日本の空港でのサービスを紹介
海外での飛行機の乗り換えや乗り継ぎは、空港によって設備や対応方法の違い、基本的には外国語でのやり取りにもなり、結構手間のかかる出来事ではある。出張や頻繁に海外旅行する人は比較的慣れた事でもあり、空港ごとの違いを見出す余裕もあるようだ。
中国のあるネットユーザーが17日、乗り換えで何度か訪れた日本の空港の印象についてのブログ文章を掲載した。そのなかで、スタッフによるサービスの周到ぶりが紹介されている。内容は以下のとおりだ。
飛行機の乗り換えで何度か日本に行ったことがあるが、残っている印象の1つに税関職員の和やかで親切な態度が極致に達していたことがある。男女にかかわらず、みんな礼儀正しく接してくれるのだ。
印象深かったのは、税関を出て(米国から日本へのフライトだったはず)、中国行きの飛行機に乗り換える時のこと。みんな靴を脱いで安全検査を通るのだが、あるスタッフがスリッパを持って私たち女性に「履き替えますか」と聞いてくれた。そして安全検査通過後に自分の靴に履き替ようとしたところ、椅子に座らせてくれたのだ。こんな思いやりのあるサービスは、日本の成田空港でしか体験したことがない。
スタッフのサービス態度は最高だ。昨年の冬休み、米国から中国へ移動する際に日本を経由したのだが、私の予約が原因でチケットに問題が発生。このためにスタッフたちを3時間も待たせてしまったのだ。しかし、とっくに退勤時間を過ぎていただろうにちっともイライラした様子を見せず、ずっと私のために対応してくれた。こちらがとても面目ない気持ちになるほどだ。
案内所で尋ね事をしたときには、中国語ができるスタッフを探してきてくれ、疑問がすっかり氷解した。私は日本で、このような心地よく温かいサービスを感じたのである。
英国の女子生徒3人、「イスラム国」参加のためトルコ入り
報道によると、英国ロンドンの女子生徒3人が17日、過激派組織「イスラム国」に参加するため、トルコ経由でシリアへ向けて英国を出国したことが分かった。警察当局によると、3人の少女は15~16歳で、昨年12月にシリアに渡航した別の少女と友人関係にあるという。
少女らは学期の中間休みである17日朝、それぞれの家族にもっともらしい理由を告げて家を出ており、トルコ航空で同日夕方にトルコ入りしたことが分かっている。警察当局は、家族らが心配していることを知らせることによって、3人がシリア入りを思いとどまって帰国することに望みを託していると述べている。
米警察、寒波襲来で「アナ雪」のエルサを“指名手配”!
米ABCの報道によると、ケンタッキー州の警察署が、記録的な寒波をもたらした容疑者として、ディズニー映画「アナと雪の女王」のキャラクターであるエルサの“指名手配書”をフェイスブックに投稿した。
ABCの報道によると、記録的な寒波に見舞われているケンタッキー州ハーラン市の警察署は19日、寒さをもたらした容疑者として、「アナと雪の女王」のエルサの“指名手配書”を同警察署のフェイスブックに投稿した。指名手配書によると、容疑者は「金髪の女性で、最後に目撃された時には裾の長い青いドレスを着ており、突然『レット・イット・ゴー~ありのままで~』を歌いだす」という。ユーモアにあふれたこの投稿に続けて、気温の低下が続いているため、住民に警戒を呼びかける内容が投稿されたという。
この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「いいね!お茶目だ」
「爆笑したよ。この世にはいつでもユーモアが必要だ」
「エルサを怒らせたらダメ!そんなことをしたら、彼女がもっと寒さをもたらしてしまう!彼女には果物を詰めたバスケットを贈るべき」
「ユーモアのセンスがあれば生活に活気が出る。警察署がそういうことをしていると知って、楽しい気分になった」
「この世にまだユーモアが存在していることが分かってうれしいよ」
「この寒さの影響で、9カ月後には出生率が上がるんじゃないかと思う」
講義は中学レベル、入試は「同意」で合格 文科省がダメ出しした“仰天大学”とは?
「数学の授業は四捨五入から」「受験生と大学の『同意』で合格」「新入生が一人もいない」――。新設の大学や学部でこんな事例が相次ぎ、文部科学省が改善指導に乗り出しました。若者の減少とキャンパスの新増設で「大学全入」とも言われる時代。とりわけ知名度の低い地方大学で、教育の質の低下が懸念されています。
百分率や小数が分からない大学生?
文科省は今月19日、講義内容や運営方法などに不備があるとして、改善を求める大学253校を公表しました。新設された大学や学部を昨年度から調べており、対象となった502校の約半数に問題が。多くは学生の定員割れや、教職員の高齢化などでしたが、大学としての“適格性”が問われそうなものも少なくありませんでした。
千葉科学大(千葉県銚子市)は、一部の講義で“レベルの低さ”が問題視されました。たとえば「英語1」の講義。同大のシラバス(講義計画)によると、冒頭から「be動詞」「過去形」「進行形」と、中学校レベルの内容が並びます。「基礎数学」の講義でも、割合(百分率)や小数、四捨五入とは何か、から教え始めます。
つくば国際大(茨城県土浦市)でも、「化学」の講義が元素や周期表の説明から始まったり、「生物学」では光合成やメンデルの遺伝法則を一から学ばせたり。
こうした実態について文科省の調査は「大学教育水準とは見受けられない」と指摘しており、改善を求めています。
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開設以来、学生ゼロも
一方、入試を巡って、受け入れ数や選考基準が不明確だったりするケースも調査で明らかになりました。
太成学院大(大阪府堺市)では、書類と面接で合否を決める「アグリーメント入試」を実施しており、選考基準について「学生と大学が同意に達したら入学を許可する」と説明してきました。
しかし、文科省の調査は「同意以外の判断基準が明示されておらず、どのように合否を決定しているか不明」として、見直しを求めています。
北翔大(北海道江別市)では、大学院の募集要項に「可能な限り受け入れる」との表現があり、適切な選抜が行われていない印象を与えると指摘されました。
同大総務部によると、試験には論文と面接があり、「適正に競争原理に基づいて選抜している」とのこと。ただ、受験者には社会人が多く、合格しても入学を辞退する人が多いため、できるだけ志願者を集めたかった、と説明しています。
ほかにも、「併設校からの内部推薦など募集要項に記載されていない入試区分が存在」(大阪府守口市の大阪国際大)、「留年生が多数生じており、また、在籍学生の学年ごとの評定平均が下の学年ほど低くなっている」(兵庫県宝塚市の宝塚医療大)、「開設以来、学生が1人も入学していない」(千葉県我孫子市の川村学園女子大・大学院人文科学研究科教育学専攻)などの例が指摘されています。
【タイ】中国人観光客33人がパタヤに置き去り=中国人ガイドは料金を持ち逃げ
2015年2月20日、タイ東部のビーチリゾート、パタヤへ観光に来ていた中国人33人が置き去りにされた、と地元警察署に訴え出ているとタイのメディアが伝えている。
中国人たちは中国本土の浙江省から2月18日に到着、事前にそれぞれ約4万4000円ほどを代理店に支払っているという。
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グループは、到着後に同行の中国人ガイド(20歳)から約2万6000円の追加料金を請求され、33人分の合計約85万8000円を支払った。しかし、その後、このツアーガイドは姿をくらましている。
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現在、このツアーを扱っていたNew Gen Tour社と地元警察で対応を協議している。その中で騙し取られたと思われる追加料金については、ツアーガイドの個人的な犯罪であるとしながらも、会社が返済することを申し出ている。
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地元警察署では、ツアー会社の意向には関係なく、金を持ち逃げした中国人ガイドの行方を追っている。
「日本留学で娘は変わった…」交通ルールを守るようになった
中国のインターネット掲示板に、日本に留学した娘の変わりように驚いたというネットユーザーの書き込みが登場した。
娘が日本から帰ってきた。私は北京首都国際空港の第3ターミナルで、首を長くして待っていた。あの見慣れた小さな顔を、もう1年以上も見ていない。彼女はスーツケースを引きながらリュックサックを背負ってふらふらと人ごみの中から現れた。私が手をたたいて合図をすると、彼女は眼鏡の奥で笑顔を見せた。娘は春節(旧正月)を過ごして、10日後には日本に帰らなければならない。
私たちはエレベーターを待った。私たちの前には3、4人の旅行客がいた。エレベーターのドアが開き、私は急いで乗り込もうとした。しかし、娘は私の腕を引っ張り、前に並んでいる人が先だと合図した。私はそれを見て初めて自分の失礼さに気付いた。
空港から市内に向かう地下鉄を待っているとき、私は何の気なくドアの位置の真正面に立った。すると娘はまた私の腕を引っ張り、ドアの横に並んでいた2人の旅行客の後ろに並ぶよう合図した。
娘のこの2つの小さな動作は、私が当たり前だと思っている行為が、どんなに失礼かということを気付かせてくれた。それと同時に、娘は1年余りの日本留学で変わったと感じた。ルールを守るのが当たり前だと思うようになったのだ。