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【台湾ブログ】日本の弁当は冷たい・・・やっぱり温かくなくちゃ!

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【台湾ブログ】日本の弁当は冷たい・・・やっぱり温かくなくちゃ!



 日本在住の台湾人女性が、有名レストランの高級弁当を食べて感想をブログに書き込んだ。見た目は良いが、不満な点があったという。友人が持ってきた“謎に包まれた黒い箱”を見つけたAuthor(ハンドルネーム)さんは、和菓子を入れた箱だと思ったそうだ。だが医師たちの研究会で配られたもので、横浜の和食屋で作られた1個2525円もするお弁当だと知る。

「外食1回分の費用より高い!」ととにかく驚いたそうで、中味が気になるとばかりに筆者は「牛ステーキに大根おろし、煮物に焼魚にたまご焼きが揃い、添えられた野菜の彩りが美しく名店の心遣いを感じる」と、感動したようだ。だが「見た目は100点」をつけつつも、「香りは普通で冷え切った味覚」と冷静に意見した。

 温かな台湾の弁当が、思わず恋しくなったそうだ。最近保温できる弁当箱の存在を知ったという筆者だったが、「でも日本には、冷えた料理を食べる習慣がある。冷たい弁当文化があるなんて、理解に苦しむ」と述べた。料理人の気持ちを無駄にし、申し訳ないという気持ちになってしまうそうなのだ。

 小学生の頃まで記憶をたどった筆者は、母親が毎日愛情込めて作ってくれた手作り弁当を思い出し、後方に銀色の蒸し器があった教室の風景を目に浮かべた。弁当を蒸して温かくするために使っていたらしく、「白い煙が出て味のある特別な香りがした」とのことで、懐かしさが増したという。台湾は学生が自宅から持参した弁当を、温めて食べる習慣があるのだろうか。

 そして日本のお弁当と比べ、「盛り付けは何の工夫もなく、箱に入れてゴムで止めるのが台湾。でも温かさが何より重要なのだ」とまとめた。細かいことにこだわらないのが台湾人のライフスタイルなので、生きる上で欠かせない食の部分はシンプルなのが気楽でいいのだという。

 冷たい高級弁当の良さがわかる「セレブなマダムにはなれない」という筆者だが、冷たくても美味しく食べられる味付けや食材が選ばれていること、また温かい方が好きな日本人が少なくないことなど、日本の弁当文化も理解していただきたいものだ。




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