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通関検査、不合格の食品は日本からが最多 残留農薬で:台湾

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台湾の通関検査、不合格の食品は日本からが最多 残留農薬で


衛生福利部食品薬物管理署が16日に発表した、昨年の食品と関連商品に関する通関検査の統計で、不合格は日本からの輸入品が最も多かったことが分かった。

同署の関係者によれば、検査で不合格となったのは主に農産品と加工商品で、日本からの輸入品のうち、ネギ、みかん、緑茶などが残留農薬に関する規定に違反していたという。

昨年、通関時に抽出検査の対象となった輸入品のうち、1.36%にあたる663件が残留農薬や添加物などにより不合格になっている。また、通過できなかった商品は返送などの処置がとられ、今後再び検査対象となる確率が最高で100%まで引き上げられるという。

ASUS、今年はモバイルとPCの出荷2桁増へ[IT]


パソコン(PC)ブランド世界大手の華碩電脳(ASUS)は13日、今年第1四半期と通年の出荷量見通しを発表した。現在主力のPC製品(ノートとデスクトップ合計)は、世界で成長が伸び悩む中で前年比15%増えると予測。スマートフォンとタブレット端末を合わせたモバイル製品の出荷量は前年比50%以上増えると見込んでいる。

ASUSのノートとデスクトップを合わせた2014年のPC出荷量は2,250万台だった。今年第1四半期は、需要期だった14年第4四半期と比べ約11%減の560万台と予測。今後も、「ZenBook(ゼンブック)」シリーズなど各種ノートPCのほか、ハイエンドのゲーミングPC、デスクトップPC、オールインワン(AIO)PCなどの幅広い製品ラインアップで全体の出荷量を押し上げるとし、2017年には13年比の2倍に増やす目標を示している。

昨年、「ZenFone」シリーズで参入したスマホの14年出荷量は850万台、タブレットは940万台だった。スマホとタブレットを合わせたモバイル製品の今年第1四半期の出荷量は前期比約31%減の500万台とみる。モバイル製品の出荷量は17年にPC製品を上回ると予想している。

このほか、マザーボードなどを含むコンポーネント製品の15年出荷量は前年比でプラス成長、ウエアラブル端末やルーターなどを含むモノのインターネット(IoT)やクラウド関連製品は、50%以上の成長を目指すとした。

■14年純利益は9%減

ASUSが同日発表した主力のブランド事業の14年連結純利益は、前年比9.2%減の194億7,000万台湾元(約740億円)だった。売上高は3.5%増の4,362億6,400万元。粗利益は7.6%、本業のもうけを示す営業利益は3.1%それぞれ増加したが、営業外収益が37%減り、純利益のマイナスにつながった。

四半期ベースでみると、第4四半期は7億1,300万元の為替差損を計上し、営業外収益が1億3,500万元と、前期比、前年同期比ともに93%の減少。第4四半期の大幅な減益が通年の利益を押し下げた。

鍋の人気具材「鴨血」最大手が汚染品販売、回収へ

鍋料理の人気具材で、アヒルの血をプリン状に固めた「鴨血」が汚染されていたことが分かった。全国シェア7割を超える双鵬公司(新北市)が販売した「鴨血」用血液に羽毛や糞尿、ブタの飼料用の病死したニワトリの血液が混入していたもので、衛生福利部(衛福部)は各地の衛生局に全ての製品の回収を命じた。同社は1日当たり20トンの飼料用のニワトリの血液を調達していた。

新北市衛生局によると、双鵬公司が今年食用として販売したアヒルの血は計1万2712リットルで、多くの問屋や量販店を通じて全国の大手鍋料理店で使用され、賞味期限が三日と短いことから、すでに消費者の口に入っている。問題の「鴨血」を購入していた鍋料理チェーンなどは即刻提供を中止し、消費者への対応方法を検討している。衛福部は、「鴨血」など血液を原料とした食材は、高温で調理されるため本来衛生上に問題はないが、食肉処理場で飼料用として採取される家禽の血液には動物用抗生物質など人体に有害な成分が含まれる畏れがあるとしている。

台湾出身の在日華僑が100歳で祝賀式、各界から祝福

日本華商総会(東京都港区)の林錦漫理事長が今年の7月で数え年の100歳になるのを前に15日、東京で祝賀イベントが行われた。会場には日台各界から200人近くの出席者が集まり、長寿を祝った。

林理事長は日本統治時代の1916(大正5)年、嘉義生まれ。現在も東京華僑総会理事および監事など華僑団体の重役を兼任している。過去には数度にわたりソメイヨシノの苗木を嘉義県に贈るなど、日台交流への貢献も大きい。

この日は日本の対台湾窓口機関、交流協会の舟町仁志専務理事や海江田万里前衆院議員らも祝福に駆けつけた。沈斯淳駐日代表からは長寿を祝う馬英九総統の掛け軸が贈られた。

旧正月連休の空模様、前半は冷え込むも後半は暖かく

中央気象局が16日発表した週間予報によると、大陸からの寒気団が南下する影響で、17日から旧正月の19日まで北部と北東部で冷え込み、20日に気温が上昇する見込みだという。

17~19日にかけては、北部で最低気温が12度まで下がり、東部と北部で局地的に雨がぱらつく可能性もあるという。

寒気団が弱まる20~21日は暖かさが戻り、最高気温が北部では23度、南部では27度まで上がると予想されている。一方、離島の金門や馬祖、澎湖および西部の地域では霧がかかりやすいため、注意を呼びかけている。

台湾鉄道で電車運休、原因は乗務員同士のけんかか

15日午前、桃園市内を走行中だった台湾鉄路管理局の区間車が、運転士の体調不良を理由に運休した。だが、その後になって実際は、運行中に運転士と車掌が口論するトラブルが起きたのが原因だった可能性が指摘され、関連機関が調査を進めている。

トラブルが起きたのは基隆6時36分発新竹行きの区間車。楊梅駅(桃園市)付近を走行中、運転士が体調不良を訴えたため、次の富岡で運転を打ち切った。乗客は後続の電車に乗り換えた。

だが、後になって運転士が車内の自動放送装置を適切に設定しなかったことに不満を抱いた車掌が、運転士のいる乗務員室のドアをけり、その後乗務を放棄した可能性があることが分かったという。

台鉄は、この乗務員2人の間で対立があったことを認めている。また、台鉄の行車保安委員会(運行保安委員会)では、運転士らが実際に乗務を放棄したかどうかを含め、詳しい事情を調査している。

台湾鉄道の特別列車、集集線で運行開始 沿線から歓迎受ける

台湾鉄路管理局で先月から運行されている特別車両「進化1001号」が15日、同局の集集線で営業運転を開始した。これに先立つ14日、沿線各地では市民らが出迎え、歓迎式典などが行われた。

車体に可愛い宇宙人のイラストが描かれた進化1001号は、ローカル線沿線の観光振興を目的に導入された。きょうから集集線の二水―車テイ間を毎日5往復する。(テイ=土へんに呈)

彰化駅では大勢の子供たちや道教の少年神を模したキャラクター「電音三太子」らが車両の到着を歓迎した。

台鉄では同車両の運行を記念して平渓、内湾、集集3支線のうち、どれか1つを自由に利用できる記念1日乗車券を販売し、利用を呼びかけている。

総統、台鉄運転士抗議問題の早期解決指示

在来線、台湾鉄道(台鉄)の運転士が14日、人手不足による超過勤務の問題、および踏切の設備更新遅延問題に抗議して踏切を通過した際、スピードを時速60キロメートルまで落として走行したため、14日のバレンタインデー、列車の遅れが発生、乗客約6万人あまりがその影響を受けた。

馬英九・総統は15日、踏切の安全問題と人手不足の問題、二つとも改善できる項目だとし、台湾鉄道が早急に運転士の組織とコンセンサスに達し、列車を通常通りに運行するよう、行政院に指示した。

行政院の孫立群・報道官は、毛治国・行政院長は旧正月前、乗客に迷惑と不便をかけたことに対して陳謝すると共に、交通部に対して台湾鉄道の労使紛争を調停して旧正月期間中の旅客輸送を順調に行うよう指示したと明らかにした。

交通部の陳建宇・部長によると、台湾鉄路管理局は16日、台湾鉄道全国列車運転士聯諠会の代表と話し合いを行い、交通部の曽大仁・次長も台湾鉄道の人力問題について、行政院人事総処と意思疎通を行うという。

台湾先住民、アミ族が20万人超で最多

内政部の最新の統計では、2014年末時点では、台湾の原住民(先住民)の人口は54万23人で、平均年齢は33.7歳。各種族のうち、アミ族の人口が最も多く、次はパイワン族。

種族別で人口を見た場合、2014年末までは、アミ族が20万604人で、台湾の先住民族全体の37.1%を占め、最多となっている。次はパイワン族の9万6334人で17.8%。その次はタイヤル族の8万5888人で15.9%。この3族の人口を合わせると、約先住民族人口の71%を占めている。

県・市別で見た場合、東部、花蓮県に住む先住民が最多、9万1675人で先住民全体の17%を占めている。次は台東県の7万9622人で14.7%、その次は北部、桃園市の6万5440人で12%。

先住民がその県と市の人口における割合が最も高いのは、台東県の35.5%、二位は花蓮県の27.5%、三位は屏東県の6.9%。

台湾、市販の「鍋の素」6割で誤表示=ベジタリアン用に動物由来成分混入も

台湾食薬署は2月15日、市販の「鍋の素」に対する調査結果を発表。対象となった54商品のうち、およそ6割にあたる32商品で詳細な成分を明示しないなどの誤表示が見つかったという。

 マカオの日刊紙「澳門日報」が2月16日付紙面で台湾メディアの報道を引用して伝えた。食薬署の担当官によると、誤表示のあった32の商品のうち、鴨、鶏、羊肉ベースを謳った16の商品について、検査の結果、該当の成分が含まれていなかった。また、ベジタリアン用と表示した商品のうち5つの商品から動物由来成分が検出されたという。

 なお、誤表示のあった商品の大半は、すでに改善または生産停止となっているというが、4つの商品は海外から輸入されたもので、当局で調査を進めているとのこと。

同担当官は、旧正月シーズンには家族で鍋料理を楽しむ機会も増えることから、鍋の素を購入する際は、表示が明確な商品を慎重に選ぶこと、鍋の素を使わず新鮮な食材を使った自家製スープを用意することなどを自衛策として紹介したという。

生後1カ月の赤ちゃんをハンドルに縛り付けグルグル、動画公開の両親に批判殺到

動画共有サイトYouTube上で最近、小さな赤ちゃんを自動車のハンドルに縛り付け、ハンドルととも回されている様子を撮影した動画が話題になり、撮影した父母に批判の声が殺到した。仏20minutesの14日付の報道として、中国・環球網が15日伝えた。

報道によると、ハンドルを回しているのは赤ちゃんの父親で、動画は母親が撮影した。赤ちゃんはまだ生後1カ月、動画の撮影場所は台湾西部だという。両親は冗談のつもりで撮影し、動画を公開したようだが、インターネット・ユーザーたちの猛烈な批判を受けると削除。ただ34歳の母親は「公道上ではなくサービスエリア内で撮影したもので、批判的な反応は理解できない」とコメントしている。

父母の行為について台湾当局は法的責任を追及しないことを決めた。ただ子供の権利保護組織では「故意の虐待があったかどうかは判断できないが、非常に危険な行為だ」と指摘している。








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