【台湾ブログ】意思表示しない日本人、同意したと思ってはダメ!
レコチャイより・・・
日本についての情報を集めているという台湾女性が、日本人の生活習慣やタブーについてブログに執筆。ずばり、ツボをついている。
日本人の会話の習慣として、「よくうなずく、はっきり意思表示をしない」ことを挙げた、女性ブロガーのNau(ハンドルネーム)さん。「相槌を打っても“うん”と答えても、理解している訳ではないのが日本人。単に反応しただけというケースもあるので、同意してくれたと思い込んではいけない。思い込むと、自分の誤解に気付くことがある。日本人は意見をはっきり言わず、遠回しな表現をすることがあるのだ。例を挙げると“多分そうだと思う”といった、柔らかなニュアンス。その曖昧な表現こそが、日本人の礼儀正しさを印象付けるのだろう」と見解を述べた。強い意志や感情を会話に出さない穏やかな雰囲気が、マナー良く見えるらしい。そして本音がつかみづらいのだ。
続けて「日本人のお辞儀は、90度の角度をつけるしっかりしたものから、軽い会釈までさまざま。握手は伝統的ではないようだ」、「仕事上の付き合いの客を自宅に招かないのが、日本人。欧米男性のように、妻を客に紹介するケースも少ない。妻を仕事に関与させないのが、一般的な日本人男性だ」と、つづった。
そして「よくお風呂に入る国民性で、家族で順番を決めて同じお湯につかることがある」、「死と発音が似ている4、苦の発音に似ている9という数字は好まれない」、「人前でのキスやハグ、ガムをかむこと、靴を脱がずに土足で家に入る事はやってはいけない」と、Nauさんから見た日本人の興味深い習慣を次々挙げた。
また名刺交換時にキチンとしたマナーがあることや、他人の家を訪問する時はお土産持参などといったことにも、驚いているNauさん。日本には「御中元とお歳暮シーズンがあり、子どもの七五三や成人式などといった行事の費用もかさむ。受け取った贈答品やお土産を買い取って販売する業者も登場し、主婦に人気と聞いた」と、面白く感じたようだ。
最後は日本生活の三大タブーとして、「大きな声を出すこと、ゴミ分別をしないこと、料理時に換気をしないこと」と挙げたNauさん。本音を言わず、おとなしそうだが外面がいいのが日本人、というようなイメージを持っていそうだ。日本人と比べると、意思表示が強く他人の目をあまり気にしないのが、一般的な台湾人の姿のようだ。