クアルコム4G対応チップ値下げ、聯発科技も追随か
米クアルコムの第4世代高速通信(4G)対応チップ値下げ実施の動きに聯発科技(Media Tek)も追随するもようだ。クアルコムは2015年1―3月期に単価10米ドルを切る新チップの生産を開始する見通しで、4G対応スマートフォンは来年には3000元の低価格機種が登場するとみられている。聯発科技はクアルコムの動きを受けて、これに先立って4G対応新チップの生産を開始する予定だ。
台湾初!戦闘機の編隊がプロ野球の試合彩る
台湾プロ野球のラミゴ・モンキーズと国防部(国防省)は28日、本拠地・桃園球場で開催される対義大ライノズ戦の試合開始前に戦闘機が球場上空に飛来する、台湾初の演出を行う。
これは28日〜31日に同球場で行われる「アーミーパーティー」に合わせて空軍司令部が企画したもので、28日の試合開始直前、国歌斉唱の終了にともない戦闘機のミラージュ5機がV字編隊で球場上空を通過する。こうした演出は米大リーグで行われているが、25年目を迎える台湾プロ野球では、初めてのことだという。
また、始球式には国防部の夏立言副部長と空軍の覃紹傑中佐が出席するほか、軍楽隊によるパフォーマンスなどが行われる。
韓国の“美容整形医”、9割は専門外の医師 「技術、評判のいい医師を選んで」―韓国メディア
韓国・朝鮮日報の報道によると、同国の美容整形医院に務める医師、約1万5000人のうち、整形外科の専門医はわずか1400人ほどで、残る9割は専門医ではない。台湾・自由時報が26日伝えた。
報道によると韓国のある医師は、「わが国の整形業界では医療秩序が混乱しており、一部の医師は目先の利益のために手段を選ばない状況だ。整形をする前にその病院と医師についてよく調べ、技術に詳しく評判のいい病院、医師を選ぶことが望ましい」と語った。
台湾南部で午前中に2回の地震 最大震度4
中央気象局の発表によると、27日午前8時21分ごろ高雄市北東の山間部、桃源区を震源とするマグニチュード3.5の地震があり、高雄市桃源で震度3を観測した。
その後同11時1分には同じく高雄市桃源区を震源とするマグニチュード3.5の地震が再び発生し、高雄市桃源で震度4を観測した。震源の深さはそれぞれ7.2キロ、2.9キロとされる。(震度はいずれも台湾基準)
27日正午までに被害の情報は入っていない。
日本で話題のHTC新型スマホ、台湾でも発売へ 乃木坂がPRで訪台
東京で19日に発表され、話題を呼んでいるHTCの最新型スマートフォンで「HTC Butterfly」の後続機が台湾でも9月2日から発売される。これに合わせてイメージキャラクターを務める乃木坂46のメンバーが訪台してPRする。
台湾では9月2日にお披露目式が行われ、同午後8時から台北市内の大型店舗で販売が開始される。5インチのフルHDディスプレイを搭載し、背面には2つのカメラを装備して立体感のある写真が撮影可能となった。防水機能付きで、第4世代移動通信システム(4G)の一種とされるLTE方式にも対応している。
HTCの最新機は台湾のほか、香港、インド、マレーシア、シンガポール、タイでも9月以降、ベトナムでは第4四半期の発売を予定しており、下半期の販売台数増加に期待が寄せられている。
台湾・工研院と日本の小森が提携、タッチパネル製造工程で成果
台湾の工業技術研究院(ITRI、工研院)と印刷機大手の小森コーポレーション(東京都墨田区)の子会社、小森マシナリーは26日、「ワンステップ量産型ロールツーロール方式メタルメッシュ・タッチパネル製造工程技術」の研究成果を発表、タッチパネル製造のコストダウンと競争力向上に役立つとアピールした。
工研院電子・光電研究所の劉軍廷所長は、工研院のフレキシブル・エレクトロニクス工程、材料、モジュール統合力と、小森の機械製造能力と精密印刷技術を結びつけることで、狭額縁設計の薄型タッチパネルモジュールの開発に成功したと述べた。
スマートフォンやタブレットPCのタッチパネルはその多くに酸化インジウムスズ(ITO)のフィルムが使用されているが、高コストで回収も難しいため、業界では積極的に代替案を模索している。工研院ではITOに代わる「メタルメッシュ」を開発し、小森との協力でグラビアオフセット方式によりワンステップで金属リード線と金属グリッドが同時に印刷できるようになった。歩留まり率や生産効率はすでに量産化が可能な段階にきているという。
劉所長はこの研究開発の成果は中・大サイズタッチパネルフィルム製造工程における大きな前進であり、要となる製造工程の技術革新によって材料・設備投資を大幅に抑え、約3分の1のコストを削減することでタッチパネルメーカーの国際競争力の向上に一役買うだろうと期待を示した。
仁川アジア大会の選手村が公開 広場には中華民国の国旗も
韓国・仁川アジア大会(9月19日開幕)の選手村が26日、マスコミに公開された。広場に設置された看板には、アジア・オリンピック評議会(OCA)の加盟国・地域の旗などが紹介されており、その中には中華民国(台湾)の国旗、青天白日満地紅旗も含まれている。
選手村は22棟2200戸のマンション型で、最大収容人数は1万5000人。仁川国際空港やメインスタジアムからは車で40分の距離にある。9月12日にオープンする食堂は24時間営業で3500人が同時に食事をすることができる。
大会関係者によれば、選手村への投資額は約17億7000万米ドル(約180億円)。大会終了後は分譲マンションとして利用される計画で、すでに完売しているという。
国際大会での国旗の取り扱いを巡っては、2012年のロンドン五輪開催時、現地の民間団体が世界各国の国旗を掲げたところ、中国大陸からの圧力で中華民国国旗が撤去され、台湾が大会で使用している中華オリンピック委員会旗に掛け替えられるなどのトラブルが起きている。