鴻海など6社ランク入り=フォーブス世界500社
米経済誌フォーブスが9日発表した世界企業500社番付で台湾からは鴻海精密工業をはじめ6社がランクインした。鴻海は昨年の43位から30位に上がった。ほかにランク入りした台湾企業は台湾中油(305位)、広達電脳(クァンタ=321位)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル=379位)、和碩聯合科技(ペガトロン=384位)、国泰人寿保険(キャセイライフ=499位)。
台湾とシンガポール、月内にも経済協定調印か
台湾とシンガポールの経済パートナー協定(ASTEP)が、早ければ今月末にも調印される見通しだ。調印後は立法院の承認が必要となるが、順調に進めば来年発効する。双方は今年5月に交渉完了を発表済みで、現在は最終的な事務作業が行っている。一方、きょう10日には台湾とニュージーランドとの経済協力協定(ECA)が調印される予定だ。
タイ料理の瓦城は6月増収、夏休み開始で
タイ料理のチェーン店などを展開している瓦城泰統グループ(TTFB)の6月の連結売上高は前月比9.8%増、前年同月比31.5%増の2億999万台湾元と好調だった。6月は卒業式シーズンだったことで需要が伸びた。TTFBは台湾で3つのレストランチェーンを計50店以上運営している。9月末までに4番目のレストランブランドを開業する計画もある。
女子重量挙げで金メダル=ユニバーシアード
第27回ユニバーシアード夏季大会3日目は8日、ロシアのカザニで行われ、重量挙げ女子58キロ級で国立体育大学(桃園県)の郭[女幸]淳がスナッチ104キロ、ジャーク134キロのトータル238キロで優勝し、台湾に今大会初の金メダルをもたらした。スナッチ、ジャーク、トータルのいずれも大会新記録。一方、バレーボール女子は強豪の中国を3−0のストレートで破り、バスケットボール女子はウクライナを84−68で下し、それぞれ白星スタートを切った。
三重県の料理名門校、台湾料理に挑戦
料理の名門校として知られる相可高校(三重県多気町)の食物調理科の生徒ら32人が8日、台湾の料理学校、開平餐飲学校を訪れ、互いに料理の腕を競い合った。日本の生徒たちは難しさに苦笑しながら、初めて触れる台湾料理の世界を楽しんだ。開平の調理師は、台湾料理には欠かせない米酒(もち米などで作った酒)や、大根おろし、ニンニクなどでからすみの調理法を指導したほか、客家の家庭料理も披露。日本の生徒たちは熱心にノートを取り、積極的に質問、活発な“料理交流”が行われた。
主人公は「デゴイチ」、集集線SLイベント
南投県の台鉄・集集線で14日から南投火車好多節が開催される。今年の乗車体験イベントの主人公は、台湾でDT668と呼ばれている日本のD51形蒸気機関車。乗車予約はすでに始まっている。南投火車好多節では7月14日〜8月11日の期間中、SL列車が毎週日曜4回運行されるが、南投県内のホテルに宿泊すれば無料乗車の申し込みが可能。抽選による熱気球体験コーナーもある。
金門島がイメチェン、巨乳アイドルで観光PR
金門島で8日、観光PRのためのショートフィルムの撮影が始まった。8分間のショートフィルムは、金門県政府が制作などを民間に委託したもので、元歌手の是元介(ジェイ・シー)演じるカメラマンと、瑶瑶(ヤオヤオ)の愛称でおなじみの郭書瑶(グオ・シューヤオ)演じる女子大生とのラブ・ストーリー。ロケは、后湖海浜公園や山后民俗文化村、榴弾砲陣地などで行われ、全編は9月初めまでにインターネットで公開される。
デング熱・日本脳炎、感染者が増加傾向
デング熱と日本脳炎の感染者が目立ってきたことから、衛生署では注意を呼びかけている。衛生署によると、8日時点でデング熱の感染者は台湾での感染が69件、外国で感染し台湾で発症が99件確認されている。なかでも屏東県在住者の感染が最も多く53件に達している。一方、日本脳炎の感染者は9件。このうち5人が6月10日〜30日に感染した。しかし昨年同期の26件を大きく下回っている。
台湾・鴻海精密工業、液晶部品の開発強化で日本人技術者40人採用の計画
世界のEMS(電子機器受託製造サービス)最大手である台湾の鴻海精密工業が大阪市に持つ日本法人は、2013年末までに日本で技術者40人を採用する計画だ。リストラで日本の大手テレビメーカーを退職した人材を中心に募集する。触控技術網が伝えた。
報道によれば、鴻海が募集するのはスマートフォンやタブレット端末向けの液晶モジュールの設計、液晶パネルの製造関連の技術者で、年齢制限は設けない。このところの業績不振により、パナソニックは今年3月までの2年間に7万3000人、シャープは5000人の人材をリストラした。
鴻海は世界で130万人を雇用しているが、日本人は非常に少なく、大部分が技術分野のコンサルタントだ。鴻海は大口顧客である米アップル向けの事業の幅を広げるため、今年5月に大阪市に日本法人を設立。昨年7月にはシャープと大阪府堺市の第10世代パネル工場の共同運営を始めた。
台湾人の民度が高いのは日本植民地統治の影響
9日、環球時報は記事「李敖の息子・李戡、台湾人の民度が高いのは日本植民地統治の影響」を掲載した。伝統文化を保持していたがゆえに台湾人の民度は高いという議論を間違いだと切って捨てている。
2013年7月9日、環球時報は記事「李敖の息子・李戡、台湾人の民度が高いのは日本植民地統治の影響」を掲載した。
台湾を代表するコラムニスト、作家の李敖(リー・アオ)氏。その息子の李戡(リー・カン)氏は3年前、北京大学に入学した。その李戡氏が環球時報のインタビューに答えている。
環球時報:あなたの“中華”に対する感情はどこから来たものですか?中国本土に来てから変わりましたか?
李戡:小さい頃から父に私たちは中国人だと教わってきました。たしかに台湾では我が家のような人は多くありません。中国本土に来てから確かに本土の民度は悪いと感じました。いさかいが多いし、言葉遣いは無礼でケンカのようです。ただそれでも祖国に対するアイデンティティーに変わりはありません。身の回りで起きた不愉快な出来事を理由に国家への愛を変えるべきではありません。この国には確かに多くの問題がある。ただしやるべきは改善であって、日々ののしったり恨んだりすることではありません。
環球時報:マイクロブログにおける“公共知識人”(ネットのオピニオンリーダー)たちの口ゲンカを見ておられますか?
李戡:そうしたののしり合いには興味がありませんし、時事問題の議論に加わることもありません。一部の“公共知識人”はなにかというと「(民度が高い、本当の)中国は台湾にある」と言い立てますが、本当につまらない話です。台湾のことをまったく分かっていないのです。台湾人の民度が高いのは中国の伝統文化を保っているからだと“公共知識人”は思っているようですが、実際には日本植民地統治の影響なのです。また彼らは台湾の政治が素晴らしいと思っているようですが、台湾の一般市民に聞いてみればそんなふうに思っている人はいくらもいないでしょう。
ASUS、6月は前年同月比11.9%減収
パソコン(PC)世界大手の華碩電脳(ASUS)が8日発表した6月の連結売上高は、前年同月比11.9%減の336億8,400万台湾元(約1,130億円)だった。ノートPCとタブレット端末の出荷がいずれも振るわなかった。第2四半期の売上高は前期比13%減の996億元となり、四半期ベースでは昨年同期以来で初めて1,000億元を下回った。
9日付各紙が伝えた。第2四半期は、期待されていたタッチパネル搭載型ノートPCの出荷が不調だった。また米グーグルと共同で開発した7インチタブレット「ネクサス7」の新機種の投入が遅れ、市場に様子見ムードが広がったことで、タブレットの出荷低迷も招いた。
第2四半期の売上高は、同社が先ごろ下方修正していた予測値(前月比10〜15%減)に一致した。同社関係者は「第2四半期は今年の谷底。第3四半期にはノートPCとタブレットの出荷がいずれも上向く」とみている。
1〜6月の累計売上高は前年同期比5.6%増の2,136億7,300万元だった。
海外の学生招き短期講習を開催 千葉商科大、14日から
千葉商科大学は14日から28日まで、海外の大学から学生を招いた短期講習「サマープログラム」を開催する。日本の政治や経済についての講義や企業訪問、工場見学などを行う。サマープログラムは、2011年から開催している。3回目となる今回は、中国の大連外国語大学日本語学院やインドのサー・パダンパッド・シンハニア大、台湾の国立中正大学など、アジアを中心に総勢42人の学生が参加する。
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期間中の平日午前は「日本の金融制度と産業構造の変遷」や「東アジアにおける日本の地政学的位置付け」をテーマにした講義が行われ、午後は企業訪問や工
台風7号、あす夜にも台湾東部に接近
中央気象局が台湾時間10日午前10時に発表したところによると、台風7号(ソーリック)は勢力を増しており暴風域が拡大、進行速度も速くなって今後発達を続けながら台湾に接近し、あす11日には海上警報が発表される見通し。
台風7号は10日午前8時現在、台湾最南端の鵝鑾鼻(がらんび)の東方約1560キロ(日本の南)の海上にあり、時速23キロで西北西(台湾東部)の海上へと進んでいる。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は毎秒51メートル、最大瞬間風速は63メートル。
勢力を強めながら台湾に接近・上陸する見込みで、あす11日は暴風域に入り、昼間に海上台風警報が、夜間に陸上台風警報が発表される見通し。風力10の暴風域は半径100キロ、また風力7の暴風域はこれまでの半径200キロからすでに280キロに拡大している。
精神科医、子供の“夏休みネット中毒”に警鐘
精神科医らが、小中学生の“夏休みネット中毒”の危険性を訴え、保護者に注意を呼びかけている。9日付けの台湾紙「聨合報」は、夏休み中はネット依存で来院する子供が2割ほど増加するとの医師の声を伝えている。
台安医院心身医学科の許正典主任によると、いわゆる子供のネット依存症とは、パソコンやスマートフォンなどで1日6時間以上、週に40時間以上インターネットを利用し、学業とは無関係のチャットやオンラインゲームなどに興じている状態を指す。許医師によれば、夏休み中はネット依存の子供の患者が2割ほど増えるのが常で、多くは小学校高学年〜中学生だという。
また、台北市立萬芳医院精神科の潘建志医師は、病院にかかるほどの状態になった子供の症状は深刻なケースが多く、1日10時間以上ネットにふけっている場合が珍しくないと指摘。重度のネット依存の脳への影響は薬物依存にも近く、治療薬を服用する必要があるとしている。
台湾では共働き家庭が一般的で、夏休みは日中子供だけになる機会が多い。医師らは、子供をサマーキャンプに参加させるなど、運動やふれあいの場をもうけることを薦めている。
「難しい!」日本の料理名門校、台湾料理にチャレンジ
料理の名門校として知られる相可高校(三重県)食物調理科の生徒ら32人が8日、台湾の料理学校、開平餐飲学校を訪れ、互いに料理の腕を競い合った。日本の生徒たちは難しさに苦笑しながら、初めて触れる台湾料理の世界を楽しんだ。
開平の調理師は、台湾料理には欠かせない米酒(もち米などで作った酒)や、大根おろし、ニンニクなどでからすみの調理法を指導したほか、客家の家庭料理も披露。日本の生徒たちは熱心にノートを取り、積極的に質問、活発な“料理交流”が行われた。
台湾の生徒がアシスタントとして見守る中、相可の生徒たちは台湾料理にチャレンジ。大きくて重たい中華鍋に最初はみな戸惑っていたものの、すぐに要領をつかみ、中国語、日本語、英語に加えて身振り手振りでコミュニケーションを取りながら、無事に台湾料理2品を仕上げた。
台湾料理は包丁の入れ方や火加減が独特で、名門校の生徒たちもてんてこ舞いだったが、2年生の垣内翔吏さんは、「台湾のからすみの食べ方は日本と違って生臭くない」と驚いた様子で、台湾の生徒たちが辛抱強く教えてくれたおかげで楽しく学ぶことができたと笑顔で語った。
開平の生徒たちも、日本人のマナーの良さや調理場の清潔度に対する意識の徹底振りが印象的で大変勉強になったと話しており、明日の厨房を担う台日料理交流は大成功に終わった。
北乃きい、台湾屋台の思い出を新曲「師大路夜市」に歌う
台湾師範大学近くの路地裏に広がる台北市の師大(路)夜市(シーダールー・イエシー)。観光や語学留学で台湾に来たことのある人なら誰もが必ず訪れる有名なナイトマーケットだが、女優・歌手として活躍している北乃きい(22)がこの6月、この夜市の名前をタイトルとして台湾滞在中の楽しい経験を織り込んだ曲を発表、台湾でも反響を呼びつつある。
この歌は北乃が今年4月からナビゲーターを務めているNHK Eテレ「テレビで中国語」のエンディングに使われている「師大路夜市」。
6月26日にリリースした「ラズベリージャム」のカップリング曲だ。
2011年夏に1か月ほど台湾に滞在していたという北乃は、そのブログでもしばしば台湾の話題を取り上げてきたが、この日本語・中国語・英語を交えた歌詞には、ナイトマーケットで味わった人気グルメのショーロンポウ(小籠包)やタピオカミルクティー(珍珠[女乃]茶)を取り入れてわくわくした旅の思い出をつづり、「まるで不夜城 眠らない 師大路夜市」に「非常感謝」、「See you again また会おうね 再見」と再び訪れたいと最後を締めくくっており、“日本のファンが聞けば台湾の屋台を訪れたくなること間違いなし”と台湾メディアは伝えている。
師大路を中心とするエリアは1970年代の屋台街に始まって、師範大学国語中心(付属の中国語学校)で学ぶ外国人留学生向けの食堂や喫茶店の増加で1990年代以降一層にぎやかになり、台北でも一、二を争う人気商業地域。猫カフェ発祥の地でもあり、海外の観光ガイドに繰り返し取り上げられている。
しかし、商店エリアが一気に拡大して住宅地に食い込み、ゴミや騒音の問題が深刻となったため、近年では一帯の住民が猛抗議、市政府に違法営業店撤去を求めるなど攻防が続いている。
台湾、重量挙げで待望の金メダル第1号/カザニ・ユニバ
学生スポーツの祭典、第27回ユニバーシアード夏季大会3日目は8日、ロシアのカザニで行われ、重量挙げ女子58キロ級で国立体育大学(桃園県)の郭[女幸]淳がスナッチ104キロ、ジャーク134キロのトータル238キロで優勝し、台湾に今大会初の金メダルをもたらした。スナッチ、ジャーク、トータルのいずれも大会新記録。
重量挙げのほか、バレーボール女子とバスケットボール女子でも台湾の代表チームが好成績を挙げている。バレーボール女子では強豪の中国大陸を3−0のストレートで破り、バスケットボール女子ではウクライナを84−68で下し、それぞれ白星スタートを切った。
2017年の第29回ユニバーシアード夏季大会は、台北での開催が決まっている。ユニバーシアードが台湾で開かれるのは夏季・冬季を通して初めて。
女性差別? 市民プールの「ビキニ・ナイト」中止に
台北市の市民プールが実施していた毎週水曜の「ビキニ・ナイト」が、女性団体などの批判を受けキャンペーン開始から1週間ほどで中止に追い込まれた。市では、運営を委託している業者が行った利用者優遇策のひとつで女性蔑視の意図はないと説明している。
台北市公務局が管理する青年公園内のプールでは、7月1日からのリニューアルオープンに合わせ、夏休み期間中の毎週水曜17時以降を「ビキニ・ナイト」とし、1人110台湾元(370円)の入場料をビキニ着用の女性に限り無料とした。
しかし、「女性をモノ扱いしている」「男性のふんどしナイトがあったら世の男性はどう思うのか」などと批判が殺到、ある女性市議員(50)は「ビキニはウォータースライダーで“ポロリ”する可能性が高く、着用を推奨するのは不適切」と改善を要求し、市は直ちにキャンペーンを終了した。
台湾では水着姿を恥ずかしがる風潮がまだ強く、一般の若い女性が堂々とビキニを着る姿が珍しくなくなったのはここ数年のこと。「ビキニで入場無料」はレジャープールなどが以前から行っているキャンペーンだが、一昔前はそれでもビキニに挑戦する女性は少数派だった。
女性団体は、「プールは家族で楽しむレジャー施設であり、スタイルを競う場所ではない」として、ビキニを推奨する各地のキャンペーンを全てやめるべきだと主張している。
台湾、“女余り”の時代へ 人口男女比、年内に逆転
内政部は8日、台湾の人口の男女比(女性を100とした場合の男性の数)が減少しており、今年中に女性の人口が初めて男性を上回るとの見通しを発表した。
今年6月の統計によると、総人口のうち男性は1167万8859人、女性は1166万5354人で、女性100人に対し男性は100.12人。男女比率は前年同月比0.29ポイント減り、前月比でも0.02ポイント減となっていた。
男性の人口が減っている背景には、女性の平均寿命が比較的長いこと、胎児の性別診断の禁止や男女平等意識の浸透により男児出産を優先する風潮が弱まっていることなどが指摘されている。
行政院経済建設委員会では、11月末までには女性人口が男性と並び、年末までに男性よりも3000人多くなると予測、さらに、台湾の人口男女比率は2060年に93.1に落ち込むと見ている。
“女余り”による結婚難でさらなる晩婚化・少子化が懸念されるが、内政部はこれについて、高齢者層での男女比の不均衡は顕著だが、年齢が若くなるにつれて是正されているため、大きな社会問題とはならないだろうとしている。
自治体別にみると、人口男女差が最も大きいのは離島の連江県(131.30)、続いて嘉義県(108.86)、雲林県(108.74)で、最も少ないのは台北市(92.51)だった。
ウッチャン、台湾でビビアン・スーにラブコール
お笑いコンビ、ウッチャンナンチャンの内村光良さんが、映画プロモーションのため7日来台、台北でのプレミア上映会に参加した。一世を風靡したバラエティー「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!」は台湾でも繰り返し再放送される人気ぶりで、ウッチャンが西門町の会場に登場すると、満席の観客から大歓声が沸き起こった。
内村さんは自らメガホンをとった最新作「ボクたちの交換日記」のPRで3日間の日程で来台。上映会では中国語で自己紹介したほか、「ムービー・イズ・マイ・ドリーム」と英語で語り、「映画監督になる」という子どもの頃からの夢をかなえた喜びを伝えた。
また、「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」にレギュラー出演していた台湾の女優、ビビアン・スーにも触れ、ビビアンがゲスト出演した台湾映画「賽徳克・巴莱(セデック・バレ)」のベネチア映画祭(2011年)コンペティション部門ノミネートを高く評価、自身の次回作に予定しているコメディー映画に「ぜひ出てほしい」とラブコールを送った。
お笑いコンビの悩みや葛藤を描く「ボクたちの交換日記」は、12日から一斉に台湾で公開される。
集集線SLイベントで「デゴイチ」主人公に/台湾・南投
中部・南投県の台鉄・集集線で14日から「南投火車好多節」が開催される。今年の乗車体験イベントの主人公は、台湾でDT668と呼ばれている日本のD51形蒸気機関車。きのう乗車予約が始まった。
DT668号機は1941(昭和16)年に日本統治時代に台湾に導入されたD51形機関車のうちの一台で、近年動態復元されたもの。全長19.73メートル、高さ3.98メートル、牽引力1万7000キロと、台湾鉄道史上トン数最大。かつて貨物輸送の主力でSLファンにとっては夢の蒸気機関車だ。
集集線は台湾中部の彰化県と南投県を結ぶ鉄道路線で、軌間1,067ミリ、全長29.7キロ。全線単線で電化はされていない。大正後期に水力発電所建設の専用線として開通したものだが、近年、南投県が観光誘致に力を入れている。県主催の鉄道イベントは今年7年目で、最初投入していた“国宝級”のCK124が大人気だったが、去年はさらに“SLの王様”DT668が加わって一度に2つのSLを楽しむことができた。今年はDT668が一台で乗車イベントの任を担う。
「南投火車好多節」では7月14日〜8月11日のイベント期間中、SL列車が毎週日曜4回運行されるが、南投県内のホテルに宿泊すれば無料乗車の申し込みが可。抽選による熱気球体験コーナーもある。開幕14日はSL第1便が午前、濁水駅をスタート、集集駅では新人歌手・朱俐静(Miu)による歌が披露され、陳志清・代理県長が熱気球に乗って地元の観光をアピールする。
台湾での日本語学習者が過去3年で減少
台湾で日本語を学ぶ人の数が減っている模様。日本の国際交流基金は8日、日本以外で日本語を学んでいる人は400万人近くで、3年前に比べて増えているとの調査結果を発表した。
国際交流基金では昨年の7月から今年3月にかけて、203の国と地域の教育機関を対象に日本語学習者の数を調査。その結果、日本語学習者は3年前に比べて9.1%多い、398万4500人だったという。
最も多いのは中国大陸の人で、3年前に比べて27%増えて104万人を超えた。上位10位は、中国大陸、インドネシア、韓国、オーストラリア、中華民国台湾、アメリカ、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン。台湾は23万2967人で5位、前回の調査よりも5.9%減った。