Quantcast
Channel: Tommy's Express ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

柯台北市長、228事件記念式典で涙「悲劇が再び起きないよう望む」

$
0
0


柯台北市長、228事件記念式典で涙「悲劇が再び起きないよう望む」


戦後台湾の最大の悲劇と言われる1947年2月28日の「二・二八事件」から68年となるきょう、柯文哲台北市長が被害者の親族の代表として記念式典に出席し、嗚咽で何度か言葉を詰まらせながら、「悲劇が再び起きないよう望む」と語った。

柯氏の祖父にあたる柯世元氏は事件後、半月にわたって勾留され、釈放時には全身傷だらけで放心状態に陥っていたという。その後病に伏せ、1954年に肺結核で亡くなっている。

柯氏は祖父が亡くなった当時を振り返り、「二・二八事件」は祖父の命を傷つけ、父の人生を傷つけ、私の心を傷つけた」と述べ、事件は親子三代にわたって苦しみを与えていると指摘した。

同式典に出席した馬英九総統は挨拶の中で、「我々は事件の教訓を永遠に忘れてはならず、歴史が繰り返されるのを許してはならない」と語り、柯氏に対して社会の調和に向けて協力を求めた。

柯氏は式典で挨拶を終えた後、馬総統から握手を求められたが、これには応えなかった。

228事件記念音楽会で故・蕭泰然氏の楽曲合唱

高雄スプリングアートフェスティバル「228芝生コンサート」が27日、南部、高雄市の高雄市美術館脇の広場で開幕した。国内外の音楽家、歌手、百人の合唱団らにより名曲の数々が歌われた。
南部、高雄市の高雄市美術館脇の広場で27日、高雄スプリングアートフェスティバルが開幕、27日、28日の2日間に渡って「228芝生コンサート」が行われた。

先日24日、高雄市出身の作曲家の蕭泰然・氏が死去したことをうけ、高雄市文化局そして高雄市の音楽界は追悼の意を表し、コンサートを訪れた一万人にのぼる人々とともに、蕭氏の代表曲の一つであり、1947年2月28日に発生した228事件をテーマとした楽曲「1947序曲」を合唱、台湾を代表する作曲家に対して、最大限の敬意を示した。

228芝生コンサートは、今年で68周年となった228事件を思い起こし、また昨年7月に高雄市内で発生し大きな被害を出した爆発事故の悲しみを振り払うことを目的に、国内外の音楽家、歌手、合唱団を招き、27日、28日の二日間に渡って行われた。

コンサートには、圧倒的なハイトーンボースで、2010年、オランダのTVの歌唱コンテストで優勝、youtubeではのべ600万アクセスを記録した男性歌手Martin Hurkensさんも登場し、美声を披露した。また、昨年3月の学生運動「ひまわり運動」のために制作し、台湾のレコード大賞、ゴールデン・メロディー・アワードでもノミネートされた台湾のロックバンド「滅火器樂團(FIRE EX.)」が、高雄市交響楽団と共に管弦楽版の「島嶼天光(Island Sunrise)」を披露し、会場は大いに盛り上がりをみせた。

台南市、学校から蒋介石像を全面撤去へ

南部・台南市で28日、「二・二八事件」の犠牲者を偲ぶ集会が開かれ、出席した同市の頼清徳市長は、一部から事件の元凶とされている蒋介石元総統の銅像を近く市内の学校から全面撤去する考えを明らかにした。

台南市は2010年末、同名の県・市を合わせて新たにできた直轄市。旧台南県内の学校に設置された蒋介石像は、合併までにすべて撤去されていたが、市内の小中学校には今も約14体が残っているという。

「二・二八事件」は1947年、台湾全土に広がった民衆蜂起で、軍の鎮圧などによって多くの犠牲者が出た。事件について、民進党が政権与党だった2006年、蒋氏を最大の責任者とする研究報告が発表されたが、国民党や一部学者からは「客観性に欠ける」などと批判の声が上がっていた。

戦後台湾最大の悲劇「228事件」を解説したアニメが登場

台湾の歴史をアニメ形式で紹介する「台湾バー(Taiwan Bar)」の製作チームは27日、戦後台湾の最大の悲劇と言われる1947年の「二・二八事件」を題材にした作品を公開した。

アニメでは事件が起きた背景を政治、経済、文化の3つの面から解説。日本の敗戦前から台湾に住んでいた「本省人」と戦後中国大陸から渡ってきた「外省人」の間の対立などがあったとしている。

また、事件によってもたらされた市民の政治に対する無関心や、両者間の対立は現在に至るまで解消していないと指摘。その上で、子孫である我々が受け継ぐべきなのは「恨み」か「教訓」か、と問題提起を行っている。

行政院が1992年に公表した調査報告によると、事件による犠牲者は1万8000人~2万8000人に上るとされている。

台湾バーではこれまで日本統治時代を含む台湾の歴史を紹介しており、台湾の近代化をテーマにした第1話の再生回数は2月28日現在、70万回を超えている。

中信兄弟、韓国・LGに大勝 元阪神の林威助が3打点/台湾プロ野球

台湾プロ野球の中信兄弟は28日、キャンプ地の台中インターコンチネンタル球場で韓国プロ野球・LG二軍と練習試合を行った。元阪神の林威助とスーパールーキーの許基宏がそれぞれ3打点を記録、12-3で圧勝した。

中信兄弟は27日にも韓国・ロッテ二軍と対戦し、8-1で勝利した。先発した元阪神の鄭凱文は4回を1安打無失点に抑え、キャンプ初の実戦登板で好投を見せた。

基隆市で花火大会が開催 夜空彩る

基隆市七堵区で27日、花火大会「七堵鉄道文化煙火節」が行われ、打ち上げられた花火が人々を楽しませた。

このイベントの前身は2007年から行われていた「基隆河花火まつり」。元宵節(今年は3月5日)の夜に、基隆河にかかる大華橋から崇智橋に至る両岸で現地住民がお互いにロケット花火を打ち合っていたのが起源とされている。

その後「七堵鉄道文化煙火節」へと名前を変え、2013年からは日本統治時代に建てられた旧駅舎のある鉄道公園前に場所を移して開催されている。

スマホ好調、昨年の製造業生産額が史上二番目

経済部の統計によると、2014年、台湾の製造業の総生産額は台湾元14兆4255億元(日本円約54兆8787億円)に達し、史上2番めの高水準となった。特に電子部品製造業は台湾元3兆7495億元で史上最高と記録した。経済部によると、スマートフォン、タブレットパソコンなど携帯機器の売上好調の恩恵をうけたことによるものだという。

経済部の統計によると、2014年、台湾の製造業の総生産額は台湾元14兆4255億元(日本円約54兆8787億円)に達した。2014年の総生産額は2011年の14兆6617億元には及ばなかったものの、史上2番めの高水準となった。特に電子部品製造業は台湾元3兆7495億元で史上最高と記録した。経済部によると、スマートフォン、タブレットパソコンなど携帯機器の売上好調の恩恵をうけたことによるものだという。

2014年の製造業の生産額のほか、2014年の第四四半期の生産額は台湾元3兆6304億元(日本円約13兆8110億円)で、2010年第4四半期に次ぎ、史上2番めの高水準となった。このうち、電子部品製造業は9600億元、機械設備業は1819億元で史上最高となった。一方、化学製造業は原油の値下がりにより、2四半期連続でマイナス成長となった。

業種別では、スマートフォン、タブレットパソコンなどの携帯機器の出荷が好調であることに加え、ハイテク技術応用領域の拡大により、シリコンウェハーのOEM、半導体パッケージング・テスティング、DRAMなどの業者の生産額が大きく伸びていること、また大型サイズのテレビディスプレイの出荷が好調だったことから、電子部品製造業の躍進が目立った。電子部品製造業の2014年の生産額は、前年に比べて8.05%増、過去最高の台湾元3兆7495億元となった。

このほか、機械設備業も景気回復の恩恵を受け、設備投資のニーズが高った結果、2014年の生産額は、前年に比べて10.72%増、6647億元となった。また、自動車産業及び自動車部品業も、新車のセールや原油価格の下落で2014年の生産額は、前年比12.8%増の4218億元となった。

228事件初めて記載した石門が澎湖に現存

台湾海峡に浮かぶ離島、澎湖県の馬公市の民生路と介寿路の交差点にある石造りの「牌楼」(アーチ型の門)、「西瀛勝境」は、1947年に建造された。

1947年に発生した228事件は台湾本島全域に広がったが、離島の澎湖は唯一、事件の影響を受けなかった。当時の蒋介石・元総統は資金を支給し、国防部の白崇禧・部長に対し澎湖を激励するよう指示、当時の馬公要塞司令の史文桂・中将によって1947年の年末、中正公園のほか、「西瀛勝境」の牌楼も建造された。

「西瀛勝境」牌楼の外観は白く塗られており、橋にあたる部分には「西瀛勝境」という文字が、また、柱部分の両側には国民党のエンブレムが描かれている。また、柱には建造の年に発生した228事件についての記載があるため、高い歴史的価値をもつとされている。数年前にトラックが衝突し破損したものの、その後、元通りに修復された。澎湖県文化局では2002年に澎湖県の歴史建築として保存対象にしている。

米民主党、台湾の民主称える決議

米国の民主党が、台湾が自由と民主を推進している努力、並びに米国とのパートナー関係を以って地球規模の課題に取り組んでいることを称える決議を行った。米民主党の全国委員会(DNC)は20日に、ワシントンで行われ、21項目の決議を採択した。そのうち11番目の決議案は台湾に関するものだった。

ウェブサイト上で公開されている資料によれば、この決議は、台湾が自由と民主を推進している努力、並びに米国とのパートナー関係を以って地球規模の課題に取り組んでいることを賞賛する内容。

決議では、台湾は活発に発展する民主国家で、すでに自由で公正な総統選挙を5度にわたって実施している他、開放的で自由、かつ多元的な社会を維持する、東アジアと世界の模範であると称えた。さらにこの決議では、台湾が米国と協力してテロに対抗していることにも触れ、700万米ドルあまりを提供して、過激派組織であるイスラム国への対抗や、イラク及びシリア難民への支援に協力していることなどを紹介した。そして、人道支援、公衆衛生、環境保護のいずれの上でも台湾は米国のパートナーだと強調した。

民主党全国委員会は民主党の政党活動を担当しており、オバマ大統領の任期中に、台湾に友好的な決議を行うのは初めて。

空軍司令部跡地、イノベーション基地に

台北市の空軍総司令部跡地がイノベーションと起業のために活用されることに。国防部空軍総司令部は2012年に台北市の大直に移転するまで、市の中心で大通りの仁愛路沿いの高級住宅街にあった。土地は7.15ヘクタール。
この跡地の再利用に関する政策が再三変更されていたが、行政院の毛治国・院長は27日、現状を保ちながら、イノベーションと起業のために活用すると宣言、将来の利用形式は次世代の選択に委ねるとの方針を明らかにした。毛・行政院長によると、台湾で多く見られる、古跡再利用の方式を用いて、文化、科学技術を統合し、分野を超越したイノベーションと起業のためのステージならびに基地にするということ。








Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>