【台湾ブログ】コーヒー通がお薦め「日本のドリップバックは最高」
コーヒー好きの台湾人女性が、日本直送の「ドリップバッグ式コーヒー」が美味しいと大絶賛。きめ細やかな味や作りについて、ブログに詳しく書きつづった。大変な気に入りようだ。その女性は父親がコーヒー好きで、子どもの頃からずっとコーヒーに親しんできたという。
ブログを書いたのはV女王(ハンドルネーム)さんで、「父がコーヒーとミルクを用意すると、家族各々でカップを持ち、注いでくれるのを待ちました」とつづり、飲みながら親子の会話を楽しんだ思い出を振り返った。コーヒーを飲む度に幼い頃の場面を思い出し、世間話をゆっくりするのが好きになったのもその影響と思われる女性だ。コーヒーが好きはおしゃべり、というイメージを自身も持っているという。
筆者が気に入ったのは広島から台湾へ直送されている、あるブランドのコーヒーで、出会ったことで幸せを感じたという。これまでも同商品を入手できたが、直送システムが整いより多くの種類を注文できるようになったそうだ。気に入った理由だが、「コーヒー豆は中南米産とアフリカ産で高品質。ドイツ製の機械で焙煎され、口当りが保証されている」
「パッケージは光を通さないように加工されているので、鮮度もバッチリ。ブラジル公認のコーヒー鑑定士が製造過程を管理していて、お墨付きだ」といったことを書き並べ、すべてにおいてレベルが高く安全なコーヒーであると強調した。厳しい日本のプロセスを経て作られたコーヒーという点で安心し、外箱などのパッケージもとても気に入っているそうだ。
賞味期限が一目でわかることも、「日本人の細やかなサービス」だと感じたようだ。また、世界旅行をテーマにベトナムやインドネシア産など、各国のコーヒーを揃えたシリーズも味わっているという。1杯のコーヒーで国の風情を楽しみ、「酸味や苦味にコク、それぞれ独特なので飲んで好みが見つけられる。説明書に従って淹れることが大事。絶対おいしいコーヒーが飲めるのです!」と、太鼓判を押した。
そしてパッケージやドリップ、筆者が実際に淹れる場面写真をブログに載せ、コーヒー豆や粉の粒の大きさやお湯の注ぎ方のコツ、蒸らし方など詳しく解説している。開けやすい袋やカップにセットしやすいフィルターの設計、おいしいコーヒーを作り出すドリップの天才的な発明など、日本製コーヒーの素晴らしさもたくさん挙げた。味の感想も一種類ずつ丁寧に述べている。
筆者にとって、コーヒーを飲むことは生活の一部。リラックスできる時間を作るために味わい、仕事で忙しい時は自分へのご褒美とばかりに、カップに注ぐという。そんなコーヒー通の筆者がどこよりもおいしいと認めるのが、日本発のドリップバック式コーヒー。いろんな人に薦めたい気持ちになっているようだ。アジアや世界に誇れるコーヒーなのかもしれない。
【台湾ブログ】日本は清潔と分かっていても トイレの便座に座らぬ台湾女性
横浜在住の台湾人が、「ウォシュレット」や「シャワートイレ」などで知られる温水洗浄便座にまつわるエピソードをブログに書き込み、台湾人女性がいかに潔癖性なのか訴えた。公衆トイレの歴史が浅いために「汚くて不潔」というイメージがあり、清潔感を求めて、なるべく使いたくないというプライドを、命がけで守るというのだ。
ブロガーの老侯さんという女性は、台湾から来日した友達夫婦とショッピングセンターで食事をした様子をつづった。妻がトイレに行きたくなり場所を教えたという筆者だが、施設のトイレがすべて温水洗浄便座仕様になっていると思い出し、日本語を読めないと使えないのでは、と心配になったという。
「家は洗浄便座ではないが、妻は使用経験があると思うと彼女の夫は話し、ノズルから出る水が顔にかかるのでは? 流すボタンを探せないのでは? と私の夫とあれこれ想像し笑っていた」そうだ。男性2人の会話を面白く感じた筆者だったが、戻って来た友人の報告を聞いて驚く。
「彼女は自宅以外の便座には触れないようにしている、と言った。つまり便座に座らずに用を足したのだ。もちろん洗浄用のシャワーも使わない」そうだ。筆者いわく、トイレでそのような不思議な姿勢を貫く女性たちは珍しくなく、便座を使うのは自宅のみ。ほかのトイレには触れたくない、という台湾女性が何人もいたことを思い出したそうなのだ。
「例え日本のような清潔な国にいても、彼女たちの感覚は変わらない」という。台湾女性は公衆トイレへの意識が、かなり敏感らしい。日本の観光スポットの一部には、「便座は座る場所で、上に足を置いてしゃがまないように」と中国語で書かれた張り紙がある事実を、筆者は知っている。
また、便座の上でしゃがんだ女性が重量オーバーで便座を割り、破片が足に刺さって出血多量で命を落とす寸前だったという数年前のニュースを思い出したそうだ。「命と引き換えても、台湾女性はキレイ好きを貫く」と当時感じたそうだ。
気になる理由だが、台湾の公衆トイレの歴史にあるとのこと。公衆トイレが男女別に分かれたのは、台南市長による1952年の宣言から始まったそうで決して遠い昔ではない。歴史が浅い上、男子が女子をからかったり落書きが多かったりという共用時代の、居心地が悪くて荒れた環境が公衆トイレ、というイメージがずっと残っているとのことだ。
なので「外のトイレでお尻をつけない」という台湾女性の習慣が、根強いという。筆者は潔癖性やキレイ好きの程度は人それぞれと述べ、「身なりを整え外見をキレイにしている人が、ほかの面はメチャクチャというパターンだったりする。部屋を片付け家をキレイにしていても、身なりに構わない人もいる」と説明した。
なので公衆トイレの使い方も人によって違うが、「扉を閉めると個室になり、何をしても他人に知られない。でも汚い便器には触れたくないし、便座には座らない。触れないし座らないから汚くなっても気にならないのだ。そのような台湾人の考え方が悪循環となり、月日を重ねる内に国家レベルの恥になった」と、筆者は常に汚れた状態の台湾の公衆トイレを問題視した。
そして温水洗浄便座を愛用し、清潔感と安心感を得ているのが日本の女性だが、「大きく拒絶し敬遠しているのが台湾女性。トイレマナーを守っていない私たちは、日本に設置されている洗浄便座を無駄にしている。過剰な潔癖症は弊害を招いているのだ!」と、強く指摘しながらブログを締めくくった。
【台湾ブログ】日本を見習い 「災害時に備えて非常食の準備を!」
東日本大震災から3年が過ぎた2014年3月、「被災者のために祈りたい。そして災害に備える意識を持ちたい」と、日本在住の台湾人女性がブログにつづった。3年経っても家に帰れず再建の道が遠い日本の被災者が存在する厳しい現実を知り、また地震が多い台湾も参考にしなければいけない、という思いが湧き出たようだ。
「災害発生後に生活できる準備を整えているのが日本人」と理解しているNicole(ハンドルネーム)さん。日本のボランティア団体主催の講座に参加したそうだ。日本で購入できる非常食が紹介され、備蓄の必要性が説かれたという。またこの講座で学んだ最重要事項として筆者は、「ペットボトルの水とカセットコンロを備えること」だったと述べた。
調理器具がない場合、非常時に口にするのはクッキー系の食品になるが、持ち運びできるカセットコンロがあると様々な食べ物を味わえると実感したようだ。続けて乾パンを紹介されたそうだが、「子どもの頃よく食べていた“営養口糧”(台湾のビスケット)の味にそっくり!」と感じたとのこと。
「小さ目で口に入れやすく、氷砂糖も一緒に食べる」とアドバイスされたとつづった。講師から砂糖を口に含むと唾液が出て食べやすいと教えられたとのことだが、「乾パンよりも、営養口糧の方が美味しい」と感じたそうだ。乾パンは美味しい食べ物ではない、という印象だったようだ。
次はレトルト食品の五目ご飯の試食タイムで、乾燥剤とスプーンを取り出した後にお湯を注ぎ、ジッパーを閉じて30分程度待って食べる商品だったそうだ。「想像以上においしかった!」と感想を述べた筆者は、日本にはほかにも色々な非常食があると知り、知らなかったと驚いた。
お餅も非常食として捉え、「カレーのルーや小豆缶、きなこ、大根おろし、醤油にのりといったソースを準備する。焼いたお餅にそれらをかけると、いろんな味が楽しめる」と感動したようだ。そのほかお湯でとくスープ、5年間保存が効くパンの缶詰などたくさんあったが、一番驚かされたのは高額ながら25年間保存できる、野菜シチューの缶詰だったそうだ。アメリカ産だという。
初めて目にし食した非常食について、感想を述べた筆者だが「みんなも備蓄してはどうだろう?」と、緊急事態に備えて台湾の人々に呼びかけた。そして、日本では毎年9月1日が防災の日だと書き込んだほか、「東日本大震災発生月の3月頃の日本では、スーパーなどで非常食が店頭に並ぶと思われる。東急ハンズなら、非常食や防災グッズが通常販売されているかもしれない」とまとめた。
【台湾ブログ】日本の自販機はスゴい! 飲み物の種類が豊富!!
台湾の主婦が、東京に行った“旅行記”をブログにつづった。大都市という意味で台北と「大きな違いはない」と感じたものの、細かい部分では日本と台湾の違いを思い知ったという。特に飲食習慣の飲み物とストローについて、筆者がチカラを入れて記録している内容があるので紹介しよう。
ブログの筆者・flyflyfly83(ハンドルネーム)さんが、東京滞在中に最も興味を持ったのは、飲み物の自動販売機だったとのこと。いたる所で目にして、「実に面白い! 大きさがいろいろあり、種類もたくさんあってどれも美味しそう」と、自販機のドリンク類について感想を述べた。種類だけでなくボトルのサイズやデザインも豊富で見ているだけで楽しかったようだ。
筆者が面白がるのは実は当然で、台湾では自販機を見かけることはごく稀だ。その代わりと言えるのか、台湾の街中にはたくさんのドリンク専門店があり、お茶やジュースなど注文できる。トッピングに甘さの調整、氷の量など消費者の細かいニーズに応えてくれるオーダーメイド式の専門店なのだ。店内で飲めたりテイクアウトのみだったりと提供形態はそれぞれ。
そのような専門店が街にあふれ、また24時間営業のコンビニエンスストアも多いので、台湾では自販機の必要性がないのだろう。ブログの筆者も専門店で買うドリンクが好きだと述べており、「日本ではドリンク店をほとんど見かけなかった。文化の違いもあるだろうが、土地代にも関係していると思う」と分析した。台湾の専門店が日本では自販機に相当する、という見解のようだ。
また、ドリンク専門店が発達しているからだろうか。「台湾の自販機で買えるのは炭酸類、ジュース、スポーツドリンクなど甘い物ばかり」で、筆者好みの品は買えないらしい。そのため日本の自販機で健康茶や紅茶を見つけ、嬉しかったそうだ。「日本に行ったら自販機を観察しましょう!」と薦め、新しい発見があるかもしれないとつづった。台湾の自販機とは全く違うと伝えたかったのだろう。
自販機のほかに筆者が飲み物関連で感じたのは、「日本ではストローの入手が簡単ではない」ことだった。子連れだったので、自販機やレストラン利用の際に気付いたようだ。台湾にはどこでもストローがあり、「エコとは言えないが、個別包装されていて衛生的。日本ではストローが不衛生という考え方で常備しない感覚があり、一理あると思った」そうだ。
ブログでは台湾のママさんたちに向け、ストローとストローブラシを持参する、もしくは日本で購入するのも良いとアドバイスした。筆者の娘は東京で見つけたキャラクター入りのストローを気に入って購入し愛用しているそうだ。また、日本のおやつを食べ歩きした感想も述べている。
「浅草寺の人形焼きは、きめ細かなアズキ餡が美味しかった」、「ディズニーランドでは事前に調べた人気のアイスキャンディーとポップコーンを購入。食べていい気分になった」と筆者はつづった。観光地の感想よりも自販機やおやつについて、真っ先にブログに記録した筆者。女性らしい感覚と子を持つ親の視点で、日本と台湾の違いを感じ楽しんだようだ。
【台湾ブログ】北海道は驚きと感動の連続、「また冬に訪日したい」
日本を訪れる台湾人観光客にとって人気の渡航先の1つとして北海道を挙げることができる。亜熱帯の台湾に住む人びとにとって、おいしい食べ物が豊富で雪深く寒い北海道は魅力的な観光地なのだ。
台湾人女性のIAN(ハンドルネーム)さんはツアー旅行で北海道を訪れたそうだが、北海道の美しい雪景色が心深くに刻まれたらしく、旅行を通じて驚きや感動を得ることができたと大満足のようだ。IANさんが自身のブログで北海道旅行の様子を綴っているので紹介してみたい。
IANさんにとって初の日本旅行が今回の北海道旅行だったという。ずっと期待していたそうだが、よく考えてみると「これまで日本を訪れたことがなかったこと」が意外に感じられたという。それだけ日本が身近な国ということだろう。いざ北海道に到着してみると、台湾とは一変して雪化粧した光景が眼前に広がっている。宿泊したホテルの窓からも一面の雪景色が見え、テンションが上ったようだ。
北海道滞在中、悪天候に見舞われながらも、「降り積もった雪が舞う光景なんて一度も見たことなかった!」と嬉しそうだ。しかし、やはり台湾からIANさんにとっては北海道の寒さは身にしみたようで、ブルブルと震えて観光しているとミニスカートを穿いている日本人女性を発見。その光景が到底信じられるものではなかったようで、「すごい、すごい」と驚きを綴っている。
5日間にわたる北海道旅行では小樽や函館、登別など各地を訪問したIANさんは各地で北海道の観光地をめぐるとともにカニやラーメン、和食を堪能。観光も食も満喫しているうちに「瞬きをする間に旅行が終わってしまった」と振り返っている。時間の流れが速く感じられたということからも、とても充実した旅行であったことは想像に難くない。北海道の旅は驚きと感動の連続だったと語るIANさんは次回は「白川郷の合掌造りが見たい!」と述べ、また寒い時期に日本を訪れようと決めたそうだ。