【台湾ブログ】日本の美容院を初体験! また行きたくなる美しい仕上がり
髪の毛が伸びて睡眠中でも触るなど、気になって仕方なくなった台湾人女性が「日本で美容院初体験」とばかりに、意気込んで出向いたという。日本の美容院にあこがれ、もしくは不安な気持ちもあったのか“実験”という気持ちだったようだ。一体どんな風に仕上がるのか、期待いっぱいだったという。
日本在住の歪(ハンドルネーム)さんは日本の美容院での洗髪方法について、「寝ているような姿勢で髪を洗うのが珍しくない」と感じた。またカットなどを担当しないアシスタントのようなスタッフは、「お客様を退屈させない任務がある」ことに、気付いたそうだ。
シャンプーしたり、タオルで髪の毛を拭いたり、床を掃除したりなど細かい仕事に追われるアシスタントだが、「着席したお客様がヒマだと感じたら失礼にあたる。なのでヘアスタイリストがほかのお客様に対応している間、ゆっくりと作業するのだ」と述べている。台湾ではこのようにこまめに働くスタッフは、あまりいないのかもしれない。
アシスタントに髪の毛をタオルドライしてもらったという筆者だが、「まるで一本ずつ拭いてもらった気分になった」とのことで、動作があまりにも遅いのが気になったそうだ。スタイリストが取り掛かるまでの場つなぎだろうが、丁寧すぎたのか「いじられたような、変な髪の毛になった」らしく、泣きたい気持ちになってしまったという。
その後スタイリストがカットなど技術を施すと、筆者の髪の毛は見違えるように美しく仕上がったとのこと。待ち時間にアシスタントに髪を拭かれ(?)不満に思った筆者だが、カットの出来映えなど利用した美容院のサービスに満足したようだ。「またこのような素敵なヘアスタイルになるのは、次にここに来る時!」と、楽しみになったそうだ。
台湾旅行の経験がある日本人女性は、現地の美容院を利用した経験がある人もいるだろう。これから旅行という人も、台湾に着いたら行ってみたいと考える人もいるのではないだろうか。旅行者向けのガイドブックの多くには台湾の美容院情報が掲載され、椅子に座ったまま髪を洗ってくれる“台湾式シャンプー”も紹介されている。
しっかりと洗ってくれ、きめ細かい泡で頭を包んでくれるが、水もシャンプー液もたれない見事な技だ。日本では経験できないので、試してみたくなる。同じように台湾人女性も、日本に旅したら美容院に行ってみたいのだろう。流行最先端とか、おしゃれだという感覚もありそうだ。外国に旅した時の美容院利用は、日本や台湾に限らず現地の技術を知る楽しい体験になりそうだ。