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愛媛の獅子舞、台湾でパフォーマンス 高雄への祈り捧げる

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愛媛の獅子舞、台湾でパフォーマンス 高雄への祈り捧げる



媛県松山市から訪台している「大可賀獅子舞×鼓組」が3日、台北市内の松山慈祐宮でパフォーマンスを行い、大規模な爆発事故があった高雄に対して祈りを捧げた。

会場にはカク龍斌台北市長や愛媛県経済労働部の神野一仁部長、松山市の西泉彰雄副市長らが出席。高雄市で起きた爆発事故を受け、力強い踊りを高雄の被災地に捧げたほか、パフォーマンス後にはメンバーが「高雄加油」(高雄がんばれ)と叫んでメッセージを伝えた。(カク=赤におおざと)

「大可賀獅子舞×鼓組」は本来、2日に開催される予定だった台北市内の花火イベントへの参加が決まっていたが、高雄の事故を受けて中止となった。メンバーの高谷周一郎さんは、獅子舞で台湾の人の心を慰められればと語り、高雄の一日も早い復興を願った。

ルックスで運転手を選べるタクシー配車アプリ、気に入らなければキャンセル、再リクエスト可能

台湾のタクシー配車アプリ開発企業はこのほど、運転手の顔写真と電話番号の情報が盛り込まれたタクシー配車アプリを開発した。

2014年7月31日、台湾のタクシー配車アプリ開発企業はこのほど、運転手の顔写真と電話番号の情報が盛り込まれたタクシー配車アプリを開発した。乗客は手配された運転手のルックスが好みでない場合、その運転手をキャンセルして、好みの運転手を指名することができる。また、配車をリクエストした後、指名した運転手の顔写真情報を家族に送信することできるため、安心してタクシーを利用できる。台湾TVBS新聞台が伝えた。

「このようなアプリは夜間にタクシーを利用する女性に歓迎されるだろう」と評価する人がいる一方で、「タクシー運転手の圧倒的多数は安全なのだから、まあ悪くはないが、それほど有効とは思えない」との見方もある。

このアプリを開発した企業は、提携するタクシーを厳しく選ぶことに尽力した。車両の規格を考慮しただけではなく、製造後4年以内の車に限定、車内の清潔さ、運転手の身なり、言葉遣い、態度などについても厳しい条件を設けた。

運転手は、「このアプリを利用する乗客は男性より女性の方が多い。小さな子供を連れた母親もたびたび利用している」と話した。

台湾赤十字が援助 岩手県大槌の保育園舎が完成

中華民国紅十字(赤十字)会は2日、台湾で集められた東日本大震災の義捐金で再建支援していた岩手県大槌町の吉里吉里保育園の新園舎が完成したと発表した。現地ではこの日、落成式が行われ、同町の碇川豊町長などが台湾への感謝の言葉を述べた。

式典には紅十字会の王清峰会長、駐日代表処の関係者などが出席。かざぐるまやランタンを園児たちにプレゼントした王会長は、保育園の落成は新しい希望の始まりだと話し、地域や子供たちの平穏無事を祈った。

同園の東谷藤右ェ門理事長によると、新園舎の外壁は虹色に塗られ、未来への希望と夢を表しているという。園舎の完成で園児の保護者も安心して仕事ができ、地域に安定をもたらせればと期待を語った。

吉里吉里保育園は2011年の東日本大震災で全壊、流出しており、広さ約560平方メートル、2階建ての新園舎は以前の園舎とほぼ同じ大きさ。

紅十字会は同町内で730戸の公営住宅再建でも支援を行っており、2017年までに完成する予定。今回の新園舎完成で、町外に出て暮らす人々に戻ってもらえればと復興への期待を寄せた。

2014年7月31日現在、紅十字会に寄せられた台湾からの義捐金は利子を含めて25億7774万6760台湾元(約88億531万円)で、そのうち99.6%がすでに活用されている。

台湾爆発、事故の「原因企業」トップ謝罪 直接の原因とは認めず


台湾南部、高雄市で7月31日深夜から今月1日未明にかけて起きた連続爆発事故で高雄市当局から事故の加害企業だと指摘された「李長栄化学工業」の会長が3日、記者会見で謝罪した。しかし、自社が直接の原因だとは認めなかった。

 同社をめぐっては爆発3時間前の31日午後9時前、原料供給会社から可燃性化学物質プロピレンを受け取る自社所有の配管圧力が低下する異常があったことから、一旦供給が停止されたにもかかわらず、異常の原因を確認しないまま午後10時すぎから供給を再開させた。高雄市当局は2日、加害企業だと名指しで批判した。

 供給が一時停止される前と、供給が再開された後に漏れた出たプロピレンは10トン超と推計され、被害拡大の一因になったとみられている。

訪日中の周美青・台湾総統夫人、「こどもコーラス」で歓迎受ける


訪日中の周美青総統夫人は3日、全日本合唱連盟が主催する「2014こどもコーラスフェスティバル」に出席し、盛大な歓迎を受けた。

周夫人は台湾原住民(先住民)の児童合唱団「原声童声合唱団」の名誉団長として昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催された合唱イベントに出席。昭和女子大の坂東眞理子学長と全日本合唱連盟の岸信介理事長らが迎えた。

坂東氏によると、周夫人とは日本語で挨拶を交わし、同氏の著書である「女性の品格」をプレゼントしたほか、周夫人からは「翠玉白菜」のレプリカを贈られたという。

同イベントには日本各地から14組のグループ約500人が参加。「原声童声合唱団」は唯一の海外勢で、日本語曲「故郷」を含む4曲を披露した。

周夫人はこの日午後、東京国立博物館本館で展示されている日本美術や重要文化財である伝毛松の「猿図」、梁楷の「六祖截竹図」などを参観した。4日には「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」の展示品変更に伴う特別内覧会に出席する予定。

高雄大規模爆発 日本でも被災地支援の動き広まる

高雄市で起きた大規模な爆発でこれまでに300人以上が死傷した事故で、同市と友好交流協定を結んでいる東京都八王子市が募金活動を行っているほか、日本各地から被災地へのお見舞いの声が寄せられている。

八王子市では八王子まつりの本部などに募金箱を設置したほか、八王子南口総合事務所、市役所本庁舎市民ロビー、淺川、由木、元八王子、北野の各地域拠点事務所などでも義援金を受け付けている。

また、先日東日本大震災の被災地を訪れていた台湾観光協会東京事務所の江明清所長によると、岩手県の達増拓也知事や複数の自治体首長などからお見舞いの言葉をかけられたという。

このほか日本と台湾の交流を促進する団体も、募金振込口座を開設する予定で、高雄の被災者へ義援金を届けたいとしている。

台湾新幹線、高雄爆発事故で支援団体の無料乗車申し込み受付け開始

台湾高速鉄路(台湾高鉄)は2日、高雄ガス爆発事故の被災地で活動するために民間の支援団体が高雄市(高鉄・左営駅)まで列車を利用して往復する場合、運賃を無料にする措置を発表した。

高鉄・桃園駅では、台湾高鉄は人道的精神にのっとり、社会的責任を果たすべく民間団体を支援することで政府に協力し、公共輸送機関として少しでも被災地の役に立ちたいとしている。

高鉄は、被災地支援団体の乗車申請は遅くとも1日前までにしてほしいとしている。申し込み電話番号は4066-3000(市外局番02)。












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