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潜水艦の国産化と米国製購入を並行推進へ:台湾

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行政院、廃油ラードを徹底調査する方針


行政院が、廃油ラードが食品検査をクリアしても、それを製造した際、食用油での使用が禁止されている、使用済み食用油や皮革製造業者の廃油などが混入されていたため、不法な製品に該当し、それを回収すべきだ。それが食品検査をクリアしたからだといって、合法な製品になることはあり得ないと強調した。

刑事局南部犯罪撲滅センターは4日、台湾南部の屏東県にある非合法な業者が回収された使用済みの食用油や皮革製造業の廃油をラードに混入し、食用油を生産してそれを広く販売したことを摘発した。それを受けて、行政院はただちに5日に、「粗悪なラード事件対策専門チーム」を立ち上げた。行政院の毛治国・副院長が総召集人を務めるこの専門チーム、9日午前、初めての会議を開いた。

行政院は会議終了後、記者会見を開き、説明を行った。席上、行政院の孫立群・スポークスマン(報道官)は、毛治国・副院長の指示を伝えた。それによると、毛治国・副院長は、関連部会に対して、廃油ラードの川上業者から川中、川下業者の取り締まりまで、政府の対策、進捗状況、具体的な行動、今後の予定などをすべて国民に詳しく説明するよう指示した。

毛治国・副院長は、廃油ラードが食品の関連検査をクリアしてもその取締りを強化し、罰則を厳しくする方針を示した。一部では、廃油ラードが、政府機関が実施したすべての検査をクリアしたことに対して疑問を持っている。これについて、毛治国・副院長は、衛生福利部に対して、早急に学者や専門家を招き、共同で検討し、外部の提言を謙虚に受け入れるよう指示した。

一方、適正製造規範(GMP)の認定にかかわる、GMP協会の理事監事、または重役会は、台湾の各大手食品メーカーの関係者から構成され、今回の廃油ラード事件で大きな影響を受けた食品大手、味全食品の魏応充・董事長は昨年、この協会の理事長を退任したばかりで、このGMP認定制度に瑕疵があると指摘されている。

これについて、経済部工業局の呉明機・局長は、GMP指導委員会は、主に関連政策の策定とその方向を決め、実際の調査にかかわっていないと説明、GMPの認定を行うのは、部会を横断する幹部職員、および専門家かならる実地評価チームで、メーカーの関係者はいないと強調した。

呉明機・局長は、食品の安全を確保するため、今年4月から実施されている、過渡期一年間の新たなGMP制度は、過渡期が9ヶ月に短縮され、今年12月の全面実施となると明らかにした。政府は新制度の実施により、売り場にある同じ種類の商品に対してすべて検査を行い、年に少なくとも二回検査を実施し、供給源の管理から食品の安全を徹底的に守る方針。

なお、衛生福利部は、廃油ラードを生産した台湾南部の業者から廃油ラードを仕入れた川中業者235社に対する検査をすべて完了した。それにより、213項目の製品が問題のある廃油ラードを使用したことが分かった。

馬・総統、募兵は予想より順調

馬英九・総統が、志願兵制度の実施状況は予想より順調だとしている。馬・総統は9日、「中華民国軍人の友社」の理事監事と会見した際、政府は積極的に志願兵制度を推進している。現在、志願兵の募集は、予定目標を上回っていると喜んだ。馬・総統は、志願兵制度の成功には三つの要素が必要だと指摘した。この三つの要素とは、待遇、尊厳、および将来性。

馬・総統によると、昨年、志願兵制度が実施されたばかりで、一部の条件に欠けていたため、募集があまりうまくいかなった。しかし、今年の初めに各種の条件が揃ったため、現在、募集状況は予定目標を大きく上回っていると明らかにした。

馬・総統は、「今年の初めに条件が揃った。それから今年の8月まで、1万500人を募集する予定だったが、2万4000人が申し込んだ。われわれの予想をはるかに上回った。われわれは応募者から9000人あまりを選んだ。まだ定員枠を満たしていない。」と説明した。

馬・総統は、志願兵制度は、国軍の戦力を高め、人的資源を合理的に運用することができ、社会コストを低下させることもでき、台湾にとって絶対有利だとしている。

国際ヤングシェフコンクール 台湾女性が3位 アジア人初の受賞


世界中の料理人や美食家からなる仏ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会が5日南アフリカで開催した「国際ヤングシェフコンクール2014」で、ランディス台北ホテル(亜都麗緻大飯店、台北市)のパティシエ、傅昭蓉さん(23)が3位を獲得し、アジア出身者としては初めての受賞者となった。

27歳以下の若手シェフが腕を競う同コンクールは1977年から開催されており、指定された食材を使って、制限時間内にオードブル、メインディッシュ、デザートを完成させなければならない。6月に開かれた台湾予選で傅さんは唯一の女性参加者として優勝に輝いていた。

今年は南アフリカ産のサケやダチョウのヒレ肉、黄色い果肉のパパイヤなど台湾では比較的珍しい食材が指定されたが、傅さんはホテルで培った実力を発揮し、全体の流れや衛生面、技術面で他国・地域からの参加者を圧倒した。

学生時代から数々の国際的な料理大会で入賞経験があるという傅さん。ランディスでは大学2年生の時にインターン生として働き始め、卒業後は正式に勤務している。今回の大会出場に向け、仕事の合間を縫って特訓に励んでいた傅さんの活躍に、同僚からも喜びの声が上がっている。

両岸、市場開放に向けて攻防戦展開

台湾の対中国大陸窓口機関、海峡交流基金会の林中森・董事長は9日、台湾中部の台中で行われた、中国大陸の台湾企業関係者を対象とする座談会で、商品貿易協定の交渉結果は、台湾企業の権益を影響するとして、中国大陸と韓国との自由貿易協定に比べても遜色がない優遇措置が得られるよう努力するとしている。(写真:CNA)

台湾海峡両岸の商品貿易協定締結に向けての9回目の交渉が10日、台湾で行われる。中国大陸側の代表、商務部台湾・香港・マカオ司の陳星・司長は9日、台湾に到着した。

台湾の大手経済紙、『工商時報』が9日に報じたところによると、台湾は中国大陸側に二つの要求を提出する予定。この二つの要求とは、第一に、両岸商品貿易協定の締結は、中国大陸と韓国との自由貿易協定の交渉妥結より半年以上遅れないこと、第二に、両岸サービス貿易協定が国会である立法院を通過するかどうかはともかく、まず、商品貿易協定の実質的な内容に関する交渉を始め、段階的な交渉を早期に完了することの2項目。

双方は、これまでの交渉の重点、およびその結果を再度確認するほか、液晶パネル、自動車、工作機械、石油化学工業の四項目の市場開放に向けて攻防戦を展開する。台湾は、自動車と工作機械について中国大陸市場の開拓を主張、石油化学工業は、割り当て額の増加により中国大陸市場を固め、パネルは韓国より優れた条件、すなわちゼロ関税に向けて努力し、中国大陸での市場シェア確保に努める。

「体育の日」で縄跳びイベント ギネス記録も達成

「国民体育の日」の9日、台湾各地で小中学生や高校生が参加したスポーツイベントが開催された。新北市の新荘体育館では教育部体育署主催で、1カ所の会場で2本の縄を使う縄跳びの「ダブルダッチ」を大人数が1分間継続して行うギネス世界記録への挑戦が実施され、過去最多となる597人で記録を更新した。

このイベントにはインターネットを使った中継を通じて新北市、嘉義県、屏東県、台東県の生徒らが参加。ギネス記録挑戦の前には約2000人が「縄跳び体操」を踊って、運動による健康維持をアピールするとともに、19日から韓国で開催される仁川アジア大会に出場する台湾の代表選手にエールを送った。

一方、ギネス記録への挑戦では250人以上が「ダブルダッチ」を行えば新記録達成とされ、この日は597人が成功し、英国から来台した認定員に新たな世界記録として認められた

Q4台湾の求人、世界二位

台湾の第4四半期の求人が世界で第二位。総合人材サービス、派遣会社のマンパワーグループ(ManpowerGroup)は9日、「2014年第4四半期雇用予測調査」の結果を発表した。台湾の純雇用予測は41%で、季節調整済みの純雇用予測は40%で、第3四半期より、1ポイント上昇した。昨年の同じ時期に比べた場合、4ポイント上昇した。アジア太平洋と世界ランキングでは、いずれも二位だった。

六大産業のうち、金融保険業と不動産業の人材のニーズは53%で、再び過去の最高を更新した。その主な原因として、政府が関連の制限を緩めたこと、および海外への投資を奨励したことがあげられる。その影響で、業者はアジア市場への進出に向けて積極的に取り組むようになっている。それに加えて、不動産、保険業は、新規事業の開始に合わせて人材に対する需要が高まっている。これらの要素は、いずれも人的資源に対する需要のピークに押し上げる原因となっている。

台湾、潜水艦の国産化と米国製購入を並行推進へ

米海軍制服組トップのジョナサン・グリナート作戦部長が8日、ワシントン市内で行われたシンポジウムで、台湾側と潜水艦問題について交渉を行ったと発言したのを受け、国防部の羅紹和報道官は9日、台湾の安全とアジア太平洋地域の平和・安定確保のために、米国からの潜水艦購入と自国での製造を並行して推進する方針だと明らかにした。

羅報道官は、国防部は潜水艦の国産化に取り組んできたとし、製造技術と防衛装備品の分野で米国の協力を得られればよりスムーズに進むと語った。また、米国からの潜水艦購入については米国側では審議中としながらも、国防部では「2つの構想を同時に進めたい」と述べた。

一方、会合を主宰した米国在台湾協会(AIT)台北事務所元所長(大使に相当)のダグラス・パール氏は会議終了後、報道陣に対し台湾の潜水艦保有は地域の平和・安定に寄与するもので米国にも有利になるとの考えを示している。


ハム陽、出身地・台東がスポンサーの試合で値千金の勝ち越し弾

台東県がスポンサーを務めた9日の日本ハムファイターズ対ソフトバンクホークスの試合で、同県出身の日本ハム陽岱鋼選手が6回に2点本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

東京ドームで行われたこの日の試合は「台湾 台東県スペシャルナイター」として同県のPRが行われ、黄健庭県長が始球式を行ったほか、日台双方の窓口機関の関係者なども出席し、両チームの監督らに花束を贈った。

日本ハムは3回に2点を先制された一方、3回まで1安打無得点と打線が沈黙していたが、4回に1点を返すと、6回には中島卓也の適時三塁打で同点に。この直後、1死三塁の場面で陽が本塁打を打って勝ち越し、勢いに乗ったチームは8回に一挙6点を奪って10対2で勝利した。

陽は試合の流れを決めたこの本塁打で、同試合のMVP(最優秀選手)に輝き、黄県長からMVP賞として台東県までの往復航空券が贈られた。

台湾、廃油ラードで日本商品売上増

使用済み食用油や廃油が混入される、いわゆる「廃油ラード」が波紋を広げている影響で、台湾における日本の食品の売り上げが上昇している。台湾南部・台南市の善化にある南部サイエンスパーク付近の日本商品専売店では、過去一週間、売り上げが20%から30%伸びている。常連客のほかに、ニューフェイスの顧客も少なくないもよう。消費者は、日本の商品を選ぶ理由として、「比較的安心できる」と答えた。

今回の廃油ラード事件は、「メイド・イン・タイワン」と言う台湾製の商品のイメージを大きく損なっている。台湾の複数の大手食品メーカーもその影響を受けている。日本の商品は、台湾ではかねてから、品質がよく、信頼できるというイメージが強い。廃油ラード事件発生後、やや出費が増えても日本の商品に切り替えた消費者は少なくないもよう。

リン・チーリンさんがチャリティー販売 病気の子供など支援

中堅百貨店の中友百貨公司(台中市)は9日、女優のリン・チーリン(林志玲)さんが設立した慈善基金会と共同で実施したチャリティー販売の売上金など231万台湾元(約820万円)を基金会側に寄付した。

8月から行われているこのチャリティー販売では、リン・チーリンさんが提供したアクセサリーやバッグ、基金会の取り組みに賛同したアーティストの絵画などが出品されている。この日は売上金のほか、百貨店の経営者から150万元(約532万円)の寄付金がリン・チーリンさんを通じて基金会に渡された。

中友百貨店では10月1日から「2015年リン・チーリンチャリティーカレンダー」の販売も行う。売上金の一部は病気や障害を持った児童や青少年などを支援する活動資金として使用される。

中国の工場で数千人スト…一時金大幅減に反発

香港紙・星島日報は10日、米アップルなどに液晶パネルを供給している中国広東省東莞の台湾系企業の工場で9日、従業員数千人が参加するストライキが起きたと報じた。

 スト参加者は工場周辺の道路を封鎖するなどしたが、地元警察当局が解散させ、十数人を連行した。

 同紙によると、祝日の中秋節(8日)に毎年支給される一時金が今年は大幅に減るなど福利厚生が悪化したため、従業員が反発したという。同紙は「多くの従業員が殴られて負傷した」との情報を伝えたが、警察は「けが人はいなかった」としている。

 東莞では4月中旬にも、台湾系の運動靴工場で数万人規模のストが起きている。

国際ヤングシェフコンクール 台湾女性が3位 アジア人初の受賞


世界中の料理人や美食家からなる仏ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会が5日南アフリカで開催した「国際ヤングシェフコンクール2014」で、ランディス台北ホテル(亜都麗緻大飯店、台北市)のパティシエ、傅昭蓉さん(23)が3位を獲得し、アジア出身者としては初めての受賞者となった。

27歳以下の若手シェフが腕を競う同コンクールは1977年から開催されており、指定された食材を使って、制限時間内にオードブル、メインディッシュ、デザートを完成させなければならない。6月に開かれた台湾予選で傅さんは唯一の女性参加者として優勝に輝いていた。

今年は南アフリカ産のサケやダチョウのヒレ肉、黄色い果肉のパパイヤなど台湾では比較的珍しい食材が指定されたが、傅さんはホテルで培った実力を発揮し、全体の流れや衛生面、技術面で他国・地域からの参加者を圧倒した。

学生時代から数々の国際的な料理大会で入賞経験があるという傅さん。ランディスでは大学2年生の時にインターン生として働き始め、卒業後は正式に勤務している。今回の大会出場に向け、仕事の合間を縫って特訓に励んでいた傅さんの活躍に、同僚からも喜びの声が上がっている。


和風とんかつの「銀座あんず」、台湾南部に初出店

ドリンクスタンド「日出茶太」(チャタイム)などを経営する六角国際事業(新竹県竹北市)が10日、傘下のとんかつレストランチェーンの南台湾進出への第一歩として、「銀座杏子日式豬排」の4号店をショッピングモールの「高雄夢時代」(高雄市前鎮区)にオープンした。

同社は去年、日本の「和心とんかつあんず」(福岡市)の台湾での代理権を取得、これまで台北エリアに「台北忠孝店」、「台北駅微風(ブリーズ・センター)店」、「家楽福(カルフール)新店店」の3店舗を擁している。

同社では今後も引き続き、10月に台北バスターミナルの「京站時尚広場」(Qスクエア)、11月に台湾桃園国際空港に程近い「台茂購物中心」(タイモール)など大型ショッピングモールなどへ出店することを予定しており、年内に7店舗まで増やし、2015年には新たに5〜7店舗展開するとしている。

台湾映画「冰毒」、米アカデミー賞外国語映画賞部門出品へ

文化部は9日、台湾を代表する映画としてミディ・ジー(趙徳胤)監督の「冰毒」(アイス・ポイズン)を2015年アカデミー賞の外国語映画賞部門に出品すると発表した。候補に挙がっていた「KANO」、「軍中楽園」、「山猪温泉」など9作品の中から選ばれた。

ウー・クーシー(呉可煕)、ワン・シンホン(王興洪)主演の「冰毒」はミディ・ジー監督の長編3作目。男女の出会いを通して若者が直面する貧困や麻薬の問題を描く。「台湾から遠く離れたミャンマー華僑の悲哀や貧しさをドキュメンタリータッチで描くことで、人々の心を打つ人間の本質を浮き彫りにしている」のが出品の推薦理由。台湾で反響を呼んだだけでなく、英エジンバラ国際映画祭で長編作品賞に輝くなど海外でも評価が高い。ニューヨークでの初上映ではアン・リ−(李安)監督も駆けつけ、1980年代に始まる「台湾ニューウェーブ」シネマの美意識とスタイルを受け継ぐものと絶賛した。

ミディ・ジー監督(31)はミャンマー生まれの華人。16歳で台湾に移り、これまでミャンマーをテーマにした作品を手がけてきた。今回、アカデミー外国語映画賞出品決定の知らせを受けると、しばし言葉にならず、「自分はまだまだ駆け出しに過ぎないのに、作品が台湾を代表することになり光栄です。映画の多元性と可能性を見出してくれた台湾に感謝したい」と述べた。

また、映画の中で農家出身の女性を演じたウーも出品を知って、自分の演技が広く注目を浴びることに喜びを隠せない様子。国立政治大学(台北市)でトルコ語を専攻していた彼女は役作りのため、2年前から新北市中和のビルマ人街の食堂で働きながらミャンマー語や雲南方言を身につけたほか、ミャンマーに2カ月滞在するなどして、とても台湾人だとはわからないほどにまで現地の人になりきり、演技を磨き上げた。

アカデミー賞の外国語映画賞は、台湾からはアン・リー監督の金馬奨最優秀作品賞受賞作「グリーン・デスティニー」(臥虎蔵龍、2000年)の受賞以外に、同監督の「ウェディング・バンケット」(喜宴、1993年)、「恋人たちの食卓」(飲食男女、1994年)がノミネートされている。日本からは「おくりびと」(滝田洋二郎監督。2008年)の受賞が記憶に新しい。



 ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)、バニラ・エア(千葉県成田市)は10日、成田―香港線を11月2日から運航すると発表した。2015年2月1日には成田―高雄(台湾)線の運航も開始する。これによりバニラの国際線は4路線になり、国内線(3路線)を上回る。
 香港線の運賃は8000円(空港施設使用料など除く)から。15年1月まで週3便、2月1〜20日は1日1便、2月21日以降は1日2便にする。高雄線は1日1便で、運賃は7000円(同)から。 

鉄板焼き「うかい亭」、台湾・高雄に海外1号店オープンへ

ミシュランガイドに7年連続で選ばれている高級鉄板焼きの「うかい亭」などを展開する株式会社うかい(東京都八王子市)が、2016年に高雄市内のホテルに海外初出店する。

うかいが出店するのはホテルグループ大手のFIHリージェントグループ(晶華麗晶酒店集団)が高雄市内に建設している高雄シルクスプレイス(高雄晶英酒店)。リージェント台北(台北晶華酒店)では今週、日本からシェフなどを招いてうかい料理を限定で提供している。

高雄晶英酒店は地上25階、地下5階、客室総数196の国際ビジネスホテルで、フィットネスクラブやスパ、会議室などが併設される。

銃の改造屋、「出来が悪かった」と暴力団に両手切断される

台湾の台南市新化区で7日未明、銃の違法改造を商売にしていた30代の男が暴力団関係者に連れ去られ、両手を切断される事件が起きた。男は病院近くの路上に置き去りにされ、一命は取り留めた。台湾・中国時報の報道として、中国新聞網が8日伝えた。

報道によると、男は腕のいい改造屋としてその筋で評判が高かったが、最近請け負った改造の出来が悪かったとして暴力団関係者の恨みを買った模様。7日未明に呼び出され、車に連れ込まれて両手を切断された。警察が切断された両手を探したが見つからなかった。

男は銃の改造で大金を稼ぐ一方で、児童福祉施設などへの寄付にも熱心だったという。

台湾メディアはマイケル・チャン氏に注目

錦織圭が優勝を逃したテニスの全米オープンで、台湾メディアはコーチの台湾系米国人マイケル・チャン(張徳培)氏(42)にスポットを当てた。自身が果たせなかった全米制覇を錦織に託したチャン氏。「敗戦から学び、次回はもっといい結果を出したい」と再起を誓った。

 チャン氏は台湾から米国に移住した両親の間に生まれ、1988年にプロ入り。翌89年に全仏オープンで初優勝を果たした。史上最年少の17歳で四大大会を制した記録は今も破られていない。96年の全米オープンは決勝で敗れた。

 台湾メディアは今回の決勝に際し、「錦織圭を頂点に押し上げた台湾の光、張徳培」(9日付蘋果日報)「18年の時を経て全米優勝の夢を錦織に託した」(中華電視、9日付電子版)とチャン氏に注目。

 中央通信社は7日、コートサイドで一喜一憂するチャン氏が、知人から「まるで君自身が試合場にいるようだ」と言われた逸話を紹介した。錦織の決勝の対戦相手チリッチのコーチがチャン氏の元ライバル、イワニセビッチ氏(42)だったことも関心を集めた。

 決勝後、「初めての四大大会決勝はそんなに簡単なものではない」とチャン氏の言葉を伝える報道に、悔しさがにじみ出ているかのようだった。






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