【台湾ブログ】東京で楽しんだ! 「世界一の朝食」で知られる名店の味
オーストラリア発のカジュアルレストランで、“世界一の朝食”を提供していると呼ばれる「bills(ビルズ)」。俳優のレオナルド・ディカプリオが褒めちぎった名店の料理を味わいたいとばかりに、東京滞在中に店を訪ねた台湾人男性がその感想をブログに記録した。同店は台湾にはないため、貴重な体験になったようだ。
好物と思われるカツ丼を晩ごはんで食べた、というciccio(ハンドルネーム)さんは、食後のデザート目当てで表参道の東急プラザを目指したという。「今晩はbillsでスイーツをいただく。ディカプリオが絶賛して知名度が上がり、パンケーキブームを起こした日本の人気店だ」と説明し、予約無しだと長蛇の列に並ぶことになると書き加えた。
予約をしていた筆者は階段で列を作っている人を見て、笑いがこぼれたという。なぜなら、名前を言ったと同時に席に案内される優越感を、ひたすら楽しんだからのようだ。そして「朝食の店のはずなのに、夕食どきも人であふれているのは不思議すぎる」というのが、筆者の最初の感想だ。だが店内のムードが素晴らしく、照明設備や大きな書棚などが印象的とのこと。
「恋人同士のティータイム、もしくはディナーの後に相応しい場所」だと実感したそうだ。加えて、決して安いとは言えない料金設定。「プレートメニューにパスタや軽食、スイーツを提供していた。だがほとんどの客が注文するのは、看板メニューのパンケーキだ。1400円で高くはなかった」と述べた筆者自身も、やはり注文したという。
「おいしそうなパンケーキが運ばれてきた。つぶれることなく固さは感じられず、フワフワしている。口にするとスフレのような食感で、カットされたバナナとメイプルシロップがのって、アツアツでおいしい!」と感想を述べた。女性1人では大きすぎて2人でシェアすることを勧めるなど、ボリュームがあったことも書き加えた。
だが「小さなスムージーが1杯700円もした」、「客の多くは女性でカップルもいたが、僕のような男1人は特殊だった」など、違和感を覚えた場面もあったようだ。しかし行列することなく入店して雰囲気を楽しみ、お目当てのパンケーキはおいしかったとのことで、世界で知られる人気店を訪ねた経験は良い思い出になるだろう。台湾の人が訪ねたくなる、東京のスポットの1つなのかもしれない。