「イスラム国の黒幕」殺害か=フセイン元大統領側近―イラク
中東の衛星テレビ局アルアラビアなどによると、イラク北部サラハディン州のジャボウリ知事は17日、州都ティクリート近郊での治安部隊による急襲作戦により、「イスラム国の黒幕」で旧フセイン政権ナンバー2だったイザト・イブラヒム元革命指導評議会副議長を殺害したと述べた。
元副議長は過激派組織「イスラム国」に幹部として加わり、同組織が昨年6月に北部モスルなどを制圧した際に重要な役割を果たしたとの見方がある。翌7月には、同組織を称賛する本人のものとされる音声メッセージが公開されていた。
ジャボウリ知事は、「イスラム国の黒幕」とされる元副議長の死亡は、同組織への大きな打撃となると語った。