【台湾ブログ】忘れてはならない!現在進行形の福島・原発問題
3月11日に発生から4年が経った、東日本大震災。多くの人が黙とうを捧げ、被害の大きさを改めて意識すると同時に、忘れてはならないという思いを強くした。台湾にも、日本の災害を気にかける人々がいるようだ。福島県の原発問題を教訓にしたいという思いを書きつづったのは、ブロガーの許登昭(ハンドルネーム)さんだ。
日本の民間団体が掲げた教訓の中国語翻訳版があると知り、「原子力を使った電気供給が安全だと、軽々しく信じてはならない。緊急時はまずは逃げ、それから話をしよう」という点を、特に学んだそうだ。筆者は「血と涙にまみれた福島の核被害を経験し、この教訓はまとめられた」と受け止め、4年前の東日本大震災を思い出した。中でも福島県の原発問題は、「今でも進行形だ」と気付いたという。
福島の教訓を忘れてはいけないと訴え、「日本政府は2020年の東京オリンピックを展望するあまり死者はいないと公言したが、家に帰れない被災者は12万人を数え、甲状腺の異常を感じる児童が増え続けている。汚染水は漏れっぱなしのままだ」と、得た情報を並べ不安をつづった。
続けて台湾では写真展や座談会などの活動が行われ、「二度と同じ災害を繰り返さないようにと、福島の真相を理解する機会を作ろうと働きかけている団体がある。台湾の立場で核反対を訴え、エネルギー改革論を討議する機会にもなるそうだ」と、伝えた。そして最後に、「災害はどうやって防ぐのか、日本は世界に情報発信している」と筆者はまとめた。
東日本大震災に向けた義援金が200億円以上になり、世界の国々で最も多額であった台湾。親日感情が深く、困った人を助けたい博愛主義者も多いのだろう。このブログ文の筆者の「福島県の原発問題を忘れてはならない」という思いも、日本人にとっては心に残る内容。だ
3月11日に発生から4年が経った、東日本大震災。多くの人が黙とうを捧げ、被害の大きさを改めて意識すると同時に、忘れてはならないという思いを強くした。台湾にも、日本の災害を気にかける人々がいるようだ。福島県の原発問題を教訓にしたいという思いを書きつづったのは、ブロガーの許登昭(ハンドルネーム)さんだ。
日本の民間団体が掲げた教訓の中国語翻訳版があると知り、「原子力を使った電気供給が安全だと、軽々しく信じてはならない。緊急時はまずは逃げ、それから話をしよう」という点を、特に学んだそうだ。筆者は「血と涙にまみれた福島の核被害を経験し、この教訓はまとめられた」と受け止め、4年前の東日本大震災を思い出した。中でも福島県の原発問題は、「今でも進行形だ」と気付いたという。
福島の教訓を忘れてはいけないと訴え、「日本政府は2020年の東京オリンピックを展望するあまり死者はいないと公言したが、家に帰れない被災者は12万人を数え、甲状腺の異常を感じる児童が増え続けている。汚染水は漏れっぱなしのままだ」と、得た情報を並べ不安をつづった。
続けて台湾では写真展や座談会などの活動が行われ、「二度と同じ災害を繰り返さないようにと、福島の真相を理解する機会を作ろうと働きかけている団体がある。台湾の立場で核反対を訴え、エネルギー改革論を討議する機会にもなるそうだ」と、伝えた。そして最後に、「災害はどうやって防ぐのか、日本は世界に情報発信している」と筆者はまとめた。
東日本大震災に向けた義援金が200億円以上になり、世界の国々で最も多額であった台湾。親日感情が深く、困った人を助けたい博愛主義者も多いのだろう。このブログ文の筆者の「福島県の原発問題を忘れてはならない」という思いも、日本人にとっては心に残る内容。だ