【台湾ブログ】お辞儀してしゃがみ込む・・・マナー良過ぎるぞ日本人は!
日本人は礼儀正しいという印象を持っている台湾人が、最近は細かく観察するようになったとブログにつづった。出張で日本へ行く機会が増え、日本人の態度や姿勢が自然に目に入るとのことだ。
昔から日本人のマナーの良さに注目していた黒糖猫(ハンドルネーム)さんだが、ディテールまでは把握も理解もしていなかったという。だが何度も日本に出向く内に、「お辞儀としゃがみこんで話す姿勢が特に気になる」とつづった。
筆者が成田空港で目撃したのは、リムジンバス利用時に荷物を運んだ係員が、見送る際にお辞儀をしていた姿。「バスに乗り込んだ乗客に向かってお辞儀をした。見えなくなるまで頭を下げ続けていた」と驚いた筆者は、係員の生真面目な性格も実感したそうで「真心を込めたお辞儀であることが伝わってきた」という。
そのプロフェッショナルな接客とサービス精神を持つ日本人に、筆者は衝撃を受けた。決められたポーズのような適当なお辞儀ではない、と断言もした。また日本の飲食店で働く人々は訓練を重ねて美しいお辞儀ができる、と感じているようだ。
有名ラーメン店の個室では店員と顔を合わす機会がないが、「ラーメンを運び終わると、きちんとお辞儀をしている店員の動きがわかる」と筆者は述べており、直接見られることがなくても頭を下げる姿は感激すら覚えたという。極めつけはデパートのレストランでの注文時、しゃがみ込むスタッフとの出会いだったという。
「スタッフは目線を我々より低く置いて注文を聞いた。その姿は感動的で、こういうサービスをしてくれるならいくらでも払う、という発言が友達の口から飛び出したほど」だったそうだ。
筆者は「お客様第一主義で、世界一のサービスを提供しているのが日本」とブログで言い切っており、「批判する者もいるだろうが、ほとんどの人が感動するはずだ」と、日本人の素晴らしさを褒めた。とは言え、自分にはできないという本音もつづった。
それは恥ずかしいというような思いではなく、「膝が痛くなりそうだから」という身体に不安を感じる理由だった。お辞儀やしゃがむ姿勢を繰り返し長時間続ける、自信がないのであろう。
また、エレベーターに乗り込んだ際に見送ってくれた日本人が、ドアが閉まるまで深々とお辞儀をしていた点も、忘れられないという。どう対応していいのかわからず、「お辞儀の途中でエレベーターのドアが自動的に閉まった」そうで、気まずい雰囲気だったようだ。
【台湾ブログ】日本人と接して抱く「距離感」、どこまで本音でどこからお世辞?
「日本人が礼儀正しい国民だということは、広く知られている」と考える台湾のブロガーが、“建前主義”の日本社会について自論を述べた。本音で話さない文化が老若男女問わず潜在意識に根付いていると思っているという。
おもてなし精神にあふれているのが日本人、というイメージを抱いているブロガーのhcomi(ハンドルネーム)さんは、建前で生きているように見えても上っ面だけで付き合うのではなく、「礼儀正しい日本人は、自分たちの面目を保つことよりも優しい心を表に出して他人に接する」と感じているそうだ。
他人に迷惑をかけない意識が働くがあまり、「距離を感じさせる」というのが日本人に対する筆者の本音らしく、「台湾人はいつでも誰が相手でも温かな気持ちで、熱すぎる態度に出る。日本人と知り合うと距離感をつかむのに苦労する」と思ってしまうという。プライベートな質問はどこまで聞いていいのか、親しみをどこまで表現していいのかなど、踏み込んでいい範囲がどこまでなのか難しく感じるとのことだ。
筆者いわく「台湾人は、友人の友人は自分の友人」という感覚を持っているという。だがその感覚は日本人に通用せず、「どのだけ礼儀正しくてマナーをわきまえている人物なのか、などとチェックし、合格点なら少しずつ心を開く」と思っているそうだ。日本人のなかでも特に東京の人は、人との付き合い方を「心の定規で図っている」と言い切るほどの感覚があると表現した。
最後に筆者は、日本人と付き合う時は「心を開くとストレートに接してくるようになるが、イエスとノーをはっきり示してはいけない」とアドバイスした。また日本人の曖昧な答えやお世辞を理解するのは、台湾人には困難であるとも述べた。
台湾では日本語学習で難しいのは「敬語の使い方」という説が根強いようだが、筆者が最も難しく感じるのは「お世辞」とのこと。どこまでが本音でどこからがお世辞かと判断するのが、一番時間がかかるそうだ。
【台湾ブログ】台湾に感謝している日本人って、本当にいるの?
台湾に感謝の気持ちを伝える日本人がいると、全メディアが興奮気味に騒ぎだす状況に違和感を覚えるという台湾人が、ブログにその思いをつづった。
「あなたなら何度も感謝できる?」と読者に問いかけたdougmichelle(ハンドルネーム)さんは、2011年発生の東日本大震災に対して多額の義援金を送った台湾人に、感謝する日本人が気になっているようだ。
「数年経ったが、今でも台湾に感謝してくれる日本人がいる。空港や野球場ほか様々な場所で、台湾にお礼を伝えてくれる。中国語で感謝の言葉を書いたTシャツを5000枚作って旅行会社で配布し、台湾旅行時にTシャツを着ようと呼びかける民間団体もあったようだ」と自身が得た情報をブログに載せ、台湾と日本の友好関係の素晴らしさを実感したなど、思いをつづった。
また、ほかのアジア諸国と比べ、「韓国は極端な面のある民族性。国際的な事件が起きると、団結して対応する。中国は台湾に似ていて、反日・反韓ブームの時はあおりに乗りすぐに火がつく。しかし日本は特別だ」という事実に気付いたという。
「第二次世界大戦の侵略精神を経て、戦後の日本は変わった。人々はとても礼儀正しく、恩を記憶に残してくれる国のように見える。でもつい私は裏読みしてしまう」と述べた筆者は、台湾に感謝を続けることでお金をかけず宣伝チックな効果を出しているのではないか。個人で動くと中国との関係を壊すこともない、などパフォーマンス的な意味合いで、台湾に感謝する日本人がいるという思いを述べた。
そして日本人に感謝された台湾人は好感を抱き旅行するとし、「日本の観光に貢献して日本製品を購入する。今後もし日本で何かが起こったとしたら、台湾人はまた寄付するだろう」と予想した。続けて日本人に感謝されると、メディア関係者を含めて騒ぎだす台湾人について分析。「国際的な地位の無い台湾には友人と呼べる外国が無い。なので表から感謝されると、簡単に喜んでしまう」と考えたそうだ。
日本人にお礼を言われ舞い上がっているのが台湾人、と言わんばかりの内容のブログ文だが、台湾の人々が東日本大震災に対して莫大な義援金や物資を提供してくれたことは事実だ。義援金の額は200億円以上と伝えられ人口約2350万人、日本の九州地方ほどの広さという規模から見ても、どんなに大きな金額が日本に向けてくれたのかがわかる。
【台湾ブログ】伝統的な日本の正座、メリットとデメリットとは
海外旅行記をブログにつづっている台湾人の男性が、日本の「正座文化」について意見を述べた。長くからの日本人の伝統だが健康的な座り方ではない、など理由を説明している。
定年退職し世界各国へ旅行しているhsinfu0721(ハンドルネーム)さんは、医者だったそうだ。筆者曰く、客を敬い自身の心と体を鍛える行為が正座で、茶道や華道の修行にもなると理解しており、「日本の伝統とも言える正座は、室町時代から始まった。茶道が流行し隣に座った人に足がぶつからないようにという気遣いや、立ち座りを楽にする」という狭い茶室の不便さを解消するため、日本人が正座をするようになったと述べている。
だが医者だった筆者は、医学的な視点で「正座という座り方は健康的ではない」と気付いた。「長時間正座すると血液の流れが悪くなり、リンパの循環にも悪影響」とし、足のしびれやけいれんを引き起こしやすく、外国人にとっては座布団が並べられた場所でのイベントは罰ゲームだなどと書き並べた。
しかし日本の病院で働き日本生活を体験することにより、正座に慣れたという。足がしびれなくなり、「その上猫背が治って、膝の調子も良くなった」と、日常で正座をするメリットを実感したそうだ。
【台湾ブログ】時間厳守の日本人!10分遅れたら激怒された
日本人が時間厳守を心がけ、約束や待ち合わせの時間をしっかり守る国民性だ、と理解している台湾の人々は少なくないようだ。
「時間に遅れると信用を失う、と考えるのが日本人」とブログにつづったpantokun(ハンドルネーム)さんは、日本人はとにかく信用を大事にしているので、時間をきちんと守ることを重要視すると実感したようだ。というのも数年前に香港に住んでいたという筆者は、時間にうるさい日本人とのエピソードがあるとのこと。香港好きな日本の友人が遊びに来たので時間を決めて待ち合わせをしたそうだが、「通勤ラッシュに重なり、海底トンネルで道路が渋滞した。そのため乗っていたバスが10数分遅れた」そうだ。ほかの友人に電話連絡を入れると大抵は状況を理解し、大丈夫だとか近くで時間をつぶすなど答えるという。「だが日本の友人は違った。激怒しながら早口の日本語で遅刻の理由を問い詰め、罵倒してきた」そうだ。ひたすら謝ったという筆者だったが、友人の怒りはなかなか収まらなかったという。
しばらくすると冷静になった友人が筆者に謝ったというが、この件があり筆者は「日本人が遅刻を嫌うことが身にしみた」とのこと。その友人との約束は、それ以降2度と遅刻をしなくなったそうだ。「遅刻する日本人もいると思う。でも相手がどうかということよりも、自分が遅刻しないように気を付けたいものだ」と言い聞かせている筆者は、日本人の友人との待ち合わせは時間に気を付けようと訴える言葉で、ブログをまとめた。
時間厳守を心がけるようになった筆者は、怒らせてしまった日本の友人との体験が相当こたえたのだろう。相手の激怒っぷりは、かなりの物だったのではないかと予想できる。筆者のエピソードにもあるが、電車移動が中心の日本の首都圏と違い、台湾や香港では出社や退社時間、もしくは天気の悪い日や年末年始など自動車やバイクで道路が渋滞する。普段の何倍も移動時間がかかってしまう場合もあるのだ。
【台湾ブログ】厳しいはずの日本だが、結婚と離婚は意外に簡単!?
「結婚も離婚も簡単にできる国は日本」という事実に気付いた台湾の女性ブロガーが、現状を分析し意見を述べた。台湾の事情とは違うと感じたようだ。
美容やファッション情報など、女性が好む話題をブログに書いている野澤碧(ハンドルネーム)さんは、「結婚願望が強いのは女性。だが、結婚後に犠牲になるのは自分と考えるのも女性で、離婚を希望するのも女性」だと思っているという。
日本の中年夫婦の離婚率が高いことを知った筆者は、データをチェックするようになる。離婚経験のある小泉純一郎元首相の「離婚と落選は人生の中で二度と経験したくない事」という言葉も、印象に残ったそうだ。日本の厚生労働省のデータから筆者は、「日本は今や夫婦3組中1組が離婚している時代になった」とし、理由を見ながら感想をつづった。
「夫は家では殿様のような状況で、多くの家事をこなすのは妻。共働きで女性も仕事を持つようになった時代だが、家事は女がやるべきと思っている日本男児が依然として多いのだろう」と述べ、夫が料理や家事をする家庭は幸せ度が高い、という日本のアンケート結果を目にしたことも書き込んだ。
妻に関心を持たない夫の態度や、夫婦のコミュニケーション不足が離婚を引き起こしていると知り、「専業主婦の比率が高く、現代日本は古い風習のままでいる。夫や家庭に不満があっても我慢をし、妻が大和撫子を演じていたらいつか爆発するだろう。サラリーマンに残業を強制する企業文化も、夫婦時間を少なくするという結婚コンサルタントの意見に共感した」ことなどつづっている。
離婚の多い日本の現状から、独身者が増えてきたことに納得し「パートナーがいても、別れの時は戸籍に傷がつかない同棲が楽。子どもを欲しがらないので、結婚の必然性も低下した。費用がかかるため、経済的にも結婚しない恋人が増えた」など、結婚しないカップルが同棲というスタイルを選ぶのは自然だという理解に至っている。筆者いわく台湾も、不婚族や同居族と呼ばれる、結婚せずに同居する恋人同士が増加傾向にあるとのことだ。
「結婚をしたい場合日本は、証人に署名捺印してもらって届を出す。離婚は夫婦2人が記入し捺印すれば成立する。なんて便利な国なんだろう!」ということも、筆者は訴えている。台湾も結婚時の手続きは日本とほぼ同様だが、違いは証人の決まりで2人以上で署名と捺印のほかに関連資料が必要とされている。
【台湾ブログ】こだわりの十割蕎麦!台湾でも食べられる
日本と変わらない味を提供し、美味しいと評判の蕎麦屋が台湾にあるという。食べて感激した台湾人が、店の持つこだわりや味の感想などをブログに載せた。
美食についてブログにつづっているksdelicacy(ハンドルネーム)さんは、自称グルメの高雄市在住の男性だ。日本蕎麦屋を見つけて入ったそうだが、看板から“禅の心”を感じたという。
十割蕎麦を食べるためにその店に行ったという筆者は、初めて食べるのでつゆを付けずに蕎麦の本来の味をかみしめたくて、そのまま口に入れたという。「かんでみると麦の香りが口の中に広がった。甘過ぎず塩からさもなく、とても柔らかくてヘルシーな味だ!」というのが感想だ。とても気に入ったらしい。「天ぷら付きで280台湾ドル」と記録しているので、日本円で約980円。日本人からすると、少し安めの価格設定に感じる。
また「わさびが緑色じゃなくて黄色だった」ことや、カツオのあぶりやきや揚げた蕎麦餅などのアラカルトも美味しかったそうで、筆者は満足感を感じた。「十割蕎麦というのは100%の蕎麦粉で出来たそば、という意味だ。九割だと90%の蕎麦粉と10%の小麦粉で作られることになる」などの情報も書き込み、蕎麦になじみのない台湾の人々へ日本の味のおいしさを伝えた。
筆者は「いい意味で、日本人は変態だ!」とも書き込んでおり、「こだわりが深すぎるために、専門家が存在する」と訴えた。蕎麦作りの技術を持つ人物は日本では“蕎麦職人”と呼ばれ、一般人のための認定制度もあると紹介している。台湾人にとっては、驚くべき事実なのだろう。蕎麦粉の割合に始まり、麺の固さやこしに味、ディテールに徹底的にこだわる日本人の姿は、台湾の人々には面白く映るはずだ。蕎麦の世界だけではなく、全てにおいて共通する日本人の特徴だろう。
筆者の訪れた日本蕎麦屋の公式Facebookによると店の責任者は日本人なので、筆者が満足した本格的な日本の味ということがわかる。店名については、蕎麦は種まきから収穫までの期間や開店時期、友達とおいしい蕎麦を食べてほしい、などといった願いを込めたそうだ。蕎麦はすべて台湾産で、蕎麦文化を台湾の人々に広めたいという使命感もオーナーは持っているとのことだ。。
台湾にはとてもたくさんの日本料理店があるが、日本人が食べて満足できる店や本当に美味しいと思える店を探すのは、簡単ではない感覚だ。日本流のこだわりで本格的な味を提供している和食屋ということで、台湾の多くの人に利用してもらい、感想を聞いてみたいものだ。
【台湾ブログ】日本でレンタカー!中国語版カーナビで快適ドライブ
日本旅行で初めてレンタカーを利用したという台湾人女性が、便利で楽しかった思い出をブログにつづった。愛知県と三重県をドライブしたそうで、快適だったようだ。
初めて日本でレンタカーを利用すると大興奮したVenus(ハンドルネーム)さんは、台湾人が日本で車を借りるには、台湾免許証の日本語訳版を事前準備し持参すること、台湾免許書証原本、パスポートの3点が必要だと伝えた。友人たちに薦められたレンタカー会社に予約済で、「名古屋空港を出るとすぐにカウンターが見えた。この会社は日本全国に営業所が1200店舗以上あり、保険が整っていて安心」と述べた。車を借りた後返車する際の営業所はどこでもいいので沢山あると便利だということ、台湾からネット予約した方が希望の車種を確保してもらえるなど、利用にあたって役立ちそうな点も伝えている。
空港営業所のカウンターでは免許証を見せ手続きを始めたというが、「スタッフが保険について説明してくれた。日本語の資料だったが、漢字がたくさんあるので理解しやすかった。台湾の旅行代理店を通して予約を入れたが、ベビーシートを準備してくれた」と、外国人でもスムーズに手続きが進むと報告した。中国語版の説明書も渡され、安心感が増したようだ。乗車前にはスタッフと一緒に車体をチェクし、元々ついている傷などを記録。「私よりもスタッフの方が細かく見ていたので、不安に感じることはなかった」そうだ。
ついに日本でハンドルをにぎり、車を動かした筆者だが「右ハンドルに戸惑ったがすぐに慣れた。道に詳しくないのでスピードを出さなかったが、クラクションを鳴らされることなく、日本人の運転マナーの良さを実感した。気持ち良くドライブできた!」と感想を書いた。
続いてカーナビの重要性を強調。「目的地の電話番号を入力するだけで誘導してくれた。中国語にも対応していて、日本語が出来なくても目的地まで行ける」と、ひと昔前ならありえない現実に感動したという。路面は平らで真っ直ぐ延びる高速道路に、美しい景色。日本のドライブは快適で筆者は大満足したそうだ。
サービスエリアのゴージャスぶりも、筆者を喜ばせた。刈谷ハイウェイオアシスは温泉があり、女子トイレの設備が整っていて感動したという。筆者のブログに写真があるが、高級ホテルかと思うようなトイレだ。公式サイトをのぞいてみると、「テレビや雑誌などにも取り上げられた、デラックストイレ」だという。ほかにも「観覧車もあり料理は美味しく、農産物は激安だった。サービスエリアとは思えないほど、楽しい」と、筆者は遊園地かショッピングモールにでも行ったかのような、気分だったようだ。
精算時のガソリン代もブログで報告しており、3日間で3515円だったとのこと。「ハイブリッド車の燃費の良さを実感した」そうだ。エンジンが静かなハイブリッド車で、日本でドライブできた喜びをかみしめ、“車で走る楽しみを味わうのに最適な国”であることを実感したそうだ。あまりにも素晴らしいドライブ旅行だったので、次は北海道か沖縄旅行を計画すると、決めたという。
このブログを読むと、日本のレンタカーは台湾人でも利用しやすく、快適なドライブを楽しめることがわかる。では我々日本人が台湾で車を借りる、という逆パターンはどうか。準備する物はこのブログの筆者が書いた内容とほぼ同じで、レンタカー会社はは現地企業のほか日系や外資系も進出しているらしい。インターネットで情報を検索すると、詳しく調べられそうだ。
大きく違うのは左ハンドルというルールで、日本に比べるとスピードを出す車が多く、ドライバーの運転は荒い。原付バイクの数も異常に多いので、中心地・台北市内での運転は日本人にとって難関だ。恐怖を覚える人もいると思う。
だが地方都市や自然に囲まれた美観スポットは、車で行くと効率良く楽に回れるだろう。レンタカー会社のシステムや外国語対応などが充実すると、ドライブしながら台湾を旅行したいと希望する日本人が増えていきそうだ。
【台湾ブログ】名古屋の人が好む味噌、美味しいので広めていきたい
「日本人は味噌が好きだ」と認識している台湾の主婦が、名古屋に旅行した時の驚きをブログにつづった。「味噌を愛するあまりどんな料理にも加える!」と、観察結果をまとめている。
味噌汁を作ったり料理に加えたりと、「味噌をたくさん使っているのが日本人」だと述べたChoyce(ハンドルネーム)は、名古屋に旅行した際に訪ねた友人の様子を見て、「一般的な日本人よりも味噌の使用率がかなり高い」と感じたという。4日間滞在したとのことなので、台所を手伝い手料理を食して実感したのだろう。帰り際にはお土産として“万能調味料の味噌”を渡され、「味噌は味噌汁を作る時くらいにしか、使わないのに!」と訴えたくなったそうだ。
名古屋での日々を体験した影響からか、筆者は味噌にすっかり興味を持ったようで、出発前の名古屋空港の売店でおでんを買って味噌だれをかけてみたとのこと。「黒っぽい色なので味が濃くて塩からいかと思ったが、意外にさっぱりしていて食べやすい! 甘からくておでんに良く合う!」と、感動さえ覚えたようだ。
成分を見て大豆や調味料で作られていると筆者は知り、「精進料理しか食べないベジタリアンでも安心だ」と思い、慌てて空港で2本購入し自宅へと持ち帰ったそうだ。豚骨などの動物の骨などが含まれているだし等の粉末は、国によって持込むことができない場合があるそうだ。味噌なら安心だと言えるだろう。
台湾の自宅の台所で、どんな食材に合うのかと筆者は味噌だれをどんどん使ったそうだ。「キュウリにかけると一瞬でなくなった程、家族全員が味を気に入った。寒い冬に作ったおでん鍋でも、味噌だれは大好評。食が細い2人の子どもが何度もおかわりをした程だ!」と、味噌パワーのおいしさと万能さに驚きつつ、喜びを感じたようだ。ピザ生地を作り全面に味噌だれをぬって焼き上げる“お手製味噌ピザ”にも挑戦し、子どものパーティーで振る舞って大好評だったそうだ。
実際に使っている内に味噌だれは良質な調味料とわかっていった筆者は、インターネットで調べ名古屋の多くの家庭で日常食べられている万能調味料であることを知ったという。筆者は空港で購入したが、街中のスーパーやコンビニエンスストアにて、気軽に買えるという情報も得た。
そしてブログの最後には、「この味噌だれを、強力推薦します! 今後台湾の食材とのバランスを考え、広めていきたい」と宣言した。日本の味を台湾で紹介する主婦として奮闘しそうだ。筆者は盛り付けにこだわり、料理をかわいくヘルシーに仕上げる日本の主婦を尊敬しているそうで、「見習いたい」という宣言もした。日本の料理や味が台湾の主婦によってどんな風にアレンジされ、広まっていくのかチェックするのは面白そうだ。
【台湾ブログ】包装にこだわる日本人、祝儀袋は多種多様で白色!?
「日本は包装を重んじる国」と感じた台湾人が、ブログにその思いを書きつづった。品物を購入した時の包装や祝儀袋などを見て、そう感じたそうだ。
日本で買い物を経験したというdidwater(ハンドルネーム)さんは、「デパートや高級店では、商品を美しく包装する。日本で何かを買ったことがある人は、その美しい包装を実際目にしたことがあるだろう」と述べた。出口まで見送りしてお辞儀する店員の接客を受けたこともあるようで、「お客様を尊重している」気持ちが伝わってきたという。高級店でショッピングを楽しんだ人物なのかもしれない。
続けて祝儀袋にまでこだわる日本人についてつづり、台湾との違いを述べた。「台湾では真っ赤な色で喜ばしさを表現するが、日本のご祝儀袋は白色だ。水引を使って華やかさを出す」と説明し、結婚式では新婦は白無垢を着るので、日本人は白色を好むと感じているようだ。お金を入れた後は水引で祝儀袋を結んで美しさを添える、病人の見舞いには祝儀袋は使えない、などといった注意もつづっている。
また800台湾ドル、2600台湾ドルなど偶数の金額を包む台湾と違って、「日本のご祝儀は例えば3万円や5万円といった、奇数が一般的。4と9は縁起が悪いとされている」ことを伝え、金額に合わせて日本人は祝儀袋を選んでいるとも伝えた。
「金額が少ないとシンプルな袋を、金額が高いとゴージャスな袋をというのが、日本人の常識だ」と理解しているそうだ。縁起の良い数字が偶数と奇数で異なる逆の習慣、また祝儀袋の種類をいろいろ選べる日本は、台湾の人にとっては不思議な感覚だろう。「目的、金額、使う状況をよく考えてご祝儀を送るのが日本流だ」とまとめている。
台湾の祝儀袋は「紅包」という赤い袋で、スーパーやコンビニエンスストアで気軽に購入できる。香り付きの物などあるがどこで買っても、どのメーカーの物でも見た目が似ており、種類は1つと思っていて良いかもしれない。
結婚式はもちろん、お年玉や誕生祝い、出産祝いなどおめでたい行事はすべて共通して使える袋だそうだ。用途に合わせて袋の表面に四字熟語を書き、祝いの気持ちを伝えるという。結婚式では「百年好合」「永結同心」など、永遠を象徴する言葉を用いるそうだ。
袋の種類のバリエーションが無く、どの祝い事でもOKな「紅包」は、シンプルで使いやすい。あれこれ迷う事が無く、結婚祝いの額も友人なら2200台湾ドル(約7500円)が一般的というから、日本に比べると気楽な感じだ。
筆者は日本人のことをお土産やお返しが好きな国民とも思っているそうで、「七五三や成人式の時なども祝儀やプレゼントを贈る。贈られた3分の1の金額をお返しするのがマナーだ」という点もつづった。
台湾では日本ほど祝儀を贈る習慣が少ないのだろう。また受取った金額を基準にしてお返しの品を考えることも、興味深く感じているようだ。日本の祝儀袋の種類の多さにまず驚くのが台湾人であり、金額によって袋を選びやお返しを気にしたりと、日本人のデリケートな面を感じ取るだろう。そして最も意外なのは、祝儀袋のベースの色が白ということではないか。台湾では白の袋を見せると葬儀のイメージを与えてしまうので、現地の人と交流を持つ時には日本の祝儀袋をうかつに見せたりすることは、控えた方が良いかもしれない。
【台湾ブログ】叙々苑の焼き肉、高いけど「恐ろしいほどウマイ」
最近、東京を訪れたという台湾人男性のVictor Chen(ハンドルネーム)さんは、寿司(すし)やラーメンなどを食べ歩き、美食三昧の旅行を楽しんだようだが、特に記憶に残っているのは叙々苑で食べた焼き肉だったという。
筆者が訪れたのは上野にある叙々苑だ。筆者は叙々苑を利用するのは今回が初めてだったようだが、同店は日本では高級焼き肉店として知られている。筆者も入店してすぐ、店内の落ち着いた作りに「なかなか良い店だ!」と気分が盛り上がった様子だ。
一緒に叙々苑を訪れた仲間と「まずはお祝いだ」とグラスビールで乾杯した筆者は、続いて4種類の肉とご飯を注文。牛タンや豚肉3点盛り、牛カルビなどを注文。
焼きあがりを待ってさっそく牛カルビを食べてみると、「恐ろしいほどおいしかった」という。牛カルビは口に入れた途端に溶けてなくなるほどで、口当たりもとてもよかったと大絶賛だ。
さらに筆者は、エビやリンゴなどと一緒に厚切りのカルビが壺の中に入れられている壺漬カルビ焼きという料理を写真付きで紹介。焼き上げて食べるまでの過程を写真で紹介しながら、焼き具合を丁寧に解説。ブログの読者は思わず食べたくなったに違いない。
ご飯と一緒に焼き肉を堪能した筆者は「心から満足した」と述べながらも、高級焼き肉店の叙々苑ということで、やはり値段が気になる様子。3名での合計の支払いは1万5000円だったそうで、台湾での焼き肉と比べると「かなり高い」と驚いてしまった筆者。しかし、もともと「今回は見学のようなものだった」そうで、「いつかお金を稼いで叙々苑でもっとおいしいお肉を食べよう」と決意したという。