【台湾ブログ】アジアで一番男らしいのが日本人、でも実態は…!?
レコチャイより・・・
旅行会社に勤務する台湾人男性が、アジア地域を比較して「日本人男性が最も成熟していて、男らしいと言えるかもしれない」とブログ文を執筆。その理由など述べた。
ハンドルネーム・阿昌哥さんはアジア地域、特にタイに詳しい男性のようだが日本人について「ルールを守り、チームプレイで真面目に働くのが日本人男性の印象。深い色のスーツを着て、いつも慌ただしく電車に駆け込むイメージも持っている。でも通勤ラッシュの時の彼らを観察すると、みな本を読んだりし車内が混雑していてもとても静かだ」と述べた。あくせく働いているが、態度は落ち着いているのが日本人男性に対する阿昌哥さんの見解だ。
続けて「仕事のストレスを抱えている日本人男性は、退社後真っ直ぐに家に向かわず、飲んで酔っぱらいながら帰ることが多いらしい」、「電車が混んでいても、なるべく他人に触れないようにしているのが礼儀正しさをモットーにしている日本人の実態。映画などに影響されて、女性を触ってはいけない!」など、矛盾に思う日本人の不思議をつづっている。
そして阿昌哥さんは、「台湾のデザイナーは、東京で若者の服装をチェックしてアイディアを練るらしいが、日本の男性は子どもからお年寄りまで、本当におしゃれな人が多い。中でもゲイがおしゃれだ、という声があった。アンケートによると、最近の若い日本男子は70%が眉を整え、30%はあぶら取り紙とリップクリームを携帯しているそう。しっかりとスキンケアし、中年男性向けのファッション誌が売れていると聞いた。メタボ対策の法律まで作り、確かに太った日本人男性は少ないと気付く」と述べ、台湾人とはおしゃれに対する意識が違う事を強調している。
また「アメリカ人男性は大富豪になりたいと夢を描くが、日本人男性の夢はマイホームを持つこと」と現実味を帯びていることを挙げ、「日本では家を建てるのはもちろん、生きる事自体が大変だろう。日本人男性は本当に本当に大変な生き物だ。実績重視の日本社会は弱者に同情しないので、失敗してはいけないという危機感を抱く。男尊女卑という概念も、今でも残っていそうだ」と、日本人男性を可哀想に思った様子の阿昌哥さん。
「日本の既婚男性の約50%が浮気を経験したことがある、という調査結果を見た。遊びはしても離婚はしないのが一般的だったが……最近は熟年離婚が流行りの傾向にあるそうだ。定年後に家で毎日文句ばかりのうるさい夫に、妻は嫌気がさすのだろうか」と、不思議がっている。男らしくて成熟しているイメージを抱きつつも、家族のために働きづめで、リタイヤすると離婚を突きつけられることもあるのが日本人男性と……阿昌哥さんはあこがれというより、興味深い視点を抱き観察結果をまとめた。