マレーシア航空 客室乗務員が乗客にセクハラ容疑
台湾メディア・蘋果日報は14日、今年に入って航空機事故が相次いだマレーシア航空で、今度は客室乗務員が乗客にセクハラ行為をした疑いでフランス当局に身柄を拘束されるアクシデントが発生したと報じた。
記事は、今月4日のクアラルンプール発パリ行きMH20便の機内で、男性客室乗務員が女性客に対してセクハラ行為を働いた疑いにより、フランス警察当局に身柄を拘束されて取り調べを受けたと伝えた。
また、同航空も14日にマレーシアメディアに対し、乗務員がセクハラ行為で拘束されたことを事実として認めたとした。フランスメディアによると、被害を受けたとされるのはオーストラリア国籍の女性で、乗務員は機会をうかがって女性客の近くに座ったのち、セクハラ行為に及んだという。
マレーシア航空をめぐっては、今年3月8日にクアラルンプール発北京行きMH370便がタイランド湾上空で行方不明となった。また、7月17日にはアムステルダム発クアラルンプール行きMH17便がウクライナ上空で撃墜されたとみられる事故が発生。相次ぐ事故によって深刻な経営難に陥っていた。
広達(Quanta)董事長「ロボット産業、商機は当面見えぬ」
パソコン受託製造大手、広達電脳(Quanta)の林百里・董事長は14日、ロボット産業の今後について「マンマシンインターフェース(MMI)には課題が多く、技術応用、販売、ビジネスモデルなどもまだ未成熟で当面は商機が見えてこない」と語った。林氏は「この分野は日米が長年展開を進めている一方で、台湾ではロボットの定義やバリューチェーンも不明確な状態だ。必ず使われるような製品も開発されていない」と述べた。
「台湾少年飛行兵」の体験 30年を経て中国語版が出版
日本統治時代の台湾に生まれた頼泰安さんが自身の経験をつづった「少年飛行兵よもやま物語」(1983年、光人社)の中国語版がこのほど台湾で出版された。
同書は頼さん(1929−2012年)が14歳で志願して少年飛行兵学校に入ってからの体験を書いたもので、当時の軍学校の生活などをうかがい知ることができる。
頼さんは1943(昭和18)年、第17期日本陸軍少年飛行兵として採用され、大津少年飛行兵学校などを経て、陸軍航空士官学校に進んだ後、日本で終戦を迎えた。
戦後は台湾に戻り中華民国軍に入隊。空軍士官学校を3位の好成績で卒業し、空軍第10大隊で軍務に就いた。頼さんは旧日本軍と中華民国軍の両方に籍を置いた唯一のパイロットだという。
今月22日には台北市内で同書の翻訳とイラストを担当した張詠翔氏による講演会が開催される。
倖田來未、日本の舞台装置を運び込み 16日台湾コンサート
Tシャツ姿で現れ、出迎えた台湾のファンらや取材陣に向かって笑顔で手を振りおじぎをし、中国語で簡単な挨拶をした。
倖田が台湾でコンサートを開催するのは3度目になるが、日本でのライブ用の舞台装置をそのまま台湾に運び込んで行うのは今回が初めてで、倖田はしっかり頑張りたいと語った。また、今回の訪台でもショーロンポーとマッサージを楽しみにしているという。
「KODA KUMI LIVE TOUR 2014〜Bon Voyage〜」は16日に南港101文創会館(台北市)で開催される。15日には倖田のサマーシングル「HOTEL」が台湾でリリースされる。
台湾の李登輝元総統、9月に訪日=靖国神社を参拝する可能性も
関係者によると、李元総統は9月19日に関西国際空港に到着。20日に大阪、21日に東京で講演を行う。22日には再生エネルギー関連施設を視察し、23日に北海道札幌市を訪問。24日に台湾に近代農業を広めた新渡戸稲造の故郷を訪れ、25日に新千歳空港から台湾に帰国する。夫人や娘らとともに来日する予定だ。
李元総統が東京で行う講演のテーマは「今後の世界と日本」。日本の関係者は議員会館で行うよう調整しているという。また消息筋によると、李元総統は今回の訪日で、兄である李登欽(日本名:岩里武則)氏が祭られる靖国神社を参拝する可能性があるという。
徳律科技(TRI):7月営業収入大幅に増加(2014)
徳律2014年7月の営業収入は、2013年同期と比較して150%の大幅増加を示し、10億6900万台湾ドル(約36億4400万円)に達した。
1月―7月の営業収入は、前年同期比46.8%増の、29億2500万台湾ドル(約99億7000万円)となっている。
献身的な犬が話題に・・瀕死状態の魚に鼻で水をかけ続ける
中国メディア・台海網は13日、地面に打ち上げられた魚を助けるために鼻を使って水をかける赤犬の動画が台湾のネット上で大人気になっているとする台湾メディア・中国時報の報道を伝えた。
話題となっている映像は、今月11日にFacebook(フェイスブック)上に公開されたもの。地面で息も絶え絶えになっている数匹の魚を見た赤犬が、食べ物とみなして口にくわえないばかりか、自分の鼻を使って急いで魚の体に水をかける様子が収められている。地面にこすりつけすぎて鼻を負傷しそうな勢いだが、犬はそんなことも顧みずに熱心に水をかけつづけた。
この映像は80万人を超えるネットユーザーによってシェアされた。そして、「犬でさえこれほどの慈悲の心があるなんて、感動した」、「人は時として1頭の犬にさえかなわない」といったコメントのほか、「仏祖の生まれ変わりだ」とまで言うユーザーまで現れた。
エイサー(宏碁):7月営業収入12%減少
台湾大手パソコンメーカー、エイサー(宏碁)が2014年7月の業績報告を公開した。
エイサー2014年7月の営業収入は、2013年同期と比較して12%減少し、251億1000万台湾ドル(約855億9100万円)にとどまった。
1月―7月の営業収入は、前年同期比12.7%減の1831億9000万台湾ドル(約6244億3100万円)となる。
台湾新幹線全線で携帯・スマホが利用可能に
以前は走行中の台湾高速鉄路(高鉄)の列車内で携帯電話で話していると、トンネルを通過する度に通話が途切れたものだが、政府が通信業者の協力を得て改善工事を重ねてきた結果、この夏から高鉄全線で中断することなく通話することが可能となった。
2007年1月に開業した台湾高鉄は、台北から高雄・左営までの345キロメートルを最高時速300キロメートルで走行し、ノンストップ便では所要時間約1時間30分で結ぶ。日本から新幹線の車両技術を輸出した初めての事例としても知られる。
高鉄の路線は都市部の一部区間が地下化されているほか、高速走行を維持するため直線的なルートにしようと山や丘を貫いて大小61カ所のトンネルが敷設されている。このため、以前は地下やトンネルにさしかかると通話が中断されることも多かった。
これを受けて、桃園駅地下区間と台北駅地下区間の改善工事がそれぞれ2008年と2011年に完了し、8つのグループに分かれるトンネル区間については北部から南部へと順次工事が進められ、最後に残った彰化1号トンネル−八卦山トンネル−員林4号トンネル区間が今年6月30日に工事を終了した。
交通部・高速鉄路工程局(高鉄局)ではこの7月にテストを実施、携帯電話による通信が全線で可能となったことを確認したほか、時折音声が不鮮明になる場合を除いて92%以上で中断することなく安定した通話が確保されていることを確かめたとしている。
工事にはこれまで通信業者5社が計40億台湾元(約136億6400万円)を投じており、高鉄局は今後も引き続き通信の品質向上を図っていきたいと話している。
台湾北部のガス爆発 死者2人に
万芳病院(台北市)は、新北市新店区で15日正午前に起きたガス爆発に巻き込まれた59歳の女性が、16日未明に亡くなったと同日発表した。これにより事故による死者は2人、負傷者は13人となった。
女性は爆発で火傷を全身の90%近くに負い、集中治療室で治療が行われたが、重度の火傷と心不全により亡くなった。女性は先に死亡した1歳4カ月の男児の祖母にあたる。
また、この女性の孫にあたる3歳の女の子も同様の火傷を負うなどして、馬偕記念病院に入院している。同院の楊育正院長によれば、女児の血圧、脈拍などは安定しているが、ひどい火傷のため1週間は容態を見守る必要があるとしている。
亡くなった2人の親族は16日正午、事故があった自宅に戻った際、メディアに対し「真相を明らかにしてほしい」と語った。
高級車セールス満足度調査でトヨタ・レクサスが1位
台湾で行われた2014年高級ブランド車セールス満足度調査で、レクサスが1位、メルセデス・ベンツが2位、BMWが3位だった。
この調査はCS(顧客満足度)調査・コンサルティングのJ.D. パワー アジア・パシフィック(東京都港区)が行ったもので、乗用車を新しく購入した時の販売店の対応について、セールス担当者、購入条件、営業体制、店舗施設、商品展示などについての評価を基に総合満足度を算出するもの。
調査の結果、1位はレクサス(897ポイント)で納車手続き、購入条件、セールス積極性が高く評価された。2位はメルセデス・ベンツ(896ポイント)でセールス積極性、店舗施設、納車までの期間、納車手続きが、3位はBMW(895ポイント)でセールス担当者、購入手続きが評価を受けた。
J.D. パワーでは、台湾の消費者が高級車を購入する際の最も大きな決め手として品質とブランドを挙げ、逆に、特定車種を選ばない主な理由は加速性やエンジン出力など性能面だとしている。
また、台湾で低価格帯の高級車が出回るようになってからは豪華車種と非豪華車種の価格差が縮まりつつあり、その取引価格は過去5年間で豪華車種が15%下落、非豪華車種が10%上昇しているという。
元中日・チェン、7回1失点の好投も13勝ならず
大リーグ、オリオールズのチェン・ウェイン(陳偉殷)投手が15日のインディアンス戦に先発し、7回1失点だった。2012年のメジャーデビュー以来、自己最多となる年間13勝達成が期待されたが、打線の援護に恵まれなかったこともあり、記録更新はならなかった。
2011年まで中日でプレーしたチェンは、メジャー1年目の2012年に12勝、2年目の2013年には7勝を挙げている。
試合はオリオールズが延長11回の末、1−2でサヨナラ負けした。
ソニックなど台湾バンドがサマーソニック前夜の特別ライブ開催
東京と大阪で16日と17日に開催される「サマーソニック2014」に出演する台湾バンドのうち、ソニック(閃霊)、コスモスピープル(宇宙人)、濁水渓公社(LTK)、アフェイジア(阿飛西雅)が前日の15日、都内・恵比寿で文化部・映画テレビ流行音楽産業局が主催する台湾文化のPRイベント「TAIWANDERFUL(台ワンダフル)」に参加、特別ライブを行った。
イベントでは記者会見が開かれ、ソニックのボーカル、フレディ・リム(林昶佐)は、台湾と日本は仲が良く、観光や野球では交流があるのに音楽は一方通行で、台湾人は日本の音楽についてよく知っているが日本人は台湾の音楽についてあまり知らないとし、これをきっかけにもっと多くの日本人に関心を持ってもらって音楽交流ができればと語った。
会見では日本で活躍し、ソニックとも共演しているマーティ・フリードマンも姿を見せ、台湾で初めてジェイ・チョウ(周杰倫)の音楽を聞いて台湾の音楽にハマってしまい、アーメイ(張恵妹)とコラボしたこともあると語った。フレディはマーティと知り合ったきっかけについて「2人とも、ももいろクローバーZが好きだから」と笑って答えた。
この日はコンビニ・マスコットの「OPENちゃん」も台湾から応援に駆けつけ、高雄ガス爆発被災地のための募金活動が行われ、日本の人々が熱心に寄付していた。また、台湾グルメが振る舞われて会場の外にも長い列ができるほどで、ある日本の若い女性は食べ物がおいしい台湾にまた行きたいと話していた。
台湾の民間団体が「集団的自衛権」行使容認の日本に抗議
釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の主権を主張する「中華保釣協会」など複数の民間団体は、日本の「終戦の日」にあたる15日、日本側対台湾窓口機関・交流協会台北事務所の前で、集団的自衛権の行使を可能とする憲法解釈を7月1日の閣議で決定した日本に対して抗議活動を行った。
一行は、きょうは侵略戦争を発動した日本が無条件降伏してから69年を迎えた日で、戦争がもたらす苦しみや悲しみを忘れないよう人々に呼びかけた。また、演劇の形で安倍首相に対する“公開裁判”を行うとともに、今後も引き続き行動に訴えて釣魚台に対する中華民国(台湾)の領有権を守ると宣言した。
ある参加団体の代表は、安倍政権による集団的自衛権の行使容認と日本での軍国主義の復活はアジアの平和を脅かすもので、日本に対して歴史を見つめなおし、戦争から学んだ教訓を忘れないよう求めた。
台湾、「日本は地域平和促進に尽力すべき」 閣僚の靖国参拝で
複数の日本の閣僚が終戦から69年を迎えた15日に靖国神社を参拝したことを受け、外交部は同日、日本の政治家が責任ある態度で周辺国との友好関係促進に取り組むよう呼びかけた。
日本の閣僚のうち、新藤義孝総務大臣と古屋圭司国家公安委員長はこの日午前に、稲田朋美行政改革担当大臣は午後にそれぞれ靖国参拝を行った。
外交部の高安報道官はこれに対し、「歴史は忘れるべからず」と改めて表明、意義深いこの日に際して日本は過去の歴史的教訓を受け入れ、地域の平和と安定の増進に努め、関係各国とその人々の痛ましい記憶に配慮しながら、未来志向と責任ある態度で周辺諸国との友好関係促進に力を尽くすべきだと述べた。
「一発でわかる!」 日台で皮膚疾患・男性不妊の簡易検査キット共同開発へ
台湾の清華大学、成功大学病院、日本の北海道大学の研究チームが、皮膚に水ぶくれができる疾患、水疱(すいほう)症を診断する簡易検査キットの開発を共同で進めている。また、この研究を基に精子に活力があるかどうかを検査する試験紙の開発も進んでいるという。台湾の複数メディアが伝えた。
このほど研究結果が明らかにされたのは、水疱症のうち高齢者によく見られる類天疱瘡(るいてんほうそう)などの診断への応用についてで、皮膚から採取した検体を試験紙に垂らすだけで、色の変化の有無により自己免疫による疾患かどうかが判断できるという。
成功大学病院の皮膚科の医師によると、研究は大部分が高齢者からなる20数名の症例を基にし、実験用の抗原は北海道大学医学部教授の清水宏さんから提供された。また、清華大学の研究者は、通常なら採血から検査結果が出るまで数時間から数日かかるが、この検査キットなら患者が痛い思いをすることなく、ちょうど妊娠検査薬のように安価で手軽に素早く、様々な病変の検査が可能だと話している。
さらに、この試験紙による疾病検査を応用したのが精子の“活力”検査。精子に含まれるミトコンドリアが機能しており元気な精子かどうかをチェックすることで、男性不妊の診断に生かせるという。
馬総統「日台は特別なパートナー」 岡田前副総理との会談で
馬英九総統は15日、岡田克也前副総理と総統府で会談し、台湾と日本の経済、貿易、観光交流などについて話し合った。
馬総統は岡田氏に対して、総統就任以来、台日を「特別なパートナー」と位置づけており、過去6年間の双方の関係は、1972年の国交断絶以来最も密接であると語った。
また、国際社会が台日に関して最も注目していることは、漁業取り決めの締結だと指摘。2013年5月に運用開始となったこの取り決めが大きな効果をもたらし、双方の間で起きたトラブルは2012年の17件から昨年は1件にまで減少、米国からも高い評価を受けていると述べた。
さらに、日本政府がこの6月、台湾が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)へ参加することについて、支持を表明したことに感謝の意を示したほか、今年上半期に日本を訪れた台湾からの観光客数が韓国を上回ったことなどを挙げ、台湾が日本の観光産業にとって重要なマーケットになっていると話した。
会談には古川元久元国家戦略担当相、日本の対台湾窓口機関、交流協会の沼田幹男代表などが同席した。
台湾、睡眠薬の年間使用量 「高速道路一本分」
衛生福利部食品薬物署の調査で、台湾で1年間に使用されている睡眠薬・睡眠導入剤が3億2700万錠に上ることがわかった。仮に1錠ずつ一列に並べたとすると、台湾西部を南北に貫く中山高速公路(372.8km)の長さに匹敵する327キロメートルになるという。同署では適正な服薬の指導や薬物乱用に対する取締りを強化している。
睡眠薬・睡眠導入剤は台湾では第3〜4級の管理規制指定薬物。2011年に取締りが強化され、2013年からは使用量が減少に転じており、また同年、医師による違法な処方16件が摘発されている。
今回の食薬署の調査によると、2013年に台湾で最も常用されていたのは、ゾルピデム、エスタゾラム、ブロマゼパム。この中でも即効性の高いゾルピデムは若者が乱用するケースが多く、アンフェタミン(覚醒剤)やMDMA(合成麻薬)など興奮剤の解毒薬として使われることがあるといい、幻覚など副作用による事件・事故の発生が心配されている。
医療の専門家は、国民の睡眠障害の克服に睡眠導入剤の使用は欠かせないが、うつ症状など他の病気や薬物・食物の影響、睡眠環境など不眠の原因をきちんと突き止め、正しい対策を立てて睡眠の質を確保し、薬物への過度な依存は避けるよう努めてほしいと語っている。
鉄道の旅客輸送量 今年上半期は過去最高の1日277万人超
交通部は今年上半期(1〜6月)の台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)、捷運(地下鉄等)などの鉄・軌道輸送システムによる旅客輸送量が1日平均延べ277万5000人に達し、前年同期比で6.4%の伸びを示し、上半期の比較で過去最高となったと発表した。
このうち、台北メトロは前年同期比8.4%増の1日あたり183万8000人で、全体の66%を占めている。今年末の松山線開通後はさらに伸びを見せると見込まれている。
高雄メトロでは各種優遇キャンペーンを進め、客船・高鉄・観光地などとの提携により幅広い客層を引きつけることで、上半期の利用者は1日あたり16万8000人、前年同期比で4.3%の増加となった。
台鉄では今年前半、基隆・海洋科技博物館の開館に合わせて1月に台湾北東部の深澳線が営業を再開したほか、東部を中心とする特急プユマ号の運行本数の増加やEMU800型電車の投入などもあり、1日あたり63万9000人で前年同期比で2.8%の成長が見られた。
高鉄は1日あたり13万人で前年同期とほぼ同じ水準だった。
座席利用率の平均は台鉄は66.6%で、このうち特急「自強号」は75.2%と最高を示し、高鉄も56.2%と高い水準だった。