中華民国が自力で建造した沱江艦
中華民国台湾が自力で開発、建造した、初のステルス機能を持つ双胴型ミサイルコルベット「沱江艦」が23日、正式に中華民国の海軍に引き渡された。このコルベットは全長60.4メートル、幅14メートル、最高速力38ノット、排水量502満載排水トン、航続距離2,000カイリで、対艦ミサイルを配備できる。
中華民国台湾が自力で開発した、初のステルス機能を持つ双胴型ミサイルコルベット(砲艦)「沱江艦」が23日、正式に中華民国の海軍に引き渡された。引渡し式は23日午前、国防部の厳明・部長主催の下、台湾北東部の宜蘭県蘇澳で行われた
厳・国防部長は、「このコルベットは、国防の自主性と艦艇の国産政策を指導する際の模範となる。その形は海軍の艦艇でこれまでになかったもの。国軍の今後の軍備整備にとって非常に重要なものになる。」と「沱江艦」の重要性を説明した。
このコルベットは全長60.4メートル、幅14メートル、最高速力38ノット、排水量502満載排水トン、航続距離2,000カイリで、雄風2型および3型の対艦ミサイルを配備でき、高速の特性があり、ステルス機能も持つため、迅速に目標に接近し、ミサイルで標的を攻撃することができるという。
なお、中華民国軍はこのシリーズのコルベットを8隻から12隻建造し、2015年3月に正式に国軍に編入する予定。
(朝鮮日報日本語版) 中国で韓国企業は痛い目、日・台企業は成功のワケ
中国市場で苦戦する韓国企業が続出している中、台湾や日本の企業は中国でサクセスストーリーを生んでいるケースが多い。今年上半期の中国に対する投資額は、台湾(31億ドル=約3400億円)、韓国(28億ドル=約3070億円)、日本(24億ドル=約2632億円)の順で、3カ国で差はあまりないが、結果はまるで違っていた。勝負を分けたのは「選択と集中」、そして「徹底的な調査と準備」だった。
1997年に河南省鄭州市にデパート第1号店をオープンして以来、17年間にわたり同省だけで展開している台湾の流通企業「デニス(DENNIS)」がその代表的な例だ。同社は現在、河南省だけでデパート16店舗、大型スーパー44店舗、コンビニエンスストア118店舗を展開している。2012年の総売上高は134億元(約2393億円)に達した。「河南省は中国中部の内陸にある新興市場として浮上するだろう」と判断、選択・集中戦略を駆使したのだ。
1980-90年代から中国に進出し始めた日本企業は、中国市場でシェアNo.1にこだわらず、高級品集中戦略を取った。中国であらゆる階層をターゲットにすると、現地企業との競争で勝てる見込みがないと考えたのだ。カジュアルファッションのユニクロ、医療・計測機器メーカーの島津製作所、流通企業のイトーヨーカドーなどがそうした戦略を取っている。
2002年に初めて中国に進出したユニクロは当初、低価格品戦略を展開して各店舗で赤字を出し苦戦した。そのため05年からは価格を引き上げ、中国の新中産階級層を新たなターゲットにしたところ、同年に8店舗だった店舗数は現在260店舗を突破した。ユニクロは20年までに中国に1000店舗以上をオープンさせると豪語するほど快調に飛ばしている。
忘年会シーズン間近、量販各社が電化製品を大幅値下げ
企業主催の従業員向け忘年会「尾牙」シーズンを控え、カルフール(家楽福)、大潤発(RT-MART)、愛買(a.mart)など量販店各社で大幅値下げ、商品券プレゼント、豪華景品の抽選などのキャンペーンが始まった。
カルフールは前回シーズンの今年初めに売上を前年比で2割伸ばし、今シーズンはさらなる業績向上を目指す。大潤発も前年比2割増の売上を目指している。今年はテレビや洗濯機など例年通りの品目に加え、食品安全問題の影響を受け、豆乳絞り器やハンドミキサーなど調理家電の人気が高まっているという。愛買では過去最高額の商品券キャンペーンや小型家電のまとめ買い割引を打ち出し、前年比3割増を目指すとしている。
国発会、15年の国家発展計画を発表[経済]
台湾発展戦略の司令塔を担う国家発展委員会(国発会)は22日、政策方針や経済目標などをまとめた2015年度の「国家発展計画」の原案を発表した。経済面では実質域内総生産(GDP)で3.1~3.7%の成長を目指すことなどを盛り込んだ。
同計画では、政策ビジョン「黄金十年 国家願景」に基づき、経済や社会、環境などの各分野で個別の政策と目標を設定。今後は行政院(内閣)の承認を得た後、政府各省庁が実践に移す。
経済の各指標については、◇GDPの3.1~3.7%成長◇失業率を3.8%~3.9%に抑制◇消費者物価指数(CPI)の上昇率を2.0%以下に抑制――などを目標に定めた。経済政策については、イノベーションの促進や他国・地域との経済協力協定の締結、規制緩和と「自由経済モデル区」の推進、人材育成の強化などを推し進めるとした。
このほか社会面では、高齢化対策や食品の生産履歴を追跡するトレーサビリティーシステムの構築、不動産取引の情報公開など、環境面では屋上への太陽電池設置推進などを政策の主軸に盛り込んだ。
台北101の花火ショー、実施が正式決定 資金調達に目途立つ
超高層ビルの台北101が毎年開催している新年の花火ショーが、2015年も予定通り実施される見通しとなった。協賛金不足で一時は実現が危ぶまれていたが、民間団体の支援が得られることになったという。
新年の到来を伝える風物詩になっている台北101の花火ショー。今回は218秒の華麗な演出をするとアピールしていた。だが、主要株主の頂新グループが、違法な成分を混入した食用油を製造、販売していたのが発覚したため、関係者が同ビルの副董事長(副会長)などを辞任。協賛金調達の目途が立っていなかった。
費用は3800万台湾元(約1億4400円)。同ビルの宋文キ董事長(会長)は23日の記者会見で、花火ショーは毎年行うと宣言した。(キ=王へんに其)
台湾の交通安全を見守る「小緑人」:“生誕の地”台北に解説ボード設置
台北市交通局は23日、歩行者用信号機に映し出される歩く人のシルエット、通称「小緑人」について市民に理解を深めてもらい、交通安全への意識を高めようと、第1号機が設置された同市内の交差点に解説ボードを設置した。
小緑人の信号機は1999年3月18日、現在の「台北101」近くの交差点に初めて設置された。人型のアニメーションと、信号の色が変わるまでの時間を表示した信号機は世界でも初の導入だった。
デザインは交通局独自のもので、今は台湾各地に普及しているほか、これまでに海外からも多くの視察があったという。7種類のイラストの組み合わせで小緑人の動きを作り出し、その歩く速度で通行可能な残り時間の長さを表している。
外国人観光客のために、ボードには英語の解説が加えられたほか、信号機を写真に収める人々のニーズにあわせ、フェイスブック上でチェックインできるサービスも提供されている。
台湾鉄道の特急列車、一部で運賃値上げ検討
台湾鉄路が、特急列車のプユマ(普悠瑪)号とタロコ(太魯閣)号の運賃値上げを検討していることが分かった。対象となるのは休日に運行される一部の列車で、値上げ幅は最大で9%になるとみられる。
現在プユマ号とタロコ号には、在来型の特急自強号と同額の運賃が設定されている。台鉄によると、同種別に使用している車両が複数あるため、快適性に差異が生じ、乗客が新型電車に集中し、乗車率にバラつきが出ているという。
混雑緩和のため、台鉄ではプユマ号とタロコ号の運賃を値上げした上で、速度が遅いディーゼル気動車の自強号の運賃を少なくとも5%値下げしたい考え。交通部で認可された場合、来年旧正月(2月19日)ごろに新運賃を適用するとしている。
ただ、運賃が変更されるのは台北から花蓮、台東などを結ぶ東部幹線に限り、西部幹線は据え置く方針だ。
台湾・南投県、抗日運動「霧社事件」発生の10月27日を記念日に制定
南投県政府は23日、日本統治時代の1930(昭和5)年に起きた台湾原住民(先住民)セデック族(当時はタイヤル族に分類)による抗日蜂起「霧社事件」を記念し、毎年10月27日を県の記念日に制定した。歴史的事実を後世に伝えたい考えだ。
陳志清代理県長は、事件を忘れないために、10月27日には関連行事を行うとしている。
【 霧社事件 】 日本の統治に不満を抱いた抗日勢力が、現在の南投県仁愛郷にあった霧社地区の小学校で行われていた運動会を襲撃し、日本人約130人を殺害した事件。その後、日本軍と警察は武力鎮圧を行い、600人以上のセデック族の人々が命を失っている。
韓国人旅行者、忘れ物を見つけてくれた台湾警察に感謝
訪台中だった韓国人旅行者ら3人がバスに置き忘れたバッグが、台湾の警察の捜索により、持ち主の元へ無事戻されたエピソードがあった。
新北市警察局野柳派出所によると、台湾の景色や人情を感じようとバスで旅行していた3人は、観光地の野柳で下車する際にバッグを置き忘れたという。荷物の中には、旅の思い出を記録したデジタルカメラも入っていた。
遺失届を受けた担当警察官は忘れ物の特徴などを取り調べた後、バス会社に連絡し、しばらくしてバッグが見つかったとの連絡を受けると、荷物受け取りのために3人をバス会社の営業所まで連れて行った。
韓国人旅行者は台湾の警察の尽力に感謝する言葉を述べ、一緒に記念撮影をして、その場を離れた。警察官が韓国を訪れた際には、必ずおいしいものを食べに連れて行くと約束したという。
2014年に韓国から台湾を訪れた旅行者は21日までに50万人を突破し、前年同期の約35万人から大幅に増加している。
加工輸出額、今年は最高更新の見通し
電子製造業の輸出が好調を示していることから、台湾の加工輸出区における輸出額は今年、台湾元4500億元に達し、これまでの最高を記録する見通し。経済部加工輸出区管理処が22日に発表したところによると、11月の加工輸出区における輸出額は、479億元で昨年同期比70%増加、1月から11月までの加工輸出区における輸出額は台湾元4073億元(約1兆5043億日本円)で、昨年同期比20%増加した。
加工輸出区管理処の予測によると、年末、ハイテク電子製品が好調を維持する中、通年の輸出額は台湾元4500億元(約1兆6923億日本円)に達し、史上最高を更新するという。
阿里山鉄道開業102年 ヒノキ製客車を特別運行へ
阿里山森林鉄路は今月25日、開業102年を記念してヒノキ製客車を連結した列車を特別運行する。
同鉄道は日本統治時代の1912(大正元)年に嘉義-二万坪間で正式営業を開始した。急勾配を上るためにスイッチバックやループ線などの施設や特徴を持ち、世界的にも知られている。
特別列車が運行されるのは嘉義-北門間と沼平支線。それぞれ4両のヒノキ製客車が連結される。また、北門駅前では2009年8月の台風で被災した線路の復旧工事の様子を収めた写真や、同鉄道運転士が手がけた蒸気機関車の模型が展示される。
これに合わせて台湾鉄路嘉義駅でも鉄道関連の特別展示が行われるという。
台湾、11月の失業率3カ月連続改善 年間4%割る可能性も
行政院主計総処は22日、今年11月の失業率を発表し、前月比0.06ポイント減の3.89%だったことが分かった。同月としては2008年以来の最低水準で、3カ月連続で改善した。
季節調整値は3.87%とやや低くなったが、アジアの日本(3.5%、10月)や韓国(3.4%)などを上回った。
同月の失業者数は、前月より6000人減少し45万1000人。平均的な失業期間は10月より0.7週間長い26.2週間だった。
台湾の失業状況が近年改善傾向にあり、景気が順調に回復していることから、今年通年の失業率は、リーマン・ショック前の2007年に続いて再び4%を下回る可能性が指摘されている。
台湾の大学生、失われかけた音を収集する旅で「音地図」作成
現在では失われつつある昔ながらの音を残そうと、台湾の大学生らが台湾各地を歩きまわって作った「音地図」をインターネット上で公開している。学生らは、この取り組みによって過去の社会発展について理解を深めてもらえればとしている。
学生らは台湾各地を訪れ、ポン菓子を作る際の爆裂音や、アイスクリームやちまき売りの声、伝統的な網引き漁の音など約30種類を集めた。そのうち20種類の音をインターネット上の地図に落とし込み、一般の人々にも聞いてもらえるようにしている。
参加した学生の一人はこの活動のきっかけを、趣味である旅行に大きな意義を持たせたかったと話した。事前にネットで検索をしたり、現地の住民に聞き込みをするなどして関連する情報を集めたという。
学生らが通う台湾大学(台北市)からは、優れた活動を行ったとして、20万台湾元(約75万円)の奨学金が提供された。
日台の大学が野球の親善試合 中国文化大が駒澤大破る
中国文化大学(台北市)と駒澤大学(東京都)による野球の親善試合が22日、新北市の新荘球場で行われた。文化大が5回に一挙6点を奪う猛攻を見せ、8-3で勝利した。台湾の複数メディアが伝えている。
中国文化大学は先月の21U(21歳以下)ワールドカップで優勝した台湾の代表メンバーのうち9人も所属している強豪校。同校の主力選手で21Uでは4番を打った王柏融外野手は、台湾のみならず日米の球団からもアプローチが来ているという。
対する駒澤大学は、今年の明治神宮野球大会の優勝校。ただ、来秋ドラフト1位候補のエース左腕、今永昇太はこの試合には登板しなかった。同校はこの後も台湾の大学と親善試合を行い27日に帰国予定。
立法院占拠の学生リーダー、過去の痴漢行為を告白 国政参加に影響か
学生運動家の陳為廷氏(24)が22日、過去に痴漢行為で起訴猶予処分になっていたことを明らかにした。陳氏は今年3月に起きた立法院(国会)占拠事件の学生リーダーで、来年2月に苗栗県で行われる立法委員(国会議員)補選に出馬する意向を示しており、影響が出そうだ。
この日メディアの取材に応じた陳氏は、2011年7月、新竹から台北に向かう高速バス車内で、隣の席で寝ていた女性の胸を触ったと告白。その後、警察で取り調べを受けるなどしたが、被害者の同意もあり、起訴猶予処分になったという。陳氏は2012年にもクラブで女性の体を執拗に触り、大学側から指導を受けたとしている。
陳氏は23日、「女性に不快な思いをさせ申し訳なく思う」と改めて謝罪。「みなさんを騙したくなかった」、「許しを請いたいとは思わない。ただ、この問題について努力したことを証明したい」と語った。国政参加への影響は必至と見られるが、予定通り出馬する方針だ。
だが、民進党関係者の中には、陳氏の立候補について「不適切だと思う」と支持しない考えを示す人も現れている。一方、対抗馬とされる国民党の徐志栄氏は「罪を認め、改めたのならばいいことだ」とコメントした。
馬・総統:両岸経済協定が中小企業に有利
馬英九・総統が台湾海峡両岸の経済貿易協定は中小企業にとって有利だとの見方を示した。馬・総統は23日、「2014台3回中華中小企業リーダー賞」の受賞者と会見した。席上、馬・総統は、台湾経済の発展とモデルをチェンジのプロセスの中で、中小企業は常に産業の主力となっている。経済部の統計では、昨年末時点では、台湾における中小企業の数は133万社あまりで、企業全体の98%近く占めており、858万の雇用機会を創出している。その生産額は、台湾元11兆3000万元あまりに上り、経済の安定、就職機会の提供で重要な役割を果たしていると、中小企業の重要性を説明した。
馬・総統は、また、総統就任後、常に中小企業を取り巻く環境に高い関心を示していると前置きし、具体的な政策として、営利事業所得税の引き下げによって中華民国台湾を世界で営利事業所得税が最も低い国家の仲間入りにしたこと、研究開発やイノベーションで租税の減免を可能にする租税制度を実施したこと、従業員の増加に伴う減税措置を実施したことなどの優遇措置を挙げた。
馬・総統は、法規制の緩和における政府の取り組みにも言及、世界銀行が今年10月に発表した最新版の「ビジネス環境の現状2015」では、台湾は調査対象となる189のエコノミーのうち、日本、カナダ、スイスなどの先進国を抜いて19位にランクされていると説明した。
馬・総統は、「開放は台湾が歩まなければならない道だが、諸外国との外交関係、および中国大陸などの要素の影響で、台湾が諸外国との自由貿易協定の締結で大きな困難に直面している。しかし、われわれは諸外国との自由貿易協定などの締結に取り組む必要がある。例えば、中国大陸と調印した、ECFA・台湾海峡両岸経済合作枠組み協議は台湾に大きなビジネスチャンスをもたらしたが、常に誤解を招いている。」と指摘、中小企業が政府に協力してそのメリットを一般大衆に説明するよう呼びかけた。
国発会、2015国家発展計画発表
行政院国家発展委員会(国発会)が22日、2015年国家発展計画を発表、初めて単一の数字でなく、幅を持たせた方式で、経済目標を示したほか、社会と環境の面における主な政策も計画に盛り込んだ。
国家建設の目標の枠では、来年の経済成長率目標は3.1%から3.7%で、一人当たりの国内総生産は2万2649米ドルから2万2807米ドルで、失業率は3.8%から3.9%、消費者物価指数(CPI)の上昇率は、2.0を越えないことを目標にしている。
国家発展委員会の管中閔・主任委員は、「経済が上向く際、主計総処が発表した推計値はそれに追いつかないため、常に予測はずれが指摘されている。景気の推計値には上下推移するリスクがある。幅を持たせる方式は、経済発展のプロセスで発生可能な各種の状況をさらに正しく反映することができる。」とそのメリットを説明した。
管・主任委員は、経済成長率の上限目標を達成するため、政府は引き続きイノベーションや起業を奨励、産業イノベーション条例を改正、諸外国との経済協力協定(ECA)や自由貿易協定(FTA)、中国大陸との貿易協定などの締結に取り組むとともに、規制緩和や自由経済モデルエリアの建設を推進、人的資本への投資を強化し、地元での就業機会を創出していくよう努力する方針も示した。
柯文哲氏、両岸関係に「四つの互いに」提出
11月29日に行われた統一地方選挙の台北市長選挙で、当選を果たした、無所属の柯文哲氏が、「92年コンセンサス(一つの中国、それぞれの立場表明)」に対して疑問を示し、両岸関係に対して「四つの相互関係」の理念を打ち出した。
中国大陸の対台湾事務担当の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍・主任は、台湾の統一地方選挙の前に、「92年コンセンサス」は両岸関係の平和的な発展を促す基礎であると強調した。柯文哲氏は22日、中華民国台湾の国家通信社である、中央通信社の単独インタビューの中で、「92年コンセンサス」は1992年のものだった。今年は2014年だ。なぜ、22年前のコンセンサスを今日の議題を討論する際の基礎にするかと疑問を投げかけた。
柯文哲氏は、両岸は現状の下、新たなコンセンサスを求めるべきだとして、「互いに認識し、互いに理解し、互いに尊重し、互いに協力する」という四項目の原則を掲げた。
知られざる台湾の人気観光スポットTOP20
世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社は、同サイト上に投稿された過去 1年間の日本語以外の口コミ評価をもとに、外国人観光客に人気がある台湾の観光地をランキング化した「日本人がまだ知らないかもしれない台湾2014」を発表した。「日本人がまだ知らないかもしれない台湾」ランキングは、1位には自然豊かな台湾を代表する景勝地である「太魯閣(たろこ)国立公園」(花蓮)、2位には日の出の美しさで特に定評がある「合歓山(ごうかんざん)国家森林遊楽区」(南投)、3位には台北の夜景を一望できる「象山自然歩道」(台北)と、いずれも自然豊かな観光スポットが上位に選ばれた。
続4位にはアートを楽しめる「駁二芸術特区(高雄)」、5位には「国立海洋生物博物館(屏東)」がランクイン。20位までにはビーチや動物園もランクイン、グルメやショッピングだけではない台湾の様々な観光スポットが並んだ。このランキングが次に日本人旅行者が台湾を訪れる際にも参考になり、旅の楽しみを更に広げてくれること間違いない。
■「日本人がまだ知らないかもしれない台湾2014 」トップ20
1位 太魯閣国立公園(花蓮)
2位 合歓山国家森林遊楽区(南投)
3位 象山自然歩道(台北)
4位 駁二芸術特区(高雄)
5位 国立海洋生物博物館(屏東)
6位 仏光山仏陀紀念館(高雄)
7位 猫空ロープウェイ(台北)
8位 中正記念堂(台北)
9位 龍山寺(台北)
10位 逢甲夜市(台中)
11位 阿里山(嘉義)
12位 七星潭ビーチ(花蓮)
13位 饒河街観光夜市(台北)
14位 陽明山(台北)
15位 九フン(新北)
16位 野柳風景区(新北)
17位 台北101(台北)
18位 国立故宮博物院(台北)
19位 淡水区(新北)
20位 台北動物園(台北)
■1位 太魯閣国立公園(花蓮)-「山岳国家台湾を実感できます!」と、豊かな自然を満喫する声が
大理石の採掘地としても有名な太魯閣は、台北から日帰りツアーで訪れる人が多く、ハイキングを楽しむ旅行者の様子が口コミから知ることができる。訪れたある女性からは次のようなコメントが寄せられている。
“Visited this wonderful place in Hualien together with a guide, who helped us to walk across ravine and cross hanging bridges. Walked in tunnels in dark with small lamps and with water from the top like raincurtains. Looked down the river an injoyed the funny scapes of the mountains.(峡谷や吊り橋を渡るのを助けてくれたガイドと一緒に、この素晴らしい花蓮を訪れた。水の雫がカーテンのように滴り落ちる中、小さなランプを持って暗いトンネルを歩き、川を見下ろして、山の豊かな形を見て楽しんだ。)” 、
“Must visit if you are a nature lovers(自然が大好きなら絶対に行くべき)”観光スポットとして、旅行者の人気を博している。
■2位 合歓山国家森林遊楽区(南投)-素晴らしい朝日や星空、雲海など、自然の絶景に高い人気
“Viewing the sky full of stars & sun rise here are absolutely amazing.(空いっぱいの星空と日の出は本当に美しい)”、
“The view of the mountains in different directions was very good.(四方の山々の眺めがとても良かった)”と絶景を称える声が並んだ。
朝日や星空、また天気の良い日には雲海を楽しんだという声も多く、
“No matter day or night, this place will give you an unforgettable feeling.(昼夜問わず、この場所は忘れられない気持ちにさせてくれる)”スポットとして、訪れる人を虜にしている。
■3位 象山自然歩道(台北)-“The best view of Taipei(台北で一番の景色)”が見られると話題に
“The view of Taipei city including Taipei 101 is just breathtaking. It is a must see during sunset.(台北101を含む台北市街地の眺めは本当にはっとさせられる。夕暮れ時に見るべき。)”
と、ランドマークの一つである台北101を含めた市街地を一望できるスポットとして、旅行者の人気を博しているようだ。“Splendid views, you´ll be glad you went(素晴らしい景色に、行ってよかったと思うはず)”と、絶賛の声が寄せられている。
■4位 駁二芸術特区(高雄)-屋外オブジェを楽しめる、アートスペースとして旅行者に人気
“Well worth a visit(行く価値あり!)”、
“A must go in your Kaohsiung travel plan(高雄の旅で絶対に行くべき所)”
と、道端に展示されるアート作品の数々が、訪れる旅行者を大いに楽しませている様子が口コミから知ることができる。
“Not to mention, there are a number of art center around that street. Different art centers bring different experience to the audiences.(言う間でもなく、その通りには数多くのアートセンターがある。それぞれ観る人に違う経験をさせてくれる。)”
と、バリエーションの豊かさも人気の秘密であるようだ。
■5位 国立海洋生物博物館(屏東)-来る人を飽きさせない充実のプログラムに高評価が並ぶ
“There is a program with the aquarium that you can pay to spend the night.(一晩泊まれるプログラムがある)”ことでも有名な国立海洋生物博物館は、“It is both educating and entertaining for all ages to visit.(教育的にもエンターテイメント的にも、全世代にとって訪れるべき場所)”との声が寄せられ、年齢を問わず多くの人に絶大な人気を誇っているようだ。
この結果について、台湾観光協会東京事務所の江明清所長は、以下のようにコメントしている。
「2014年台湾を訪問された日本人旅行客は160万人を超えており、今回のランキング外にも、実はまだまだ知られていないおススメの魅惑的な大自然スポットや観光スポットが台湾にはまだまだあります。ぜひ台北を飛び出して、台湾中部、南部そして東部の隠れ家的スポットを発掘してみませんか?美味しいグルメはもちろん、感動を覚える多種多様なDIY体験など楽しみ方もいろいろな、2015年もホットな台湾へぜひお越しください」
■集計方法
「行ってよかった!日本人がまだ知らないかもしれない台湾2014」は、2013年11月~2014年10月の1年間に台湾の観光スポットに投稿された日本語以外の口コミを、星評価(5段階)の平均、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムを集計してランキングを算出したもの。