間滞在している日本人女性は、「日本人の女の子と結婚したほうがいい3つの理由」と題した動画をネットに投稿し、注目を集めている。
台湾メディア・中時電子報によると、台湾に3年間滞在している日本人女性は、「日本人の女の子と結婚したほうがいい3つの理由」と題した動画をネットに投稿し、注目を集めている。6月30日に掲載された動画のクリック数はすでに13万回を超えている。
女性は日本人の女の子と結婚したほうがいい理由として、「外見に気を遣う」「やさしい」「料理が上手」の3点を挙げている。
女性によると、日本の女の子は学校に行くときでも化粧をし、ハイヒールやスカートなどファッションにも気を遣う。一方、台湾の女の子はハイヒールを履いて化粧をする学生は非常に少ない。さらに、よく台湾の街中で恋人にバッグを持ってもらう女性がいるが、日本人女性にとってバッグもファッションの一部のため、台湾男性が女性の代わりに可愛らしいバッグを持っている光景はとても奇妙だという。
日本人女性の優しさについては、「台湾で恋人に夜食を届けさせる女性の話を聞いたことがあるが、日本人女性はそんなことはしない。必要であれば自分で買いにいく」と冗談交じりで語っている。
そして、料理に関しては「日本人女性は手料理を重視しており、毎日違うおかずを作るように努力している。これにより、旦那様の健康を維持でき節約にもなる」と話した。
女性の主張に対しネットでは、「その通り!俺は日本人女性を嫁にしたい!」と肯定的な意見がある一方で、「台湾女性にも長所はある。一部のわがままな女性がイメージを悪化させているだけだ」と反論する意見も見られた。中には、「国が違えば文化も違う。日本と台湾の女性の価値観が違うのも当然のこと」と冷静な声も聞かれた。
賛否両論が見られる同動画だが、記事では「どの国の女の子と結婚しても、お互いに譲り合う気持ちは最も大事だ。尊重・包容・理解の3点は愛情をより確かなものにし、この3点に気を付ければパートナーとよい関係が築けるはずだ」と結んでいる。