「日本人は兵士ではない、殺すな」仲介役が説得
イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件で、「イスラム国」が、ジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜(はるな)さんの殺害を警告する映像をインターネット上に公開してから、20日で1か月となった。
「イスラム国」はその後、2人を殺害したとする映像を公開した。欧州や中東、アフリカなどでは、「イスラム国」に共鳴する過激派の活動が活発化している。
人質事件では、湯川さんとみられる遺体の写真を持った後藤さんの映像が公開された1月24日以降、ヨルダンのイスラム法学者アブムハンマド・マクディーシ師が、ヨルダン政府の依頼で「イスラム国」との交渉を行い、「日本人(後藤さん)は兵士ではない。殺すべきではない」と「イスラム国」を説得していたことがわかった。
「日本人を呼び戻したい!」韓国警察がパトロールに奮闘=韓国ネット
韓国・マネートゥデイによると、日韓関係の悪化や円安の影響で減少している日本人観光客を呼び戻すため、韓国の観光警察隊は、ソウル市の人気繁華街明洞などの主要観光地の巡回に奮闘しているという。
観光警察隊は、韓国の観光地を訪れた外国人観光客からのクレーム解消や事件解決を目的に組織された。
観光警察隊によると、外国人観光客からのクレームで最も多いのはぼったくりと客引き行為。外国人が韓国旅行を避ける一番の原因になっており、特に日本人観光客の場合がそうだという。観光警察隊は、「強引に店の中に引っ張り込むと、中国人観光客なら振り払えるが、日本人観光客はそうではない。日本には断らない文化があり、店に入って商品を購入してしまう。そのような経験をした日本人は二度と明洞にはやって来ない」と説明。また、「夢は明洞が再び、若者の街になることだ。観光警察が韓国の観光事業を支えていると信じている」と話している。
これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「韓国人が中国人に対して言っていることと同じことを言われている。日本人観光客がいなくなったら、明洞の人たちは生きて行けない。良心を持って生きよう」
「韓国では必ず値切らなければならない」
「少額の金のために韓国のイメージを傷つけるのはやめてほしい」
「以前、外国でぼったくり被害に遭ったが、本当に気分が悪かった」
「韓国は物乞いの国か?ぼったくり行為は絶対になくすべきだ」
「私も断れない性格だから、日本人の気持ちがよくわかる」
「日本人たちは絶対にそんなことしないのに…」
韓国の魚屋店主、魚を大きく見せるためにとった驚きの行動とは?
韓国・KBSテレビによると、旧正月(今年は2月19日)連休に入り、家族連れなどでにぎわう韓国の市場で、ある魚屋店主の驚きの詐欺手口が話題となっている。
報道によると、一部の魚屋では、魚を大きく見せるため、魚の腹部にストローをさし、息を吹き込んでいるという。
これについて、食品医薬品安全処は「魚の重量をごまかしているわけではなく、人体に害もないため、行政処分の対象ではない」と明らかにした。しかし、専門家は、「息を吹き込む人に疾患がある場合、感染する危険性がある。また、ストローが汚れていた場合、魚の腐敗が早まる可能性もある」と指摘している。
首相、農相追及の民主議員にヤジ 「日教組どうするの」
安倍晋三首相が19日の衆院予算委員会の質疑で、西川公也農林水産相の献金問題を追及する民主党議員に首相席からヤジを飛ばし、大島理森委員長からたしなめられる場面があった。
民主党の玉木雄一郎氏は質疑で、砂糖業界の関連企業から西川氏側への献金を「脱法献金だ」と主張。その直後、首相は「日教組どうするの」などとヤジを飛ばした。過去の日教組加盟組合による民主党議員への献金事件を指したとみられる。玉木氏は「日教組の話はしていない」と応酬。大島委員長が「ヤジ同士のやりとりをしないで。総理もちょっと」と双方を注意した。
質問終了後、玉木氏は「首相席からヤジを飛ばすのをやめてほしかった」と記者団に語った。
「吹き出しそうな」中国語メニュー? 沖縄のレストランで中国人が発見
中国をはじめとする海外にある日本語の案内や、商品などで使われている日本語がおかしいというのはしばしばネット上でも話題になるし、旅行から帰ってきた人の土産話にもなる。しかし、日本でも同じようなことが起きているようである。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で40万人以上のフォロワーを抱えるユーザーが13日、沖縄旅行中の友人が入ったレストランの中国語メニューが“吹き出してしまう”ほど可笑しかったと紹介した。ツイートには、レストランの中国語メニューを撮影した画像が数枚掲載されており、「沖縄そば」の中国語が「沖縄傍辺」(沖縄の傍)になっていたり、「カリッとするテビチのから揚げ」が「提高当作発出砕裂声使的猪的脚的唐」(砕け裂ける音を出す豚の足の唐を上げる)になっていたりするのが見える。中国語がまったく分からなくても、字面でその奇妙さは多少お分かりいただけるだろうか。
ツイート主は、友人から「これはいったいどんな料理だ」と聞かれた瞬間「吹き出しそうになった」としている。このツイートを読んだほかのユーザーからは「ははは、超楽しい」、「どんな料理だよ」、「で、結局正しい訳は何なんだ」、「雑だとしか言えない」、「機械翻訳だろう」といった各種「ツッコミ」が寄せられた。さらには「半分笑えないよ。日本人が陰では中国人を歓迎していないってことだよ」などと詮索するユーザーまで出現した。
また「正しい訳は何」という質問に対して、あるユーザーは「炸脆猪蹄、沖縄蕎麦麺」と回答。テビチの唐揚げはこれで通じるはずだが、沖縄そばは蕎麦粉でないから不正解だ。「沖縄麺条」とすべきである。
あるユーザーからは「日本にはこれほど多くの中国人がいるのにいつもトンデモ訳を見る。なんで誰かに頼んで翻訳してもらわないのだろう」という意見も。確かに、東京の都心でもしばしば「ヘンな中国語」が書かれた標識や案内を見かけることがある。看板やメニューは店の印象を左右する大事なツール。余計なトラブルや誤解を生まないためにも、中国語表記が正しいかどうか再確認したほうがいいかもしれない
母国語が聞こえて、思わず涙が・・言葉が通じない訪日中国人、「日本人の助け方」に感動
旅慣れない外国で困難に遭遇した時、現地の人から親切を受けると、冷めかけていた旅行の楽しみが一転して幸せな気持ちに変わる。言葉がうまく通じなくとも、助けようとする気持ちや感謝の気持ちはお互いに感じ取っているのではないだろうか。
中国のあるブロガーが最近、日本を旅行した際の感想をつづったエントリーを公開した。地下鉄で困っていた時に助けてくれた日本人のことにも触れている。内容はこんな感じだった。
わずか1日や2日では日本人と触れ合う機会もないが、助けてもらった経験から、日本にも親切な人がいるんだなぁ、と感じた。
地下鉄に乗ろうとした時。私は期限切れの切符を持っていたために改札を通れず、焦っていた。人に尋ねようとしたけど、私が自信を持って話せる言葉と言えば、「エクスキューズ・ミー」ぐらい。英語が話せそうだったので、2人組の女の子に助けを求めた。しかし彼女たちも英語は上手ではなくて、私たちの会話はうまく通じなかった。彼女たちは私の言いたいことを必死に理解しようとしてくれたが、私の方があきらめて、私たちは別れた。
すると彼女たちが追いかけてきてくれて、私に電話を渡す。友達の中国人に電話をして、通訳をお願いしたのだ。電話から母国語が聞こえて、思わず涙が流れた。その友達の中国人は私に行きたい場所を聞き、彼女たちに伝えてくれた。彼女たちは私のために切符を買い、乗り場の方へと案内してくれた。
私はこれを書いている今でも、彼女たちに「本当に、ありがとう!」と伝えたい気持ちでいっぱいだ。あの時、私は慌てていて、お礼を言い忘れてしまったのだ。
「日本を恨んでいたけど親日派になった」という韓国人、きっかけは「アニメ」
中国のネット上で「反日的だった韓国人が日本のアニメに触れて親日派になった」というエピソードが紹介され、ちょっとした話題となった。
中国版ツイッター・微博で22万人のフォロワーを持つ新浪アニメチャンネルのアカウントが14日、「“2次元”に国境なし 韓国の『憤怒青年』、アニメによって反日感情消える」とするツイートを掲載した。ツイートでは「近ごろある日本のサイト宛てに、韓国ネットユーザーからの奇特なメールが届いた」と紹介。そのメールには、日本のアニメ「ゆるゆり」を勧めた日本のネットユーザーに感謝が綴られていたという。
ツイートはさらに、この韓国人ユーザーからはこれまでにも、「かつて日本を恨んでいた私がわずか数カ月で親日派に変わった」、「京都のお寺で日韓友好を祈った」などといったメッセージが寄せられていたと伝えた。
このエピソードに対して、微博のユーザーからは「ゆるゆりは世界を救う」、「(登場人物の1人である)あかりは平和の天使」、「世の中のマンガファンはみんなひとつ」などといった賞賛コメントが寄せられた。また、「実際、日本アニメの多くは戦争に反対している。趣味と愛国そして、日本の一般市民と右翼は切り離して考えなければ」という意見もあった。
一方で「これは文化的侵略ではないか……」、「“2次元”を熱愛しても、歴史を忘れてはいけない」と、冷ややかな目で見るユーザーもいた。
印象的なのは、「日中友好支持と親日は同じとは限らない。中国のためにも日中友好を支持しようというだけのことだ」という感想。頭ごなしに反日を唱えたり、寝ても覚めても日本大好きと言ったりするのに比べたら冷静な見方と言えるのではないだろうか。
韓国で消防署員に偽物の耐火服を支給!
韓国・聯合ニュースによると、韓国で、性能検査を受けていない消防用特殊耐火服が全国の消防署員に支給されていたことが分かった。
同日、国民安全処によると、第一線の消防署が調達庁から購入した耐火服の一部が、火炎や高温に耐えられるかを確認する韓国消防産業技術院(KFI)の製品認定検査を受けていなかったことが分かった。調達庁が契約した耐火服約1万9300着のうち、約5300着が検査をせずに納品されていたが、どれが「不良耐火服」なのか判別することが難しいため、国民安全処は約1万9000着すべてを着用しないよう第一線の消防署に通知したという。すでに火災現場で使われたものもあり、「不良耐火服」を着用して消火活動をした消防隊員もいるという。
訪日中国人観光客に“秒殺”される「日本の人気お土産」トップ10
中国では1週間の春節(旧正月。今年は2月19日)の大型連休がスタートした。日本にも多くの中国人が訪れると見られている中、中国人に人気の高い「お土産トップ10」が掲載された。
日本では最近、中国人観光客の「爆買い」などが話題になっているが、中国人観光客に人気のお土産トップ10は以下の通りである。
1.温水洗浄便座
日本の温水洗浄便座は最新機能を備えているだけでなく、どんなタイプの便器にも設置できるため、中国人の人気ナンバーワンお土産になっている。免税店の担当者は「中国の団体客が来ると、便座が売り切れる」とうれしい悲鳴を上げている。
2.電子炊飯器
多機能で耐久性に優れているなど、「高品質」が日本製の電子炊飯器を選択する理由。ある中国人観光客は、「中国製の炊飯器はよく故障するから」と語った。
3.ステンレスフードジャー
おいしい温度をキープしながら持ち運べたり、保温・保冷効果を生かした調理もできるため、子供のいる家庭やサラリーマンに人気。
4.美白のための栄養補助食品
化粧品はもちろんのこと、美容のための栄養補助食品も人気が高い。配合されたビタミンなどに、しみ・そばかすなどを予防する美白効果があるという。
5.酵素などの健康食品
日本製の健康食品は、あらゆる年代を対象としたお土産として最適と評価されている。
6.「白い恋人」
中国人に人気が高い観光地・北海道の有名なお土産。ラングドシャークッキーの間に挟まれているチョコレートは、ホワイトチョコレートが有名だが、ブラックチョコレートの製品もある。
7.馬油
古くからアトピーや乾燥肌、ニキビのなどの悩みに使用されてきた。最近、スキンケア用品として再び人気が高まっている。
8.イッセイミヤケの製品
日本の有名デザイナー・三宅一生のバッグや服飾品、化粧品の人気が高い。特に、バッグを買い求める中国人客が増加している。
9.ランドセル
丈夫で壊れにくいだけでなく、日本のアニメを見て育った世代が親になり、アニメの中でなじみのあったランドセルを子供に持たせたいと考え、人気に火がついた。
10.電動シェーバー
小さくて精巧なだけでなく、丈夫で長持ちする。ここでも日本の品質が評価されている。
非愛国的ではなく・・と日本のいいところを“おさらい”
日本を訪れた海外観光客の感想がたいてい好印象なことに対して、実際のところ旅行者の感じたことがどこまで本当なのか気になる人もいることと思う。
中国のあるネットユーザーが17日、日本旅行の感想をブログに綴った。中国のネット上で常に存在する「日本は本当にそんなにいいの?」という疑問に対して、このユーザーは文章を通じて「確かにいいよ!」と述べている。
このユーザーが日本旅行で感じたことを以下のようにまとめている。
1.日本国民は謙虚で礼儀正しい。
2.みんな観光客に対してとてもフレンドリー。英語はできないが、疑問に答えるべく最善を尽くしてくれる。
3.人と人との信頼に満ちている。京都や奈良ではバッグを抱えることはなかったし、路線バスでは大半の男子が長財布をズボンの後ろポケットに差しているのを見かけた。
4.人に対する配慮が非常にすばらしい。路線バスは停留所に着くと地面と平行になるように傾くし、地下鉄は全てホームに書かれたドア位置にピッタリ止まる。
5.人びとはみんな自分を律している。
6.観光地のチケットがかなり安い。
7.接客サービスがとても良い。ウィンドウショッピングしているだけでも一杯のお茶しか頼まなくても客ごとにサービスを差別することがない。
8.すべての品物が高品質である。ホテルが無料で提供する入浴用品は資生堂かポーラだった。帰りの中国東方航空の飛行機で食べた機内食に感動したのだが、全部食べ終わってから日本で作られたものであることに気づいた。
9.国全体が誠実で信用できる。(他店と比べても)値段に大きな差が出ないから、いいなと思ったものはその場ですぐに買うことができる。食事代は上海と同じだが、他のものは基本的に上海より安い。
10.都市計画が合理的である。標識ははっきりしていて人に優しく、道に迷う心配が全くない。
そして最後に、「日本が好きなのは、私が非愛国的だからではなく、私たちに足りない部分をとてもたくさん見たからだ。みんながそんな認識を持つようになることで、わが国はようやく良くなりはじめると思う! 日本はみんなが行って楽しむ価値があるし、学ぶ価値がある。私はきっとまた行く!」と締めくくった。