中華航空、トランスエアロ航空と共同運航便
3日午前、初めてのコードシェア便が、台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港に到着すると、歓迎を象徴するアーチ型の放水が行われた。
この便には、ロシアの対台湾窓口機関、モスクワ台北経済文化協調委員会のオレグ・ノボフ(Oleg Lobov)主席も搭乗、外交部やチャイナエアラインの幹部らが空港で、ノボフ主席らVIPを歓迎した。
チャイナエアラインによると、同社とトランスエアロ航空とのコードシェア便は、7月9日から9月11日の2ヶ月の期間、モスクワ−台北線を週に一便往復する。モスクワ−台北線は、モスクワの現地時間で毎週水曜日の午後3時に飛び立ち、台北には、木曜日の午前6時50分に到着。一方、台北−モスクワ線は、毎週木曜日、午前9時40分に台北を飛び立ち、モスクワには現地時間、木曜日の午後5時30分に到着する。
これまで、台北−モスクワ線は、タイ・バンコク経由となっていた。2004年以来10年ぶりとなる直行便の就航により、所要時間は従来の14時間から、およそ2時間短縮されるという。
6月バイク販売1.6%増、大手は光陽のみ増加[車両]
交通部データ所がまとめた、6月の自動二輪車の販売台数(ナンバープレート交付ベース)は、前年同月比1.6%増の6万4,320台だった。大手3社のうち、光陽工業(KYMCO)が販売増となった一方、台湾山葉(ヤマハ発動機系)と三陽工業(SYM)はマイナス成長となった。
最大手の光陽工業は前年同月比13.3%増と大幅に伸びた。3日付蘋果日報は、光陽工業の女性をターゲットにしたスクーター「キュー125」の人気が高く、同社の販売増につながっていると伝えた。先月2桁増だった台湾山葉は4.3%減。販売不振が続く三陽工業は16.8%減で、4カ月連続のマイナス成長となった。
今年1〜6月の自動二輪車の累計販売台数は32万7,305台で、前年同期比3.7%増となった。
大手各社は従来のモデルに加え、女性バイク市場の拡大に引き続き力を入れており、販売競争を繰り広げている。
日本人が最も行きたい海外観光地、台湾がハワイ抑えトップに
台湾メディア・自由時報は2日、日本旅行業協会(JATA)が先日実施した夏休みに最も行きたい観光地にかんするアンケート調査で、台湾がハワイを抑えて1位になったと報じた。
調査の結果、台湾への注目度が昨年よりも大幅に上昇。今年7月に台湾観光を検討している日本人は前年同時期より40%増えたほか、8月、9月もそれぞれ34%、46%増となった。台湾に行きたい理由では、グルメや観光スポットの魅力以外に、台北以外にも遊べる場所がたくさんあることが挙げられた。
台湾やハワイ以外では、シンガポールが治安の良さから行きたい観光地の第3位に選ばれた。羽田空港からの直行便が増えたベトナムが6位と躍進したほか、距離的に近い香港も9位にランクインした。
日本国内で行きたい観光地では、北海道が1位、沖縄が2位となった。東京ディズニーランドと東京スカイツリーがある東京が3位、新幹線の開通で利便性が増した九州が4位に入った。
外国人のアジア株式投資、韓国は減らし…台湾・インドに集中
「台湾・インドは増やし、韓国は減らして…」。最近の外国人投資家のアジア株式市場投資パターンだ。
国際金融センターによると、先月、アジア主要国株式市場に流入した外国人投資金は計64億8500万ドル。韓国・台湾・ベトナム・インド・インドネシア・タイ・フィリピンの7カ国を集計した結果だ。5月(53億8900万ドル)に比べ、11億ドル(約1兆1000億ウォン)近く増えた。米国と欧州の低金利政策が続き、リスク資産への選好度が高まったからだ。
しかしすべての国が外国人のラブコールを受けたわけではない。台湾とインドの両国に全体資金の80%近い資金が集まった。特に台湾は5月の12億ドルに続き、先月は27億ドル流入し、外国人の買い越し額が大幅に増えた。この影響で台湾株式市場は先月3.5%上昇した。インドにも2カ月間に約46億ドルが流入し、株価を押し上げた。
しかし韓国への関心を低まった。先月の韓国市場での外国人の買い越し額は10億7500万ドルと、5月(18億6300万ドル)に比べて大幅に減った。4月から2カ月連続で減少した。
メリルリンチは最近、KOSPI(韓国総合株価指数)の今年の目標株価を2250から2150に引き下げ、シティグループも2400から2300に下方修正した。第2四半期の実績に対する不安感のためだ。
ベアリング資産運用のキム・ド・アジアマルチアセット代表は3日の記者懇談会で、「韓国企業の実績見通しは年初は希望的だが、実績発表日が近づくほど落ちる現象が繰り返されていて、外国人に失望感を与えている」と述べた。
中国景気に対する不安感がまだ残っているという点も負担という分析だ。国際金融センターのカン・ヨンスク研究員は「韓国は台湾より中国への輸出比率が大きく、中国景気に影響を大きく受ける」と説明した。
元練馬区議の日本人男性、格安ラーメンで台湾の人々に“恩返し”
元練馬区議会議員で、台湾でラーメン店を経営している野崎孝男さんが台南市永康に新店舗をオープンさせ、人気を集めている。台湾の複数のメディアが伝えている。
野崎さんはメディア勤務を経て、練馬区議会議員を1期4年務めた後、6年前に台湾教育部(文科省に相当)の奨学金を獲得して来台。
台湾の人々の優しさに触れるうち、ラーメンが高い台湾で格安ラーメンを提供して恩返しをしたいという思いを持つようになり、かつてラーメンを作っていた経験を活かして、「Mr.拉麺」を開業した。現在では台北と台南に3店舗を構えている。
多くの人に日本のラーメンを味わってもらいたいという理由から、価格は台湾の最低賃金(時給)に近い110元(約370円)からと格安で、麺の無料追加サービスなども行っている。
台湾靴大手の宝成、1億ドル工場を来年稼働へ
世界的な靴大手で台湾の宝成工業はミャンマーで靴を生産する。1億米ドル(約102億円)を投じて同国最大の都市ヤンゴンに年間360万足の靴をつくる工場を建設、2015年末の操業開始を目指す。完成すれば海外8カ国目の生産拠点となる。
地元メディアなどによると、宝成はヤンゴンに確保した16ヘクタールの用地に工場を建設する。蔡其瑞・最高経営責任者(CEO)によると、同社は年産360万足の能力でミャンマー工場での生産を開始するが、19年には3倍近い960万足まで拡大する。
海外生産のリスクを分散するため、ミャンマー進出を決めた。生産基地を持つ中国では人件費が高騰し、ベトナムでは反中感情が高まっている。インドネシア、米国、メキシコ、バングラデシュ、カンボジアにも進出しているが、生産地をさらに広げる方が、危機管理に対応しやすいと判断した。
欧米や日本への輸出拡大も、宝成がミャンマーに進出する背景にあるとみられる。日本と欧州はミャンマー製品の輸入関税を優遇する特恵関税制度(GSP)を実施しており、米国も早晩、同様の制度の適用を始めると予測されるからだ。欧米は軍事政権下のミャンマーに課してきた経済制裁を緩和している。
宝成は1969年の設立。ナイキやアディダス、プーマなど世界的なスポーツメーカーの靴を生産している。13年度の連結業績は売上高が前年比17.9%減の2,266億台湾元(約7,726億円)、純利益が4.9%増の106億台湾元だった。
馬総統、「故宮の表記騒動は台日関係に影響なし」
馬英九総統は外遊先の中米・エルサルバドルで現地時間2日、台湾と日本の友好関係は故宮展の「国立」表記騒動で影響を受けないはずだと述べた。
メディアとの懇談会に出席した馬総統は、東京国立博物館で開催されている国立故宮博物院(台北市)展の「国立」表記騒動の台日関係への影響や周美青総統夫人による訪日の可能性などについて質問を受けた。
馬総統はこれに対し、日本側が展示開始前に最大限の努力を払って表記の修正に当たり、台湾側にも謝罪したことを評価。ただ、夫人の日本訪問に関しては可能性を完全に排除していないとしながらも「現時点では切迫性がない」と述べた。
周総統夫人は本来、6月23日に行われた故宮展の開会式への出席が予定されていたが、直前に出展の前提条件の1つである「国立」の表記が一部の広報物になかったことが見つかり、訪日は急遽見合せとなった。
故宮展は東博に続いて10月から九州国立博物館(福岡県)でも行われることから、台湾では周総統夫人がその開会式に参加する可能性が高いとの見方が浮上している。
李登輝氏、日本の集団的自衛権容認を評価
李登輝元総統は3日、日本政府が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったことについて、日米同盟の関係強化によるアジア地域への好影響に期待感を示した。
李氏は、集団的自衛権の容認は、圧倒的な軍事力を持ちながら経済面で問題を抱える米国のためにもなるとの見方を示し、「これで米国を安心させることができるだろう」と述べた。また、日本は今後、フィリピン、オーストラリア、インドとの軍事関係が深まり、台湾にも良い影響がもたらされると指摘した。
その上で、中国大陸は釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)や南シナ海問題で軽率な行動に出られなくなるとして、「地域の安定に寄与する」と評価した。
李氏は日本は今回の集団的自衛権容認を機に憲法9条の改正、日本版「台湾関係法」の制定に取り組み、台湾に安定を与えてほしいと期待を寄せた。
一方、外遊中の馬英九総統は、過去2年、釣魚台列島の領有権を巡り日本と中国大陸の緊張が高まっていることについて、衝突の可能性が懸念されていると語り、中華民国として引き続き動向を注視したい考えを示した。
高雄で日本・東北地方の伝統工芸品を紹介する展覧会
高雄市文化センターで、日本の東北地方の伝統工芸品を紹介する「美しい東北の手仕事」展が7月17日まで開催されている。
この展覧会は、2011年3月11日に発生した東日本大震災から1年の節目に企画されたもので、東北地方の伝統工芸品を陶芸、漆芸、染織、金工、木竹工などのジャンルに分けて紹介している。
また、開催期間中には東北の各県をテーマにした文化紹介が行われ、5日は南部鉄瓶のお茶会(岩手県)と津軽の故郷の歌(青森県)が、12日には秋田音頭(秋田県)と花笠音頭(山形県)が披露される予定。
同展覧会は、主催者の日本国際交流基金が行っている日本の美術や文化を海外へ紹介する活動の一環で、2012年3月のドイツでの展示をはじめとして、これまでヨーロッパや中南米などで開催されてきた。
日本人パティシエ 赤ちゃんパンダの誕生日ケーキ作りに挑戦
台北市立動物園のジャイアントパンダ「円仔」(ユエンヅァイ)」が6日に1歳の誕生日を迎えるのに合わせて、同園は野菜スイーツなどを手がける日本人パティシエ、柿沢安耶さんに特製誕生日ケーキ作りを依頼している。
このほど、円仔の母親「円円」(ユエンユエン)によるケーキの“試食”が行われた。用意されたのは、柿沢さんがタケノコやリンゴなどパンダが普段食べている素材で試作したアイスケーキ。しかし、円円は興味を持ちながらもあまり口をつけず、反応はいまひとつ。一方の円仔は、自分の誕生日ケーキだとは思わなかったようで、ひんやりとした感触を楽しんだ。
同園の広報担当者によれば、動物は食べ物に対して警戒心を持っており、見たことのないものをすぐには食べないという。柿沢さんにとって、円仔の興味をどうやって引くかが最大の挑戦になりそうだ。
柿沢さんは野菜を使った料理やスイーツを手がけるシェフ・パティシエで、2013年11月に台北市にレストラン「ポタジエ ガーデン」をオープンさせている。
新卒者の8割が中国大陸での就職に意欲
大手求職サイト・104人力銀行が行った調査で、新卒者の17%が中国大陸での就職、俗にいう“西進”を積極的に考え、64%が検討したいと回答。全体でおよそ8割の新卒者が大陸での就労を考えてもよいとしていることがわかった。
同社によると、中国大陸に進出している台湾企業では求人が中間・上級管理職に集中している。しかし調査では21〜30歳の若い世代の47.3%が大陸で一般職から始めてもよいと答え、正社員としての職務経験のない新卒者に限って見ると、その割合が63%に上るという。
調査では、中国大陸の消費者を対象にサービス提供や商品販売、市場調査、大陸籍管理者のアシスタントなどをやる気があると答えた回答者は半数を超え、さらに大陸進出の台湾企業で欠員が出た場合、社員のうち大陸行きを積極的に考えたいと答えたのは37%で、21〜30歳では44.6%と最高の割合となった。
21〜30歳の若い世代が大陸での就労、“西進”を希望する地域は順に上海、北京、広東、江蘇、福建、重慶。これに対し、求人が多い中国大陸5地域は順に広東、上海、江蘇、福建、北京となっている。
“西進”の動機トップ3は「中国大陸市場の可能性」(55.5%)、「給与・福利が台湾より良い」(50.4%)、「台湾の就業機会が少ない」(47.1%)で、若い世代に限って見ると「給与・福利」(57%)、「大陸市場の可能性」(55.9%)、「経験を積む」(41.9%)。2012年の調査時は“西進”の動機で「給与・福利」は「経験を積む」と「市場の可能性」に次いで3位だった。
中国大陸での平均年収は一般職66万台湾元(約224万円)、下級管理職99万元(約336万円)、中間管理職130万元(約441万円)、上級管理職158万元(約536万円)。年齢を問わず同種の職務に注目した場合、平均年収は台湾の1.36倍と2012年調査時の1.3倍からほぼ横ばいだが、21〜30歳に限ると台湾の1.25倍で、2012年調査時の1.03倍より高い。
一方、中国大陸での生活で気になる問題として、今年は「健康と医療」に次いで「食の安全への懸念」が新たに浮上し第2位となり、2012年調査時の「家族と疎遠になる」と「現地の生活に溶け込めない」を押しのけた。
日本中を魅了する「翠玉白菜」、あと3日で台湾に“凱旋”
先月24日の開催後、好評を博している東京国立博物館の特別展「台北 国立故宮博物院 −神品至宝−」。目玉となる玉器の「翠玉白菜」は初日から日本中を魅了してきたが、今月7日の公開終了後、台湾に“凱旋”する。
同展は開幕10日目となる3日に入場者数10万人達成が発表され、特に2週間限定で展示されている至宝の白菜を目当てに来館する人が多く、観覧までの待ち時間が3時間以上におよんだこともあるほどの人気ぶり。また、陶磁器や書画などの美術品にも驚嘆の声が相次いでいる。
台湾の国営ラジオ局「中央広播電台」によると、公開初日の入場者数が8000人余りと過去最多を記録したほか、日本の皇室関係者も参観したという。東博側では総入場者数300万人に上るのではと見ているといい、この数字は1974年開催の「モナ・リザ展」の2倍に相当する。
故宮の収蔵品186点が公開されている東博での展示は9月15日まで。10月7日から11月30日までは九州国立博物館(福岡県)で、本物に勝るとも劣らないもう一つの“神品”である「肉形石」を含む110点が再び話題をさらう。
元中日のチェン、ダルとの対決お預けも堂々の8勝目
大リーグ、オリオールズのチェン・ウェイン(陳偉殷)が3日、本拠地でのレンジャーズ戦に先発し、6回2失点で8勝目を挙げた。試合はオリオールズが5−2で勝ち、4連勝を飾った。
悪天候のため、試合開始が約1時間遅れたこともあり、期待されていたダルビッシュ有との投げ合いが幻となったが、2回と6回を三者凡退に抑えるなど、安定した投球で6月11日のレッドソックス戦以来、約1カ月ぶりの白星を手にした。
チェンとダルビッシュの対決はこれまで、2人とも日本球界でプレーした2011年6月8日の1回のみ。当時は無四球完封を達成したダルビッシュに軍配が上がったものの、チェンも8回1失点と好投した。
台湾の投手では、2009年までヤンキースに在籍した王建民が同年4月8日のオリオールズ戦でメジャー初登板の上原浩治と対戦、4回途中7失点の大乱調で注目の試合をものにできなかった。
「韓国に飲み込まれる」・・・台湾の「世界市場」に危機感
中国メディア・中国台湾網は2日、世界各地域との自由貿易協定(FTA)を積極的に進める韓国経済について、台湾メディア・旺報が「台湾が持つ世界市場が韓国に飲み込まれる」と危機感を示したと報じた。
旺報の記事は、FTAを積極的に進める韓国が、今や欧州、アジア、アメリカ大陸にまたがるFTAを展開する数少ない国になったと紹介。2011年に発効した欧州とのFTAにより韓国の対欧州輸出が台湾や大陸、日本を上回るペースで成長しているとした。また、米国とのFTAでも発効から2年で対米輸出が10.3%増加、対米投資は82.5%増加したと伝えた。
そして、韓国による欧州市場シェアが11年の2.1%から今年1−3月期には2.3%に、米国市場シェアも12年の2.6%から今年1−4月期に2.9%に増加する一方、台湾に欧米市場シェアは現状維持か微減状態にあり「台湾の対外貿易にとって圧力になっている」とした。また対日本、中国大陸シェアでも韓国より劣っていることも併せて紹介した。
そのうえで、韓国が東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、さらには日中韓投資協定、中韓FTAなどさらに積極的な動きを見せているのに対し、台湾は大陸との「両岸サービス貿易協定」発効や関連協定締結に向けた動きが学生運動によって遅れ、中韓FTAに先を越される可能性が高くなるなど対照的な状況であると分析した。
記事は最後に、与野党が自己利益より台湾全体の利益を優先させ、世界市場における関税や非関税障壁を取り払うよう、そして台湾の輸出力を高めるよう協力し、台湾の世界市場シェア低下を食い止めることに期待を寄せた。
台湾の警察官が女性容疑者と取り調べ室で性行為!?
中国・人民網は2日、「台湾の警察官、女性容疑者と取り調べ室で性行為に及び刑罰を科される」と題した記事を掲載した。
台湾・聯合報によると、台湾・彰化県の刑警大隊に所属する鄭という名の偵査佐が昨年、女性容疑者と取調室で性行為に及んだとして、「性自主妨害罪」で懲役1年、執行猶予5年の判決を言い渡された。彰化県警察局によると、鄭は昨年9月に起訴されてから停職しており、判決が確定次第、免職処分になるとしている。
女性容疑者は昨年6月、車の窃盗団の1人として逮捕され、かばんの中からアンフェタミンなどが発見された。2日後に南投地検署に移送される際、鄭に性行為を強要されたことを明かした。取調室で2人きりになった際、「午後の食事の後に釈放する。仕事も紹介する」などと言い含め、部屋の鍵を閉めて電気を消し、性行為に及んだという。一方、鄭は「女が誘ってきた」と反論している。
彰化地方裁判所は「警察官でありながら、女性容疑者の弱みにつけこんで性行為に及ぶという手口は誠に卑劣である」とした上で、鄭に前科がなく、女性側に賠償金として90万台湾ドルを支払っていることを考慮し、懲役1年、執行猶予5年、240時間のボランティア活動への参加を言い渡した。