日本に行く中国人に贈る言葉、日本を甘く見るな!人によっては「絶望の地」ともなる
中国のネット上に「間もなく日本に行く同胞に贈る言葉」と題した書き込みが登場、日本留学を甘く考えてはいけないと警鐘を鳴らしている。
日本では間もなく新学期が始まり、日本に留学する中国人も少なくないと思う。中には中国での大学受験の激しい競争から逃れるために日本に渡る人もいるだろうが、考え直した方がいい。「日本の大学は受かりやすい」とか「日本の学校のレベルは低い」などと考えているかもしれないが、それは大きな間違いだ。
私も当初日本留学を簡単に考えていたが、日本に来て相当な苦労を経験した。英語が苦手な人はなおさらだ。英語でつまずくようなら、習得が何倍も困難な日本語に苦労するのは目に見えている。
ネット上には日本留学の良さを伝える声があるが、そんなものは一部の声に過ぎない。裕福な家庭の学生なら、日本で数年勉強して、帰国後に家業を継ぐことができる。だが、一般家庭の学生が日本で生活するために、いくつものアルバイトを掛け持ちするのは珍しいことではない。こんな状況で勉強に集中できるはずもない。確かに日本でゼロからスタートして成功した人もいる。ただそういう人は中国でも成功する。日本の無名大学を卒業しても、帰国後に箔が付くことはない。日本に渡った中国人の10人に9人は失敗して帰国するだろう。中国で成功できないからと日本に期待して渡った人にとって、日本は絶望の地でしかないのだ。