日本の交通警察官が見せた姿勢に中国人ビックリ=「なんて恥ずかしい格好だ!」
書き込みは「日本では警察官もひざまずいてドライバーと話をする」という一文で、添付された写真には、交通機動隊の警察官が白バイを降りて、路肩に止めた車のドアのそばで地面に膝を突いて運転席のドライバーと話をしている様子が写っている。
中国では日本の接客・サービス態度の良さを象徴する例として、飛行機の客室乗務員やデパートの販売員が客のそばにしゃがんで(※中国では「ひざまずく」とされることが多い)応対する様子がよく取り上げられる。この書き込みに、ほかのネットユーザーからは「ひざまずく」という姿勢が表す意味についてさまざまなコメントが寄せられている。
「なんで?」
「なんて恥ずかしい格好だ」
「中国の警察には無理だな!」
「ドライバーは実の父とか?」
「警官であっても国民の人格は尊重しなければならない」
「相手と同じ目線で話をするだめだろう」
「日本人はよくひざまずいて話をする。視線が相手より高いと違和感を覚える」
「日本人にとってはなんてことはない姿勢だ。写真を見ると、ドライバーの老人と話しやすくするためなのかもしれない。いずれにせよ、警官の忍耐力と老人を敬う気持ちが見て取れる」
「警察にはドライバーを強制的に降ろす権限はないから、自分が低くなって目線を同じにしているんだ。上から見下ろすことでドライバーに対する失礼に当たらないように」
「ひざまずく姿勢は日本と中国ではその意味が異なる。中国では『膝の下には金がある』と言われ、簡単にはひざまずかないし、日常的な姿勢ではない。しかし、日本では立ったり椅子に座ったりするのと同じように、膝を地面につけるのも日常的な姿勢。だから、警察官がひざまずいたからといって、国民の地位が高いことの表れとは限らない」
「部屋のネット開通のときに来た人もひざまずいて説明していた。椅子を勧めたけど断られたので、私も一緒にひざまずいた。マンションの管理人さんが資料を届けてくれたときもひざまずいていた。私は立っているのが申し訳なくなって、そのときも一緒にひざまずいた。今では日本人が来たら彼らより先にひざまずくようになった」