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旧正月目前 「新札」求め金融機関に行列:台湾

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旧正月目前 「新札」求め金融機関に行列


旧正月(今年は2月19日)を来週に控え、台湾各地の金融機関では11日からお年玉用の新札両替業務が始まった。台湾銀行の本店(台北市)には多くの市民が列を作った。

台湾銀行では初日だけでおよそ8000万台湾元(約3億円)が両替されるだろうとしている。期間は2月17日まで。台湾全土の金融機関454カ所で受け付ける。

icashとEasyCard、東急電鉄とキャンペーン

統一超商傘下の愛金卡公司が発行する電子マネー「icash」と、台北MRTの交通系ICカード「EasyCard(悠遊卡)」が、日本の東急電鉄グループと組みキャンペーンを実施する。どちらのカードも海外企業との提携は初めて。キャンペーン内容は同じで、期間は2月10日から3月10日まで。

東京・大阪・金沢・北海道の4都市で東急グループが展開する18の店舗(ショッピングモール、デパート、娯楽施設など)や東急線の指定カウンターでicashやEasyCardを提示すると、記念品のプレゼントや各種割引が受けられる。旧正月休暇などで日本を訪れる台湾人観光客に対して電子マネーの普及を促すとともに、東急側は台湾人観光客の誘引につなげたい考えだ。

職業別の初年度給与、最高はパイロットの10万元[労働]

就職仲介サイト「1111人力銀行」が2014年に実施した、入社初年度の給与に関する調査によると、職業別で「パイロット」の給与が月平均10万2,540台湾元(約38万6,000円)に上り、医師や大学教授などを抑えて1位だったことが分かった。同社は「航空会社が相次ぎ新航路を就航しているほか、台湾を本拠地とする格安航空会社(LCC)の設立が相次いだこと、また中国の航空会社が台湾での人材確保を急いでいることが背景にある」と分析している。

調査は14年1~12月、同社に登録済みの求職者などを対象に実施した。サンプル数は約51万8,000件。13年の調査でトップだった「医師」の初年度の給与は、今回は月平均8万2,438元で2位に後退した。3位以下は「歯科医師」「教授・準教授・助教」「漢方医」の順となった。ただ1111人力銀行の李大華・公関総監は「パイロットは初年度の給与で医師を抜いたものの、5年後の給与では医師を下回る」と指摘。また教授・準教授・助教の給与については「少子化が進み、大学や専門学校で学生募集の停止や減少が続く中、伸び幅の縮小が鮮明だ」と述べ、今後も下落が続く見通しを示した。

■業界別では情報・ハイテクが1位

業界別の初年度の給与では「情報・ハイテク」が月平均3万4,538元で最高となった。13年の調査で1位だった「建設・不動産」は不動産市場が冷え込んだ影響を受け、前年比1.4%減の3万4,213元で2位となった。前年比で伸び幅が最も大きかったのは「従来型産業・製造・エネルギー」(3万2,641元)の1.3%。

業界別の最低は「販売」の2万9,187元で前年比では0.1%増えたものの、1位の情報・ハイテクとは5,000元以上の差が付いている。

学歴別にみると、大卒者の初年度の給与は月平均3万1,278元で前年比1.3%減少。大学院の修士号取得者(3万9,107元)、博士号取得者(4万9,618元)もそろって前年を下回った。一方、専業技術学校(専科)卒者の給与は1.6%増の3万1,289元となり大卒者を上回った。

1111人力銀行の李公関総監は「高学歴の求職者が長期にわたり現場の仕事を敬遠した結果、労働市場で雇用のミスマッチが鮮明になった。結果として専科卒を技能系の重要な職位に就ける動きが進み、専科卒の給与が大卒を超える特殊な現象が起きている」と指摘。ただ高学歴者の給与は就労年数とともに上昇幅が大きくなるといい、中でも博士号取得者は3年後から平均額が跳ね上がる傾向にあるという。李公関総監は「高学歴者は時間をかけて経験を積み、職場での価値を高める必要がある」としている。

建設中の台湾新幹線雲林駅、6月にも完成へ 開業前倒しの可能性も

台湾高速鉄路の雲林駅新設工事で進捗状況が9割に達したのを受け、李進勇雲林県長が10日、現地を視察に訪れた。当初の予定より早い今年6月にも完成すると見込まれ、李県長は本来12月としていた開業を前倒しする考えを示した。

高鉄は現在、苗栗、彰化、雲林で新駅の建設工事を行っている。多額の累積赤字により今年3月にも経営破綻の可能性が取り沙汰されているが、関係者は仮に破綻しても運行の中断はないとしている。

日本統治時代の水道施設を修復へ

新竹市は10日、日本統治時代の1929(昭和4)年に供用を開始した水道取水口施設で、修復工事の起工式を行った。総工費は2600万台湾元(約9900万円)で今年末の完成を目指す。

新竹で上水道整備計画が持ち上がったのは1914(大正3)年。その後1925(大正14)年に着工した。106万5000円(当時)を投じ、郊外の地下水を市街地に引き入れた。2011年に市の古跡に指定されたが、近年は荒廃していた。

関係者は修復を機に市民に水道の歴史や重要性を知ってもらいたいと話す。林智堅新竹市長は、上海万博の台湾パビリオンが移設された「台湾世博館」にも近く、新しい観光スポットになればとしている。

台湾の新鋭漫画家、日本の国際漫画賞で優秀賞を獲得

台湾の漫画家、リュウイーチー(61Chi、劉宜其)さんの作品が、日本の外務省主催の「第8回国際漫画賞」で優秀賞を受賞したと、6日発表された。

受賞作品は、同氏の本格デビュー作である「房間(ルーム)」。46の国と地域から応募された317作品の中から選ばれた。台湾からは31作品の応募があり、ブラジル(95作品)、タイ(36作品)に次ぐ多さだった。

同賞は、国際交流と相互理解の促進を目的とし、2007年に創設。毎年海外で漫画文化の普及に貢献する漫画作家を表彰しており、最優秀賞1作品と優秀賞3作品が選ばれる。

リュウイーチーさんは、高雄生まれの新鋭漫画家。2007年からこれまでに十数冊の漫画を自費出版しており、仏アングレーム国際漫画祭に台湾代表として参加した経歴もある。

高雄研究文献センターが新書発表 日本統治時代の関連資料なども

高雄市立歴史博物館に昨年末オープンした高雄研究文献センターは10日、高雄の歴史に関する資料を集めた「高雄史料集成」および「高雄文史采風」シリーズの新書を発表した。なかには日本統治関連の貴重な資料も含まれている。

32枚の古地図が集められた「高雄史料集成」シリーズの「高雄古地図及歴史地図集成」には、日本統治時代初期に日本人が作成した「台湾堡図」が収録されている。

また、同シリーズの「乙未之役打狗史料」では、1895(明治28)年に日本が台湾を統治した当初の、南部における抵抗運動や日本による武力平定の関連文献を目にすることができる。

「乙未之役打狗史料」は今回発表された中国語版のほかにも、日本語版とスペイン語版の出版が予定されているという。

台湾の注目旧正月映画、プレミアイベント開催 豪華キャストが勢揃い

旧正月に合わせて公開される台湾映画「鉄獅玉玲瓏2」のプレミアイベントが10日、台北市内で行われ、監督で主演のポン・チャチャ(澎恰恰)やキャストのシュー・シャオシュン(許效舜)、ブライアン・チャン(張睿家)、リー・チェンナ(李千娜)、ツァイ・ホァンルー(豆花妹)、エヴァン・ヨー(蔡旻佑)ら豪華スターが勢揃いした。

同作は、2014年に公開された「鉄獅玉玲瓏」のシリーズ2作目。前作は興行収入が8000万台湾元(約3億370万円)あまりのヒットになったことから、主演のシューは「(今作の興行収入が)1億元を超えなければ、監督が台北101から飛び降ります」とジョーク交じりに宣言し、観客らを沸かせた。

ポン監督は、「台湾映画には多くの人の応援が必要です」とあいさつし、好評ならシリーズ3作目を製作する意向を明かした。登壇したキャストによる一言PRタイムも設けられ、エヴァンは「見なかったら損ですよ」と、ブライアンは「見たら心が温まります」と話し、映画への自信を見せた。

囲み取材では、母親が入院中のポン監督を励まそうと、女性キャスト一同がキスを贈る一幕もあった。
「鉄獅玉玲瓏2」は台湾で2月18日に公開される。

東急グループ、台湾の電子マネー提示で割引きサービス実施

東急電鉄や東急百貨店、渋谷109、東京ジョイポリスなど東急グループの施設や店舗で10日から、台湾のカード型電子マネー「icash」(アイキャッシュ)を提示すると割引きを受けられたり、記念品と交換できるキャンペーンを実施している。

アイキャッシュの運営会社によると、キャンペーンは東京、大阪、北海道、金沢の施設や店舗など18カ所で実施。同社が海外企業と提携をするのは初めて。

アイキャッシュはセブン-イレブン(統一超商)をはじめ、ミスタードーナツやドラッグストアの「康是美」などで使用可能。台北メトロ(MRT)やバスに乗車できる非接触型カードも発行している。

台湾既婚男性、妻へのバレンタインプレゼント金額 平均約4万円

台湾の既婚男性がバレンタインデーに妻に贈るプレゼントの平均金額は、1万430台湾元(約3万9300円)になったことが、楽天市場購物網の調査で分かった。

台湾ではバレンタインデーに男性から女性にプレゼントを渡す習慣がある。同調査は、台湾のほか、シンガポール、インドネシア、スペイン、ドイツ、イギリス、アメリカの7つの国と地域を対象にして行われたもの。台湾男性のプレゼント金額は、この中で最も多かった。

台湾男性の“太っ腹”が明らかになった一方、台湾女性は自分へのプレゼント金額が平均5175元(約1万9500円)で、婚約者や夫への贈り物金額の4516元(約1万7000円)、4475元(約1万6900円)を上回り、“自分好き”な性格も浮き彫りになった。

走行中の車の屋根に犬乗せた飼い主に刑罰へ 動物保護法違反で

新北市淡水区で6日、屋根に飼い犬を乗せたまま車を運転していたドライバーが見つかり、地元警察が動物保護法違反で刑罰を科す方針を固めた。

問題となった車の持ち主の女性は、警察の調べに対し、4匹いる飼い犬のうち、1匹が屋根に乗ってドライブを楽しむのが好きで、以前からそうしていたと話しているという。また、今まで強要したことはないとしている。

ただ、過去にもこの車の目撃者から危険だとする通報があったほか、インターネット上でも虐待の可能性を示唆する声が上がったため、警察はこの飼い主に犬を車の屋根に乗せないよう指導したという。

台湾の注目旧正月映画、プレミアイベント開催 豪華キャストが勢揃い

旧正月に合わせて公開される台湾映画「鉄獅玉玲瓏2」のプレミアイベントが10日、台北市内で行われ、監督で主演のポン・チャチャ(澎恰恰)やキャストのシュー・シャオシュン(許效舜)、ブライアン・チャン(張睿家)、リー・チェンナ(李千娜)、ツァイ・ホァンルー(豆花妹)、エヴァン・ヨー(蔡旻佑)ら豪華スターが勢揃いした。

同作は、2014年に公開された「鉄獅玉玲瓏」のシリーズ2作目。前作は興行収入が8000万台湾元(約3億370万円)あまりのヒットになったことから、主演のシューは「(今作の興行収入が)1億元を超えなければ、監督が台北101から飛び降ります」とジョーク交じりに宣言し、観客らを沸かせた。

ポン監督は、「台湾映画には多くの人の応援が必要です」とあいさつし、好評ならシリーズ3作目を製作する意向を明かした。登壇したキャストによる一言PRタイムも設けられ、エヴァンは「見なかったら損ですよ」と、ブライアンは「見たら心が温まります」と話し、映画への自信を見せた。

囲み取材では、母親が入院中のポン監督を励まそうと、女性キャスト一同がキスを贈る一幕もあった。
「鉄獅玉玲瓏2」は台湾で2月18日に公開される。

大陸事務主務機関トップ、辞意を表明

中華民国政府で対中国大陸政策を担う、行政院大陸委員会(陸委会)の王郁・主任委員が辞意を表明した。

台北地方裁判所が中国大陸への機密漏えいの疑いを持たれた、行政院大陸委員会の張顕耀・前副主任委員に対して不起訴処分をしたことを受け、大陸委員会の王郁・主任委員が10日、臨時記者会見を開き、辞意を表明した。

王・主任委員は、台北地方裁判所の不起訴処分について、起訴されない機密漏えいに対して遺憾の意を表すると共に、司法を尊重する原則からこのような結果を受け入れるしかないと述べた。

王・主任委員は、「陸委会は検察側の資料の鑑定に協力していた際、多くの資料を一般の公務の資料、国家の機密、さらに極秘の資料と鑑定した。しかし、大陸委員会の鑑定結果について、検察側はそれは機密ではないと判断した。この判断が正しければ、今後、検察に機密でないと認定されたこれらの資料を箱ごとに中国大陸側に送ってもいいだろうか、これを受け入れられない。」と述べた。

王郁・主任委員は、気にするのは制度だ。事件発生後、それらの資料は機密だと鑑定された。張顕耀氏は公務に関する情報を外部に漏洩すべきではないと述べ、行政院の毛治国・院長に辞意を表明したと明らかにし、慰留されても辞任したい決意を示した。

なお、総統府の馬瑋国・報道官は、馬英九・総統は、王・主任委員の過去2年の実績を評価しているとし、不起訴処分の内容を理解してから回答を示すと述べるにとどまったが、張顕耀氏の不起訴処分について、総統府は、王郁・主任委員と同様に、受け入れられないとしている。

経済自由度世界ランキング、台湾は14位

2015年版経済自由度ランキングで中華民国台湾が第14位。アメリカのシンクタンク、ヘリテージ財団 (Heritage Foundation)と、ウォールストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)は毎年、共同で世界各国の経済システムの自由度を表す、「経済自由度指数(Index of Economic Freedom)」を発表している。

2015年版経済自由度指数によると、中華民国台湾の経済自由度における総合得点は昨年2014年の73.9ポイントから75.1ポイントに上昇、評価対象となる185の国家とエコノミーのうち、第14位にランクされている。このランキングは前年の17位より3ランク前進し、日本の20位と韓国の29位より上位にある。

アメリカヘリテージ財団の国際貿易経済研究所のディレクターを務めるテリー・ミラー(Terry MILLER)大使は、この報告の内容を説明するために台湾を訪問している。ミラー大使は10日の説明の中で、自由度が高ければ高いほど、人民の福祉も高くなるとし、今回の報告は、中華民国政府が市場の開放を推進、財政の支出を削減、市場のメカニズムを尊重する面で尽くした努力は、すでに国際社会に認められていることを示していると分析した。

ミラー・大使は、「アメリカのヘリテージ財団が台湾で経済自由度報告を発表したのは初めてだ。2015年版の経済自由度報告から、台湾が経済自由度の面で飛躍的な進歩を遂げていることが分った。進歩の度合いは諸外国の中でも上位にある。これは喜ばしいことだ。」と台湾を高く評価した。

台湾のシンクタンク、中華経済研究院の呉中書・院長は、台湾の経済自由度が高いが、地域経済への積極さは韓国に及ばない。法律がさらに開放できれば、台湾の経済自由度上昇にもプラスになるだろうとの見方を示した。

台湾、2050年に電力不足の恐れ

台湾では2050年には電力が不足することになると予測されている。工業研究院は10日、「台湾2050年能源供需情境模擬器国際研討会(台湾2050年エネルギー需給状況カリキュレーター国際シンポジウム・Taiwan 2050 Calculator)」を開催、将来の台湾におけるエネルギーの需要と供給の問題について討論を繰り広げた。23の国と地区、および3つの国際組織からの学者や専門家が出席している。

行政院の毛治国・院長は、現時点での国家のエネルギー政策の重点は、エネルギーの供給と需要の関係を早急にはっきりさせ、電力不足の問題が発生しないよう確保することだ。それと同時に、さらに全面的な省エネルギー政策を推進、需要の面から着手し、既存政策等による省エネルギー効果等を見込んだ自然体での電力需要(BAUケース)を想定して電力の発展策を策定すると述べた。

毛治国・院長は、「われわれの選択肢は多元的なものだ。その反面、その影響も数多くある。コストの問題があれば、省エネルギーのプラス、マイナスの影響などもある。選択肢とその影響について客観的に考える必要がある。」との見方を示した。

台湾2050年エネルギー需給状況カリキュレーターは、工業研究院は英国政府が作成した2050 Pathways Calculatorを導入して作成した台湾版2050パスウェイ•カリキュレーター(エネルギーの需給体系とGHG排出量を分析するツール)。利用者は手軽に操作可能でインタラクティブのコンピューターゲームまで作った。このカリキュレーターの分析によると、今後のエネルギー政策を調整しないならば、台湾は2050年に電力が不足するようになり、経済発展まで影響を及ぼすという。

集集線といすみ鉄道、乗車券交流開始

台湾中部、南投県にある在来線、台湾鉄道のローカル線、集集線と日本千葉県のいすみ鉄道との一日フリー乗車券の交流イベントが11日に始まる。これは、より多くの旅行者の相互訪問、および鉄道沿線地域の経済活性化の促進など、この二ヶ所により多くのビジネスチャンスをもたらすために実施されるもの。

海外の旅行者は、11日から2016年12月31日までのイベント期間中、パスポート、およびいすみ鉄道一日フリー乗車券の原本を持って台湾鉄道の台北駅12番の窓口、或いは台湾中部の彰化県の彰化駅、田中駅、二水駅などの駅で当日限りの集集線の一日フリー乗車券に引き換えることができる。一つのパスポートに一枚のみ。引き換えに出された、いすみ鉄道の乗車券は返却しない。

昨年10月末に集集線と姉妹駅になった、全長26.8キロメートルのいすみ鉄道は、沿線に美しい景色があり、観光旅行にもってこいのローカル線として知られている。この二つの路線は、長さ、運営方式、独特な景観など、いずれも非常によく似ていることから、昨年姉妹関係を締結した。

台湾人の多くが日本の植民支配を称揚、「抗戦」意識が希薄に

台湾では多くの人が日本の植民支配を称揚し、中国を認めていないと報じた。

記事は、抗戦勝利70周年を控え、台湾側も「とても気に掛けている」ようではあるが、現実には台湾では学校で抗日戦争映画を見せたり、提灯をもって抗戦記念デモに参加したりするなどは「上の世代」の人の記憶になりつつあると指摘した。

日本に50年間植民支配されている間に、台湾人の中に日本に対する感情が芽生え、今でも多くの人が「台湾と日本には共通の価値観がある」と思っている。その上、台湾の経済発展と日本との関係は非常に緊密であることから、中国本土とは違い、台湾には「抗日記念館」が1つもない。

台湾では長期に渡り、「台湾独立化」教育、「脱中国化」教育が施された。記事は、そのせいで台湾人には中華民族統一抗戦の概念がないばかりか、かえって日本の植民統治を称揚する風土があり、非常に遺憾だと伝えている。

対中政策主導の台湾閣僚が辞意 中台関係停滞、一段と

台湾で対中政策を主管する行政院大陸委員会の王郁●主任委員(閣僚)は10日、部下の「機密漏洩(ろうえい)」事件の責任を取るとして辞意を表明した。王氏は中台分断後初の主管官庁トップ会談を実現するなど、馬英九政権の対中政策の決定過程で中枢を占めており、中台関係のさらなる停滞は避けられない情勢だ。

 台北地方法院検察署(地検)は10日、昨年8月に同委員会から告訴された張顕耀元副主任委員(副大臣級)の機密漏洩疑惑について、嫌疑不十分で不起訴とした。張氏は、中台交渉で譲歩できる限界を中国側に漏らしたとして解任された。検察は、台湾人の秘書役の人物らに口頭で情報を伝えたものの、「機密」には当たらないと判断した。

 王氏は記者会見で不起訴処分を批判しながらも、告訴で招いた社会的混乱の「政治責任を取る」と表明。馬総統に辞意を伝えたことを明らかにした。

 王氏は学者出身で、馬政権発足時から報道官として総統府入り。2010年に対中・外交・安全保障政策の諮問機関「国家安全会議」の諮問委員に就任し、12年10月から大陸委員会の主任委員として対中政策を主導してきた。中国で対台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)とは昨年、1949年の分断後、初の相互訪問を実現した。

 だが、昨年の統一地方選での与党大敗などで、中台関係は停滞局面に入っている。今月7日に予定していた3回目の公式会談も復興航空機の墜落事故や、中国側が台湾海峡の中間線に設定した民間航空路の問題で合意できず延期した。

 馬政権では、馬氏の最側近で国家安全会議の事務局トップ、金溥聡秘書長も6日に辞任を発表。相次ぐ政権中枢の辞任で、対中政策の重要な決定は人材面でも困難になっている。

台北アニメ・マンガフェスタ開幕 限定商品のため徹夜組も

今年で3回目となるアニメ・マンガフェスティバルの「台北国際動漫節」(TICA)が10日、開幕を迎えた。会場の南港展覧館(台北市)では冬の寒さにもかかわらず、限定商品などを求めて前日から徹夜で並ぶ人の姿もみられた。

今回、出版取次大手トーハンの台湾子会社「台湾東販」は、ホビー専門誌などを企画・販売しているホビージャパンと提携して、模擬射撃が体験できるブースを設置し、来場者を楽しませている。また、レコード大手のエイベックスとも協力し、「和楽器バンド」や「東京女子流」など、日本の人気バンドに関する展示を行っている。

水不足の台湾、旧正月後から西部を中心に給水制限の段階引き上げへ

経済部は10日、水不足が深刻化していることを受けて、旧正月(今年は2月19日)後の26日に、給水制限を第2段階へ引き上げると発表した。

引き上げの対象となるのは新北市の一部、桃園市、新竹県、新竹市、苗栗県、彰化県北部、台中市、台南市、高雄市。また、彰化県南部、雲林県、嘉義県、嘉義市でも夜間の給水圧力を下げる第1段階の給水制限を行う。

第2段階の制限実施には、大口利用者に対し、非工業用水は20%、工業用水は5%、プール、洗車、サウナおよびスパなどの業者には20%、給水がそれぞれ減らされる。

経済部の楊偉甫次長は同日、時間指定断水などを実施する第3段階へと引き上げることのないよう努力しているとしながらも、現在の状況では困難であるとの考えを示した。

建設中の台湾新幹線雲林駅、6月にも完成へ 開業前倒しの可能性も

台湾高速鉄路の雲林駅新設工事で進捗状況が9割に達したのを受け、李進勇雲林県長が10日、現地を視察に訪れた。当初の予定より早い今年6月にも完成すると見込まれ、李県長は本来12月としていた開業を前倒しする考えを示した。

高鉄は現在、苗栗、彰化、雲林で新駅の建設工事を行っている。多額の累積赤字により今年3月にも経営破綻の可能性が取り沙汰されているが、関係者は仮に破綻しても運行の中断はないとしている。








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