ビビアン・スー、話題の新作映画で冷淡な弁護士役に初挑戦
台湾映画「寒蝉効応(セックスアピール)」が10月24日から公開される。映画の中で冷淡な弁護士役を演じたビビアン・スー(徐若[王宣])が撮影秘話を明かした。
ワン・ウェイミン(王維明)監督が彼女のために作ったという女性弁護士の役を演じたビビアン。ただ、普段は感性豊かな自分自身にとって、冷たい役を表現することは大きな挑戦だったという。
法廷シーンの撮影初日は、緊張で覚えていたはずのセリフが思い出せず、動悸やめまい、胃痛などに見舞われ、声も震えたと振り返る。それでも、2日目には気持ちを切り替え、プレッシャーを克服し、ほとんどNGを出さずに乗り切った。
ビビアンは弁護士を演じるのは最初で最後としつつも、演技において「一皮剥けた」と語っている。
日本の工業デザイン経験に学べ、高雄でセミナー[経済]
日本の対台湾窓口機関である交流協会の高雄事務所(中村隆幸所長)は24日、高雄市内で、ものづくりにおけるデザインの重要性をテーマにした「日台デザインイノベーションセミナー」を開催し、日台企業関係者や台湾のデザイン、教育関係者らが活発に意見交換した。セミナーでは、「グッドデザイン賞」を主宰する公益財団法人日本デザイン振興会の青木史郎常務理事と、世界的な工業デザイナーの清水久和さんがそれぞれ講演を行った。
青木常務理事は、「グッドデザイン商品選定制度」(Gマーク制度)の約60年の歩みとグッドデザイン賞受賞作品の歴史を振り返りながら、工業デザインが生活にもたらした影響や、発想の原点について豊富なエピソードを交えつつ紹介した。今年のグッドデザイン賞には約3,600作品が応募し、うち台湾からは190点が参加。さらに上位100作品の「グッド・デザイン・ベスト100」に台湾5作品が入賞したことを明かし、台湾の若手デザイナーの台頭とイノベーションの推進力に期待感を示した。
「S&O DESIGN」を主宰する清水さんは、2006年からキヤノンのデジタルカメラ「IXY Digital」シリーズのチーフデザイナーを担当。同シリーズを世界シェア1位に導き、世界的なデザイン賞であるドイツiF賞をたびたび受賞するなど、工業デザイン分野で高い評価を得ている。セミナーでは自身が手掛けた製品を紹介しながら、機能美の追求や、同一製品でも市場によって求められる色彩やデザインの細かな違いなどについて話した。
高雄市内の大学で教鞭をとる周秀蓉さんは、教え子とともにセミナーに参加。台湾では技術開発とデザインの作業プロセスが完全に分離しているため、使用者や社会環境などの視点がデザインに結びついていないと指摘した。また、かつて先進的なデザインで知られたソニー製品について「機能やソフトウエアが複雑になりすぎ、消費者離れを招いた」と分析し、高い技術力を基に、よりシンプルで美しく、誰でも使える製品の復活を望みたいと話した。
台湾、5割強の小中学校教員「楽しさ感じない」
「教師の日」(9月28日)を前に発表された調査で、台湾の小中学校の教員の半数以上が「教員としての楽しさを感じられない」と答えていたことが分かった。
これは子供の教育などに関心を持つ民間団体、金車教育基金会が今年6月から8月にかけて小中学校の教員2000人を対象に実施したもので、1278人から回答を得た。
このうち59.2%が「教師の楽しさに影響を与える」最大の要素として「保護者の協力度が足りないこと」と回答。以下、「児童・生徒から尊重されない」(51.4%)、「教育政策の不確定性」(47.2%)、「運営面の重い負担」(34.3%)と続いた。
「生徒らの思想・行動に影響する要素」についての設問では、友達(85.9%)、保護者(79.6%)、インターネット媒体(63.4%)が上位3位を占め、教師は半分以下の41.8%にとどまった。
基金会側では、インターネットの普及による知識の吸収ルート増加が教師の影響力低下につながったのではないかと分析している。
先住民の住む離島 コンビニ店員に求める条件とは
台東県の離島、蘭嶼で初めてとなるコンビニが今月19日にオープンしてから1週間が経過した。すでに多くの利用客でにぎわう店内では、離島ならではの事情で、レジを担当する店員4人に、島民全員の顔を覚えることが必要とされている。
蘭嶼のセブンイレブンには、おでんやコーヒー、味付け煮卵、フランクフルトなど台湾本島の店舗と変わらない商品が並ぶ。取り扱いが見送られた商品もあるが、新聞など台東から空輸されるものもある。だが、そのために増大したのが輸送コストだ。
そこで導入されたのが、島民以外の利用客から10%の割増料金を徴収するシステム。店員は会計時に利用客の顔を瞬時に見分けなければならない。だが、店員らは「そんなの簡単だよ」と涼しい顔で答える。人口約4000人の蘭嶼では、住民のほとんどが台湾原住民(先住民)のタオ族(ヤミ族)で、「一目で分かる」という。
台風16号が接近した先週は、商品の輸送手段が途絶えた。一時は冷凍食品が品切れになったが、きょうにも補充されるという。
彭総裁:日本製品値下がりすべき
彭淮南・総裁は、日本円が5%値下がりしたら、日本からの輸入品が3%から4%値下がりすべきだと指摘、企業は円安で得た利益を顧客に還元するよう呼びかけている。(写真:CNA)
中央銀行の彭淮南・総裁が、日本企業に対して、日本製品の値下がりを呼びかけた。日本円対米ドルの為替レートは、110円対1米ドルまで、日本円が値下がりする可能性が指摘されている。中央銀行の彭淮南・総裁は24日、立法院財政委員会で、日本円が5%値下がりしたら、日本からの輸入品が3%から4%値下がりすべきだと指摘、企業は円安で得た利益を顧客に還元するよう呼びかけている。
彭淮南・総裁によると、一部の台湾企業の在庫は、日本円が下がる前に仕入れたものだったため、日本円の値下がりをただちに商品に反映することができないかもしれないが、日本円が円安傾向にあるため、日本の商品も値下がりすべきだ。日本の製品が3%から4%値下がりするのが妥当だという。
日本円が過去6年来の最低値に値下がりしているにもかかわらず、台湾の関連業者は、日本商品の値段を調整していない。経済部は昨年2月から5月の間、日本製品の輸入業者、流通業者、専売店の経営者を集め、座談会を3回行い、業者が日本円の値下がりに合わせて、適時に日本製品の販売価格を引き下げるよう促した。これらの業者は、自動車、化粧品、家庭用電気器具、既製服、酒類、カメラなど、広範囲に及んでいる。最近、日本円がふたたび値下がりしているが、台湾における日本製品にはそれが反映されていない。
なお、経済部の杜紫軍・部長は24日、国際貿易局を通じて輸入業者と意思疎通を行い、業者が日本円の値下がりを適度に市場に反映するよう促す方針を示した。
自由経済示範区、33社が入居(8月末)
「自由経済モデルエリア(自由経済示範区)」の第一段階の成果が発表された。国家発展委員会が外国系資本の台湾における投資に関する法規制の緩和と制度の改革を加速させるために推進している、「自由経済モデルエリア」計画は、二段階に分けて進められている。第一段階は、すでに自由化の基礎のある、「自由貿易港エリア」と、台湾南部・屏東県にある、「屏東農業バイオテクノロジーパーク」で2013年8月から実施されている。
国家発展委員会の管中閔・主任委員が24日、立法院で業務報告を行い、「自由貿易モデルエリア」の第一段階の成果を説明した。管・主任委員によると、今年8月末時点では、「自由貿易モデルエリア」への入居を申請し、許可を得た企業は33社ある。そのうち、「農業バイオテクノロジーパーク」は22社、「自由貿易港エリア」は11社で、投資総額は台湾元77億7000万元(日本円約277億円)に達しているという。
管・主任委員は、「自由経済モデルエリア計画」の第一段階の成果を紹介すると共に、第二段階の計画の推進にかかわっている、「自由経済モデルエリア条例」への立法院の支持も呼びかけた。この条例は現在、立法院で審議中。
管・主任委員は、各界の意見を吸い上げるため、国家発展委員会は、公聴会を5回行い、修正動議を15条提出したと説明、立法院に対して今会期にこの条例を可決し、立法化手続きを早期に完了するよう呼びかけた。
陸委会、大陸は馬・総統をThe Honorable Misterと呼ぶ
APEC会議への招待状における馬・総統に対する呼び名に注目が集まっている。APEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は11月、中国大陸の北京で開催される。中国大陸の国務院台湾事務弁公室の副主任である、龔清概氏は8月、台湾を訪問した際、この会議への招待状を行政院大陸委員会(陸委会)の王郁?・主任委員に手渡した。
24日に開かれた、立法院内政委員会で、馬英九・総統と中国大陸の政治指導者、習近平氏が北京のAPEC首脳会議で対面する可能性に再び注目が集まった。一部の与党議員は、今年にそれを実現ほしいとの要望を示したが、それに対して、大陸委員会の王郁?・主任委員は、両岸の政治指導者が今年のAPEC会議で対面を実現するのが難しいと指摘、中国大陸側は、国際社会に「二つの中国」という印象を与えたくないからだと説明した。
王・主任委員は、中国大陸からの招待状における馬・総統に対する呼び名について、「それは、APECで使ったことのある、『ザ・オノラブル・ミスター(The Honorable Mister)」だ。』」と明らかにした。なお、馬・総統と習近平氏とのAPECでの対面問題について、中国大陸の国務院台湾事務弁公室の馬暁光・報道官は24日、定例記者会見で、両岸の政治指導者の対面問題について、「それは、両岸自身の問題で、国際会議の場を借りる必要はない」と重ねて強調した。
国家安全局:LINEを使っておらず
国家安全局が、無料の通話・メールアプリ、LINEには安全性のリスクがあり、国家安全局ではそれを使っていないと明らかにした。行政院の江宜樺・院長は23日、立法院での答弁の席上、行政院では最近、LINEの安全性について、個人データといった情報漏洩などの心配があることから、公務員に対してLINEを使わないよう指示したと明らかにした。
台湾の大手日刊紙の報道を総合すると、行政院は最近、経済部、交通部、内政部などの政府機関で、台湾が自力で開発した、通話やメールのアプリケーション、Juiker(中国語名:揪科)を試験的に使用しており、将来的には公務の討論などにも使えるよう、範囲を拡大する方針だという。
一方、国家安全局の李翔宇・局長は24日、立法院での答弁の席上、国家安全局では現在、スマートフォンが使用されておらず、電話で公務を連絡する必要があった場合、ショートメッセージを使っていると説明、ソーシャルネットワークの安全性が確認される前、国家安全局はLINEなど、通話やメールのやり取りなどの無料サービスを提供するアプリケーションを使わないと強調した。
警政署の王卓鈞・署長は、LINEを使っているが、個人のことだけで、公務にはそれを使っていない。警政署では今年の初めから、公務の連絡の際、LINEの使用を禁止していると説明した。なお、法務部の羅瑩雪・部長も、法務部の職員に対して、外国との話し合いや他人が提供した情報、データなどを保護する義務があるとして、LINEの使用を避けるよう指示したと明らかにした。
日本統治時代の教師と教え子、70年ぶりに再会
日本統治時代に現在の平等小学校(台北市)で教師をしていた柯雪月さん(90)が24日、同小学校の尽力により、自身が初めて受け持った元児童らと70年ぶりの再会を果たした。
柯さんは今年7月初旬、日本統治時代に児童らと写した写真を手に平等小学校を訪れ、教え子を探してほしいと依頼。学校職員らは、柯さんとともに学区に住む老人宅を訪ね回ったが当初は収穫がなかった。しかしその2カ月後に、柯さんのことを覚えているという79歳の女性が見つかり、最終的に13人の元児童と連絡が取ることができた。
柯さんは当時、「秋元雪子」と名乗っており、児童からは「雪子先生」の愛称で親しまれていた。彼女は同学校を離れた後も、65歳で退職するまで台南や高雄などで教壇に立ち続けた。
9月28日の「教師の日」を前に行われた同窓会で「雪子先生」は、出席した元児童らと当時の思い出話を嬉しそうに語り、集合写真を写す際には、目に涙をためて再会を喜んだ。
台湾、女子団体で中国大陸破り待望の「金」/アジア大会テニス
韓国・仁川アジア大会で24日、テニスの女子団体決勝が行われ、台湾は中国大陸を下し、待望の金メダルに輝いた。
台湾はシングルスの謝淑薇が惜敗したが、シングルスのセン詠然とダブルスの謝・セン組のいずれもストレート勝ちし、2−1で2006年のカタール・ドーハ大会以来2大会ぶり2回目の優勝を果たした。(セン=擔から手へんをとる)
台湾はこの日、ボウリングの女子シングルスも制し、獲得した金メダル数は4つとなった。
仁川アジア大会、台湾は24日金2獲得
仁川アジア大会に出場している、中華民国台湾の女子テニス代表チームは24日、謝淑薇(中央右)・?詠然(中央左)コンビが中国大陸チームを撃破したことから、女子テニスの団体戦で金メダルを獲得した。試合終了後、4人は金メダルを噛んで記念撮影。左は?皓晴。右は?謹瑋。
韓国の仁川(インチョン)で行われている、第17回アジア競技大会に出場している中華民国台湾の代表チームは24日、各競技種目でそれぞれ好成績を挙げている。ボウリングの女子シングルスで、周佳溱・選手は、台湾のために三つ目の金メダルをもたらしたほか、女子テニスの団体戦(謝淑薇・?詠然コンビ)でも金メダルを獲得した。そして、射撃の女子10mエアーピストルと中国武術の散打の女子60キロ級でもそれぞれ銀メダルを獲得した。
24日、台湾の代表チームは、馬場馬術の団体戦や女子重量挙げ69キロ級などでそれぞれ銅メダルを獲得した。24日夜時点では、中華民国台湾の代表チームは金メダル4、銀メダル2、銅メダル6の好成績を挙げている。前回2010年の広州アジア競技大会では、中華民国台湾の代表チームは金メダル13、銀メダル16、銅メダル38獲得した。
有名旅行誌、台湾のナイトマーケットを絶賛
大手旅行雑誌「ロンリープラネット」のドイツ版10月号で、台北市松山区の夜市(ナイトマーケット)饒河街観光夜市が、世界の「意外に知らないお薦めスポット18カ所」の第14位にランクインしたことが分かった。
紙面では「グルメは台湾の最も素晴らしい要素のひとつだが、アジアの中ではあまり知られていない」と解説。台湾に行くなら、日没後に夜市へ繰り出すべきだとして、焼きイカやカキオムレツなどを紹介している。
近年、台湾を注目の海外旅行先として取り上げる外国メディアが増えている。英国の地下鉄構内などで配布されているフリーペーパー「メトロ」は、台湾での自転車旅行に関する特集記事を掲載。米旅行ガイド大手「フォダーズ」も新北市の平渓天灯フェスティバルの魅力を紹介した。
交通部観光局の統計では、今年上半期の訪台旅行者数は昨年同期比26.7%増の482万人。日本からは78万人が来台している。
国民1人当たりの金融純資産 台湾は日本に次ぐアジア2位
保険大手のアリアンツが24日発表した「世界資産報告」で、台湾の国民1人当たりの金融純資産は2013年時点で6万6010ユーロ(約920万円)と世界7位、アジアでは日本に次いで2位だったことが分かった。
50以上の国・地域を対象に行ったこの調査によると、台湾の金融資産は2007年以来、4780億ユーロ(約66兆6700億円)増加している一方、2000年末以降の資産の年平均成長率は、アジアワースト2位の6.6%にとどまるという。
国民1人当たりの金融純資産の上位5カ国は順に、スイス(約2045万円)、米国(約1670万円)、ベルギー(約1100万円)、オランダ(約995万円)、日本(約990万円)。
デング熱感染例、先週511例増
先週、台湾におけるデング熱の感染例が511例増加、そのうち、8例が出血性デング熱だということが分り、両方とも21世紀に入って以来の最悪となった。1例が死亡した。
衛生福利部が発表した統計資料によると、先週新たに増加したデング熱の感染例は511例で、そのうち、台湾南部の高雄市が495例、同じ南部の屏東県が9例、台南市が4例、中部の彰化市、北部の新竹市、台北市がそれぞれ1例だった。感染者数が急増していることが分かった。
これらの数字は2002年、デング熱が台湾で大流行した際の、一週間に新たに増加した感染者数の365人を上回った。疾病管制署の周志浩・副署長は、南部でのデング熱の感染が拡大している主な原因は気候、雨、環境の衛生問題を挙げ、第一線の医師に対して、デング熱の症状のある患者に対して積極的に治療を施し、死亡率を下げるよう注意を促した。
なお、9月22日時点では、海外で感染した感染者を含めて台湾におけるデング熱の感染例は、すでに2589例に上っている。そのうち、2357例が高雄市で通報されたもの。デング熱の感染は10月から11月までの間にピークに達するとのこと。
日本の仏像170体が結集 愛好家らの作品が台北で展示
日本人の愛好家らが制作した仏像彫刻およそ170体が24日から、台北市内にある日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所で展示されている。
展示されている木彫り仏像は、東京や埼玉を中心に活動するNPO法人「仏像彫刻美術院」のメンバーらが、仏師の榎本宣道さんの指導の下、趣味で彫ったもの。ハワイやパリなどに続く4回目の海外展示で、木の温もりが感じられる作品に、多くの来場者が見入っていた。
榎本さんは「楽しむ」ことを第一に、伝統的な形式にとらわれない自由な仏像作りを広めており、メンバーにはキリスト教徒もいるという。会場には仏像の固定概念を覆す独創的な作品も並べられた。
台北芸術大学(台北市)の林承緯副教授は、きらびやかな台湾の仏像と違い、素朴で色を多用しないものが多いと日本の仏像の特徴を指摘する。今回の展示は台湾とは異なる仏の顔の「表情」を間近で楽しめる貴重な機会だと話す。
かねてより台湾に興味があったと語る榎本さん。「海外の人の反応を見てみたい」と多くの人の来場を呼びかけている。展示会は26日まで。
<仁川アジア大会>男子バドミントンは韓国が優勝!「韓国は風操作の天才、特許を取れば!」と台湾人
2014年9月24日、鳳凰網は記事「男子バドミントン中国代表が優勝逃す、韓国は風向調節の特許を取ればいいのにと台湾ネットユーザーは皮肉」を掲載した。
23日、仁川アジア大会の男子バドミントン決勝が行われた。本命・中国を破って優勝したのは開催国の韓国。この勝利に韓国国民は沸き立ったが、日本との一戦で風向操作疑惑が取りざたされたこともあり、「番外作戦」が展開されたのではと疑う人が多い。この問題を取り上げた台湾紙・中国時報の記事には多くの台湾ネットユーザーのコメントが寄せられている。
「特許を取れば良いよ。これほどの技は天才にしか発明できないでしょう。」
「これからはバドミントン会場には両サイドに風速計を設置しないとダメだね。」
「下品すぎる。こんな方法で勝利するなんて……。」
「韓国人はすごすぎる。次は中国本土が復讐しないとね。会場の下に大型電磁石でも設置すれば。」
韓国の「小細工」がひどい! アジア大会の選手・監督から「不満」噴出=台湾メディア
中国メディア・新浪体育は22日、19日に開幕したばかりの韓国・仁川アジア大会で、韓国側による「小細工」に対して他国・地域の選手や監督から不満が噴出しているとする台湾メディア・聯合報の報道を伝えた。
中国メディア・新浪体育は22日、19日に開幕したばかりのアジア競技大会・仁川で、韓国側による「小細工」に対して他国・地域の選手や監督から不満が噴出しているとする台湾メディア・聯合報の報道を伝えた。
記事は、「過去の国際大会でも、韓国が登場すればほかの選手やコーチは何かアクシデントが起きると分かっていたが、今年の仁川アジア大会はさらにひどい」とした。そのうえで、各競技における韓国側の「小細工」について紹介した。
射撃では、仁川出身の選手に金メダルを取らせるために試合日程を有利な朝に調整したとした。また、バドミントンでも韓国選手には専用車を用意されているのをいいことに、シャトルバスの少ない朝の時間帯に試合を設定したと伝えた。20日の馬術では、韓国選手が登場するとメディアやギャラリーが試合会場から締め出されたことも併せて挙げた。
記事はさらに、韓国国内で注目されているという野球種目では、台湾の「守護神」が「本来試合後に行われる薬物検査が突然試合前に行われ、ブルペン練習も予定より1日遅らされた」と語ったことを紹介。連覇に向けて台湾を「最大の敵」とみていることによる「特別扱い」であるとした。
台湾が中国スマホの小米科技調査、セキュリティー懸念で
台湾総統府は23日、中国の新興スマートフォン(スマホ)メーカー、小米科技(シャオミ)[XTC.UL]をサイバーセキュリティーに問題があるとの疑いで調査していると声明で発表した。
台湾総統府は、3カ月以内に調査結果をまとめる。台湾での小米科技製スマホが販売禁止につながるかどうかは不明。
国家通信放送委員会の幹部、羅金賢氏は24日、小米科技製スマホの一部モデルが中国本土のサーバーに自動的に顧客情報を送っているとの報道を受けて、当局が独自の調査を開始したと明らかにした。
同社は、ここ数カ月に複数のセキュリティーに絡む問題で対応を迫られている。フィンランドのセキュリティー会社は小米が許可なしにユーザーのアドレス帳データを取得している証拠を得たと明らかにしており、これを受けて8月に小米科技は謝罪し、クラウドベースのサービスを変更すると発表した。
羅氏は、調査の結果は近く公表すると述べた。
台湾総統府の声明では、韓国の検索サイト大手ネイバーの日本子会社でスマートフォン向け無料通信アプリ(応用ソフト)のLINEに対し、総督府の業務関連コンピューターでの利用を禁止することも発表された。セキュリティーに対する懸念があるためだという。
小米科技はコメントを控えた。LINEの広報担当者は、この件について調査中だと述べた。