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李登輝元総統が近く大阪と東京で講演、空前の人気:台湾

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李登輝元総統が近く大阪と東京で講演、空前の人気


台湾の李登輝・元総統が日本李登輝友の会の招きに応じ、今月19日から25日にかけて日本を訪問する。予定では19日に大阪入りし、20日に大阪府立国際会議場で、21日には東京大手町のサンケイプラザで「これからの世界と日本」をテーマに講演する。友の会によると、講演会は空前の人気で、大阪での講演会には1500人を超える応募があった。また東京会場も600席がすでに満席となった。

台湾映画「天空からの招待状」 12月に日本で公開

台湾で2013年に公開され、興行収入およそ2億台湾元(約7億円)の大ヒットとなったドキュメンタリー映画「天空からの招待状」(看見台湾)が12月中旬にも日本で公開されることが決まった。日本語版ナレーションは俳優の西島秀俊さんが務める。

この作品は空撮専門のカメラマン、チー・ポーリン(斉柏林)氏が約1億元(約3億5000万円)を費やし3年間かけ完成させた自信作。宝島と呼ばれる台湾の美しい風景だけでなく、乱開発がもたらした負の遺産や自然災害の生々しい爪あとなどが克明に記録されている。

製作総指揮は「悲情城市」の監督として知られるホウ・シャオシェン(侯孝賢)氏、音楽はシンガポールの作曲家リッキー・ホー(何国杰)氏が担当した。

台風15号の影響で台湾北部高温、けさ桃園で38度近くに

フィリピンを通過し、南シナ海を中国大陸・広東方面へと進んでいる中度台風(台湾基準)、台風15号の影響で中部以北の台湾ではきょう暑い一日となる。現地午前10時で新竹ではすでに36.5度を記録。同11時前には桃園・新屋で37.9度、新竹で37.5度となった。

中央気象局によると、台風15号はフィリピン・ルソン島を経て南シナ海に到達。15日午前8時時点で台湾・恒春半島の南南西約500キロの海上を毎時30キロの速度で西北西に進んでいる。フィリピン近海、バシー海峡、南シナ海を航行する船舶は特に警戒が必要で、同局では海南島への旅行を計画している市民も最新情報に気をつけるよう呼びかけている。

この台風は15日午前に台湾から最も近いところを通過しているため、今後も台風外周の雲の影響による台湾東部や南部の恒春半島、屏東地方山間部での大雨が警戒されている。

台湾の中部以北では晴天で暑い一日となり、午後は雷雨が降るが、東寄りの風と気流の影響で西部全域で36度前後の高温に達する可能性があるという。また、台北・新北地方で風が強いほか、台湾各地の沿岸および離島ではうねりと強風に要注意だとしている。

警察官が集団暴行受け死亡 自首した主犯格の男らを逮捕


台北市信義区の繁華街で14日未明、男性警察官が約50人から集団暴行を受け死亡する事件があり、逃走していた主犯格の男とその交際相手の女らが15日になって警察署に出頭した。警察では事件の詳しい経緯を調べている。

事件は13日深夜、大勢の若者がクラブ前に集まっているのを見かけた男性警察官とその同僚が、14日未明になって店内の状況を確認しようとしたところ、若者グループから集団で暴行を受けた。男性警察官は死亡し、同僚の警察官も頭にけがを負った。

調べによると、主犯格の男らは当時、隣の席のグループと口論になるなど騒ぎを起こしたためにクラブ側から退出を求められ、これに立腹した男らが仲間を呼んで報復をしようと店に集まっていたという。

男は警察官を殺すつもりはなかったと供述している。警察では現場から逃走した共犯者らの行方を追っている。



頼清徳台南市長が訪日、東京都知事と面談=交流強化に期待


台南市の頼清徳市長は12日、東京都の舛添要一都知事と面談し、両都市間の交流強化や都市運営の経験共有に期待を示した。

舛添知事は、台湾の人に対して2020年東京オリンピック開催時の来日観戦を呼びかけたほか、日本語に精通する台南の学生らが通訳スタッフとして大会に参加することを提案。頼市長は、学生が成長できるチャンスだとして実現に前向きな姿勢をみせた。

また、東京都との交流は台南に良好な影響を与え、国際化を推進することにつながると話す頼市長に対し舛添知事は、11月29日に台湾で予定されている統一地方選挙実施後に訪台し、台南を訪れたいと語った。

台湾映画「天空からの招待状」 12月に日本で公開

台湾で2013年に公開され、興行収入およそ2億台湾元(約7億円)の大ヒットとなったドキュメンタリー映画「天空からの招待状」(看見台湾)が12月中旬にも日本で公開されることが決まった。日本語版ナレーションは俳優の西島秀俊さんが務める。

この作品は空撮専門のカメラマン、チー・ポーリン(斉柏林)氏が約1億元(約3億5000万円)を費やし3年間かけ完成させた自信作。宝島と呼ばれる台湾の美しい風景だけでなく、乱開発がもたらした負の遺産や自然災害の生々しい爪あとなどが克明に記録されている。

製作総指揮は「悲情城市」の監督として知られるホウ・シャオシェン(侯孝賢)氏、音楽はシンガポールの作曲家リッキー・ホー(何国杰)氏が担当した。

台風15号の影響で台湾北部高温、けさ桃園で38度近くに

フィリピンを通過し、南シナ海を中国大陸・広東方面へと進んでいる中度台風(台湾基準)、台風15号の影響で中部以北の台湾ではきょう暑い一日となる。現地午前10時で新竹ではすでに36.5度を記録。同11時前には桃園・新屋で37.9度、新竹で37.5度となった。

中央気象局によると、台風15号はフィリピン・ルソン島を経て南シナ海に到達。15日午前8時時点で台湾・恒春半島の南南西約500キロの海上を毎時30キロの速度で西北西に進んでいる。フィリピン近海、バシー海峡、南シナ海を航行する船舶は特に警戒が必要で、同局では海南島への旅行を計画している市民も最新情報に気をつけるよう呼びかけている。

この台風は15日午前に台湾から最も近いところを通過しているため、今後も台風外周の雲の影響による台湾東部や南部の恒春半島、屏東地方山間部での大雨が警戒されている。

台湾の中部以北では晴天で暑い一日となり、午後は雷雨が降るが、東寄りの風と気流の影響で西部全域で36度前後の高温に達する可能性があるという。また、台北・新北地方で風が強いほか、台湾各地の沿岸および離島ではうねりと強風に要注意だとしている。
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警察官が集団暴行受け死亡 自首した主犯格の男らを逮捕

台北市信義区の繁華街で14日未明、男性警察官が約50人から集団暴行を受け死亡する事件があり、逃走していた主犯格の男とその交際相手の女らが15日になって警察署に出頭した。警察では事件の詳しい経緯を調べている。

事件は13日深夜、大勢の若者がクラブ前に集まっているのを見かけた男性警察官とその同僚が、14日未明になって店内の状況を確認しようとしたところ、若者グループから集団で暴行を受けた。男性警察官は死亡し、同僚の警察官も頭にけがを負った。

調べによると、主犯格の男らは当時、隣の席のグループと口論になるなど騒ぎを起こしたためにクラブ側から退出を求められ、これに立腹した男らが仲間を呼んで報復をしようと店に集まっていたという。

男は警察官を殺すつもりはなかったと供述している。警察では現場から逃走した共犯者らの行方を追っている。

「スパイ」騒動が中台に落とす影 首脳会談は棚上げの見通し

 台湾で対中政策を主管する行政院大陸委員会の張顕耀前副主任委員(50)=副大臣級=の「機密漏洩」事件が、中台関係に影を落としている。馬英九総統(64)が政治任用した張氏が中台交渉の舞台から転落したことで「政治対話」への機運は薄れ、実務協議にも停滞感が出ている。台湾での報道に中国当局は不快感を表明。2月以降に浮上した11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での中台首脳会談の可能性は、今や話題に上ることすらまれになっている。

 ■当局の迷走

 張氏の事件は「政治捜査」と指摘されてもやむを得ない展開をたどった。張氏の「家庭の事情による辞任」が発表されたのは8月16日。張氏が「辞任を迫られた」と反論すると、大陸委員会は19日、法務部(法務省に相当)調査局に協力を求め、「安全保障上の機密漏えい」の疑いで捜査が始まった。主要紙が21日、「中国のスパイ」疑惑を報じると、調査局はその日のうちに「外患罪」の適用を、主管する台湾高等法院検察署(高検)と協議。だが、高検に適用できないと拒否され、捜査の指揮は台北地検に移った。

 現在、有力視されているのは、貿易協議の台湾側情報を知人を通じて中国に漏らした疑いだが、地検は28日に張氏から事情聴取しただけで、身柄は拘束していない。機密漏えい事件では、逮捕を経て発表とほぼ同時に起訴するのが常識とされる。このため、張氏の更迭は、直属の上司や馬総統の側近との関係悪化が原因で、「証拠不十分で不起訴になる」との観測も出ている。政権側が張氏に辞職後のポストとして公営企業の会長職を提示していたことも、こうした憶測の根拠になっている。

 ■中国の不快表明で火消し

 台湾での「スパイ疑惑」報道を受け、中国で台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の報道官は22日、「無責任で根拠のない憶測で両岸(中台)関係に負の影響をもたらさないよう望む」と不快感を表明。中国共産党の機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(電子版)も22日付社説で、事件を「馬英九当局の内部統制力の不足」と断じ、台湾内部の政治闘争だとの見方を示した。

 中国側の反応に、台湾側は一転して火消しに転じた。大陸委員会や調査局は直ちに「中国のスパイだと言ったことはない」と報道を否定。対中交渉の窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の林中森理事長(69)は25日、中台関係は「わずかな波乱で影響を受けない」と事件そのものの影響を否定してみせた。馬総統も28日、中台関係を大樹に例えた上で、「木に害虫がいるのを発見したら取り除かなければならない」と捜査に理解を求めた。

 ■「わずかな波乱」か

 だが、張氏の失脚が、「わずかな波乱」に止まるとの見方は少ない。張氏は立法委員(国会議員)出身で、馬総統の政治任用で2012年2月、大陸委員会の副主任委員に就任。今年2月からは、海基会のナンバー2に当たる秘書長も兼任して政治・実務双方の調整役となり、中台事務レベル交渉の台湾側首席代表も務めてきた。

 馬政権は8月末、海基会の女性副秘書長を張氏の後任に昇格させたが、この女性は昨年2月に海基会に入ったばかりで、報道では「新人」扱い。台湾の時事雑誌「壱週刊」は9月4日号で、今後の中台交渉は「一字一句に政治的意味が含まれる」ため、経験不足の人物では「重要な協議は達成できない」とする経験者の見方を紹介している。

 中台間では今年2月に分断後初めての担当閣僚級協議が行われ、11月の北京APECでの中台首脳会談実現の可能性が取り沙汰されてきた。だが、聯合報は9月3日付の解説記事で、事件の影響もあり首脳会談は「破局したに等しい」と断じている。

 中国の張志軍台湾事務弁公室主任(61)は3日、訪問先のワシントンで台湾メディアの取材に対し、APECでの再度の中台担当閣僚級協議は「可能性がある」と述べた。だが、首脳会談は質問にも上らなかったとみられ、関連の報道はなかった。









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