島津製作所、台南に半導体ライン向け保守拠点[IT]
島津製作所は、半導体などの生産ラインに組み込むターボ分子ポンプの保守サービス拠点を台南市に設ける。年内にも稼働する見通し。同様の拠点は既に新竹市にもあるが、半導体産業が集まる台南にも設立することで、ポンプの拡販や保守サービスを強化する。
島津製作所の広報担当者によると、新竹にある台湾島津産業設備が現地の企業と組んで設立。主にターボ分子ポンプの修理や点検、部品供給を手掛ける。
台湾島津産業設備は、2007年に台湾事務所を現地法人化した島津製作所の全額出資子会社で、ターボ分子ポンプなど半導体や液晶ディスプレー、太陽電池製造の関連設備を扱っている。島津製作所はこのほか、昨年4月に分析計測機器の販売子会社、台湾島津科学儀器を台北市に設立している。
台星、株式相互取引意向書交わす
台湾証券取引所とシンガポール証券取引所が10日、台湾とシンガポールの株式相互取引に向けて意向書を交わした。今年4月、台湾証券取引所の李述徳・董事長とシンガポール側と、株式の相互取引について話し合いを始め、数ヶ月の交渉の結果、10日にこの実現を目指す意向書が交わされた。
シンガポール取引所のCEOは、シンガポールと台湾はいずれも中国大陸の通貨、人民元のオフショアセンターとして世界をリードしており、世界の投資家はこの二つの市場に対する投資に積極的だと説明、台湾とシンガポールの株式相互取引によって、双方の資本市場におけるより効率的な資金調達が可能になると期待した。
このCEOは、台湾とシンガポールが提供する効率的な取引システムを通じて、海外の投資家に台湾の上場企業の株式取引に参与する機会を与えると同時に、台湾の上場会社800社以上にとっても、シンガポールの取引所を通じて海外から資金調達するルートを与えることになるとしている。
台湾証券取引所の李述徳・董事長は、意向書の締結は、株式相互取引への準備作業がスタートしたことを意味するとし、6ヶ月程度かけて準備作業を終える考え。李・董事長は、「我々は来年上半期の正式なスタートを望んでいる。台湾とシンガポールにはいろいろと違いがあるので、それぞれが整備に努め、情報のプラットフォームや証券会社の準備作業、そして、関連の法律面のすり合わせ、政府機関の許可手続きなどをできるかぎり整えたい」と話した。
両岸物品協定協議がスタート、台湾の「防衛ライン」は農産品
中台間で物品貿易協定の締結を目指す第9回協議が10日、台湾で始まった。協議場所は宜蘭県と報じるメディアもあるが、台湾政府は警護上の理由から明らかにしていない。10日は主に「課題の棚卸」(楊珍妮・国際貿易局長)が行われ、11、12日に個別産業の関税引き下げや台湾が「防衛ライン」に定めている農産品の扱いなど、具体的な協議を行う。今年3−4月に両岸サービス貿易協定に反対する学生らが立法院(国会)を占拠した「ヒマワリ学生運動」以降、両岸協議への注目が高まっており、交渉に当たるメンバーは情報が漏れないように神経を尖らせているもようだ。
和風とんかつの「銀座あんず」、台湾南部に初出店
ドリンクスタンド「日出茶太」(チャタイム)などを経営する六角国際事業(新竹県竹北市)が10日、傘下のとんかつレストランチェーンの南台湾進出への第一歩として、「銀座杏子日式豬排」の4号店をショッピングモールの「高雄夢時代」(高雄市前鎮区)にオープンした。
同社は去年、日本の「和心とんかつあんず」(福岡市)の台湾での代理権を取得、これまで台北エリアに「台北忠孝店」、「台北駅微風(ブリーズ・センター)店」、「家楽福(カルフール)新店店」の3店舗を擁している。
同社では今後も引き続き、10月に台北バスターミナルの「京站時尚広場」(Qスクエア)、11月に台湾桃園国際空港に程近い「台茂購物中心」(タイモール)など大型ショッピングモールなどへ出店することを予定しており、年内に7店舗まで増やし、2015年には新たに5〜7店舗展開するとしている。
馬・総統、監察委員11人を新たに指名
馬英九・総統が10日、監察委員を新たに11人指名した。これらの委員の専門分野は、司法、外交、公共衛生、医療、国防、財政経済など広範囲に及んでいる。そのうち、一人が女性。平均年齢は61.5歳。
馬・総統は10日、総統府で第5期監察委員の候補と会見した後、呉敦義・副総統は、ただちに記者会見を開き、新たに指名された11人の監察委員の名簿とその経歴を発表した。この名簿は17日、立法院に送られ、立法院の同意を求める。
立法院は7月29日の臨時会議で、馬英九・総統が指名した、第5期監察院の正副院長、および監察委員27人に対して同意権を行使した。投票の結果、11人は立法院の同意を得ることができなかった。12日に開会する立法院の新会期を控え、総統府では10日、馬・総統が指名した監察委員の新たな人選の名簿を発表し、これらの人選が新会期に立法院の同意が得られ、監察院の業務が順調に進められるよう期待した。
台湾「地溝油」問題で旅行関係者、中国大陸籍客の減少を懸念
食品会社「強冠」がラードと廃油を混ぜた再生食用油、いわゆる「地溝油」(下水油)を製造、流通させていたことが判明した問題で、旅行業界から観光面への影響を懸念する声が上がっている。
中華民国旅行業品質保障協会(品保協会)の陳善国副理事長は、「地溝油」問題発覚以降、中国大陸から訪台時の食事に関する問い合わせが相次いでいると話す。特に中国大陸の国慶節をはさむ大型連休を迎える10月上旬は、台湾にとって稼ぎ時となるが、同地からの旅行者は低価格ツアーを中心に2割減少するのではと懸念を示している。
今回の事態を受けて観光局の劉喜臨副局長は、食品安全に関する情報は誠意をもって公開し、旅行者に隠蔽することはないとしたほか、宿泊業者に対する不定期の食品安全検査を年に4回実施しているなどと述べ、食品の安全性を重視する姿勢をアピールしている。
金城武出演の映画「太平輪」、上編は台湾で12月5日に公開
歴史映画「レッドクリフ」などで知られるジョン・ウー(呉宇森)監督の最新作「太平輪」の公開日が決まった。上編「乱世浮生」は中国大陸で12月2日、台湾では12月5日に封切られ、下編は2015年5月の上映を予定している。台湾の複数メディアが報じた。
映画「太平輪」は1949年に客船太平輪が東シナ海上で貨物船と衝突後に沈没し、多数の死傷者を出した悲劇を題材にした物語。金城武や長澤まさみ、黒木瞳、チャン・ツィイー(章子怡)、ホァン・シャオミン(黄暁明)、トニー・ヤン(楊佑寧)、リン・メイショウ(林美秀)など豪華キャストが出演する。
金城は劇中で軍医の厳沢坤を演じ、長澤演じる日本人女性、雅子と恋に落ちる。公開に先駆け、出演者24人が登場したポスターも発表され、インターネット上ではすでに大きな話題となっている。
両岸商品貿易交渉、初日は関税の議題
台湾海峡両岸の商品貿易協定締結に向けての9回目の交渉が10日、台湾で行われている。台湾の主な談判代表、経済部国際貿易局の楊珍妮・局長は10日、交渉の詳しい内容への言及を避けたが、交渉は10日午後に行われることを明らかにした。
楊・局長は、中国大陸との交渉を国際事務扱いする方針を示し、どの交渉にも難しいことがあってチームワークが必要だと指摘、交渉をまじめに取り組んでいるチームのメンバーに感謝した。楊・局長は、三日間の交渉終了後、内容を説明するとしている。
一方、経済部の杜紫軍・部長は、報道陣に対して、今回の交渉は工作機械、パネル、自動車、および石油化学工業に触れることを明らかにしたが、項目を細分化すると、6000項目から7000項目もあり、この四項目だけではないことも説明した。
杜紫軍・部長は、「商品貿易協定の締結に向けての交渉は、開始から妥結まで、長時間が必要で、きょうは、まず技術的な議題、および関税減免の項目、関税減免の方法、関税引き下げの条件などの問題について話し合う。両岸間の協定に関する監督条例、および中国大陸とのサービス貿易協定が立法院で可決されてから、商品貿易協定締結に向けての最終段階を迎える。」と明らかにした。
杜紫軍・部長によると、交渉が必要な細部の問題がたくさんある。それを五項目に分類する。この5つの分類とは、ただちに関税を引き下げる項目、5年かけて関税を引き下げる項目、10年かけて関税を引き下げる項目、15年かけて関税を引き下げる項目、例外とその他の五種類。農産品の枠では、これまで開放していない項目は、今後も開放しない方向に向けて努力するという。
全国エネルギー会議、10日からスタート
馬英九・総統が今年4月27日に、建設中の第四原子力発電所が安全検査を受けてから、密封保存する決定、および「全国エネルギー会議」を招集する予定を明らかにした。
経済部エネルギー局は10日、全国エネルギー会議が正式にスタートすると発表、「将来の電力はどこから来るか」とテーマに、三項目の重要な議題について討論を繰り広げると明らかにした。
エネルギー局の王運銘・局長は、「電力の供給、需要、環境問題などを切り口に討論を繰り広げる。『効果的な省エネルギー』、『安定した供給、およびエネルギー源の開発』、『低炭素社会の持続的な発展』の三つの大きな議題のほかに、その下に七つのサブタイトルを設ける。9月から来年(2015年)の1月まで三段階に分けて、会議、またはテレビ会議などを40回行う。来年1月に全体会議を開く。」と説明した。
七つのサブタイトルのうち、経済部と関係のあるのは、「いかにして産業を発展させながらも、電気使用量の増加を抑えるか」、「台湾の再生エネルギーはあとどれぐらい増加できるか」、「石炭、天然ガス、原発、国民全体の利益に合致する選択は?」、「合理的な電気使用料とは」の四項目。
王運銘・局長によると、6月に1200人の消費者を対象に、「エネルギーに対する国民の認識」を調査したところ、台湾のエネルギーの厳しい状況に対する国民の認識の足りなさが分かった。そのため、会議は三段階に分けて開催され、第一段階は議題の関連情報の公募。11日から10月9日の四週間、国民は電子メール、郵便物、ファックスなどのルートを通じて意見を提供する。
第二段階では、学術、産業、社会などの三つの分野別の会議、それに台北市、新北市、基隆・宜蘭、桃園・新竹・苗栗、台中・彰化・南投、雲林・嘉義・台南、高雄・屏東、花蓮、台東などの地区別の会議が予定されている。
台湾のバンド、Mixerが日本東京でライブ
外交部とチャイナトラスト金融持ち株会社の協力の下、台湾のロックバンド、Mixer(麋先生)が9日、日本の東京でライブを行った。Mixerは今年の台湾のレコード大賞で最優秀バンドに選ばれた。9日のライブでアンコールを含めて10曲披露し、ファンを魅了した。
台湾のロックバンド、Mixer(麋先生)が9日、日本の東京でライブを行った。台湾のレコード大賞、ゴールデンメロディーアワードで今年の最優秀バンドに選ばれた、5人組のMixerはこのほど、外交部とチャイナトラスト金融持ち株会社の協力の下、8日から13日にかけて日本と韓国で公演して国際交流に努めている。
ミキサーの5人は9日午前、東京の中華学校を訪れ、演奏すると共に生徒たちと交流。さらに夜には東京・青山の有名なライブハウス「月見ル君想フ」でライブを行った。会場の装飾も台湾風のものとなり、台湾の料理がふるまわれた他、台湾の子供たちの伝統的な遊びも紹介された。200人分の座席は満員となり、中華民国の日本における大使に相当する、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表夫妻、そして、代表処の顧問を兼任する台北文化センターの朱文清・主任らもかけつけた。
ミキサーの日本と韓国での活動は、政府と民間の資源を結合した青年外交の新たなモデルで、台湾の若者が世界とつながっていくことへの奨励、そして新たな芸術家たちによる国際的な文化交流に対するサポートという意味で大いにプラスだとされている。
台湾初の3D長編アニメ、10月に公開
台湾が初めて製作した3Dアニメ映画が10月に公開される。この映画、『桃娃源記』は、身長2センチにもみたない野生のヒメアマガエルが、困難をおそれず、一族を率いて理想の土地を探す旅に出る物語で、映画は1970年代のなつかしいムードの中、観客にそれぞれの記憶をたどらせ、自分たちの土地を再認識させるものとなっている。また、音楽は、この夏、日本で公演した原住民族の子供たちの合唱団、「原声童声合唱団」が起用され、台湾テイストが味わえる。
この作品には構想段階から6年の時間が費やされている。監督の楊仁賢氏は2年前に、短編映画『ヒメアマガエル』を製作、台湾各地の科学教育施設で合計60万人を動員した。この成績によって3D長編アニメを作ることになった。
配給を担当する前景娯楽公司の責任者、黄茂昌氏は、『桃娃源記』の登場は、台湾の3Dアニメ産業が世界の潮流に追いついたことを象徴しており、特に生態系並びに台湾の地元文化を作品の中心としていることに意義があると話した。黄氏は、台湾は市場が小さいため、アニメ映画産業の発展は困難で、台湾のアカデミー賞、ゴールデンホースアワードの最優秀アニメーション賞は何年も「該当者なし」が続いているとしながらも、『桃娃源記』はわずか十数人のスタッフに台湾元3000万元(日本円約1億570万円)の資金で85分間の3D長編アニメが作れることを証明したわけで、台湾の人材の優秀さを十分表しているとアピール。その上で、黄氏は政府に対し、関連の産業を結びつけ、より多くの資金を提供し、技術的なサポートをすることで、3Dアニメ産業の発展を後押しするようにと希望した。『桃娃源記』は10月3日に公開される。
台湾・内政部 統計資料への中国大陸側データ引用で釈明
内政部は9日、2006年に同部が編さんした統計年鑑の中で、南シナ海の島・岩礁に関する資料に中国大陸のデータが引用されていたとの報道を受けて、同海域の島・岩礁は多数に及ぶ上、その一部は近隣国により侵略・占領されており、全ての島・岩礁で実地調査を行うことは事実上困難だったためと理由を説明した。
また、データの使用目的についてはあくまで国民への情報提供のためで、主権に関する議論とは関係がないと強調した。
内政部は南シナ海の島々の情報把握を目的として2011年から測量や衛星写真を利用し製図作業などを進めており、これまでに8000万台湾元(約2億8500万円)をかけて、東シナ海の釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)及び南シナ海の大部分、計198の島・岩礁の基礎データを作成している。2015年末には調査計画を完了させる予定だという。
同部は2015年に統計年鑑のデータを全面的に更新し、これまでの調査結果をもとに台湾の南シナ海地域の地図を製作するとしている。
巨大アヒルのアーティスト、今度は巨大な月のウサギを制作
台湾北部の海軍桃園基地に、巨大な白いウサギが姿を現した。緑の斜面に横たわり、空に浮かぶ月を見つめている。
これは巨大なアヒルのオブジェ「ラバーダック」で知られるオランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマンさんの作品。ホフマンさんは、最近ではロンドンのテムズ川に巨大なカバを浮かべたことでも話題になった。
今回の作品は中秋の名月にちなんだもので「ムーン・ラビット」と名付けられた。中国の伝説では月にはウサギが住み、月の女神「嫦娥」と仲がいいとされる。
関係者によれば、ウサギは、高密度なポリエチレン製の不織布を1万2000枚以上貼り合わせるなどしてできている。風が吹くと表面の「毛皮」が揺れ、ウサギが生きているように見えると関係者は語る。
桃園では毎年、「桃園地景芸術節(ランド・アート・フェスティバル)」という芸術祭が開催されている。
今年は基地を舞台に行われ、台湾からは彫刻家の李真など、内外のアーティストが参加。掩ぺい壕や長さ3.6キロメートルの滑走路に、さまざまな作品が展示されている。基地が一般公開されるのはこれが初めてだ。
ちなみに桃園は昨年、ホフマンさんのラバーダックが嵐のせいで破裂してしまった因縁の場所でもある。
台湾に昭和天皇のガジュマル 歴史が溶け込んだ空間
日本の十五夜にあたる「中秋節」(8日)の休日を利用し、台湾南部の台南市を訪れた。この時期、台北市内は台湾独特の風習で、歩道でもお構いなしにバーベキューが行われ、その煙が鼻をかすめる。だからというわけでもないが、「台湾の京都」ともいわれる古都・台南の空気は、どこか穏やかに感じられた。
台南は、台湾最古とされる孔子廟(びょう)などの古跡が有名だが、今回は市中心部にある成功大学の敷地に「昭和天皇お手植えの木」があると聞き、見に行った。同大の資料によると、皇太子時代の大正12(1923)年に台湾を視察した際に植樹したガジュマルだという。
訪れると、広々とした緑地に何本ものガジュマルの古木が立っている。高さ15メートルを超すであろう特に大きな木の前に、近年設置された石板の説明書きがあった。木陰に入ると、空気がひんやりとしている。そばの木製テーブルでは学生や近所の家族連れが、のんびりと昼食を取っていた。
大学内の建物はレンガ造りの古いものが多いが、西洋式建築に和風の屋根を冠した日本統治時代末期の「帝冠様式」の2棟はどう見ても新しい。聞けば、保存した建物ではなく、同様式を踏襲して新たに建築したのだという。歴史が日常に溶け込んだような空間に思わず時間を忘れそうになった。
<商品貿易協定>中台、11カ月ぶりに交渉再開
中国と台湾は10日、延期されていた「商品貿易協定」の交渉を11カ月ぶりに再開した。同協定は、中台が2010年に締結した貿易自由化を柱とする経済協力枠組み協定(ECFA)の後続協議に位置づけられている。台湾紙によると、交渉は台北市で行われ、12日まで続く見通し。
台湾では今春、中台間で昨年に締結したサービス貿易協定に反対する学生運動が起きた。この影響で立法院(国会)での協定承認の見通しは立っていない。先月には対中国政策を主管する大陸委員会ナンバー2だった高官が機密漏えい疑惑で地検に事情聴取されるなど混乱が続く。今回の再開で中台は交渉の停滞感を払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。
韓国コスメ「雪花秀」、中国語圏で売り上げ急増
中国・香港・台湾などの中国語圏で売上が大幅に伸びている韓国の化粧品ブランドがある。韓国の大手化粧品メーカー「アモーレ・パシフィック」を代表する高級ブランド「雪花秀(ソルファス)」だ。アモーレ・パシフィックでは「今年上半期の中国における当社売上高は2164億ウォン(約223億円)で、昨年下半期に比べ約25%増加した。特に、雪花秀は今年上半期、前年同期に比べ中国語圏の伸び率が50%に達するほど高い人気を得て、売上全体を引っ張っている」と10日、明らかにした。
2011年3月、北京市内のデパートに1号店を出した雪花秀の中国国内店舗は現在34店に達している。大都市の高級デパートでだけ販売する「プレミアム・マーケティング」戦略を展開中だ。アモーレ・パシフィックのイ・ヒボク常務は「女優の梁静や衣装デザイナーの郭培といったセレブたちが出席する中、中国進出3周年記念イベントを開催した。2020年までに雪花秀だけで売上1兆6000億ウォン(約1648億円)達成を目指している」と語った。
JYJ、3年ぶりの台湾公演にワクワク
10日、所属事務所C-JeSエンターテインメントは「JYJがアジアツアーに出発し、オフィシャル・フェイスブックのアカウントを通じて、写真を公開した。JYJの今回の台湾訪問は3年ぶりで、飛行機でワクワクするメンバーたちの姿を垣間見ることができる」と伝えた。
フェイスブックには「こんにちは! 台北! 3年ぶりなので本当に楽しみ! ファンの皆さん、明日会いましょう!」というメッセージと写真が掲載された。写真には、飛行機の中で浮かれた様子を見せるJYJの3人の姿が収められている。
JYJの台湾公演は11日午後、台湾TWTC南港展示館で開催。メンバーは公演に先駆け、現地記者の取材を受ける予定だ。