台湾・刑務所の立てこもり事件、人質の刑務所長らが解放 犯人は自殺
台湾南部、高雄市の刑務所で11日に発生した立てこもり事件で、台湾の法務部(法務省に相当)によると、刑務所長ら3人の人質は12日早朝までに解放された。
刑務所内に立てこもった犯人の受刑者6人は自殺したという。
報道によると、6人は暴力団関係者とみられ、刑務官の小銃4丁などを奪い一時、銃撃戦になったとの情報もあった。警察当局が周辺を封鎖し対応に当たった。
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刑務所長ら拉致の受刑者6人、逃走用の車を要求
法務部(法務省に相当)は11日、高雄刑務所(大寮区)で小銃などを持った受刑者6人が陳世志刑務所長らを人質に立てこもっていると明らかにした。現在警察が対応に当たっている。
法務部によると、事件が起きたのは午後4時すぎ。犯人の受刑者らは当初、政府機関の事務員として兵役期間を過ごす「代替役」の男性と刑務所職員を人質にしたという。その後、自ら人質になることを志願して頼振栄副所長ら2人が受刑者の説得にあたり、しばらくして陳所長が頼副所長と交代して人質になった。
法務部の陳明堂政務次長は犯行におよんだ受刑者は窃盗、薬物、殺人などの罪で収監されているとしている。犯人らは逃走用の車を用意するよう要求している。
台湾の刑務所で立てこもり 刑務所長ら人質
台湾の高雄にある刑務所で、受刑者6人が刑務所長ら2人を人質に立てこもっている。
地元メディアによると、受刑者6人は拳銃10丁を所持していて、逃走用の車を用意するよう要求している。立てこもりは、日本時間の11日午後5時頃に発生、これまでのところケガ人は出ておらず、地元警察らが対応にあたっている。
台湾の刑務所で受刑者立てこもり、所長ら人質に
台湾南部、高雄市内の刑務所で11日、受刑者6人が刑務所長ら3人を人質に取り立てこもった。
報道によると、6人は暴力団関係者とみられ、刑務官の小銃4丁、拳銃6丁を奪い一時、銃撃戦になったとの情報もあるが、けが人はいない。警察当局が周辺を封鎖し対応している。