【台湾ブログ】勤勉すぎるぞ日本人! 高校生さえも時間に追われて忙しい
日本のアニメを見て育ったことで、日本人のライフスタイルを自然に理解したという台湾人が、高校生の一日を想像してブログに書き込んだ。そんな学生時代を過ごしていたら、残業をこなす働き者の日本人サラリーマンになるのは当たり前と、将来の姿が目に浮かんできたようだ。
日本発のアニメや漫画が好きだと思われる正樹(ハンドルネーム)さんは、アニメの主人公は高校生が多いとし、学校の授業や部活動、街中でブラブラするなどといった様子が手に取るように分かるようだ。「時間配分はどうなっているのだろう?」と気になり、考えたそうである。
「日本の高校生の1時限目は、大体朝9時開始。それなら朝は8時まで眠れると思ってしまうが、大間違い!」と述べた筆者は、日本の学生の通学はかなりの時間が必要であると説明した。「我々台湾人よりもずっと長くかかる。部活動の朝練に行く生徒もいるだろう」と考え、一般的な起床時間は朝6時頃だろうと想定した。
続けて学校の授業は45分制か50分制で設定されているとし、「6時限目まで終えると15時30分頃。校内の清掃後家に帰る生徒は、17時頃には家に着くはずだ。部活動をやっていれば、学校を出るのが19時を過ぎ、帰宅するころには21時頃になるだろう。帰宅するにも本当に時間がかかる」と強調した。台湾の学生たちの通学時間は、遠くても30分程度だと思われる。長時間かけて学校に通う日本人を、可哀想に思い同情したくなるのだろう。
筆者がインターネットで調べた所、「日本の高校生の門限を22時に決める家庭が多い」という情報を見つけたらしい。「放課後、部活動のない生徒は3~4時間外で遊べることになり、体力がある。学習塾に通う生徒は22時30分頃に帰宅を始め、家につくころには23時過ぎ」とし、帰宅してから何をするかは本人次第などと述べている。「就寝時間は23時から深夜1時の間だろう」というのが、筆者の予想だ。
それらのスケジュールを、日本のアニメ番組から推測したという筆者だが、「高校生なのに、朝6時から夜の12時位まで忙しいなんて!」と驚いてしまったそうだ。アニメの登場人物と実際の高校生の生活リズムが近いなら、「睡眠時間3~4時間だという高校生が多いのかも!?」と、驚きを隠せなかった。さすが日本人、高校生からそんな生活だとは・・・と思ってしまったようである。
最後には「一般的なサラリーマンが夜11時過ぎに帰宅するのも、普通レベルなのかもしれない」と文を締めくくった。日本に比べると通学や通勤が楽で、学生時代の部活動も社会人になってからの残業も、日本人よりは厳しくやっていないのが台湾人なのだろう。“高校生の内から睡眠が十分取れないなんて冗談じゃない!”という声が、聞こえてきそうなブログだ。