地雷を踏むなかれ！男性が女性に言ってはならない１０のセリフ
台湾紙・自由時報は７日、「地雷を踏むなかれ！男性が女性に言ってはならない１０のセリフ」と題した記事を掲載した。
まずは「元カノ」を話題に出すこと。「君って元カノにそっくり」「元カノと来たことがある」「元カノは・・・だった」など。女性は比べられるのが大嫌い。ましてや「元カノ」と比べるなどもってのほかだ。次に怒っている女性に対する「アレが来たの？」。何でもかんでも生理のせいで怒りっぽくなっていると指摘するのは女性を呆れさせる。
「なんでうちのお母さんと同じなんだ？」と言われれば、お母さんのように口うるさいと嫌がられたのだと解釈する。他の女の子を見ながら「女の子はやっぱりこうでなくちゃ！」もアウト。「美容院を変えた方がいいんじゃない？」と言って髪型を批判したり、外見に対してダメ出ししたりするのもダメ。その前に自分の姿をよく鏡で確認しよう。
「痩せたらもっとかわいいよ！」「本当にダイエットしているの？」「もっと痩せたら・・・君に告白しちゃうかも！」など、好きな人から太っていると言われるのは女性の心を深く傷つける。誰もがはっぱをかけられれば奮起するわけではない。
台北で日本酒イベント、約60の蔵元が出展［食品］
台北市の「松山文創園区」（松山区）で６〜７日、日本酒をより知ってもらうための試飲・販売イベント「日本酒主義（Japanese Sake Exhibition）」が開かれた。蔵元のほか台湾の輸入業者などが、北海道から九州までの蔵元約60社の商品をＰＲした。
日本酒主義の開催は昨年に続いて２回目で、輸入業者の桑提と酒類関連の出版事業などを手掛ける酒訊文化事業が主催。入場料は500台湾元（約1,760円）で、一般客のほか、小売りや卸売り、飲食などの業者も対象とした。
海外での出展は初めてという喜久水酒造（長野県飯田市）は、純米吟醸「猿庫の泉」とにごり酒「白貴天龍」、梅酒を紹介。台湾へは既に約20年間輸出している実績があり、輸出量も緩やかに伸びているが、今回の出展を皮切りに販売を本格化したい考えだ。同社の加藤昇常務は「日本国内の同様の催しでは幅広い年齢層が来場するが、台湾では特に若い女性が多く、梅酒の人気が高い」と出展の感想を述べた。また、「台湾と日本では食文化が異なるため、日本酒が現地のどのような食べ物とマッチングするか、販売ルートの開拓と合わせて研究の余地がある」と今後の展開に向けた課題を語った。
関谷醸造（愛知県設楽町）は、純米大吟醸「空」や青じそペーストを使ったリキュール「青じそ薫る梅酒」などを紹介。食品の国際見本市「台北国際食品展覧会」（フード・タイペイ）への出展で輸入業者から引き合いがあったのをきっかけに、既に台湾への輸出を行っているが、今回は再び台湾で直接商品をＰＲした。同社営業部の関谷匡史さんは「台湾は日本食に親しみを持つ人が多く、伸びる市場だと感じる。今回のイベントもＳＮＳ（交流サイト）で情報を得た若い来場者が目立つ」と手応えを語った。
台湾・地方の守護神「土地公」に米の豊作願って「神様の杖」奉納
中秋節（旧暦8月15日）の8日は、同時に道教・民間信仰で土地の守り神とされ、人々に広く親しまれている「土地公（トーディーゴン）」の誕生日。台湾中部の一部地域ではその生誕を祝うとともに、竹で作った「神様の杖」を稲田につきさして奉納し、豊作を祈願するという珍しい習慣が伝わっている。8日付の自由時報が取り上げた。
台中市大里区の農家では、今朝早くから土地公を祀る祭礼が行われ、紙銭「金紙」と線香を縛りつけた竹を大きな「杖」に見立てて田につきさした。「杖」の先端に残されている笹は豊作を表すという。
「土地公」（福徳正神）はその手に持った杖がトレードマーク。祭礼では神への感謝を表すとともに、土地公が杖をつきながら田を巡回して見守り、今年も豊作が迎えられるようにと祈念し、竹の杖や紙銭のほかにも文旦はじめ様々な果物や月餅などがお供えされる。地元の農業関係者はこの地に昔から伝わる習わしだと話す。稲田の杖は稲刈りの後で取り外される。
また、同様のしきたりが行われている彰化県の田尾郷では「土地公の杖」を田につきさした子どもは賢くなれるとの言い伝えがあり、「杖」奉納の儀式はしばしば子どもによって行われるのだという。
E-2K、初めて民雄戦備道路で離着陸
中華民国国軍の軍事演習「漢光30号」は16日に登場する。F-16型戦闘機、ミラージュ2000、IDF戦闘機などの3機種の主力戦闘機のほか、主翼の幅は戦備道路（代替滑走路）に近い、E-2K早期警戒機も初めて戦備道路で離着陸の演習を行う。E-2K早期警戒機は、米国が台湾の現時点の防空面でのニーズに合わせてグレードアップしたもので、台湾海峡における国防上の需要を満たすことができる。
中華民国国軍は1979年、国道の高速道路が竣工する前の1975年から1978年、複数の機種の戦闘機による、異なる区間での着陸演習を行ったことがある。今年は、供用開始の台湾中南部・嘉義県民雄の戦備道路で戦闘機の離着陸演習を行う。
戦備道路での演習は、主に空軍の各機種の戦闘機による戦備道路での離着陸能力を確認するため。後方部隊は決まった時間内に軍備の整備、および戦力の回復などの任務を担う。なお、民雄戦備道路での演習の交通規制の時間は、16日零時から午前11時まで。
台湾・中央銀行の彭総裁、10年連続11回目の「A」評価
米グローバル・ファイナンス誌が公表した2014年版「中央銀行総裁レポート」で、中華民国（台湾）中央銀行の彭淮南総裁（75）が、11回目の「A」評価を獲得した。
このレポートは世界主要国・地域の中央銀行総裁の過去1年間の実績を評価したもの。彭総裁は2000年、2005年〜2014年の計11回の「A」評価に輝いている。11回の「A」評価は、マレーシア国立銀行のゼティ・アクタール・アジズ総裁と並ぶ世界の最多タイ記録で、10年連続は史上初めて。
彭総裁以外に「A」評価を受けたのは、インド、イスラエル、マレーシア、フィリピン、サウジアラビア、スイスの6カ国の中銀総裁。今年初めて評価対象に加わった日銀の黒田東彦総裁は「Bプラス」、昨年「C」だった中国大陸・人民銀行の周小川総裁は「Bマイナス」となった。
一方、欧州中央銀行のマリオ・ドラギ総裁は昨年と同じ「Aマイナス」。米連邦準備制度理事会（FRB）のジャネット・イエレン議長は就任から間もないとして評価は見送られた。
リスが原因の架線トラブル 台湾鉄道、ダイヤ乱れ1万2000人に影響
台湾鉄路の西部幹線新豊―竹北間（新竹県）で9日午前6時45分ごろ、1匹のリスが絶縁用のがいしに触れてショートし、架線がおよそ600メートルにわたって落下する事故があった。現場は約3時間後に復旧したが、乗客約1万2000人の足が乱れた。リスは現場で死亡が確認された。
台鉄では午前9時41分ごろに現場付近での運行を再開したが、同45分までに35本の列車に遅れが出た。また、この事故で影響を受けた乗客の数は、今後さらに増える可能性があるという。
日台鉄鋼官民対話、通商摩擦の経験共有を
日本と台湾の鉄鋼関係者は5日都内で、第14回日台鉄鋼官民対話を開いた。それぞれの鉄鋼市場の現状や国際市場などについて意見交換したほか、双方の関心事について申し入れた。台湾側はH形鋼、厚中板の輸入について懸念を示したほか、日本の通商摩擦の経験を共有したいと要請した。双方は今後も情報共有などの形で対話を継続する考えで一致した。
台湾「ワンピース」展に25万人目の来場者 最新コミックなど贈呈
台北市内で7月から開催されている人気漫画「ONE PIECE」（ワンピース）初めての海外展示「尾田栄一郎監修 ONE PIECE展《原画×映像×体感 航海王 台湾》」で6日、25万人目の来場者が誕生した。台湾の複数メディアが伝えている。
25万人目の来場者となったのは、中部・雲林県から家族3人で訪れた王富進さん。ストーリーの奥深さや伏線に魅了され、高校生の時から読み続けてきたという。
王さんやその前後の来場者には、この日のために訪台した集英社（東京都千代田区）の堀内丸恵社長から、日本で4日に発売されたばかりの単行本75巻などが贈られた。
台湾で世界の華麗なる「花嫁衣装の饗宴」開催 日本の白無垢も展示
世界各国・地域の花嫁衣装を紹介する特別展示会が7日から台北ストーリーハウス（台北故事館）で開催され、日本の白無垢など各地のウエディングドレスが、参観者の目を惹きつけている。
イベントでは、米国のファーストレディー、ミシェル・オバマ夫人のドレスをデザインしたことで一躍有名となった台湾出身のファッションデザイナー、ジェイソン・ウー（呉季剛）氏の作品をはじめ、1910年から現在までの西洋ドレスが展示され、各世代におけるドレスの変化について理解できる。
また、百年来の台湾における花嫁衣装の関連資料や日本、ベトナム、インド、インドネシア、タイ、トルコ、香港など9カ国・地域の伝統的な衣装も一堂に会し、主催者側は貴重で、華やかなドレスショーを見に来てほしいと呼びかけている。
CSC、インド無方向性電磁鋼板拠点 12月上旬めどに稼働
台湾鉄鋼最大手の中国鋼鉄（CSC）がインドに持つ無方向性電磁鋼板の製造子会社、チャイナ・スチール・コーポレーション・インディア（CSCI）が、12月上旬をめどに稼働を始める。年産能力20万トンの工場を月内に完成させ、試験生産に入る。現地供給によって競争力を高め、家電や自動車のモーター用など拡大する需要をとらえる。CSCは台湾、ベトナム、インドと電磁鋼板の世界3極供給体制を構築し、世界的に増える電磁鋼板市場に対応する。
強冠企業、13年にわたり不良の食用油を流通
高雄市の食品会社、強冠企業が廃油を利用し製造した地溝油（下水油）をラードと混ぜて食用油として流通させていたことが発覚し、社会問題となっている。強冠企業の元従業員によると、同社は2001年に香港から地溝油を輸入、加工し、食用油として流通させる行為を13年にわたり行っていたという。香港からの輸入については衛生福利部食品薬物管理署（食薬署）が８日、関連資料を基に事実であることを明らかにした。また食薬署は８日、強冠企業の製品「全統香猪油」の品質検査を行った結果、すべて基準を満たしていたと発表した、これに対して専門家らは、検査の結果がどうあれ、すでに消費者の不安。疑いを消すことはできない段階にあると指摘した。
大正時代の“最先端”と“日本の美意識”息づく台湾・総統府の内側
台湾の“霞が関”、台北市博愛特区の中央に鎮座する「中華民国総統府」。赤レンガに白い大理石が美しいルネッサンス様式の荘厳な建築は、日本が台湾を統治するために設置した「台湾総督府」本庁舎の建物として1919（大正8）年に完成したもの。だが、外観の美しさ以外にも当時としては珍しいゴミ集積装置など内部にも素晴らしい機構が備わっていた。中央社の記者が関係者に取材した。
日銀本店別館（東京・日本橋）の設計者でもある長野宇平治が手がけ、現在、国の重要文化財に指定されている総統府はその一部が一般公開されており、パスポートなどの持参でガイド付きの見学が可能（平日等は時間限定・要予約）。日本統治時代や歴代の総統にまつわる意義深い品々が数多く展示されている。
百年前、まだ平屋建てが一般的だった大正時代にこのような重厚な建築物が造られたこと自体驚きだが、さらに驚きなのがダスト・シュートが採用されていること。各階の廊下には扉を赤く塗った小さなゴミ投入口が設置されており、ここからゴミを投げ入れると縦管を伝って直接1階の集積所に集まるというしくみで、当時としては画期的な設備だった。
総統府以外にも監察院（旧台北州庁）など、台湾で明治末期から大正時代にかけて建てられたルネッサンス様式の建築にはいずれもこのような機構が取り入れられていたという。もっとも、総督府は太平洋戦争中、米軍の空襲を受けて破壊され、戦後の修復工事の際にこのゴミ収集装置は文字通り封印され、以来、使用されることはなくなった。
このほか、目につくのが各事務室の扉のドアノブの位置。ドア全体の下から3分の1、約80センチの低さにある。総統府の修繕工事を請け負っているある業者は、度重なる開閉で力がかかり床とこすれるなどしてドアの下部を痛めないように考えられた設計ではないかとみている。
一方、総統府見学コース解説員の柯コウ美さんは、低いドアノブは手をかけてドアを開け閉めする度に腰をかがめて自然と頭を下げることになり、執務室にいる上司や同僚らに対しての敬意につながるもので、ドアノブの位置ひとつにも礼儀を重んじる日本のお国柄が表れていると語っていた。（コウ＝女へんに交）
台湾の元“行政院長”、「台湾の運命は中国人全体が決めること」
南方都市報は「台湾の元“行政院長”、台湾の運命は中国人全体が決めること」と題した記事を掲載した。
３日午前、台湾の元“行政院長”であるカク柏村氏が抗戦記念に際し、「台湾の運命を台湾人民が自ら決定したことはない。台湾の前途は中国人全体が決めることだ」と述べた。同氏は新中華兒女学会が開催した「抗戦勝利記念シンポジウム」に出席し、あいさつした際、「『９２年コンセンサス』を堅持することが、われわれが生き残る唯一の道。台湾の前途は台湾人が決めるといっても、問題なのは過去、現在ひいては未来においてもそれを実現することができないことだ」と述べた。
また、「望んでも望まなくても他に道はない。『台湾独立』は破滅への道だ」と指摘した。同氏は過去にも同様の発言をし、激しい論争を引き起こしたことがある。台湾で「統一」への支持を明確にしている数少ない現職政治家。台北市長である息子のカク龍斌氏が昨日午後に取材に応じ、「父は９２年コンセンサスという前提の下、両岸（中台）の平和を維持することを願うという意味で発言したのだと思う。どうか大げさに書きたてないでほしい」と語った。