【台湾ブログ】日本でカラオケ初体験! 中国語曲の「カナ表示」に驚いた
日本で初めてカラオケボックスに行った体験を、台湾人の女性ブロガーが書きつづった。日本人男性と結婚し千葉県に住んでいるという女性だが、在住3年目に突入して初めてカラオケで歌ったそうだ。日本人の友人とカラオケボックスに向かった、TOMOTOMO(ハンドルネーム)さん。
来日して初めてカラオケに行くためテンションが上がった様子だった。 「夫が歌うことを好まないためこれまで行ったことがなかった」などつづった。そして部屋に入った最初の感想が「小さい」。ガラスのドアからは少し部屋の様子が見え、フリードリンクの料金が1人2時間で800円、トイレに近い部屋だったので救われたなど、初めての場所について述べた。
台湾でよく行っていたと思われる店と比較し、「高雄のカラオケ店がなつかしい! 食べ&飲み放題で激安料金、トイレは部屋の中にあるので本当に便利!」と、日本よりも故郷の台湾のカラオケボックスの方が利用しやすい思いを伝えた。だが曲を入れるリモコンが最新式だということ、想像以上に中国語の曲がたくさんあったなど、日本のカラオケ設備が充実していると感じた点もあったようだ。
「ヒットしたとは思えない中国語曲もあった」と驚いている。続けて「以前日本には曲番号の載った本があり、その番号を入力していたそうだが、徐々にに本が無くなる代わりに検索付きの機械に変わっていったと聞いた」という筆者は、人数が多い時はこの機械は不便だと思ったそうだ。機械操作で曲を探し転送していくので、1人あたりの時間がかかるということだろう。
曲を探していると機械を独占する人が出るので、次の曲が入力できない状況を想像してしまったのかもしれない。そして中国語の曲名や歌手名が、カタカナ表示されることにも違和感を覚えた。「曲のタイトルをはっきり覚えていない時は1曲ずつ探し、カナを読むことになって頭痛がする。例え読めても音感がつかめず曲が浮かんでこない!」と不満を持ち、どうして中国語表記ではないのか疑問視した。
中国語曲を歌う人は、中国語のままの漢字表記でも困ることはないと思えたそうだ。一般的にリモコンの言語表示は切り換えできるはずなので、問題なく使えると思われるが、筆者の利用したリモコンはその機能を備えていなかったか、もしくは使い方がわからなかったのかどちらかだろう。
歌い終わった感想としては、「なんといっても楽しかったのは、本人映像を見られたこと! 松田聖子の曲を歌いながら、画面で本人の姿が見られるなんて、最高の気分になりました」と筆者は述べた。台湾人ながらJ-POPに親しんできただろうと思われる筆者は、あこがれのアイドルの曲を日本で歌えて嬉しかったことだろう。
台湾を始めとした中華圏のカラオケ店では、ずっと以前からミュージックビデオが映し出される歌手本人の姿を見ることができるのは当たり前だったが、日本もここ数年で本人映像がぐんと増えた。日本の芸能人に興味を持つ人が多い台湾なので、筆者のような日本在住の台湾人、また旅行で来る台湾人、どちらにとってもカラオケ店に行くと楽しむ時間を持てそうだ。
【台湾ブログ】日本で初めて体験した「四十九日法要」
日本人男性の元に嫁いだ台湾人女性が、曽祖母の法事に出席したとのことで、その感想や日本ならではの“しきたり”について、ブログに書きつづった。
富士山が見える墓地は、美しい景色に囲まれているらしいが、「家から最寄り駅まで電車で片道2時間。さらに車で30分山に登ってやっと到着。行くだけで疲れるこんな遠い場所に、どうしてお墓があるのだろう」と不思議に思ったとのこと。故郷でもないこの土地には、20数年前にこの世を去った曽祖父が眠っているそうなのだ。
その疑問を解決してくれたのは舅で、亡くなってから子ども達に迷惑をかけたくないから遠くにいたいという思いと、自然環境に恵まれ管理が行き届いた墓地という面から、「曽祖父が生前に買った墓地」と筆者は教わったそうだ。だが東京に住んでいるので、「行きたい気持ちがあっても簡単には行けない場所」と、悲しさを実感したようだ。
初めての日本の体験として、「霊園に着くとまずは仏堂に集められ、30分ほどお坊さんのお経を聞いた。そして曽祖父が眠る墓を開け、曽祖母の四十九日法要の納骨作業が進められた。墓石を乗せて最後には土をかけて作業が終わった。続いてお坊さんがお経を唱え、納骨式という儀式が完了した」と報告した。
台湾の人々にとっては、興味深い内容だろう。8月の暑い日で炎天下で汗をびっしょりかいたという筆者と家族だったが、「心は落ち着き意外な気持ちになれた」、というのも独特な感覚だったようだ。またお墓の前で記念写真を撮る時間もあり、筆者は「ちょっと不思議な気分になった」そうだ。
大きな霊園らしくレストラン完備で、昼食タイムを楽しみにし完食したこともつづった。無事に法要を終え東京に戻った筆者だが、数日後に喪主を務める叔父から手紙付きの香典返しが届き、写真に撮ってブログに載せた。「一般的に菓子類が多い」と夫に説明されたそうだが、台湾人にとっては珍しい品だったようだ。中身は箱詰めのクッキーで、「結婚式の引き出物みたい」と感想を述べた。
次の法事は一周忌とのことだが、日本の風習やしきたりが台湾と違うことを体験し、違和感を覚えたり納得するなど、いろいろな思いが湧き出てくるだろう。
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【台湾ブログ】東京の上野は、何でもそろう最高の買い物スポット!
日本に旅行した台湾人女性が、上野で買い物し「何でもある楽しい場所」とブログにつづった。女性らしく、お菓子やドラッグストアで気に入った商品を買いこんだようだ。「上野では食べ物だけでなく、クスリや化粧品など何でも買える」と述べたIvy(ハンドルネーム)さんは、購入した品の写真を“戦利品”とばかりに載せ、買い物を楽しんだことをブログで伝えた。
買った品の数々をホテルのベッドに並べている写真だがかなりの量で、満喫した様子がうかがえる。「ハローキティのお菓子は狂う程買いました」と筆者自身が報告しているので、ハローキティの故郷・日本には、台湾では買えないお菓子が沢山あったのだろう。日本のみならず外国の女性に人気のキャラクターなので、地元にないお菓子やグッズはコレクションとして、またお土産として買う人々が多いようだ。
筆者は購入した品の感想として、「足用の冷却シートは正直言って効果がなかった」、「眉毛用の小さなはさみは新商品でとても便利!」と書き込んだ。また台湾より安い価格で購入できるのが日焼け止め、鼻づまりを解消するシートは効果抜群、清涼感の強い目薬は必須アイテム、小分けされた洗顔料は外出用に良いなどお薦めの品を紹介した。
筆者が特に薦めたいものとして、日本で流行していると感じた“涙袋関連コスメ”だという。涙袋専用の美容液だと思われるが「使い心地がいい」と、絶賛した。台湾ではまだあまり知られていないのかもしれない。ブログの最後は「日本には新しくて珍しいグッズがある! いろんな店でいろんな物が売られていて、買い物できるだけで舞い上がっちゃう」と筆者は締めくくった。
日本で流行しているコスメやグッズに、大きな関心を寄せる台湾の女性たち。台湾の繁華街では日本製の商品をかなり入手できるが、高額だったり遅れていたりと不満を抱くことが少なくないだろう。