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タイの寺院が“ウンチ問題”で中国人お断り?

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タイの寺院が“ウンチ問題”で中国人お断り?日本人や韓国人のフリで入ろうとする人も


タイ北部チェンライにある有名な仏教寺院、ワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)が中国人の拝観を断っているという。タイで中国人向け旅行業務などを行う業者「泰国旅游自由行」が5日、中国版ツイッター・微博で明かし、中国インターネット・ユーザーたちの注目を集めた。

微博の書き込みではインターネット上で流れたとみられるある中国人観光客の「告白」を紹介。その内容は以下のようなものだった。

「今日は多くのツアー参加者がワット・ロンクンに入ることができず、がっかりしながら帰って来た。ワット・ロンクンは昨日突然、『中国本土観光客の参拝は受け付けない』と発表したのだ。

昨日、ある中国人客が有名な“黄金のトイレ”には行かず、子供を寺の中にある池に連れて行き、大便をさせたという。私たちはこれを聞いて大きなショックを受けた。恥ずかしさのあまり、中国人でいたくないとさえ思った。

今日、ワット・ロンクンは警備員を増やし、中国人らしき観光客には全て質問をし、拝観を断っていた。入るためにはあの憎き日本人のふりをしたり、韓国人のふりをしたり、スカーフを巻いてイスラム教徒のふりをする人もいた。台湾人のふりをしていた人は、言葉でバレた」

微博の書き込みによると、ワット・ロンクンの係員は「中国本土客にはずいぶん我慢してきた。まずはマナーを学んでからこの寺に来てほしい」と話していた。

この書き込みは中国ネットユーザーたちの間で話題になり、続々とコメントが寄せられた。一部を拾ってみる。

「これが本当なら、恥ずかしいとしか言えない」
「海外に行くと中国人じゃないふりをすることが多い」

「恥ずかしい! ウンチさせたヤツの出国を制限しろ!!!」

「それ、中国人じゃないかもよ。韓国人が化けているかもしれないだろ?」

「確かに、海外では自分が中国人だとは認めたくない」

「中国人でいるのがイヤになった」

「海外では外国人のふりができるように、日本語や韓国語を覚えろってこと?」

「中国人だとは言わず、日本人か韓国人だと言えばいい」

「こういう子連れ、大嫌い! 食事に行って子供がいたら遠くに座る。子供の教育もできない人は海外になんか行くな」

「タイではチェンマイ大学が迷惑だからってことで中国人の立ち入りを禁止した。今度はワット・ロンクンか・・・。なんか、『中国人と犬は入るべからず』みたいだね」

「中国人、どうしちゃったの?」

「中国人として、海外に行くのが恥ずかしい」







「保存料、着色料、中国産不使用だから安全」と宣伝されるほど、日本人が中国産食品を嫌うのはなぜか

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「保存料、着色料、中国産不使用だから安全」と宣伝されるほど、日本人が中国産食品を嫌うのはなぜか


中国メディア・人民網は2日、日本では中国産食品に対する根強い偏見があるとして、日本のあるおせち料理が「防腐剤、着色料、中国産原材料不使用」だから安全と宣伝されていたことを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の消費者は廉価でおいしい中国産食品をはじめとする外国からの輸入食品よりも、国産の食品を選ぶ傾向が強いと紹介。例えば、スーパーで中国産ニンニクが3個158円なのに対して国産ニンニクが1個248円で売られていたとしても、日本の市民の多くは国産ニンニクを買うと説明した。

 また、日本で夏になると食べられるウナギでも同じ現象が起きていると紹介。ウナギ業界に何十年も携わっているという専門家に聞くと「中国産は安全、品質で国産に劣らないばかりか、国産よりも優れている」という答えが返ってきたとした。

 そのうえで、日本の消費者が国産品を愛する背景には「中国の輸入食品の安全性を危ぶんでいる」ことがあると解説した。それを示す最たる例として、あるレストランが掲載した「おせち料理」の広告で、安全性をアピールするために「防腐剤、人工甘味料、合成着色料、中国産主原材料すべて不使用」と表記されていたことを紹介、「この会社を訴えてやろうかと思うほど怒りが続いた」とした。

 記事は、今や廉価な中国産食品は一般の日本の市民にとってはほぼ生活必需品になっているにもかかわらず、「日本メディアによる大々的なあおりによって、日本国民が中国産食品をかなり疑っている」と論じた。そして、数年前の「毒入りギョーザ事件」で多くの日本人が「中国のすべての冷凍餃子は有毒」と誤解し、昨年マクドナルドで発生した“期限切れ肉”を材料に用いた事件のあとも、日本メディアが大いに喧伝したことで中国産食品のイメージが悪化したとした。




悲劇に冷静な日本人、ぞっとするほど怖ろしい

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(朝鮮日報日本語版) 【コラム】悲劇に冷静な日本人、ぞっとするほど怖ろしい


20年前に阪神淡路大震災の取材を行っていた当時、頭を殴られたような衝撃を感じる出来事があった。被災地の中心部で70歳代とみられる高齢者夫婦の自宅が崩壊し、妻ががれきの下に埋まった。夫が見守る中、緊張感漂う状況で救助作業が行われた。直後に救助隊は妻を発見したが、妻はすでに遺体となっていた。現地のテレビ局は救助の様子をリアルタイムで中継していた。

 記者が本当にぞっとしたのは次の瞬間だった。救助作業中、ずっとその場に立ちすくんでいた白髪の夫は妻の死を確認すると、救助隊員らに深々と頭を下げ、何度も「ありがとうございます。お疲れさまでした」と大声で叫んでいるようだった。夫は一滴も涙を流さず、自らの感情を完璧にコントロールしていた。ロボットのようなその様子を見ると、記者は「これが日本人だ」と感じた。阪神淡路大震災では6000人以上の犠牲者が出たが、被災地のどこにも泣き叫ぶ声は聞こえなかった。「静けさゆえに恐ろしい」という感覚。これこそ記者が日本の素顔を目の当たりにしたと感じた体験だった。

 過激派組織「イスラム国」により2人の日本人が殺害され、日本国民の間に衝撃が走った。しかし日本社会の反応は20年前の東日本大震災当時とほとんど変わらなかった。最初の犠牲者となった湯川遥菜さんの父は、息子が斬首され殺害されたとのニュースを聞くと「ご迷惑を掛けて申し訳ない」と述べた。また2人目の被害者となった後藤健二さんの母もカメラの前で「すみませんでした」と語った。何が申し訳なくて、何が迷惑だったのだろうか。

 これほど残酷な仕打ちを受ける中でも、日本人たちは自らの感情を出そうとはしない。本来の民族性が冷たいからというわけではないだろう。日本の研究者たちはこれを「迷惑コンプレックス」と説明する。「迷惑」とは韓国語で「民弊」などと訳すことができる言葉だ。

 日本人の潜在意識には「他人に迷惑を掛ける行為は恥」と考える遺伝子が受け継がれている。「侍の刀による脅し」が日本人をそのようにしたという見方もあれば、教育の効果という見方もある。いずれにしても理由は関係ない。重要なことはたとえ悲惨な状況の中でも、彼らは常に忍耐を発揮するということだ。

 イスラム国に家族を殺害された遺族らは、日本政府に対して恨み言の一つでも言いたいはずだ。2人の人質が殺害されるという最悪の結果を招いたことについては、安倍政権の失政が大きいからだ。2人が人質となったのは昨年10月ごろで、イスラム国との交渉も水面下で行われていたという。ところが安倍首相は致命的なミスを犯した。中東を歴訪した際、現地で「イスラム国との戦争に2億ドル(約240億円)を拠出する」(原文ママ)と表明し、まさに彼らの面前で挑発したのだ。安倍首相の発言が報じられた直後、イスラム国は2人の人質を殺害すると突然表明した。無用にイスラム国を刺激する結果を招いた戦術的なミスだった。
 ところが2人の被害者の家族は「安倍政権の責任」とは一言も語らなかった。しかも責任を追及しないどころか「人質の救出に力を入れてくれた政府に感謝したい」と機会あるたびに語っていた。遺族らのメッセージは徹底して自制されており、またその内容も事前に考えられていた。言うべき内容をあらかじめ何かにメモし、練習でもしていたかのようだ。そのため「作為的」という見方もあるが、いずれにしてもこれが国の品格というものだ。

 個人に対して沈黙と忍耐を強要する日本の文化を「旧時代的」とする見方もあるだろう。責任の所在を明確にしないため、日本そのものが無責任な国になったという指摘もある。しかし少なくとも遺族らは、政府が最善を尽くし、自分たちを裏切らないという信頼を持っていたようだ。これは個人が国家と一つになる「公の価値観」だ。

 もし韓国が同じような目に遭ったらどうだろうか。2004年に貿易会社社員のキム・ソンイルさんがイラクで殺害される事件が発生した。ところが当時、世界のメディアが報じたのは遺族が泣き叫ぶ韓国発の記事と写真だった。野党や左翼団体などはこの問題を政府攻撃の材料にした。国会では与野党が激しく対立し、左派陣営はイラク派兵そのものを問題視してデモ行進まで行った。数カ月後、遺族らは国を相手取り損害賠償を求める訴えを起こした。

 国家的な悲劇の中で韓国と日本が示した反応は極と極だった。激情的な韓国と冷静な日本、どちらが良いとか悪いとか断言はできないだろう。実際に情熱とエネルギーあふれる韓国人は、何かきっかけさえ与えられれば驚くほどの爆発力を発揮してきた。

 その一方で韓国人は共通の敵の前でも互いに争い、何かあればいつも他人のせいにしてきた。この分派性は韓国人の致命的な弱点だ。これを克服できない限り、日本に追い付くことは永遠にできないだろう。20年前も今も日本はやはり恐ろしい国だ。





「イスラム国」の横暴に国際ハッカー集団「アノニマス」が宣戦布告

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ごく普通の中国人、日本の強大さに驚く(上)


2015年2月5日、中国人にとって日本とはどのような存在なのか、ある中国人が親類に会いに日本を訪れた際の印象をネット上につづっている。教科書や歴史問題などから、ごく普通の中国人であっても日本に対して敵意がみなぎっているが、「近くて遠い日本のことを、われわれはあまりよく知らない」と指摘している。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

成田空港に降りたって最初に感じたことは清潔さだった。道路にはタバコの吸い殻ひとつなく、路上でタバコをくゆらす人もない。街頭に張り紙はない。人もみな清潔で、スーツ姿でも今時のファッションでも、男性はみなこざっぱりとしている。女性は近所に出掛けるときも化粧をして外出しており、中国でおばさんがパジャマのままスーパーに行くようなことはない。

日本では物価はどこの地方でも大差ない。日本は国土が小さいためだろうが、中国には難しい。買い物に値引き交渉はないが、割引販売されており、時には中国で買うより安いこともある。また、偽物の商品は基本的に売られておらず、偽物をつかまされる心配もない。中国ではどこもかしこも“ルイ・ヴィトンのバッグ”や“ロレックスの腕時計”があふれており、道路掃除のおばさんですら“アディダスのスニーカー”を履いているが、中国人は本当にそれほど豊かになっているだろうか。

東京は世界で最も消費の大きい都市だということは誰もが知るところだが、不思議なことに、ルイ・ヴィトンのバッグは中国と値段に差がなく、オメガの時計に至っては中国の専門店の方が高い。食べ物では、ケンタッキーフライドチキンは日本の方が中国よりも安い。日本の方が中国よりも収入と支出のバランスがとれており、中国人は何カ月働いてもバッグ1つ買えない状態にある。

ごく普通の中国人、日本の強大さに驚く(下)

中国人にとって日本とはどのような存在なのか、ある中国人が親類に会いに日本を訪れた際の印象をネット上につづっている。教科書や歴史問題などから、ごく普通の中国人であっても日本に対して敵意がみなぎっているが、「近くて遠い日本のことを、われわれはあまりよく知らない」と指摘している。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

個人的な印象では、日本人はもめ事を好まず、とても親切だ。デパートでも小さな商店でも、通りかかれば声をかけられたり、店を出る時にはお辞儀までしてくれる。地下鉄に乗れば、大声で話す人などいないし、携帯電話はマナーモードにし、通話するとしても小声でする。一度誤って携帯電話を鳴らしてしまったときは、何人もに見られ恥ずかしい思いをした。中国ではどうだろう。着信音はけたたましく、何台もの携帯電話が鳴る様子はまるでコンサート会場のようだ。

日本に1カ月ほど滞在した間、中国製品は日本のブランドの衣類に見かけただけで、東風汽車の車は走っておらず、方正電脳のパソコンも売っておらず、聯想(レノボ)の携帯電話もなかった。それに比べ、中国ではホンダやトヨタ、スバルなど日本車が多く走っており、ソニーやシャープ、パナソニックの携帯端末、セイコーやシチズン、カシオの時計、外出時には日本の携帯音楽プレーヤーを耳にし、家でも日本のメーカーのテレビを使っている人が少なくない。

ネット上では「日本製品をボイコットしよう」というコメントをよく見かけるが、ボイコットなどしきれるものだろうか。気づかないうちに日本製品を使っているかもしれない。国産自動車を買っても、それを生産するラインは日本製かもしれない。何が正しく、何が正しくないかを問うつもりはないが、少なくとも日本の経済はすでにごく普通の中国人の生活に浸透しており、われわれにできるのはそうした技術を学び取って追いつき、追い越すことだけで、パソコンの前に座ってボイコットを呼びかけることではないはずだ。

日本人の「内憂外患」意識は強く、海外製品が日本の市場でシェアを獲得するのは難しいが、人口がわずか1億人余りの日本が世界経済の最前列にあり続けているのはなぜか。国の強さは人口では計れない。

日本で暮らす外国人が帰国前に食べたい「日本の味」は?

中国メディアが紹介した「日本で暮らす外国人が帰国前に食べておきたいものは何か」という記事が、ネットユーザーの話題を呼んでいる。

同メディアは先月27日付で、日本人が書いたこの記事を取り上げた。記事では在日歴2年の外国人が発した「近々帰国する予定なんだけど、日本でしか味わえないものを食べておきたい。誰か教えて!」という問いかけと、それに対するネットユーザーの以下のようなコメントを紹介している。

「アンパン。スーツケースいっぱいにアンパンを詰めて帰国したい」

「納豆。みんなが愛する食べ物というわけではないけど、匂いが強烈だから」

「神戸牛と超高級な懐石料理」

「フグを食べてみて!命の危険はあるかもしれないけど…」

「帰国前に食べるとしたら、おでんだよ」

「本物のわさび」
「たこ焼きとお好み焼きかな」

日本で暮らす外国人は、「庶民の味」は日本でしか食べられないと感じる人が多いようだ。

一方、同記事は日本人が考える「死ぬ前に食べたいもの」についても紹介しており、1位は寿司、2位は白米、3位は刺し身という順番だった。

訪日中国人が日本製品を買いあさるのはなぜか?

中国メディア・参考消息(電子版)は、日本を訪れた中国人観光客がなぜ日本製品を買いあさるのか、その原因について分析した。

14年に日本を訪れた中国人観光客は、前年比82%増の約220万人にも達した。訪日観光ブームが起こる中、中国人観光客が日本で各種日用雑貨品を大量に購入する現象も大きな注目を集めた。

ここ数年、日本を代表する家電メーカーであるソニーやシャープなどの業績悪化に伴って、「メード・イン・ジャパン」もかつてほど高い評価を得られなくなっている。しかし、日本を訪れた中国人観光客は、セラミック包丁から高性能便座まで、先を争って日本製品を購入している。

なぜ、日本製品はこれほど品質が高く、心配りの行き届いたデザインがされているのか?この中に、中国製造業がいかにして方向転換すべきかの答えが隠されているかもしれない。

最近の円安や免税品拡大の影響で、化粧品などについては日本での販売価格が中国国内よりもかなり安くなっている。ただし、訪日中国人が日本製品を買いあさる理由は、安さだけではない。

中国では、日本企業は、技術漏洩防止の観点から最も優れた製品は日本国内にとどめ、海外で販売する同じブランドの製品には品質や技術に差を設けていると言われている。しかし、結局のところ、日本製品の優れた品質や、美しく、心配りの行き届いたデザインこそが、中国人に日本製品を大量購入をさせる最大の理由なのだろう。

初めて日本を訪れたある中国人女性は、ドラッグストアに並ぶ多くの日用雑貨品を前に、「聞いていた通り、みんな素敵で、見てると全部買いたくなってくる。国内より高いものもあるけれど、耐久性があるって聞いているし、買う価値があると思うわ」と話し、「使う側のことを考えた製品デザインは、“メード・イン・ジャパン”の代名詞の1つ」と指摘した。

日本語には、他人に心配りをするという意味の「配慮」という言葉がある。日本人は、社会生活をする中で、特にこの「配慮」を重視している。日本製の子供用タオルには、幼稚園や小学校で子供がタオルを引っかけやすいように、小さなリングが付けられている。また、傘の柄の部分には、間違い防止のための名札が入れられるように、小さな透明の枠が設けてある。

このように、日本製品の多くが消費者のことを考えて、人に優しいデザインを採用していることと、「配慮」とは切り離すことができないだろう。ユーザーのことを第一に考えてこそ、初めてこのような行き届いたデザインを思い付くことができるのである。


「イスラム国」の横暴に国際ハッカー集団「アノニマス」が宣戦布告=「お前らはウイルスで、我々は治療する者だ」

中国メディア・澎湃新聞網によると、過激な活動を続ける「イスラム国」に対し、世界中から批判の声が聞かれているだけでなく、国際ハッカー集団「アノニマス」が宣戦布告している。

「イスラム国」はフェイスブックやツイッターといったSNSやネットを巧みに利用し、世界中から賛同者を獲得している。人質の処刑映像をネットで公開するなど、ネットは「イスラム国」の宣伝における主要ツールとなっている。

これに関して「アノニマス」は公開した動画で、「我々はお前らを追いかけ、アカウントやメール、個人情報を暴く。お前らはウイルスで、我々は治療する者だ」と述べ、数日間で「イスラム国」に関連するツイッターとフェイスブックのアカウント数百件を削除したと明かした。さらに、世界中のハッカーに対して、ネットを利用した「イスラム国」の宣伝に対抗するよう呼びかけている。

一方で、「アノニマス」の宣戦布告に反対の声も上がっている。「アノニマス」のツイッターには、「『イスラム国』のアカウントを削除したら、『イスラム国』の動向を追跡する上でマイナスになるのでは?」といったコメントが寄せられ、シリアやイラクに住むハッカーの安全を心配する声もある。







タンチョウ救った日本人、台湾に飛来したツルの保護活動にエール:台湾

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タンチョウ救った日本人、台湾に飛来したツルの保護活動にエール


北東部・新北市金山に昨年12月、約4500キロ離れたシベリアから1羽のソデグロヅルが飛来し、行政や地元の農民、愛鳥家らが保護活動を行っている。これに対し、かつて秋田県北部に迷い込んだタンチョウを救った日本人がエールを送っている。

愛鳥家によると、ソデグロヅルがいままで台湾に飛来した記録はなく、美しいその姿を一目見ようと、連日多くの見物客が訪れている。

一方で、ソデグロヅルが田んぼだけでなく、道路周辺を低空飛行しており、交通事故の恐れがあるため、保護団体が交通標識を設置するなどし、ドライバーに注意を促している。

日本では、2008年5月、中国大陸から迷い込んだ1羽のタンチョウを守るため、農民などの有志により保護団体が立ち上げられ、救援活動が行われていた。この団体メンバーからの応援の手紙を受け取った台湾生態工法発展基金会の邱銘源副執行長(副会長)は、生物に国境がないと同時に、友情にも距離は関係ないと話した。

邱副執行長によると、金山のソデグロヅルも日本のタンチョウ同様、DNA鑑定によって故郷を探すなどしているという。

台湾鉄道の新竹駅と東京駅、姉妹駅提携締結へ 記念切符も販売

台湾鉄路管理局は9日、同局の新竹駅とJR東日本の東京駅が今月12日に姉妹駅提携を結ぶと発表した。これを記念して新竹駅では記念切符が数量限定で販売される。

新竹駅と東京駅の提携は2014年5月に開催された日台観光サミットで提案があり、調整が進められていた。記念切符は新竹駅の入場券2枚と内湾線の1日周遊券がセットになっており、価格は200台湾元(約750円)で、2700セットのみの販売。

また、台鉄では台北、新竹、高雄の各駅で、日本のパスポートを提示した旅行客などに交通系IC乗車券「iPASS」(一カー通)を数量限定で無料配布し、台湾観光をPRするとしている。(カー=上の下に卜)

日本統治時代の1913(大正2)年に完成した現在の新竹駅舎は松ヶ崎万長が設計したバロック様式の建物。供用から100周年を迎えた一昨年には米メトロノース鉄道のグランドセントラル駅と姉妹駅提携が結ばれている。

アジア自転車選手権、台湾トラック種目で金9

タイのナコンラチャシマで4日から開催されている「第35自転車アジア競技選手権」および「第22回アジア・ジュニア自転車競技選手権」は8日、5日めの競技が行われ、トラック種目が閉幕した。

中華民国台湾の代表チームはトラック種目で、24歳の黄亭茵・選手が女子エリートポイントレース、女子エリート個人パーシュート、女子エリートスクラッチ(10km)の3種目で金メダルを獲得するなど大健闘をみせており、これまで9つの金メダル、4つの銀メダル、2つの銅メダルを獲得。メダル獲得数で出場15の国・地域の中でトップとなっている。

中華民国自転車協会は、「今大会に向けた協会の強化策が的確であったこと、そして代表28選手の健闘により、2005年大会の5つの金メダルを大きく上回る、過去最高の成績を収めることができた」と高く評価した。

景気回復、9割の企業が旧正月後に採用検討

大手就職転職サイトyes123は「ひつじ年、国内転職及び海外転職調査」を発表した。この調査によると、90.5%の企業が、退職した職員の補充や業務拡大のため、旧正月後に採用計画があることがわかった。このうち、50.5%の企業は退職した職員の補充のため、40%の企業は業務拡大のためだという。また、採用を検討している企業の求人数は一社につき11.4個となっているという。この調査は1月15日から2月4日まで行われた。有効回答数は570件だった。

なお、採用を検討している各企業の月給は、平均で台湾元3万29元(日本円約11万3000円)だった。

yes123は、旧正月以降の求人数および賃金は、増加の趨勢となっており、景気回復が伺えると指摘。また、企業の人材確保への動きも積極的になっており、転職者は、旧正月後新たな仕事が見つからないことを心配する必要はないとの見方を示した。

yes123によると、企業は、強い責任感、安定感、プレッシャーへの適応力、旺盛な学習意欲、高い問題解決能力などをもつ人材を求めており、求職者に対して、そうした点を強化するべきだと提言している。

復興航空、11日に家族らと賠償金話し合い

復興航空の代表者として8日事故の負傷者や犠牲者の家族に対し説明を行った復興航空の子会社、龍騰旅行社の劉忠継・董事長は、11日午前に改めて負傷者や犠牲者の家族と賠償問題について話し合うと説明した。賠償金について金額は明言を避けたものの、台湾出身、中国大陸出身などは一切関係なく、全て同一の賠償を行うと明らかにした。

4日に発生した復興航空(トランスアジア航空)のGE235便(ATR-72-600型機)の墜落事故は、死者40人出す大惨事となった。なお、8日夜の時点で、なお3人が行方不明となっている。

復興航空は8日午前、事故の負傷者や犠牲者の家族に対し、現在の救助作業の状況、事後処理、賠償問題などについて説明会を行った。復興航空の子会社、龍騰旅行社の劉忠継・董事長は説明会終了後、記者会見を行い、9日の夜に犠牲者の初七日の法要を、10日に追悼、冥福を祈る式典を行うことを明らかにした。劉・董事長は慣習に則り、犠牲者が初七日が終わるまでは賠償問題については言及せず、11日午前に改めて、負傷者や犠牲者の家族と賠償問題について話し合うと説明した。

賠償金が昨年7月に、復興航空が離島の澎湖島で墜落事故を起こした際の賠償金台湾元1490万元(日本円約5610万円)を超えるか否かについて、劉・董事長は、現在詳細な金額については説明できないとして明言を避けた一方で、負傷者、犠牲者に対する賠償金について、台湾と中国大陸の乗客でいかなる差も発生しないことを強調、「重要なことは、復興航空の乗組員を含む事故機の全ての乗客、乗組員に対する賠償にいかなる差もないということだ。台湾出身、中国大陸出身などは一切関係なく、全て等しく同一の賠償を行う」と説明した。

日本統治時代の台南県知事官邸、修復終え開幕

日本統治時代の1900年に建築され115年の歴史を持つ旧・台南県知事官邸が8日、修復を終え文化施設として再び開幕した。台北市の台北賓館以外では台湾で唯一保存されている日本統治時代の首長官邸で、当時の日本総督や皇族の視察時の拠点として使用され、1900年から1941年までの間に20人の皇族が宿泊した。

施設運営を手掛けるのは、同じく台南市内の古蹟だった林百貨店を復活させた高青開発。同館1階には壁一面に書棚をしつらえ、台湾の工芸品などを展示するほか、教育・音楽・芸術講座などが開催できる。2階には1900~1932年の骨董家具を展示し、当時皇太子だった昭和天皇が1923年に宿泊した部屋も再現され、関連写真などの資料と共に観覧できる。

HTC、1Q純利益最大で5億元を予測[IT]

スマートフォン世界大手の宏達国際電子(HTC)は6日、2015年第1四半期の業績予測を発表した。連結売上高は415億~450億台湾元(約1,550億~1,680億円)、粗利率は19.5~20%、税引き前純利益は9,250万~5億元の範囲と見込む。14年後半に相次ぎ発表したスマホ新機種や小型カメラなどの売り上げ増に期待するとした。同社は昨年の営業損益と純損益がそれぞれ黒字転換しており、今年第1四半期は利益の確保に向け業績を手堅く見積もった形だ。

HTCは6日午後に14年第4四半期の業況と今年第1四半期の財務予測に関する説明会を開催。昨年第4四半期の粗利率は20.4%で、前四半期から2.5ポイント下落、営業利益率は0.4%で前四半期と同水準だった。粗利率は、昨年11月に発表した予測値19~21%の範囲内に収まった。昨年の第1~第3四半期の粗利率は、◇1Q:21.0%◇2Q:22.2%◇3Q:22.9%――で、通年では13年の20.8%を上回る見通しとなった。すでに発表済みの14年通年の売上高は13年比7.6%減の1,879億1,100万元で、売上高の減少に歯止めがかかっていないものの、管理費の見直しで粗利益の上昇と営業損益の黒字化を達成した。

HTCは、昨年発売したスマホ「HTC デザイアEYE」や、スマホなどと連動して使える小型アクションカメラ「RE」が今年に入っても引き続き好評であると強調。また、「近く発表する旗艦機種のHTC Oneシリーズの15年版機種はこれまでの機種とは違ったもので、先行きに期待できる」と述べた。株式市場では、利益率の高いハイエンドの新旗艦機種の発売時期に関心が集まっている。一方同社は、REの今年の販売見通しに関する質問に対し「スマホとの連動性など高い機能をもったカメラであり、収益増の可能性はある」と述べるにとどめた。

新興国市場については、中国とインドでさらなる成長を狙うとした。同社は昨年12月のインド市場におけるシェアが5%だったとして、「さらに成長する余地はある」と述べた。また、中国や東南アジアでもその国・地域の市場と所得水準に合わせた機種を投入することで、各市場におけるシェアの上昇は可能だと強調した。

説明会では、HTCが力を入れるオンライン・ショッピングの方向性に関する質問も出た。同社は、台湾のほか中国やインドでも電子商取引(eコマース)を強化するとした上で、「地場のパートナー企業との協業を進めたい」とした。

■1月は前月比19%減収

HTCが同日に発表した今年1月の売上高は122億7,500万元で、前月比19.2%減だった。発売した新製品の売れ行きが一段落したことで前月比では減少したが、前年同月比では26.9%増加した。地元メディアの時報資訊は同社の1月の業況について「旗艦機種のHTC One(M8)の売れ行きが一段落し、ミドルレンジ機種が売り上げを支えた」と伝えた。

同社は今年、低価格スマホに力を入れる方針も示しており、9日には新たなエントリーモデル「HTC デザイア626」を発表する。ハイエンドのHTC Oneシリーズの新機種に先立っての販売だけに、第1四半期の売上高を左右しそうだ。

台湾機墜落 不明者3人の捜索続くも水温低く作業は難航

トランスアジア(復興)航空機が台北市内の川に墜落した事故で、事故発生から6日目を迎えた9日も依然不明となっている乗客3人の捜索が続いている。だが、濁った河水や低い水温が捜索隊員の負担となり、作業は難航している。

台湾北部では8日から寒気が南下し気温が低下。9日も午前7時から捜索が再開されたが、消防関係者によると、体調不良を訴える隊員が相次いでいるという。今後は中南部にも応援を要請して人員を増強する方針。

川の中では隊員らが一列になって不明者を捜索するローラー作戦を展開。8日からは作業範囲を下流側に拡大させている。

今回の事故では乗客乗員58人のうち、40人が死亡、15人が負傷。事故機が墜落直前に接触した高架道路を走行していたタクシーの乗客ら2人もけがをした。

ハッカー大会で台湾のチームが準優勝 日本勢は4位

東京電機大学(東京都)で7~8日に開催された日本最大級のセキュリティコンテスト「SECCON(セクコン) CTF 2014」の決勝戦で、初出場した台湾のチーム「HITCON」が準優勝に輝いた。

決勝戦には、予選を勝ち抜いた7カ国・地域の24チームが参加。優勝は韓国、3位は米国のチームで、海外勢が上位を独占した。日本勢では4位が最高だった。

同大会は優秀な情報セキュリティ技術者の育成を目的として行われ、予選には世界58カ国・地域から4000人以上がエントリーした。優勝した韓国のチームには米ラスベガスで8月に開催される国際大会「DEF CON CTF 2015」決勝への出場権が贈られた。

台湾・台北で最低気温9.8度 今冬一番の寒さ 北部の山地でも降雪

寒気が南下した9日、台北では最低気温9.8度を観測し、同地としては今冬で一番の冷え込みを記録した。北部・桃園市にある達観山(拉拉山)でも降雪を観測した。

宜蘭では最低気温9.2度を観測。4日から断続的に雪が降り続いている中部の合歓山では降り始めからの積雪が10センチメートルに達している箇所もあるという。

気温は日中も上がらず、中央気象局では低温に注意を呼びかけている。また、寒波の影響は今夜から明朝にかけても続くとみられ、台南以北では最低気温が10度以下になる恐れもあるとしている。

大学生2人、観覧車に閉じ込め 従業員確認怠る

高雄市で7日夜、ショッピングセンターの観覧車内に閉じ込められたと携帯電話から119番通報があった。消防が駆けつけたところ、ゴンドラの中に男子大学生2人が取り残されているのが見つかり、その後無事救出された。

消防によると、現場に到着した際、観覧車はすでに営業を終了し、電源も落とされていたため、手動で観覧車を回して救出したという。運営元の夢時代(ドリームモール)は、従業員が確認作業を怠ったとして、大学生らに謝罪した。

中部の彰化県から遊びに来ていたと話す大学生らの体調に問題はなかった。救出時には「楽しかった」と興奮した様子だったという。

台湾のコンビニ密度は世界一、日本上回る

台湾経済部統計処が5日公表した統計によると、2014年末までに台湾内で四大コンビニエンスストアの出店数は1万店を超え、1万131店となった。台海網が6日伝えた。

人口2300人ごとに1店のコンビニがある計算。この割合は日本の2450人に1店よりも多く、台湾のコンビニの密度は世界一だという。

このニュースに寄せられたインターネット・ユーザーたちのコメントを集めてみた。

「台湾人はものすごく面倒くさがりだってこと。その程度はハンパではなく、すでに文化と化している!」

「コンビニは生活上の問題を解決するだけでなく、社交の場であり、文化的空間でもある。台湾人はほかの場所では耐えられない」

「人がいるところにコンビニあり。台湾社会の発展レベルが分かる」

「すごい! これがつまり台湾文化。中国本土の人たち、遊びにきて体感して!」

「だから台湾には大型のスーパーが少ないんだね」

「コンビニで大事なのは、サービスの心。中国本土の人たちが学ぶに値する」










イスラム国では兵士たちの集団脱走が始まっている!

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南極で温室が竣工、野菜や果物の栽培を実現へ


氷に覆われ寒風が吹く南極大陸に、初の温室が誕生した。中国南極科学観測隊に同行している上海都市緑色工程有限公司の隊員は、「上海温室」が長城基地でほぼ竣工したと報告した。これまで極地に閉鎖型温室を建設した国はなかった。解放日報が伝えた。

通常の温室と異なり、「上海温室」の採光材はガラスではなく、航空機の窓に使われる透明の中空プラスチック板が採用された。その光の透過率は90%以上に達し、保温性が高く、暴風雪に耐えることができる。プロジェクトチームは南極に向け出発する前に、上海市科学技術委員会などの支援を受けリサーチを行い、崇明島に同スケールの温室を建設し試験を実施していた。それ以前には、風力14級(41.5~46.1m/秒)に耐えうる十数棟の温室が、南沙諸島・西沙諸島を守る兵士の「野菜問題」を解消していた。

都市緑色工程公司の研究者は、「南極では太陽光が利用可能な期間は半年のみで、さらに長い白夜の影響もある。一年を通じて野菜を食べようとするならば、人工の照明が必要だ。そのため上海温室は上下の層に分かれており、自然光と人工光を集める。そのうち人工光はLED光源を採用し、異なる野菜の需要に応じて光を調節することができる。これは省エネかつ効率的で、南極条約の環境保護の要求に合致する」と説明した。

同プロジェクトに参与している上海市の4人の隊員は、今年3月の期間前までにきゅうり、トマト、ピーマン、その他の葉菜類を植え、さらに科学観測隊員の農作業の研修を行う。4人の帰還後、野菜に何か問題が生じた場合は、室内のカメラで画像を撮影し上海に送信することで、遠くから診断・指導してもらうことが可能だ。「上海温室」でスイカやイチゴなどの果物が栽培されることも、もはや夢物語ではなくなっている。

長城基地が率先して屋外温室を導入し、その後さらに基地建設・補給・生活などでより厳しい条件が存在する中山基地に、この経験を応用することになる。




イスラム国では兵士たちの集団脱走が始まっている!

イスラム国は、しばしばその牙を容赦なく“身内”にも向ける。実際に、逃走を試みた多数の外国人兵士を殺害したとも報じられているのだが、こうした事態は、足並みの乱れた実情を如実に物語っているという。

 ***

 全国紙外信部デスクの話。

「昨年末に英紙が、シリアのアサド政権とイスラム国の双方と対立関係にある活動家の話として、“イスラム国が、拠点のラッカから脱走を企てた外国人戦闘員100人を処刑”と報じました。米国主導の空爆で勢力拡大もままならず、長引く戦闘で士気が下がり、イラク人やシリア人ら地元の兵士との間で、仲間割れも生じているというのです」

 これにとどまらず、

「地元の兵士、さらには年端のいかない子らを含む一般市民を、片っ端から手にかける殺戮集団と化しています。昨年6月の“建国宣言”以降、少なくともおよそ2000人が殺されていると見られています」(同)

 軍事ジャーナリストで『イスラム国の正体』の著書もある黒井文太郎氏は、

「“士気や規律の低下”については、ロンドンの反イスラム国勢力が流している場合が多いのですが……」

 そう前置きしながら、

「モスルを制圧した昨年6月頃の勢いがないのは事実でしよう。11月以降、幹部や指揮官クラスが次々と空爆で殺され、外国人兵士の中にスパイがいるのでは、と最高指導部が疑心暗鬼になっている面がある。恐怖政治の体制を維持するため、おかしな動きをした外国人を次々処刑しているという話は聞こえてきます」

 空爆は油田も標的とされるため、

「思い通りに原油を生産できない状態に陥っており、じわじわと勢力が削がれているのは間違いありません」(同)

 東京外国語大学の飯塚正人教授(イスラム学)も、こう指摘するのだ。

「世界から集った戦闘員は社会に不満があったり、勝ち馬に乗る魂胆があったはずですが、今や国際的な包囲網ができてしまいました」

 加えて、パリのテロでは容疑者の“アラビア半島のアルカイダ”での訓練歴が報じられたように、

「この40年ほど、自国でテロを行う者がイスラム過激派組織で軍事訓練を受けるという“流れ”があります。もともと訓練に参加していた連中が、帰りたいと思った時にイスラム国は許さず、結果的に脱走になるケースも考えられます」(同)

 が、情勢はなお不透明。“弱体化”とも言い切れない危うさを孕んでいる。

子供たちに教えること・・日本と中国、それぞれの違いを紹介、「中国のアニメ教育は失敗だと思う」

子供が接する機会の多いカルチャーの一つに漫画やアニメがある。こうしたものが悪い影響を及ぼす一面も否定できないが、また子供が新たな知見を得るきっかけになるところも大きい。

中国のあるブロガーが最近、中国と日本のアニメや漫画が「子供たちに教えること」を比較し、「日本は嫌いだけど、日本の作品の教え方に間違いはない」と指摘するエントリーを公開した。内容はこんな感じだった。

・中国のアニメが子供たちに教えること。「この人は悪者、この人はいい人。いい人は悪者をやっつける。悪者はずっと悪者であり、いい人は絶対的な存在だ」
・日本のアニメや漫画が子供たちに教えること。「この悪者は何か、誰か、または約束を守るために悪に転じた。転じる前には不公平な扱いを受け、傷ついたので、世界に復讐しよう、反発しようと思っている。いい人もずっといい人というわけではなく、裏では悪だったりするし、間違えたり、悪に転じて制裁を受けたりもする」

・中国のアニメが子供たちに教えること。「いい人はずっといい人。悪人はずっと悪。そこに理由はない」
・日本のアニメや漫画が子供たちに教えること。「称賛される人でも、悪い部分も持っている。悪人でも褒められることがあるし、同情もされる」

・中国のアニメが子供たちに教えること。「人間はいい人か悪人に分けられるだけ」
・日本のアニメや漫画が子供たちに教えること。「どんな人間にも二面性があり、いい人が極悪人になったり、悪者が本当にいい人になったりもする。心の中でどう思っているかが大事だ」

こんな風に比較してみると、中国の今のアニメ教育は失敗だと思う。子供の優越感を育て、絶対的な自我、絶対的な「Yes」を教えるだけで、善悪や是非の判断ができない子供になる。

だから私はこう質問してみたい。中国人はどうして日本が中国を侵略したのか、忘れていないか? 極悪の日本人は中国を侵略するべきではなかった、とでも言いたいのか? それは間違っている。われわれは「中国はなぜ、侵略されるほど弱かったか」を考えるべきなのだ。



タクシー旧正月料金、2/14から実施:台湾

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議場占拠の学生ら118人起訴=公務執行妨害など


台湾の台北地検は10日、台湾と中国が2013年に調印した「サービス貿易協定」の承認に反対し、立法院(国会)議場などを昨春占拠した学生ら118人を、民衆扇動や公務執行妨害などの罪で起訴した。
 学生らは昨年3月18日、警備網を突破して議場に突入、4月10日まで占拠を続けた。この間、一部が行政院(内閣)の敷地や建物にも侵入し、警察が強制排除する流血騒ぎも発生した。 

タクシー旧正月料金、2/14から実施

タクシーの旧正月料金実施が14日にも始まる。台湾では、旧正月を祝う。今年の旧暦の元旦は、2月19日。旧正月期間には、タクシーの料金追加制度が実施され、地方によって加算される金額がそれぞれ異なる。

台湾北部の台北市、新北市、桃園市、中部の台中市、南部の台南市、高雄市など、行政院直轄市の六都市では、早ければ14日からタクシーの割増料金が始まる。

台北市と新北市では2月14日バレンタインデーの零時から23日の23時59分までの10日間、昼間料金と夜間料金に台湾元20元、日本円約74円が追加される。

桃園市では、16日から23日まで、メーター料金の2割増しとなるが、追加料金には台湾元100元の上限が設けられている。

台中市では、16日から23日まで、終日夜間料金が適用されるほか、さらに台湾元50元、日本円約180円の割り増し料金が追加される。

台南市と高雄市では、14日から23日まで、昼間料金と夜間料金以外に台湾元50元、日本円約180円が加算される。

警察・消防、復興航空事故機捜索を強化

警察と消防がトランスアジア航空(復興航空)事故機の行方不明者の捜索を強化している。台北発離島の金門行きのトランスアジア航空機は4日午前11時前に、台北市を流れる基隆河に墜落、9日時点では、40人が死亡、15人が負傷、3人が行方不明となっている。警察と消防は9日も引き続き、陸地、空中、水中で集中的な捜索を行っている。

なお、トランスアジア航空墜落事故の犠牲者に哀悼の意を表するため、全国の各政府機関は10日一日半期を掲げる。

対中政策閣僚が辞任表明 ナンバー2不起訴で

台湾の対中国政策を主管する行政院大陸委員会トップの王郁※(おう・いくき)主任委員(閣僚)は10日、辞任の意向を表明した。台北地方法院検察署(地検)が同日、王氏が機密漏えい疑惑を指摘して辞任に追い込んだ同委ナンバー2で特任副主任委員だった張顕耀(ちょう・けんよう)氏を容疑不十分で不起訴処分としたことを受けた引責で、対中政策を主導してきた王氏の辞任表明は中台関係に打撃を与えそうだ。(※は王へんに奇)

 王氏は記者会見で、「(張氏の処分を巡って)社会的混乱を招いた政治的責任を取って辞任する」と述べた。また、「不起訴は同意できない」と強い不満を示しながらも「決定は尊重する」とした。馬英九総統らに辞任の意思を伝えたという。

 大陸委は昨年8月、張氏が対中交渉に関する機密を中国側に漏らしていた疑いがあると指摘。張氏は更迭され検察が捜査していた。

 王氏は2012年10月に就任。昨年2月に訪中し、1949年の中台分断後初となった主管官庁トップ同士の閣僚級会談を実現させるなど、馬政権の対中政策を引っ張ってきた。

 だが、その後の中台関係は低迷。昨年春には中国とのサービス貿易協定承認に反対する学生運動が起こり、中国との貿易に関する協議は停滞している。昨年11月の統一地方選では与党・国民党が惨敗し、台湾人の対中警戒心を浮き彫りにした。台北で今月4日に起きた旅客機墜落事故で多数の中国人客が死亡した影響で、同7日に予定されていた中台閣僚級会談は延期されている。

1月の輸出は3.4%増、2カ月ぶりプラス成長[経済]

財政部統計処が9日に発表した今年1月の輸出額(速報値)は251億2,000万米ドル(約2兆9,800億円)で、前年同月比3.4%増えた。前年同月比での増加は2カ月ぶり。同処は「国際原油価格の下落によるコスト減や電子製品の旺盛な需要などが全体を押し上げた」と分析した。輸入額は4.8%減の203億2,000万米ドルだった。

1月の輸出額を主要製品別にみると、全体の約3分の1超を占める電子製品は前年同月比11.9%増。ICが17.2%増えて全体を押し上げたが、太陽電池は20.0%、記憶メディアは3.3%それぞれ減った。光学機材は液晶パネル関連部品やレンズが伸び、17.1%増だった。一方、鉱物の輸出は48.4%減。軽油やガソリン、航空機用燃料などの需要がいずれも大幅に縮小した。

主要仕向け地別では、最大の輸出先の中国(香港含む)が11.8%増。うち中国向けは9.5%、香港向けは16.5%それぞれ増えた。機械が76.7%と大幅に増えて伸びを支えた。米国は情報通信製品と光学機材が好調で8.1%増。日本は電子製品や化学品が伸び2.7%増だった。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)6カ国と欧州はマイナス成長となった。鉱物がそれぞれ55.9%、99.8%減少したことが響いた。

財政部は当面の輸出動向について、モバイル端末の新製品の発売やモノのインターネット(IoT)関連の商機が下支えする一方、中国におけるサプライチェーンの現地化や国際競争の激化、欧州・アジア新興市場の成長鈍化などが輸出の伸びを抑える要因になるとした。

ゲームの紅心辣椒、中国企業と合資で日本法人設立

オンラインゲーム大手の紅心辣椒(Cayenne)は9日、中国のゲーム制作会社・傲世堂と共同出資し、東京に合弁会社「傲世堂辣椒株式会社」を設立すると発表した。資本金は260万ドルで、持ち株比率は傲世堂50%・紅心辣椒38.5%・紅心辣椒の大株主11.5%。今年第1・四半期(1~3月)に設立し、第2・四半期に新商品発売、初年度黒字、5年後の日本上場が目標。

日本のスマホゲーム市場は日本製ゲームが根強い人気で参入しにくいという。日本法人を通じ、日本企業とのゲームの共同開発や傲世堂のゲームの日本向けローカライズを進めるなどし、今年は5つ以上の新商品を打ち出すとしている。

国家機密漏洩疑いの対中国大陸政策ナンバー2ら、不起訴処分へ

国家の安全に関わる機密漏洩の疑いがかけられていた張顕耀・前行政院(内閣)大陸委員会特任副主任委員や秘書など3人について、台北地方法院検察署(台北地検)は10日、証拠不十分を理由に不起訴処分とした。

張氏は昨年8月に前職を更迭されていた。一方で、対中国大陸政策を担当する大陸委員会は「国家の安全に関わる問題行為があった」として法務部調査局に調査を要請していた。

これを受けて、大陸委員会の王郁キ主任は「検察側の不起訴処分の理由と決定には納得できないが尊重する」と述べ、引責辞任する考えを示した。(キ=王へんに奇)

台北メトロで違法行為続けた男性 約1カ月半後、ついに罰金

過去に係員が乗客の違反行為を見逃すのを目撃した経験から、台北メトロ(MRT)の罰則基準を知ろうと、車内でガムを1カ月半にわたって噛み続けた男性に、先日ついに罰金が科された。

台湾のMRTでは、法律により駅構内や車内で飲食や喫煙、ポイ捨てなどをした乗客に対して1500台湾元(約5600円)から7500元(約2万8000円)の罰金を科すことが定められている。

過去に車内でタバコを吸おうとしたり、ビンロウを噛む乗客を注意した経験があると話す男性は、その際、近くにいた係員が違反行為を見ていたにも関わらず、何もしなかったことから、今回の試みを思い立ったという。

男性は自身のフェイスブック上で、「特別な意義はないが、かねてからの疑問に答えが見つかったのがうれしい」とつづっている。

台北メトロ、各駅に記念スタンプ設置へ 専用手帳も同時発売

台北メトロ(MRT)は9日、信義線と松山線で提供している記念スタンプが好評を得ているとして、11日から設置を全116駅に拡大すると発表した。また、同日から専用のスタンプ帳の販売を開始するとしている。

スタンプは全駅違う絵柄で、例えば大湖公園駅は同公園にある錦帯橋、剣潭駅はドラゴンボートをモチーフにした駅舎など、各駅周辺の建築や文化、自然などを題材にしている。さらに路線ごとにスタンプの形やインクの色も異なるという。

スタンプ帳のデザインは全5種類で、価格は80台湾元(約300円)。オリジナルグッズを扱う台北駅の台北捷運商品館のほか、淡水、剣潭、動物園、台北101/世貿駅などで販売予定。

同社は9日、記念スタンプの特別ウェブページを開設し、路線ごとに各スタンプの絵柄と解説文を公開している。

KANOプロデューサー・ウェイ氏「もう日本統治時代の作品は撮らない」

映画「海角7号」や「セデック・バレ」など日本統治時代の台湾をテーマにした作品を発表してきたウェイ・ダーション(魏徳聖)氏はこのほど、米バージニア州で開催された「KANO」上映会で、今後は日本統治時代を題材にした映画を撮らない意向を明らかにした。台湾の複数メディアが伝えている。

観客からの質問に対し、ウェイ氏は「次回作はもう日本統治時代の台湾を撮るつもりはない。もうすぐ(売国奴を意味する)漢奸になってしまいそうだ」とユーモア混じりに語り、「ある種のレッテルを貼られるのが怖い」と複雑な心境をもらした。

先日、柯文哲台北市長が日本統治時代の社会運動家、蒋渭水の人生の映画化についてウェイ氏に提案したと報道陣に語ったことに対しウェイ氏は、歴史を扱う映画は多くの時間をかけて史料を読み解く必要があり、製作が容易ではないとした上で、次回作は400年前の大航海時代の台湾を描く作品になる予定だと明かした。

台湾で最も人気のある“財神廟”に中部の紫南宮=ポータルサイト調査

ポータルサイトの「yam 蕃薯藤」が旧正月(今年は2月19日)を前に実施した、財福を司る「財神」を祀った廟の人気投票で、南投県の紫南宮が1位に選ばれた。投票は1月7日~2月4日の期間で行われ、約10万人が参加した。

紫南宮は道教・民間信仰で土地の守り神として広く親しまれている「土地公」と「土地婆」を祀る。廟内にある鶏の像「金鶏母」は触るとご利益があるとして、金運を求める人々から人気を集めている。

2位は台湾で唯一24時間開放されている「コウ爐地」(新北市)で、廟のある山の頂上から台北盆地を見渡せるため、美しい夜景を見ようと夜に参拝する信徒も多いという。(コウ=火へんに共)

3位に選ばれた車城福安宮(屏東県)では、同廟が600万台湾元(約2250万円)をかけて作った紙銭を燃やす炉が有名。ほかには新北市の金山五路財神廟や高雄市の関帝廟、屏東県の東港東隆宮などが選ばれた。

「進撃の巨人展」12月に台湾で開催へ マンガの世界観再現

東京で開催され人気を集めたマンガ「進撃の巨人」の特別展が今年12月に松山文創園区(台北市)で実施されることが分かった。

「進撃の巨人展 ウォール・タイペイ」と名付けられた今回の特別展では、原作者の諌山創さんの原画や実物大の超大型巨人などが展示される。恐怖と絶望に満ちた世界観を体感可能だ。

マンガは累計4200万部を売り上げる人気を誇る。昨年から上野の森美術館(東京都)で開催された同展では、59日間で25万人以上が観賞した。

馬・総統:2020までに世界6割の経済体とFTA

馬・総統(右)は9日、総統府で米国のシンクタンク、「ヘリテージ財団」国際貿易経済研究所のテリー・ミラーディレクター(左)、アナリストのアンソニー・キム氏らの表敬訪問を受けた。馬・総統は台湾による地域経済統合への参加を拡大したい旨を表明した。

馬・総統が、2020年までに世界の60%のエコノミーと自由貿易協定を締結できるよう希望。馬・総統は9日、総統府で米国のシンクタンク、「ヘリテージ財団」国際貿易経済研究所のテリー・ミラー(Terry Miller)ディレクター、アナリストのアンソニー・キム(Anthony Kim)氏らの表敬訪問を受けた。馬・総統は席上で、「中華民国台湾は、中国大陸、日本、ニュージーランド、シンガポールなどと投資協定、あるいは貿易に関する協定を締結してのち、協定の締結先との貿易額は増えた。自由貿易が、貿易の成長に寄与することは事実だ。」と自由貿易協定締結のメリットを強調した。

馬・総統は、台湾経済にとって対外貿易は要だとして、「そのため、我々は地域経済統合への参加を拡大していくことを希望している。台湾は現在TPP(環太平洋パートナーシップ協定)及びRCEP(東アジア地域包括的経済連携)への参加に積極的に取り組んでいるが、2020年をめどに、世界の60%のエコノミーと自由貿易協定、あるいは経済協力協定を締結したい。TPPの多角的な貿易交渉が年内に復活することを皆、期待している。またRCEPも、今年からASEAN以外の国の参加について準備作業を行っている。これらはいずれも今年中に進展があってほしいものだ。」と述べた。

馬・総統はまた、中華民国台湾とアメリカの間では、経済貿易問題を話し合うプラットホームであるTIFA(台湾アメリカ貿易及び投資協定)の対話も再開されたほか、アメリカの投資誘致プログラム「セレクトUSA」にも積極的に参与しているとして、台湾とアメリカ間の双方向の投資協定締結を希望した。

寒波襲来、台湾の山間部では雪が降る

寒波襲来の影響で、合歓山では4日から9日まで毎日、断続的に雪が降り、10センチほどの積雪が観測されている。写真は9日午前の武嶺の積雪状況。
寒波襲来の影響で、台湾各地の山間部では雪が降っている。中部、南投県にある台湾で唯一のスキー場、合歓山では、4日から毎日断続的雪が降り、9日午前中の時点で10センチの積雪が観測された。

南投県政府警察局仁愛分局によると、山間部の一部区間で、路面が凍結しており、チェーンを装着した車両のみ通行可能だという。

一方、北部、桃園市の景勝地、拉拉山でも9日未明、初雪を観測した。また、北東部、宜蘭県の太平山国家森林遊楽区では8日夜から、中部の梨山でも9日から雪が降り始め、それぞれ5センチの積雪となっているという。

なお、山間部だけでなく、平野部でも、寒気の影響により、9日の明け方、台北市及び宜蘭県の蘇澳ではこの冬一番の冷え込みとなり、中央気象局の台北気象ステーションでは9日午前6時3分、摂氏9,8度の低温を観測した。中央気象局によると、北部と北東部では9日は終日冷え込むほか、夜間はさらに気温が下がるという。


「イスラム国」、14歳少女含め1月に100人処刑=子どもを「人間爆弾」「人間の盾」「性奴隷」として利用する非道ぶり

中国や台湾のメディアによると、過激派組織「イスラム国」による残忍な行為で子どもが犠牲になる事例が続出している。

新華社はシリア人権団体やイラク当局統計を引用して、今年1月だけでシリアで少なくても50人、イラク国内で48人の約100人が公開処刑されたと伝えたが、このうちイラクで処刑された半数は「イスラム国」の名をかたって罪を犯したことが理由だった。犠牲者の中には14歳の少女もいたという。

また、国連こどもの人権委員会の報告では、「イスラム国」はイラク国内で18歳未満の男児を、自爆テロを行う「人間爆弾」として利用するケースが増えている。物資輸送時の「人間の盾」としても使われている。中には知的障害を持つ子どもの身体に爆弾を装着して襲撃に利用した事例も把握しているという。




旧正月目前 「新札」求め金融機関に行列:台湾

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旧正月目前 「新札」求め金融機関に行列


旧正月(今年は2月19日)を来週に控え、台湾各地の金融機関では11日からお年玉用の新札両替業務が始まった。台湾銀行の本店(台北市)には多くの市民が列を作った。

台湾銀行では初日だけでおよそ8000万台湾元(約3億円)が両替されるだろうとしている。期間は2月17日まで。台湾全土の金融機関454カ所で受け付ける。

icashとEasyCard、東急電鉄とキャンペーン

統一超商傘下の愛金卡公司が発行する電子マネー「icash」と、台北MRTの交通系ICカード「EasyCard(悠遊卡)」が、日本の東急電鉄グループと組みキャンペーンを実施する。どちらのカードも海外企業との提携は初めて。キャンペーン内容は同じで、期間は2月10日から3月10日まで。

東京・大阪・金沢・北海道の4都市で東急グループが展開する18の店舗(ショッピングモール、デパート、娯楽施設など)や東急線の指定カウンターでicashやEasyCardを提示すると、記念品のプレゼントや各種割引が受けられる。旧正月休暇などで日本を訪れる台湾人観光客に対して電子マネーの普及を促すとともに、東急側は台湾人観光客の誘引につなげたい考えだ。

職業別の初年度給与、最高はパイロットの10万元[労働]

就職仲介サイト「1111人力銀行」が2014年に実施した、入社初年度の給与に関する調査によると、職業別で「パイロット」の給与が月平均10万2,540台湾元(約38万6,000円)に上り、医師や大学教授などを抑えて1位だったことが分かった。同社は「航空会社が相次ぎ新航路を就航しているほか、台湾を本拠地とする格安航空会社(LCC)の設立が相次いだこと、また中国の航空会社が台湾での人材確保を急いでいることが背景にある」と分析している。

調査は14年1~12月、同社に登録済みの求職者などを対象に実施した。サンプル数は約51万8,000件。13年の調査でトップだった「医師」の初年度の給与は、今回は月平均8万2,438元で2位に後退した。3位以下は「歯科医師」「教授・準教授・助教」「漢方医」の順となった。ただ1111人力銀行の李大華・公関総監は「パイロットは初年度の給与で医師を抜いたものの、5年後の給与では医師を下回る」と指摘。また教授・準教授・助教の給与については「少子化が進み、大学や専門学校で学生募集の停止や減少が続く中、伸び幅の縮小が鮮明だ」と述べ、今後も下落が続く見通しを示した。

■業界別では情報・ハイテクが1位

業界別の初年度の給与では「情報・ハイテク」が月平均3万4,538元で最高となった。13年の調査で1位だった「建設・不動産」は不動産市場が冷え込んだ影響を受け、前年比1.4%減の3万4,213元で2位となった。前年比で伸び幅が最も大きかったのは「従来型産業・製造・エネルギー」(3万2,641元)の1.3%。

業界別の最低は「販売」の2万9,187元で前年比では0.1%増えたものの、1位の情報・ハイテクとは5,000元以上の差が付いている。

学歴別にみると、大卒者の初年度の給与は月平均3万1,278元で前年比1.3%減少。大学院の修士号取得者(3万9,107元)、博士号取得者(4万9,618元)もそろって前年を下回った。一方、専業技術学校(専科)卒者の給与は1.6%増の3万1,289元となり大卒者を上回った。

1111人力銀行の李公関総監は「高学歴の求職者が長期にわたり現場の仕事を敬遠した結果、労働市場で雇用のミスマッチが鮮明になった。結果として専科卒を技能系の重要な職位に就ける動きが進み、専科卒の給与が大卒を超える特殊な現象が起きている」と指摘。ただ高学歴者の給与は就労年数とともに上昇幅が大きくなるといい、中でも博士号取得者は3年後から平均額が跳ね上がる傾向にあるという。李公関総監は「高学歴者は時間をかけて経験を積み、職場での価値を高める必要がある」としている。

建設中の台湾新幹線雲林駅、6月にも完成へ 開業前倒しの可能性も

台湾高速鉄路の雲林駅新設工事で進捗状況が9割に達したのを受け、李進勇雲林県長が10日、現地を視察に訪れた。当初の予定より早い今年6月にも完成すると見込まれ、李県長は本来12月としていた開業を前倒しする考えを示した。

高鉄は現在、苗栗、彰化、雲林で新駅の建設工事を行っている。多額の累積赤字により今年3月にも経営破綻の可能性が取り沙汰されているが、関係者は仮に破綻しても運行の中断はないとしている。

日本統治時代の水道施設を修復へ

新竹市は10日、日本統治時代の1929(昭和4)年に供用を開始した水道取水口施設で、修復工事の起工式を行った。総工費は2600万台湾元(約9900万円)で今年末の完成を目指す。

新竹で上水道整備計画が持ち上がったのは1914(大正3)年。その後1925(大正14)年に着工した。106万5000円(当時)を投じ、郊外の地下水を市街地に引き入れた。2011年に市の古跡に指定されたが、近年は荒廃していた。

関係者は修復を機に市民に水道の歴史や重要性を知ってもらいたいと話す。林智堅新竹市長は、上海万博の台湾パビリオンが移設された「台湾世博館」にも近く、新しい観光スポットになればとしている。

台湾の新鋭漫画家、日本の国際漫画賞で優秀賞を獲得

台湾の漫画家、リュウイーチー(61Chi、劉宜其)さんの作品が、日本の外務省主催の「第8回国際漫画賞」で優秀賞を受賞したと、6日発表された。

受賞作品は、同氏の本格デビュー作である「房間(ルーム)」。46の国と地域から応募された317作品の中から選ばれた。台湾からは31作品の応募があり、ブラジル(95作品)、タイ(36作品)に次ぐ多さだった。

同賞は、国際交流と相互理解の促進を目的とし、2007年に創設。毎年海外で漫画文化の普及に貢献する漫画作家を表彰しており、最優秀賞1作品と優秀賞3作品が選ばれる。

リュウイーチーさんは、高雄生まれの新鋭漫画家。2007年からこれまでに十数冊の漫画を自費出版しており、仏アングレーム国際漫画祭に台湾代表として参加した経歴もある。

高雄研究文献センターが新書発表 日本統治時代の関連資料なども

高雄市立歴史博物館に昨年末オープンした高雄研究文献センターは10日、高雄の歴史に関する資料を集めた「高雄史料集成」および「高雄文史采風」シリーズの新書を発表した。なかには日本統治関連の貴重な資料も含まれている。

32枚の古地図が集められた「高雄史料集成」シリーズの「高雄古地図及歴史地図集成」には、日本統治時代初期に日本人が作成した「台湾堡図」が収録されている。

また、同シリーズの「乙未之役打狗史料」では、1895(明治28)年に日本が台湾を統治した当初の、南部における抵抗運動や日本による武力平定の関連文献を目にすることができる。

「乙未之役打狗史料」は今回発表された中国語版のほかにも、日本語版とスペイン語版の出版が予定されているという。

台湾の注目旧正月映画、プレミアイベント開催 豪華キャストが勢揃い

旧正月に合わせて公開される台湾映画「鉄獅玉玲瓏2」のプレミアイベントが10日、台北市内で行われ、監督で主演のポン・チャチャ(澎恰恰)やキャストのシュー・シャオシュン(許效舜)、ブライアン・チャン(張睿家)、リー・チェンナ(李千娜)、ツァイ・ホァンルー(豆花妹)、エヴァン・ヨー(蔡旻佑)ら豪華スターが勢揃いした。

同作は、2014年に公開された「鉄獅玉玲瓏」のシリーズ2作目。前作は興行収入が8000万台湾元(約3億370万円)あまりのヒットになったことから、主演のシューは「(今作の興行収入が)1億元を超えなければ、監督が台北101から飛び降ります」とジョーク交じりに宣言し、観客らを沸かせた。

ポン監督は、「台湾映画には多くの人の応援が必要です」とあいさつし、好評ならシリーズ3作目を製作する意向を明かした。登壇したキャストによる一言PRタイムも設けられ、エヴァンは「見なかったら損ですよ」と、ブライアンは「見たら心が温まります」と話し、映画への自信を見せた。

囲み取材では、母親が入院中のポン監督を励まそうと、女性キャスト一同がキスを贈る一幕もあった。
「鉄獅玉玲瓏2」は台湾で2月18日に公開される。

東急グループ、台湾の電子マネー提示で割引きサービス実施

東急電鉄や東急百貨店、渋谷109、東京ジョイポリスなど東急グループの施設や店舗で10日から、台湾のカード型電子マネー「icash」(アイキャッシュ)を提示すると割引きを受けられたり、記念品と交換できるキャンペーンを実施している。

アイキャッシュの運営会社によると、キャンペーンは東京、大阪、北海道、金沢の施設や店舗など18カ所で実施。同社が海外企業と提携をするのは初めて。

アイキャッシュはセブン-イレブン(統一超商)をはじめ、ミスタードーナツやドラッグストアの「康是美」などで使用可能。台北メトロ(MRT)やバスに乗車できる非接触型カードも発行している。

台湾既婚男性、妻へのバレンタインプレゼント金額 平均約4万円

台湾の既婚男性がバレンタインデーに妻に贈るプレゼントの平均金額は、1万430台湾元(約3万9300円)になったことが、楽天市場購物網の調査で分かった。

台湾ではバレンタインデーに男性から女性にプレゼントを渡す習慣がある。同調査は、台湾のほか、シンガポール、インドネシア、スペイン、ドイツ、イギリス、アメリカの7つの国と地域を対象にして行われたもの。台湾男性のプレゼント金額は、この中で最も多かった。

台湾男性の“太っ腹”が明らかになった一方、台湾女性は自分へのプレゼント金額が平均5175元(約1万9500円)で、婚約者や夫への贈り物金額の4516元(約1万7000円)、4475元(約1万6900円)を上回り、“自分好き”な性格も浮き彫りになった。

走行中の車の屋根に犬乗せた飼い主に刑罰へ 動物保護法違反で

新北市淡水区で6日、屋根に飼い犬を乗せたまま車を運転していたドライバーが見つかり、地元警察が動物保護法違反で刑罰を科す方針を固めた。

問題となった車の持ち主の女性は、警察の調べに対し、4匹いる飼い犬のうち、1匹が屋根に乗ってドライブを楽しむのが好きで、以前からそうしていたと話しているという。また、今まで強要したことはないとしている。

ただ、過去にもこの車の目撃者から危険だとする通報があったほか、インターネット上でも虐待の可能性を示唆する声が上がったため、警察はこの飼い主に犬を車の屋根に乗せないよう指導したという。

台湾の注目旧正月映画、プレミアイベント開催 豪華キャストが勢揃い

旧正月に合わせて公開される台湾映画「鉄獅玉玲瓏2」のプレミアイベントが10日、台北市内で行われ、監督で主演のポン・チャチャ(澎恰恰)やキャストのシュー・シャオシュン(許效舜)、ブライアン・チャン(張睿家)、リー・チェンナ(李千娜)、ツァイ・ホァンルー(豆花妹)、エヴァン・ヨー(蔡旻佑)ら豪華スターが勢揃いした。

同作は、2014年に公開された「鉄獅玉玲瓏」のシリーズ2作目。前作は興行収入が8000万台湾元(約3億370万円)あまりのヒットになったことから、主演のシューは「(今作の興行収入が)1億元を超えなければ、監督が台北101から飛び降ります」とジョーク交じりに宣言し、観客らを沸かせた。

ポン監督は、「台湾映画には多くの人の応援が必要です」とあいさつし、好評ならシリーズ3作目を製作する意向を明かした。登壇したキャストによる一言PRタイムも設けられ、エヴァンは「見なかったら損ですよ」と、ブライアンは「見たら心が温まります」と話し、映画への自信を見せた。

囲み取材では、母親が入院中のポン監督を励まそうと、女性キャスト一同がキスを贈る一幕もあった。
「鉄獅玉玲瓏2」は台湾で2月18日に公開される。

大陸事務主務機関トップ、辞意を表明

中華民国政府で対中国大陸政策を担う、行政院大陸委員会(陸委会)の王郁・主任委員が辞意を表明した。

台北地方裁判所が中国大陸への機密漏えいの疑いを持たれた、行政院大陸委員会の張顕耀・前副主任委員に対して不起訴処分をしたことを受け、大陸委員会の王郁・主任委員が10日、臨時記者会見を開き、辞意を表明した。

王・主任委員は、台北地方裁判所の不起訴処分について、起訴されない機密漏えいに対して遺憾の意を表すると共に、司法を尊重する原則からこのような結果を受け入れるしかないと述べた。

王・主任委員は、「陸委会は検察側の資料の鑑定に協力していた際、多くの資料を一般の公務の資料、国家の機密、さらに極秘の資料と鑑定した。しかし、大陸委員会の鑑定結果について、検察側はそれは機密ではないと判断した。この判断が正しければ、今後、検察に機密でないと認定されたこれらの資料を箱ごとに中国大陸側に送ってもいいだろうか、これを受け入れられない。」と述べた。

王郁・主任委員は、気にするのは制度だ。事件発生後、それらの資料は機密だと鑑定された。張顕耀氏は公務に関する情報を外部に漏洩すべきではないと述べ、行政院の毛治国・院長に辞意を表明したと明らかにし、慰留されても辞任したい決意を示した。

なお、総統府の馬瑋国・報道官は、馬英九・総統は、王・主任委員の過去2年の実績を評価しているとし、不起訴処分の内容を理解してから回答を示すと述べるにとどまったが、張顕耀氏の不起訴処分について、総統府は、王郁・主任委員と同様に、受け入れられないとしている。

経済自由度世界ランキング、台湾は14位

2015年版経済自由度ランキングで中華民国台湾が第14位。アメリカのシンクタンク、ヘリテージ財団 (Heritage Foundation)と、ウォールストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)は毎年、共同で世界各国の経済システムの自由度を表す、「経済自由度指数(Index of Economic Freedom)」を発表している。

2015年版経済自由度指数によると、中華民国台湾の経済自由度における総合得点は昨年2014年の73.9ポイントから75.1ポイントに上昇、評価対象となる185の国家とエコノミーのうち、第14位にランクされている。このランキングは前年の17位より3ランク前進し、日本の20位と韓国の29位より上位にある。

アメリカヘリテージ財団の国際貿易経済研究所のディレクターを務めるテリー・ミラー(Terry MILLER)大使は、この報告の内容を説明するために台湾を訪問している。ミラー大使は10日の説明の中で、自由度が高ければ高いほど、人民の福祉も高くなるとし、今回の報告は、中華民国政府が市場の開放を推進、財政の支出を削減、市場のメカニズムを尊重する面で尽くした努力は、すでに国際社会に認められていることを示していると分析した。

ミラー・大使は、「アメリカのヘリテージ財団が台湾で経済自由度報告を発表したのは初めてだ。2015年版の経済自由度報告から、台湾が経済自由度の面で飛躍的な進歩を遂げていることが分った。進歩の度合いは諸外国の中でも上位にある。これは喜ばしいことだ。」と台湾を高く評価した。

台湾のシンクタンク、中華経済研究院の呉中書・院長は、台湾の経済自由度が高いが、地域経済への積極さは韓国に及ばない。法律がさらに開放できれば、台湾の経済自由度上昇にもプラスになるだろうとの見方を示した。

台湾、2050年に電力不足の恐れ

台湾では2050年には電力が不足することになると予測されている。工業研究院は10日、「台湾2050年能源供需情境模擬器国際研討会(台湾2050年エネルギー需給状況カリキュレーター国際シンポジウム・Taiwan 2050 Calculator)」を開催、将来の台湾におけるエネルギーの需要と供給の問題について討論を繰り広げた。23の国と地区、および3つの国際組織からの学者や専門家が出席している。

行政院の毛治国・院長は、現時点での国家のエネルギー政策の重点は、エネルギーの供給と需要の関係を早急にはっきりさせ、電力不足の問題が発生しないよう確保することだ。それと同時に、さらに全面的な省エネルギー政策を推進、需要の面から着手し、既存政策等による省エネルギー効果等を見込んだ自然体での電力需要(BAUケース)を想定して電力の発展策を策定すると述べた。

毛治国・院長は、「われわれの選択肢は多元的なものだ。その反面、その影響も数多くある。コストの問題があれば、省エネルギーのプラス、マイナスの影響などもある。選択肢とその影響について客観的に考える必要がある。」との見方を示した。

台湾2050年エネルギー需給状況カリキュレーターは、工業研究院は英国政府が作成した2050 Pathways Calculatorを導入して作成した台湾版2050パスウェイ•カリキュレーター(エネルギーの需給体系とGHG排出量を分析するツール)。利用者は手軽に操作可能でインタラクティブのコンピューターゲームまで作った。このカリキュレーターの分析によると、今後のエネルギー政策を調整しないならば、台湾は2050年に電力が不足するようになり、経済発展まで影響を及ぼすという。

集集線といすみ鉄道、乗車券交流開始

台湾中部、南投県にある在来線、台湾鉄道のローカル線、集集線と日本千葉県のいすみ鉄道との一日フリー乗車券の交流イベントが11日に始まる。これは、より多くの旅行者の相互訪問、および鉄道沿線地域の経済活性化の促進など、この二ヶ所により多くのビジネスチャンスをもたらすために実施されるもの。

海外の旅行者は、11日から2016年12月31日までのイベント期間中、パスポート、およびいすみ鉄道一日フリー乗車券の原本を持って台湾鉄道の台北駅12番の窓口、或いは台湾中部の彰化県の彰化駅、田中駅、二水駅などの駅で当日限りの集集線の一日フリー乗車券に引き換えることができる。一つのパスポートに一枚のみ。引き換えに出された、いすみ鉄道の乗車券は返却しない。

昨年10月末に集集線と姉妹駅になった、全長26.8キロメートルのいすみ鉄道は、沿線に美しい景色があり、観光旅行にもってこいのローカル線として知られている。この二つの路線は、長さ、運営方式、独特な景観など、いずれも非常によく似ていることから、昨年姉妹関係を締結した。

台湾人の多くが日本の植民支配を称揚、「抗戦」意識が希薄に

台湾では多くの人が日本の植民支配を称揚し、中国を認めていないと報じた。

記事は、抗戦勝利70周年を控え、台湾側も「とても気に掛けている」ようではあるが、現実には台湾では学校で抗日戦争映画を見せたり、提灯をもって抗戦記念デモに参加したりするなどは「上の世代」の人の記憶になりつつあると指摘した。

日本に50年間植民支配されている間に、台湾人の中に日本に対する感情が芽生え、今でも多くの人が「台湾と日本には共通の価値観がある」と思っている。その上、台湾の経済発展と日本との関係は非常に緊密であることから、中国本土とは違い、台湾には「抗日記念館」が1つもない。

台湾では長期に渡り、「台湾独立化」教育、「脱中国化」教育が施された。記事は、そのせいで台湾人には中華民族統一抗戦の概念がないばかりか、かえって日本の植民統治を称揚する風土があり、非常に遺憾だと伝えている。

対中政策主導の台湾閣僚が辞意 中台関係停滞、一段と

台湾で対中政策を主管する行政院大陸委員会の王郁●主任委員(閣僚)は10日、部下の「機密漏洩(ろうえい)」事件の責任を取るとして辞意を表明した。王氏は中台分断後初の主管官庁トップ会談を実現するなど、馬英九政権の対中政策の決定過程で中枢を占めており、中台関係のさらなる停滞は避けられない情勢だ。

 台北地方法院検察署(地検)は10日、昨年8月に同委員会から告訴された張顕耀元副主任委員(副大臣級)の機密漏洩疑惑について、嫌疑不十分で不起訴とした。張氏は、中台交渉で譲歩できる限界を中国側に漏らしたとして解任された。検察は、台湾人の秘書役の人物らに口頭で情報を伝えたものの、「機密」には当たらないと判断した。

 王氏は記者会見で不起訴処分を批判しながらも、告訴で招いた社会的混乱の「政治責任を取る」と表明。馬総統に辞意を伝えたことを明らかにした。

 王氏は学者出身で、馬政権発足時から報道官として総統府入り。2010年に対中・外交・安全保障政策の諮問機関「国家安全会議」の諮問委員に就任し、12年10月から大陸委員会の主任委員として対中政策を主導してきた。中国で対台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)とは昨年、1949年の分断後、初の相互訪問を実現した。

 だが、昨年の統一地方選での与党大敗などで、中台関係は停滞局面に入っている。今月7日に予定していた3回目の公式会談も復興航空機の墜落事故や、中国側が台湾海峡の中間線に設定した民間航空路の問題で合意できず延期した。

 馬政権では、馬氏の最側近で国家安全会議の事務局トップ、金溥聡秘書長も6日に辞任を発表。相次ぐ政権中枢の辞任で、対中政策の重要な決定は人材面でも困難になっている。

台北アニメ・マンガフェスタ開幕 限定商品のため徹夜組も

今年で3回目となるアニメ・マンガフェスティバルの「台北国際動漫節」(TICA)が10日、開幕を迎えた。会場の南港展覧館(台北市)では冬の寒さにもかかわらず、限定商品などを求めて前日から徹夜で並ぶ人の姿もみられた。

今回、出版取次大手トーハンの台湾子会社「台湾東販」は、ホビー専門誌などを企画・販売しているホビージャパンと提携して、模擬射撃が体験できるブースを設置し、来場者を楽しませている。また、レコード大手のエイベックスとも協力し、「和楽器バンド」や「東京女子流」など、日本の人気バンドに関する展示を行っている。

水不足の台湾、旧正月後から西部を中心に給水制限の段階引き上げへ

経済部は10日、水不足が深刻化していることを受けて、旧正月(今年は2月19日)後の26日に、給水制限を第2段階へ引き上げると発表した。

引き上げの対象となるのは新北市の一部、桃園市、新竹県、新竹市、苗栗県、彰化県北部、台中市、台南市、高雄市。また、彰化県南部、雲林県、嘉義県、嘉義市でも夜間の給水圧力を下げる第1段階の給水制限を行う。

第2段階の制限実施には、大口利用者に対し、非工業用水は20%、工業用水は5%、プール、洗車、サウナおよびスパなどの業者には20%、給水がそれぞれ減らされる。

経済部の楊偉甫次長は同日、時間指定断水などを実施する第3段階へと引き上げることのないよう努力しているとしながらも、現在の状況では困難であるとの考えを示した。

建設中の台湾新幹線雲林駅、6月にも完成へ 開業前倒しの可能性も

台湾高速鉄路の雲林駅新設工事で進捗状況が9割に達したのを受け、李進勇雲林県長が10日、現地を視察に訪れた。当初の予定より早い今年6月にも完成すると見込まれ、李県長は本来12月としていた開業を前倒しする考えを示した。

高鉄は現在、苗栗、彰化、雲林で新駅の建設工事を行っている。多額の累積赤字により今年3月にも経営破綻の可能性が取り沙汰されているが、関係者は仮に破綻しても運行の中断はないとしている。








台湾速報ニュース:刑務所の立てこもり事件

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台湾・刑務所の立てこもり事件、人質の刑務所長らが解放 犯人は自殺


台湾南部、高雄市の刑務所で11日に発生した立てこもり事件で、台湾の法務部(法務省に相当)によると、刑務所長ら3人の人質は12日早朝までに解放された。

 刑務所内に立てこもった犯人の受刑者6人は自殺したという。
 報道によると、6人は暴力団関係者とみられ、刑務官の小銃4丁などを奪い一時、銃撃戦になったとの情報もあった。警察当局が周辺を封鎖し対応に当たった。

動画ニュース 

刑務所長ら拉致の受刑者6人、逃走用の車を要求

法務部(法務省に相当)は11日、高雄刑務所(大寮区)で小銃などを持った受刑者6人が陳世志刑務所長らを人質に立てこもっていると明らかにした。現在警察が対応に当たっている。

法務部によると、事件が起きたのは午後4時すぎ。犯人の受刑者らは当初、政府機関の事務員として兵役期間を過ごす「代替役」の男性と刑務所職員を人質にしたという。その後、自ら人質になることを志願して頼振栄副所長ら2人が受刑者の説得にあたり、しばらくして陳所長が頼副所長と交代して人質になった。

法務部の陳明堂政務次長は犯行におよんだ受刑者は窃盗、薬物、殺人などの罪で収監されているとしている。犯人らは逃走用の車を用意するよう要求している。

台湾の刑務所で立てこもり 刑務所長ら人質

 台湾の高雄にある刑務所で、受刑者6人が刑務所長ら2人を人質に立てこもっている。
 地元メディアによると、受刑者6人は拳銃10丁を所持していて、逃走用の車を用意するよう要求している。立てこもりは、日本時間の11日午後5時頃に発生、これまでのところケガ人は出ておらず、地元警察らが対応にあたっている。

台湾の刑務所で受刑者立てこもり、所長ら人質に

台湾南部、高雄市内の刑務所で11日、受刑者6人が刑務所長ら3人を人質に取り立てこもった。

 報道によると、6人は暴力団関係者とみられ、刑務官の小銃4丁、拳銃6丁を奪い一時、銃撃戦になったとの情報もあるが、けが人はいない。警察当局が周辺を封鎖し対応している。





台湾刑務所立てこもり 受刑者6人全員自殺:台湾

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台湾刑務所立てこもり 受刑者6人全員自殺


台湾の刑務所で、受刑者6人が釈放を要求して職員らを人質に立てこもっていた事件で、12日朝までに全員が自殺し、人質は無事、解放された。

 事件があったのは台湾南部の高雄にある刑務所で、11日午後、6人の受刑者が待遇の改善や釈放を求め、刑務所の所長らを人質に立てこもった。地元メディアによると、6人は刑務所にあった拳銃10丁と銃弾を奪い、逃走用の車を要求していた。しかし、12日早朝になって6人全員が死亡し、人質だった所長らは無事、解放された。
当局によると、6人は自殺したという。
 受刑者はそれぞれ、窃盗や殺人の罪で服役中だった。.

刑務所長ら拉致の受刑者6人、逃走用の車を要求

法務部(法務省に相当)は11日、高雄刑務所(大寮区)で小銃などを持った受刑者6人が陳世志刑務所長らを人質に立てこもっていると明らかにした。現在警察が対応に当たっている。

法務部によると、事件が起きたのは午後4時すぎ。犯人の受刑者らは当初、政府機関の事務員として兵役期間を過ごす「代替役」の男性と刑務所職員を人質にしたという。その後、自ら人質になることを志願して頼振栄副所長ら2人が受刑者の説得にあたり、しばらくして陳所長が頼副所長と交代して人質になった。

法務部の陳明堂政務次長は犯行におよんだ受刑者は窃盗、薬物、殺人などの罪で収監されているとしている。犯人らは逃走用の車を用意するよう要求している。

トランスアジア航空機墜落=ATR72型機パイロット緊急試験で、10人が不合格

2015年2月12日、タイメディアは、台湾・トランスアジア航空のATR72型機が、4日に墜落した事故をきっかけに行われた緊急試験で、パイロット10人が不合格になったと伝えた。

エンジン故障時の対応などについての面談口頭試験で、10人が「緊急対応への知識不足」などの理由で不合格になった。10人は、トランスアジア航空で、再訓練を受け、再試験で合格するまで、航空機を操縦することが出来ない。
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 このため、ATR72型機で運航する台湾国内線は、パイロット不足で運休するフライトが出るものとみられる。また、当局はトランスアジア航空に対し、機体整備に力を入れ、安全運航についての取り組みを指示した。

台湾留学の韓国人女子学生、「台湾人は韓国人より幸せ」

台湾・中国時報電子版は9日、台湾の姿を動画で紹介するSTOPKIDDIN’STUDIOが6日に公開した映像で、韓国人女子留学生が「台湾人は韓国人より幸福だ」と語っていることを伝えた。

動画に登場する韓国人女子留学生はまず、「台湾にやって来て、幸せというものはそんなに大げさなものではないことを学んだ」と語った。

その理由として「台湾の子どもたち、学生はみんな幸せそうに見える。台湾では友だちとおしゃべりしながら遊びに行ったり、週末はパパが子どもと一緒に遊んだりするけど、韓国人の多くはそんな時間が持てない」と説明。自身も「韓国ではずっと忙しい、くたびれて死にそうと思ってきた」と明かした。

さらに、小さいころ父親に「幸せは近くにある。一緒にご飯を食べたり、出かけたりすることが幸せなのだ」と言われたことを紹介。ずっとその意味が分からなかったが、「台湾にやって来てその意味が分かった気がする」と語った。そして、勉学に追われ「自分は不幸」と思っている韓国の学生から見て、友だちや家族との時間が持てる台湾の学生はとても羨ましいとした。

この留学生は最後に、「台湾にやってきてからは毎日楽しく、幸せに過ごしている」と語るとともに、台湾に対して感謝の意を示した。

迪化街の「年貨大街」が20周年 歴史を紐解くアニメが公開

旧正月(今年は2月19日)に向けて、正月飾りや年菜(正月料理)の材料などを販売する店が並ぶ一大イベント「年貨大街」。発祥地とされる迪化街の年貨大街が今年で20年を迎えることを記念し、その歴史を解説したショートアニメが10日、公開された。

手がけたのは日本統治時代などの台湾の歴史をテーマにしたアニメ「台湾バー」(Taiwan Bar)の制作チーム。動画は台北市政府や同市の産業発展局などが協賛しており、台北にまつわる物語を紹介する新シリーズ「故事・台北」の第0話として配信されている。

同日に迪化街で行われた発表イベントでは、1996年に開催された初回の年貨大街に携わった人々が集まり、当時のエピソードなどが披露された。

今年の迪化街の年貨大街は4日から17日まで開催されている。

日本で便座を買う中国人が急増、台湾もかつては同じだった

日本で便座を買い求める中国人観光客が激増していることを受け、台湾メディアが「20年前の台湾人も同じだった」と報じている。9日付で参考消息が伝えた。

9日付の台湾紙・中国時報(電子版)は、日本で家電を買い求める中国人観光客にとって、最近のトレンドは「温水洗浄便座」をいくつかまとめ買いすることだと紹介した。値段は安くないが殺菌、消臭、保温、洗浄などの機能が付いている。あまりの人気にどの店も品薄となっており、メーカーを選ぶ余裕はなく、在庫があったらその場で買わないと手に入らない状態だ。

中国本土では数年前、反日機運が高まり、デモ参加者が日本車を襲撃したり、日本製品ボイコットが呼び掛けられたりした。だが、やはり日本製品のコストパフォーマンスの良さには勝てなかったようだ。爪切りからひげ剃り、炊飯器、便座に至るまで、中国本土の消費者にとって日本製品は信頼の象徴となっている。

記事はその上で、「台湾も20年前に日本への観光旅行を解禁した際、やはり日本から多くの日本製品が持ち帰られた」とし、「中国本土と五十歩百歩である」と指摘した。

日本の教訓思い出せ・・各国の金融緩和に懸念

9~10日にかけてイスタンブールで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、各国が金融緩和などの政策で経済回復につなげることに同意した。しかし、専門家は「欧州は日本の教訓を思い出すべきだ。デフレ阻止を通貨政策に頼ると、通貨安に歯止めがかからなくなる」と指摘した。2月10日、台湾メディア・東森新聞雲が伝えた。

各国の中銀は利下げや資産買い取りなどによって金融緩和に乗り出し、金融引き締めに転じた米国、スイスなどと二極化が進んでいる。

アナリストは「欧州中銀の金融緩和で、債権金利は最低水準となり、株価は上昇しているが、この効果がどの程度のものかはなお観察が必要だ」と述べた。

フランスの経済学者、ThomasPiketty氏は「EUは日本の教訓を思い出すべきだ。札を刷るだけでは、株や不動産のバブルを引き起こす恐れがある」と指摘した。

韓国で唇を厚くする手術受けた台湾女性、上唇が麻痺してストローが使用困難に

台湾紙・聯合晩報によると、韓流女優のセクシーな唇に憧れた台湾女性が、韓国に渡って唇を厚くする整形手術を受けたところ、唇がすぼめられなくなり、ストローで飲み物を飲むことができなくなってしまった。9日付で中国新聞網が伝えた。

28歳の台湾女性、黄さんは薄い唇をセクシーな厚い唇にしようと昨年12月、韓国に渡って整形手術を受けた。自分の脂肪を注入し、ボトックス注射を打つというものだったが、台湾に戻った黄さんは上唇の感覚がだんだんなくなっていくのを感じた。ついには唇がすぼめられなくなり、ストローで飲み物を飲むことすらできなくなった。

台湾の病院に駆け込んだ黄さんは、医師から「ボトックス注射の量が多すぎたため」と告げられた。唇に1カ月間温湿布を貼った後、低分子ヒアルロン酸を注射することを勧められた。近年、台湾から韓国に整形手術を受けに行く女性が増えているが、唇の手術のほか、二重まぶたの手術に失敗して台湾の病院に駆け込むケースも後を絶たないという。

中油(CPC)がKHネオケムと提携、合弁で石化原料生産へ

国営石油大手の台湾中油(CPC Corporation Taiwan)は11日、兆豊国際商業銀行、日本の化学品メーカーKHネオケムと合弁協議書に調印した。3社は高雄市臨海工業区に総額137億元(約520億円)を投じ、石化用原料メーカー「曄揚股份有限公司(株式会社)」を設立する。

持ち株比率は、台湾中油47%、兆豊国際商業銀行47%、KHネオケム6%。石化関連の日本企業による台湾への投資としては過去最大規模。新工場は2019年の完成、商業運転開始を予定。同工場では年間18万トンのINA(イソノナノール)などを生産する。INAは可塑剤DINP(フタル酸ジイソノニル)の原料として使用される。DINPは主に自動車、電線、ケーブルなどに用いられ、需要は年々増えている。台湾でINAを生産しているのは南亜塑膠工業(NPC)のみで、年産規模は11万5000トン。このため曄揚は将来、台湾最大のINAメーカーとなる。今回の投資計画により、150人以上の雇用機会が創出されるほか、高雄市に毎年2億元以上の納税が期待できる。

「信頼できるメディア」調査、中央通信社が1位[媒体]

メディアウオッチに関する調査を行っている台湾媒体観察教育基金会は10日、「信頼できるメディア」の調査結果を発表した。新聞・通信・テレビ各社の中で、公営の中央通信社が自社サイトで展開する「即時新聞」が最も高い評価を得た。

調査は各メディアに勤務する記者らを対象に昨年9月から今年1月にかけて行われ、有効回答数は523件。10点満点で各社の報道内容についての信頼性を尋ねたところ、中央通信社が最高の7.85点だった。次いで公共電視文化事業基金会が運営する公共電視のニュース(7.60点)、3位と4位には聯合報系がランクインし、インターネットニュース「聯合新聞網」(7.11点)と新聞の「聯合報」(7.10点)が選ばれた。テレビ局では、「TVBS新聞」が聯合報と同じ得点で4位に入った。

同調査では、回答の平均値だった6.22点を下回った13媒体も公表。中でも「中国時報」や「中天新聞」「中視新聞」、インターネットニュースの「中時電子報」と、食品大手の旺旺集団のメディア事業部門である旺旺中時媒体集団傘下のメディアが並んだ。

調査結果の発表を受け、中央通信社は大学教員の意見として「中央通信社は取材・記事執筆の基本原則を守っている」と評価した内容の記事を配信。新聞部門で最高得点となった聯合報も「最も信頼されている新聞」との見出しを掲げ、調査内容を報じた。

台湾機墜落 新たに2人の遺体 不明者1人に

トランスアジア(復興)航空機が4日、台北市内の川に墜落した事故で、台北市政府消防局は11日、事故現場付近で新たに2人の遺体を発見したと発表した。事故による死者は42人となり、不明者は1人になった。

新たに見つかった2人は、事故現場から約700メートル下流で発見された。体をシートベルトで座席に固定された状態だったという。

ホンダ 台湾の二輪車市場へ再参入 4月以降専門店オープン

台湾ホンダは11日、台北市内で記者会見を行い、今春から台湾での二輪車市場に再参入すると発表した。今年4月以降、全国4カ所に大型二輪車専門店を設置し、年間1200台の販売を目指す。

ホンダは1961年からKIMCO(キムコ、光陽機車)やSYM(三陽機車)へ技術供与などを行い小型車を中心に生産、販売していた。だが、2003年までに全ての提携を解消し、台湾の二輪車市場から事実上撤退していた。

台湾ホンダの牧野朗社長は、2002年に台湾が世界貿易機関(WTO)に加盟し、大型二輪車が開放されて以降、市場が拡大していると再参入の背景を説明。「ホンダらしい良質なメンテナンスやアフターサービス」などを提供するという。

一方、自動車部門では今年の目標販売台数を前年比3割増の3万2000台としている。

石油大手の台湾中油、日本の化学メーカーらと新会社設立へ

石油大手の台湾中油(CPC、台北市)は11日、化学品メーカーのKHネオケム(KHNC、東京都)および兆豊国際商業銀行(台北市)と合資協議書を締結した。共同で137億台湾元(約520億円)を投じ、高雄市の臨海工業区に新会社「曄揚」を設立する。石化関連の日本企業からの投資としては過去最大の規模だという。

出資比率はCPC47%、KHNC47%、兆豊商銀6%。可塑剤として使われるフタル酸ジイソノニル(DINP)の原料、イソノナノール(INA)などを生産する工場を建設する予定で、2019年の稼動を目指す。

CPCによれば、可塑性、加工性、相溶性、耐熱性などに優れるフタル酸ジイソノニルは、主に自動車、電線、ケーブルなどに使われており、原料のイソノナノールとともに年々需要が増加しているという。

経済部:米国産牛の内臓輸入を開放せず

経済部の振中・部長が米国産の牛の内臓の輸入を開放しない立場を重ねて強調した。現在、米国を訪問中の・経済部長は米東部時間10日午前、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で講演、中華民国台湾が地域経済統合に参加する緊迫性と決意を伝えた。中華民国の経済部長による米国訪問は11年ぶり。

講演終了後、・経済部長は、米国産牛肉のさらなる開放の可能性についてメディアの質問に答え、政府は国民の健康を犠牲にし、国会である立法院での決議に反して米国産の牛の内臓の輸入を開放することはないと明言した。

台湾のメディアは、・経済部長が渡米する前、与党・国民党の立法院団体に対して、米国産の牛の骨髄や血管などの六項目のもつの輸入を開放する方針を説明した。これは台湾がTPP・環太平洋パートナーシップ協定に参加するためのものだと報じた。

経済部の卓士昭・次長は11日、その可能性を否定、この6項目は、米国が台湾の輸入規定に対して疑問を示したものだ。衛生福利部、行政院農業委員会、および学者や専門家が会議を開き、討論した結果、この6項目はもつに属し、内臓ではないため、関連規定に基づいて輸入することができる。それは新たな開放策ではなく、TPPとも無関係だと強調した。

卓・次長は、「この6項目は、輸入が制限されていないものだ。これまで、これらのものの輸入は、その他の項目に分類されていたが、現在、それは内臓の類ではないことが確認されたため、今後、専用の番号が与えられる。」と説明した。

農業委員会の王政騰・副主任委員は、台湾の立場は、米国産の牛の内臓を輸入しないことだと強調、米国が提出したこの6項目の副産品を逐一検査した結果、それは内臓ではなく、健康を害するリスクのある物質も含まれていない。その輸入は台湾の牛肉産業には影響を与えない。台湾の消費者はこれらの製品を好んで食用するとは限らないことが確認されたと補足説明を付け加えた。

馬・総統:正体字は台湾の誇り

馬英九・総統(右から三人目)と文化部の洪孟啓・部長(左から三人目)らは11日、台北世界貿易センター一号館で開催された、「2015年TiBE第23回台北国際ブックエキシビション」の開幕式に出席した。

馬英九・総統が、正体字を誇りにしていると述べた。2015年の台北国際ブックエキシビションが11日から六日間、台北市の世界貿易センターの一号館と三号館で開催されている。今年のテーマ国はニュージーランドで、開幕セレモニーではニュージーランドの先住民族マオリのダンサーたちによるパフォーマンスが行われた。

馬・総統はあいさつの中で、「台湾では毎年4万2千冊の新刊書が出版されており、100万人につき新刊書を1800冊所有するとの割合になっている。この割合は、世界の国・地域の中で、イギリスには及ばないものの、スロベニアと並んで世界で2位だ。また、台湾では図書館カードを持っている人は、約人口半分の1200万人に上っている。つまり2人に1人は持っているということだ。これは驚くべき数字だ。」と、台湾の出版業と読書の現状を説明した。

馬・総統はさらに台湾で使われている漢字、正体字にも触れ、「周知の通り、台湾では正体字を使っている。中国大陸が使っている簡体字とは異なる。簡体字を使用している人は13億人以上いる一方で、正体字を使用している人はわずか4千万人だが、私が総統に就任して以来、台湾を訪れた中国大陸の人々から正体字に苦労したという話はひとつも聞かない。中華民国台湾は正体字を使用する最も主要な華人社会となった。我々はこの重要な伝統を守り続けたい。」と述べた。

馬・総統はニュージーランドのパビリオンを参観、イギリスの文学賞を受賞したニュージーランドの作家、エレノア・カットン(Eleanor Catton)氏の著書『ルミナリーズ』などを購入した。

今年の台北国際ブックエキシビションには、67の国と地域から400名を超える作家が出席。今年から若い世代の入場を増やすため、18歳以下の児童、生徒は無料、18歳以上の学生も学生証を提示することで、一般の入場券台湾元100元が半額の50元になるという。

台湾3大科学団地、売り上げが過去最高

スマートフォンの受注が好調で、台湾の3つのサイエンスパークの売上高が過去最高を記録した。科技部は11日、北部、新竹市の新竹サイエンスパーク、中部、台中市の台中サイエンスパーク、南部、台南市の台南サイエンスパークの3大サイエンスパークの2014年における運営状況を発表した。

それによると、3大サイエンスパークの2014年の売上高、輸出金額はいずれも過去最高となり、売上高は史上4度目の台湾元2兆元突破となる、台湾元2兆3248億元(約日本円8兆8238億円)、輸出金額は2013年に比べて2.04%増の台湾元1兆3672元(約日本円5兆1892億円)となったことが分った。

売上高では3つのサイエンスパークのうち、最も好調なのは台中サイエンスパークで、台湾中部エリアの経済発展に寄与しているという。

科技部産業及びサイエンスパーク業務司の邱求慧・司長は、「スマートデバイス関連では高レベルの製造プロセスが求められるため、このニーズに応えているうちに、産業全体が発展した。特に台中サイエンスパークが主要生産基地といえる、28ナノメートル製造プロセスの受注が好調であったことから、台中サイエンスパークの2014年の売上高は台湾元5200億元、2013年に比べて622億元増えている」と分析した。

科技部は、3つのサイエンスパークが好調を見せている理由として、集積回路、通信、精密機械の3大産業が牽引している。このことからはポータブルデバイスの売上が好調であること、スマートフォンが4Gの時代に入っていること、自動車・オートバイ産業、航空、宇宙産業の景気が回復し、売上が伸びていることを示していると指摘している。このほか、サイエンスパークの就業人数も26万3千人と、過去同期の最多を記録した。

今年2015年の展望について科技部は、各方面は今年の経済成長率について控えめに見ているが、それでも昨年よりは上回るとみており、スマートフォンのチップのニーズが高く、モノのインターネット、ビッグデータなど新たなニーズに牽引される形で、今年の3大サイエンスパークの売上高は前年比6.22%増の台湾元2兆4695億元と史上最高を更新すると見ている。

新北市など、26日より第二段階給水制限

水不足のため、台湾北部の新北市などの地区では26日より第二段階の給水制限が実施される。経済部の楊偉甫・次長は10日、台湾北部の新北市、林口、桃園市、新竹、北西部の苗栗、中部の台中市、彰化の北部地区、台湾南部の台南市、高雄市では26日から第二段階の給水制限が実施されると発表した。

それと同時に、彰化県の南部、雲林県、嘉義県では26日から夜間の減圧給水が実施される。

水利署の定義づけによると、第一段階の給水制限は、ピーク時を除く時間帯における減圧給水。第二段階に入ると、一ヶ月当たりの水道使用量が1000立方メートル以上の非工業用水への給水が20%、工業用水が5%、プール、洗車、サウナ、水治療業者への給水が20%減らされるという。

迪化街の「年貨大街」が20周年 歴史を紐解くアニメが公開

旧正月(今年は2月19日)に向けて、正月飾りや年菜(正月料理)の材料などを販売する店が並ぶ一大イベント「年貨大街」。発祥地とされる迪化街の年貨大街が今年で20年を迎えることを記念し、その歴史を解説したショートアニメが10日、公開された。

手がけたのは日本統治時代などの台湾の歴史をテーマにしたアニメ「台湾バー」(Taiwan Bar)の制作チーム。動画は台北市政府や同市の産業発展局などが協賛しており、台北にまつわる物語を紹介する新シリーズ「故事・台北」の第0話として配信されている。

同日に迪化街で行われた発表イベントでは、1996年に開催された初回の年貨大街に携わった人々が集まり、当時のエピソードなどが披露された。

今年の迪化街の年貨大街は4日から17日まで開催されている。

ニウ・チェンザー監督、台湾映画「軍中楽園」撮影時の苦悩語る

映画監督のニウ・チェンザー(鈕承沢)氏は現地時間10日夜、ベルリン国際映画祭で行われた台湾映画「軍中楽園」の上映会に出席し、撮影時の違法行為がきっかけで起こったトラブルなどによる苦悩を語った。

ニウ監督は、下見の際に犯した中国大陸籍のカメラマンを中華民国の軍艦に入れる違法行為により、撮影が一時中断したほか、出資が撤回されるなどして当初の計画が崩れたことに触れ、同作の撮影時がこれまでで最も苦しい時期だったと語った。

その状況下で作品を完成できたことについては、撮影チームの監督への信頼や期待に加え、自身の「今この物語とこの時代を撮らなければ、今後は撮れない。そして(当時を生きた)人々は忘れられてしまう」との思いが撮影への動力になったと話した。

ニウ監督は、父親と祖父がともに1949年に国共内戦で故・蒋介石総統や国民党と台湾にやって来た「外省人」だと明かした上で、同作によって当時の人々が経験した歴史が忘れ去られないようにできればと述べた。

「軍中楽園」は、同映画祭のパノラマ部門に選出された。ニウ監督の作品が同部門で上映されるのは今回で3年連続となる。

自動出入国ゲート、利用者数が200万人を突破

内政部移民署が管轄する自動出入国審査システムの利用者が10日、200万人に達し、記念のセレモニーが行われた。

利用200万人目となったのは、福岡からエバー航空で台湾に戻ってきた22歳の女性。莫天虎移民署長から記念品のタブレット型端末が贈られると、驚いた表情を見せ、海外旅行から戻ってきて景品をもらえるとは思ってもみなかったと喜びを語った。

移民署は200万人突破を前に、同システムが導入されている台北松山空港、桃園空港、台中空港、高雄空港、金門水頭港で式典の準備を行っていた。

莫署長によると、同システムは2011年から導入され、上記5カ所に計53機が設置されている。1日の利用者数は現在は2万人以上に上るという。顔と人差し指の指紋で身元を識別する同システムは、中華民国(台湾)籍の人のほか、再入国許可のある居留証または永久居留証を持つ外国人なども、所定の場所で登録の上、利用可能。

丸亀製麺、嘉義に進出 台湾では10店舗目

讃岐うどん店チェーン「丸亀製麺」が11日、中南部の嘉義市内にオープンした。台湾内では10店舗目となる。

同店によると、台湾でうどんは日本の麺の中で最も人気があるという。今回の嘉義進出により、本場の味を地元の人に味わってもらいたいと意気込みを見せた。

出店先のデパートの宣伝担当者は、同店の最大の魅力は消費者が自由に好みの味を選べるセルフサービスでの注文システムだと話す。

丸亀製麺は、2013年4月に台北市内に台湾1号店を開店後、高雄や台中など各地に新店舗をオープンさせている。

デタント路線「台湾」軍人の士気低下 付け入る中国スパイ

台湾の澎湖諸島でミサイル発射演習を行う陸軍部隊。中台接近にともなう軍人の士気低下で、台湾の軍隊では中国スパイ網の浸透が懸念されている

 中国との緊張緩和(デタント)路線を進めてきた馬英九政権下の台湾で、中国の情報機関が攻勢を強めている。軍隊の縮小方針が士気低下をもたらし、「軍関係者が中国によるスパイ工作の“草刈り場”になっている」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)というのだ。昨年11月に実施された統一地方選で、国共内戦の最前線だった金門県の県長(知事)選に出馬した退役軍人が中国の情報機関のスパイだったことが判明、中国側が台湾の選挙に“介入”した疑いも浮上している。

退役将校ら6人を起訴

 自由時報(電子版)などによると、台湾の台北地方法院検察署(地検)は1月16日、中国人民解放軍の退役大尉、鎮小江容疑者が台湾の軍幹部らをターゲットにスパイ網を拡大、中国の情報機関に機密情報を流させていたとして、国家安全法違反の罪で鎮容疑者や台湾の退役陸軍少将(58)、退役空軍中佐ら計6人を起訴した。中国の情報機関に協力していた台湾の軍関係者らは10人を超え、「近年で最も大規模なスパイの摘発事案」(自由時報)と報じられた。当局が中国側に取り込まれた台湾の軍人やビジネスマンを摘発することは珍しくないが、中国籍のスパイを逮捕したのは初めてとの報道もある。

 鎮被告は2005年末に香港の居住権を得た後、ビジネスや観光名目で訪台を繰り返し、台湾の現役・退役軍人に接近。旅行や食事、最高1万ドル(約117万円)の現金の提供などを持ちかけ、中国の情報機関のメンバーとなるよう働きかけていたという。選挙資金も拠出か

 蘋果(りんご)日報(電子版)によると、起訴された台湾の退役中佐は、かつて空軍軍官(士官)学校で訓練機の教官を務めていた際の人脈を悪用し、仏ダッソー社製戦闘機ミラージュ2000や地対空誘導弾パトリオットなどに関する機密資料を中国側に渡していたとされる。

 自由時報によると、鎮被告は軍関係者を無料で東南アジアや韓国、日本への旅行に招待。第三国の現地で中国の情報機関関係者と食事を共にさせ、機密情報を探っていたという。日本を舞台に中国側がスパイ工作を展開していた可能性も否定できない。

 さらに台湾の退役陸軍少将は、昨年11月の統一地方選で、中国福建省アモイまで十数キロと極めて近い金門県の県長選に出馬。落選したものの候補者10人のうち3番目の得票数だった。当選していれば中国側に多大な便宜を図っていたとみられ、検察は選挙資金が中国側から拠出されていなかったか捜査している。

台湾の政府予算全体に占める防衛費の割合は近年減少傾向が続いており、2008年の17.5%から今年は15.9%まで減少。総兵力も現在の約20万人から19年までに17万~19万に削減する方針が示されている。

 ウォールストリート・ジャーナルの記事において、ある退役陸軍大佐は軍人の多くが目的意識を見失っていると指摘。「今や中国と台湾はお互いを明確な敵とは見なしておらず、兵士への敬意がなくなってきている」と嘆いた。

 ウォールストリート・ジャーナルは「歴史的に敵同士だった中台の経済接近により、中国のスパイにとって台湾の軍高官はより容易なターゲットになっている」との軍事アナリストの見方も紹介した。“仮想敵”であった中国との友好が「軍隊の社会的地位に混乱をもたらしている」というのだ。こうしたスパイ事件が繰り返されれば、米国が台湾に高度な軍事技術を供与することに躊躇(ちゅうちょ)する可能性があることも指摘している。







台湾鉄道の新竹駅とJR東日本東京駅、姉妹駅に 友好関係強化に期待

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台湾鉄道の新竹駅とJR東日本東京駅、姉妹駅に 友好関係強化に期待


台湾鉄路管理局の新竹駅とJR東日本の東京駅が12日、台湾北西部の新竹市で姉妹提携を結んだ。

同市の林智堅市長は調印式で、築100年以上の歴史を持つ新竹駅は台湾の鉄道の発展を象徴する重要な施設だとしてその歴史的意義を強調し、今回の提携で日台の友好関係が強まり、地域の活性化につながるよう期待した。

姉妹駅提携を祝おうと、台北や高雄駅などでは同日、新竹駅がデザインされた文鎮を含む記念グッズが発売されたほか、新竹駅では3月31日まで関連の特別展が開催中。

新竹駅は基隆-屏東区間を結ぶ西部幹線における重要な駅で日本統治時代の1913年に建設された。台湾で唯一とされる左右非対称の駅舎を持っており、駅前広場は地元の人々にとっての憩いの場としても親しまれている。

Taiwan IHA、タイ救急医療機関と協力

WHO・世界保健機関の「医療に国境はない」という理念に呼応し、衛生福利部台湾国際医療支援チーム(Taiwan IHA)が10日、タイ国家救急医療機関(NIEM)と協力覚書を交わした。

今後、双方は、人材の育成、学術活動、共同研究、実地調査などを通じて双方向の救急医療情報システムのネットワークを構築、国際組織主催の関連イベントにも共同で参与していくということ。衛生福利部国際合作部の商東福・部長は救急医療協力プラットホームの構築で、タイと具体的な交流を行い、将来、緊急事態となった際には台湾は世界とリンクして、人道的な救援活動に効果的に参与することができると説明した。

黄世銘・前検察総長、1年3ヶ月の懲役確定

黄世銘・前検察総長が捜査情報を漏洩した罪で、1年3ヶ月の懲役刑が確定。黄世銘氏が台湾最高裁判所検察署検察総長を務めていた2013年9月、特捜チームは元裁判官の収賄事件を捜査する中で、野党・民進党の立法委員と立法院の王金平・院長が司法に対する不正な働きかけを行った形跡を発見した。黄世銘氏はこれを受けて、捜査が終了していないにも関わらず、馬英九・総統と当時の江宜樺・行政院長らに事件の内容を報告した。

これにより、黄世銘氏は、捜査情報の漏洩、通信保障及び監察法違反など三つの罪で起訴された。台北地方裁判所が昨年3月に懲役1年2ヶ月の有罪判決を言い渡したのを受け、黄氏は検察総長を辞任、最高裁判所検察署の主任検察官に転任すると共に控訴していた。

黄氏は、司法への不正な働きかけは行政院の法務部長、立法院長に関わる事件で、行政院や立法院の上に位置する総統に報告したのであり違法ではないと主張した。しかし高等裁判所は、黄氏が捜査中の秘密資料を総統や行政院長に提供したことはすでに通信保障法違反や刑法の機密漏えい罪に当たる他、一部の事実は一審で審理されていないとして、一審判決を取り消し、改めて1項目での懲役5ヶ月と、2項目での懲役6ヶ月をあわせて1年3ヶ月の懲役刑を言い渡した。上告はできず、判決は確定した。この事件では、馬英九・総統が王金平・立法院長を強く批判、国民党党籍の剥奪を主導したことで、党内に大きな不安と混乱をもたらした。

来年の総統選挙と立法委員選挙は同日実施

中央選挙委員会は12日正午に委員会議を開き、来年予定される次期総統選挙を立法委員選挙と同じ日に実施する可能性について話し合い、同日実施を決定。

中央選挙委員会は世論調査、インターネットでの調査、各政党の意見、公聴会などを通じて各界の意見を集めてきた。会議終了後、中央選挙委員会の劉義周・主任委員は同日実施とする理由について、国民の期待、社会的コストの節約、選挙制度の安定維持、国民の政治的参与の強化の四つを挙げた。

2012年の経験によれば、選挙の統合は投票率を高められ、国民の政治的参与を強化できる。総統選挙と同日実施した、2012年の立法委員選挙では比例代表と選挙区の投票率がいずれも、単独で実施された2008年の選挙より16ポイント以上高まった他、比例代表の投票者数は2008年より334万人増加、選挙区では337万人増えた。選挙の統合では選挙経費を一部節約できる一方、選挙での補助費用は増える。しかし、中央選挙委員会は、補助金が増加したとしても投票者数を300万人あまり増やせたことは、民主政治において非常に意義深いとしている。

H&Mが台湾進出、信義区に1号店開業[商業]

スウェーデンのファストファッション世界大手「H&M」はきょう13日、台北市信義区に台湾1号店を開業する。通称「信義商圏」に世界展開するファストファッション店舗が新たに加わった。信義商圏には「ユニクロ」が統一阪急台北店に、スペインの「ZARA」が高層ビルの台北101ショッピングモールに、ユニクロ傘下の「GU」(ジーユー)と米「GAP」が複合ビルのATT4FUNにそれぞれ出店している。

1号店は、微風広場実業のショッピングモール、微風松高に出店した。16日~28日まで販促活動を行い、13日~15日までに同店で買い物したレシートを提示すれば家庭用品を2割引とする。12日付工商時報は、H&Mがすでに2店舗目の立地の検討に入っており、小売事業などを展開する誠品生活が西門町で営業する「誠品116」の賃借期限が切れる今年末をにらみ高額の賃料を準備していると伝えた。ほかに台北駅周辺の3C(コンシューマエレクトロニクス、コンピューター、コミュニケーション)製品販売店跡の物件も視野に入れているという。

台湾域内にユニクロを51店を出店しているファーストリテイリングの台湾法人、台湾優衣庫は11日に地元メディア向け説明会を開き、2014年の売上高が前年比2桁成長だったと明らかにした上で、中央通信社の取材に対し第1四半期中に3店舗を新たに出店し15年中に60店体制にする方針を明らかにした。

今年中には、米国の「フォーエバー21」も台湾に1号店を出す予定で、台湾ファストファッション市場の拡大を見据えた出店・販売戦略が各社に求められそうだ。

台湾機墜落、最後の不明者発見 死者43人に

台北市の消防関係者によると、12日午後5時20分頃、トランスアジア(復興)航空機の墜落事故で行方不明だった最後の1人の遺体が、事故現場から約3キロ離れた基隆河の下流側で見つかった。これにより同事故による死者は43人となった。

新たに見つかったのは中国大陸からの旅行者の遺体で、座席の間に挟まった状態で発見されたという。

事故機は4日午前、台北市内の基隆河に墜落し、乗客乗員58人のうち43人が死亡、15人が負傷した。乗客のうち31人は中国大陸からの旅行者だった。

パティ・ホウ、イケメン新人歌手の歌声に酔いしれる

タレントのパティ・ホウは12日、離島・金門のショッピングモール「風獅爺商店街」に開業したデジタル製品販売店のテープカット式に出席し、一緒に登場した新人歌手のエリック・チョウ(周興哲)の歌声に酔いしれた。

初めて金門に来たと話すエリックから、バレンタインプレゼントとして生歌が披露されると、パティは「素敵な歌声ですね」とまだ聴き足りない様子で話した。また、「お姉さんが愛のハグを贈ってもいいですか」と尋ね、19歳のエリックを困惑させていた。

パティは、先日金門行き旅客機の墜落事故が起きたものの、今回のイベント参加に影響はなかったとした上で、また来られてうれしいと語った。

風獅爺商店街は金門初の大型免税店で、吉本興業が出店する「よしもと47ご当地市場」なども入っている。

報道の自由度、台湾は51位 日韓を上回る=国境なき記者団発表

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)が12日発表した2015年の報道自由度ランキングで、台湾は180の国と地域中、51位だったことが分かった。昨年より一つ順位を下げた。

韓国は60位、日本は61位で、いずれも台湾を下回った。米国は49位、中国大陸は最下位から4つ上の176位だった。1位はフィンランドで、上位にはノルウエー(2位)やデンマーク(3位)など北欧諸国が多く名を連ねた。

同組織は、近年起きたウクライナ危機やトルコの反政府運動で、記者が攻撃のターゲットになったり、香港の民主化デモで警察から暴力を受けるなどした事実を挙げ、これらの現場における記者のリスクが高まっていると危惧を示した。

また、中国共産党が記者に「無許可の批判」を禁止する規定を設けるなど、世界の多くの政権が報道規制を強めようとしていると指摘した。

台湾、公衆衛生の国際大会で肥満予防の成果など紹介へ

インド東部のコルカタ(旧カルカッタ)で開催されている公衆衛生に関する国際大会で衛生福利部国民健康署の邱淑テイ署長が政府関係者として初めて参加し、講演することが分かった。(テイ=女へんに是)

世界公衆衛生学会(WFPHA)などが主催する同大会は3年に1度行われており、今年は54カ国・地域から約1000人の関係者が参加している。開催期間は11~15日の5日間。

邱署長は13日に肥満症への台湾での予防・治療の経験を、14日には煙害予防対策の現状と将来的な展望についてそれぞれ紹介し、台湾での健康促進に関する実績をアピールする。

台湾では子供の3人に1人が肥満児とされており、その解決のために、政府は2011年から減量運動を推進。2013年末までの3年間に市民219万人が参加し、目標の1800トンを大きく上回る計3300トンの減量に成功している。

一年間に705冊の本を借りた3歳の女の子、読書の模範児に選ばれる

教育部(文科省に相当)は12日、各地の公共図書館の推薦で選出された読書模範市民を表彰した。最年少は705冊を借りた嘉義市出身の3歳の女の子で、借りた本の多くは子供向けの絵本だったという。

この女の子の4歳の兄も一年で712冊を借り、一緒に表彰されている。父親によると、兄妹は毎日絵本を中心に少なくとも3、4冊を読んでいるという。以前は読み聞かせをしていたが、最近は徐々に文字量を増やし、自分たちで絵を見て質問したり、両親と話し合ったりする読書スタイルに変えてきていると話した。

取材時にも母親に本をせがむほど読書好きな2人の子供は、大人がテレビを見ていると、「目が悪くなるよ」と注意し、電源を消させようとするのだという。

すでに兄妹は図書館の子供向けの書籍を読み尽くしてしまったため、現在は多くが再読のものだが、父親は、成長に伴い読書後の感想も変わるとし、正確な知識を得られるようサポートをしていると話した。

読書模範市民には69人が選ばれ、最年長は84歳だった。借りた冊数が最多の3423冊だった女性は、おすすめの本として島田洋七氏の小説「佐賀のがばいばあちゃん」を紹介した。

競争激化する台湾のファストファッション市場 ユニクロは生き残りに自信

世界の各大手ファストファッションブランドが相次いで出店し競争が激化する中、ユニクロ台湾の末永智明執行長(最高経営責任者、CEO)は11日、同社の商品の品質は安定しており、業績も昨年は2桁成長となり好調であると自信をみせた。

国際的なファストファッションブランドのうち、最も早い時期から台湾に進出したユニクロは、約5年間で51店舗まで規模を拡大。今年の第1四半期には3店舗を新たに開店予定で、同年中に60店舗を目指すとしている。

末永氏は、店舗数を拡大させるだけでなく、その品質にも力を入れており、昨年の業績が好調だったのは、商品の品質を重視する同社の経営戦略が顧客のニーズに合致したからだと語っている。また、各ブランドの進出が相次いでいることについては、相乗効果が見込めるとの考えを示した。

台湾ではすでに米国のGAP(ギャップ)、スペインのZARA(ザラ)、韓国のE-LAND(イーランド)などが展開しており、13日にはスウェーデンのH&M(エイチ・アンド・エム)が台湾1号店をオープンさせる。

慈済基金会が東京で「祈祷感謝会」

台湾の仏教慈善団体、慈済基金会日本支部が11日、日本の東京で「祈祷感謝会」を開催、手話でミュージカルを演じて約1000人をひきつけた。同基金会は2011年の東日本大震災の被災地の人たちもこの活動に招待した。

日本における中華民国大使館に相当する台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表の夫人、林則媛・女史は、このミュージカルの「序曲」に出演し、手話で父母への恩返しの気持ちを伝えた。

東日本大震災から来月で満四年。会場では昨年、慈済基金会の関係者が東日本大震災の被災地を訪れた際の映像が放映された。沈斯淳・代表は、映像を通じて、慈済基金会が日本を含む世界各地で行っている慈善活動を理解できる他、被災地再建への同基金会の思いやりや関心も感じ取れると、その取り組みを評価した。慈済基金会は今も被災者に関心を寄せ、年に四回ほど被災地を訪れているという。

総統府と国安会の新旧秘書長が引継ぎ

総統府と国家安全会議(国安会)の新旧秘書長の引継ぎが行われた。総統府の楊進添・秘書長と国家安全会議の金溥聡・秘書長はこのほど辞任、総統府の秘書長には曽永権氏、国家安全会議の秘書長には高華柱氏が就任する。総統府および国家安全会議では12日午前にそれぞれ新旧秘書長の引継ぎが行われた。呉敦義・副総統が立ち会った。

呉・副総統は、馬英九・総統が今年元日の談話で、今年は社会の調和、与野党協力、世界平和の重要な目標を達成したいと述べたことに触れ、曽永権・総統府秘書長は豊かな経歴と経験で、総統府の調整能力を引き続き発揮させ、各方面を協調させて任務を遂行してくれるだろうと期待した。国家安全会議秘書長の引継ぎは非公開で行われた。

中国・広州の人件費が台湾並みに上昇、東南アジアへの工場移転加速

中国南部、広東省の省都・広州市では工場労働者の人件費が東南アジア諸国を上回り、台湾並みまで上昇した。これにより工場の東南アジアへの移転が加速する可能性がある。香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストの11日付の報道として、中国・環球時報が12日伝えた。

広州市の台湾系企業団体によると、広州で労働者の人件費は残業代や保険料などを含めて1人当たり月約4500元(約8万6000円)。広東省の珠江デルタ地域でも約650米ドル(約7万8000円)となっており、インドネシアの300ドル、ベトナムの250ドル、カンボジアの100ドルを大きく上回る。

広東省では人件費が高く、さらに人手不足の現状があり、工場の自動化を進めようとしても設備の輸入には10%の関税や17%の増値税がかかる。そのため製造業で同省と東南アジア諸国の競争力の差は拡大する一方だという。

現地メディアの報道によれば、珠江デルタの靴工場150カ所のうち、60%は昨年、受注と利益が縮小した。23%は工場を閉鎖予定で、残る企業も東南アジアへの移転、または工場の設備改善によってターゲットを中国本土のハイエンド市場に転換していく考えを示した。









浜崎あゆみ、7年ぶりに台湾訪問 空港にファン400人

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浜崎あゆみ、7年ぶりに台湾訪問 空港にファン400人

歌手の浜崎あゆみが14日午後、松山空港(台北市)に到着し、15日には歌手のJJこと、リン・ジュンジエ(林俊傑)の台北コンサートにスペシャルゲストとして出演する。

浜崎の台湾訪問は、2回目のアジアツアーが行われた2008年以来7年ぶり。この日は、浜崎をひと目見ようと、空港には400人近くのファンが詰めかけた。ファンの「おかえり」コールに迎えられた浜崎は、10分ほどかけてサインのリクエストに応えたりした。

16日まで滞在する予定だが、コンサートへの出演以外はすべて非公開だという。

日本統治時代に建設の烏山頭ダムで旧正月・花見イベントが開幕
日本統治時代に八田与一技師などによって造られた烏山頭ダム(台南市)で14日、旧正月(今年は2月19日)と桜をテーマにしたイベントが始まった。開幕に合わせて、ダムには財福をつかさどるとされる高さ15メートルの「財神」バルーンなどが登場し、人々の注目を集めた。

期間中には、八田与一記念園区に「除夜の鐘」にならった大きな鐘が設置される。また、2月19日~3月1日の休日には日本の年越しにちなんだ「お年玉」の配布やお餅の提供なども行われ、“日本式”を前面に押し出したイベントとなっている。

また、3月6~29日の期間は桜まつりが開催される予定で、休日には音楽の演奏など行われ、お花見気分をより一層盛り上げる。

家屋税と土地税、来年元日から統合

家屋税と土地税が来年元日から統合され、マイホームの売却代金が台湾元4000万元以下の場合は免税になる。財政部の張盛和・部長は12日の新春記者会見で、家屋税と土地税を統合すると明らかにした。新たな制度は来年以降の住宅の購入と譲渡を対象とするため、影響は限られると見られている。

来年1月1日から、投資用の住宅の売却では、購入後2年に満たない場合、売却して得られた利益に30%の税金が課される。2年以上だった場合は17%。しかし、自分が住むために購入したマイホームについては、居住して満6年以上、売却代金が台湾元4000万元(日本円約1億5000万円)以下の場合、税金が免除される。

張盛和・部長は、家屋税と土地税を統合する目的は不動産市場のソフトランディングを図るためと説明した。

台湾のスポーツチャンネル、日本プロ野球の中継試合数拡大へ

北海道日本ハムファイターズの主催試合を、昨年3月から中継しているスポーツ専門チャンネルの「FOX SPORTS」は13日、今季に放送する試合数を増やすと発表した。

これにより、同チャンネルでは日本ハム関連の試合のほか、オープン戦、日ハム以外のパ・リーグ公式戦、プレーオフの最大169試合が放送されることになる。

放送試合数の拡大で、人気の高い陽岱鋼(日ハム)のほかにも、郭俊麟(西武)、陳冠宇(ロッテ)、李杜軒(ソフトバンク)らの活躍を台湾の人々が目にする機会が増えそうだ。

FOX SPORTSによれば、昨年の日本プロ野球関連の番組は好調で、米メジャーリーグ(MLB)と米プロバスケットボール(NBA)に次ぐ視聴率を残していたという。

台湾では、ほかにもケーブルテレビ・緯来電視(ビデオランド)傘下の「緯来体育台」が昨年4月から読売ジャイアンツのホームゲームの中継を開始するなど、日本プロ野球への関心が高まっている。

台湾鉄道の運転士ら、踏切保安設備の早期更新など訴え“減速抗議”

台湾鉄道で人員不足や踏切保安設備の更新が滞っていることにより、運行の安全に大きな影響が出ているとして14日、700人以上の運転士が各地の踏切で警笛を鳴らし、大幅に減速して通過する抗議活動を開始した。

台湾鉄路管理局によれば、最初に抗議を行った東部幹線の始発列車では終着駅到着までに約3分間の遅れが出たという。だが、同局は休日は平日ほど列車の本数が多くないため、影響は限られるとしている。

台湾鉄道では先月16日、新北市樹林区俊英街の踏切で列車の通過直前に遮断機が上がり、車両が自動車・バイク8台に衝突しかけるというトラブルが発生。その後、台鉄当局が人為的ミスであるとしたが、運転士らは抗議を決行することにした。

台鉄は13日、事件後に全463カ所の踏切を検査し、異常がないことを確認しており、安全に問題はないとの声明を発表している。

エバー航空、旧正月前日に機内で中華風おせち料理を提供


エバー(長栄)航空は旧正月前日の18日、機内で中華風のおせち料理を提供する。上位クラスでは、あわびを使用した料理も登場する。

特別機内食は、飛行時間が短い台北-沖縄線を除き、当日午前9時に桃園空港、台北松山空港を出発する全ての路線で提供される。メニューは座席クラスによって異なり、ロイヤルローレルクラス、プレミアムローレルクラスでは、なまこやあわびを煮込んだ主菜のほか、カラスミチャーハン、高級スープの「仏跳牆」、高級素材で作ったデザートなどが食べられる。

旧正月の2月19日には、台湾発の全路線でパイナップルケーキが振る舞われる。

また、旧正月期間中、機内ではハローキティが登場する新年バージョンの搭乗映像が上映されるほか、ヘッドカバーや紙ナプキンが正月らしいデザインのものに取り換えられ、祝賀ムードを演出するという。

大阪発の台湾機で異常信号 出発が1時間半あまり遅れる

関西国際空港で13日、現地時間午後1時25分出発予定の桃園空港行きトランスアジア(復興)航空GE601便に異常信号が見つかり、出発が1時間半ほど遅れる騒ぎがあった。

乗客145人の一部は異常発覚を受けて、別の航空会社への振り替えを希望したが、問題が取り除かれた後、全員が同便で台湾に向かったという。

トランスアジア航空では、今月4日に台北から金門に向かう旅客機が墜落し、乗客乗員58人のうち43人が死亡する事故が起きたばかり。

馬・総統、ローマ法王に書簡

馬英九・総統がローマ法王に書簡を送り、世界平和への祈りに呼応した。フランシスコ・ローマ法王は今年1月1日、バチカンで新年のメッセージを発表、今年が平和な年になるようにと祈った。総統府が13日に発表したプレスリリースによると、馬・総統は、ローマ法王が今年のメッセージで、平和と、人身取引や強制労働など現代の奴隷制の撤廃を呼びかけたことに対し、弱者に手を差し伸べるのは中華民族の伝統的な文化であり重要な特質だとし、ローマ法王が不公平への対抗と弱者への支援に向けて団結を求めたことに深い同感を覚えると述べた。

馬・総統はそして、中華民国台湾は国際社会の一員として、人道支援の提供者としての役割を果たし、ローマ法王の呼びかけに応じていくと強調した。

旧暦午年大納会、大引けは9529ポイント

13日の台北株式市場は旧暦午年の大納会。平均株価指数は33.2ポイント上げて、9529.51ポイントで引けた。取引高は台湾元761億3100万元だった。旧暦午年の台北株式市場では平均株価指数は1000ポイント以上上昇。値上がり率は12%に上り、2011年の寅年以降、過去4年で最大に。各国が相次いで金融緩和政策を実施したことで、台湾の金融商品へはホットマネーの流入が続いた。

なお、家屋税と土地税が来年1月1日から統合されるのに伴い、不動産の投機売買を抑制するための「贅沢税」が廃止される。株式市場ではこれを税金の軽減と好感、13日は建築株が特に堅調で、値上がり率トップだった。
なお、取引再開の大発会は2月24日。

観光列車「進化1001号」、2/14に運行

在来線・台湾鉄道の観光列車、「進化1001号」がバレンタインデーの14日、中部の支線・集集線を走る。
観光列車「進化1001号」がバレンタインデーに台湾鉄道の支線を走る。在来線・台湾鉄道が13日に発表したところによると、台湾鉄道の所轄機関、台湾鉄路管理局の局長の専用列車を改造した観光列車「進化1001号」は14日のバレンタインデーに台湾中部の彰化県から出発、同じ彰化県の田中、二水を経てこの三駅で行われる運行祝賀式典に参加してから、中部・南投県にあるローカル線、集集線で運行される。

百年以上の歴史を持つ台湾鉄道は、若者たちにを引き付けるため、列車番号1001の、局長の視察用列車に可愛らしい宇宙人のイラストを描き、「進化1001号」と命名。車掌は宇宙からやってきたMr.tenとMiss.oneというバックパッカーで、台湾と台湾鉄道が好きで観光列車の車掌試験に応募したという設定になっている。

「進化1001号」は1月27日から2月3日まで、台湾北部・新北市のローカル線平渓線で運行されたのに続いて、5日から12日までは内湾線(北部の新竹)、14日からは集集線で運行される。

台湾鉄道では14日零時から、平渓線、内湾線、集集線の各駅で、「進化1001号」の三つの支線における一日記念乗車券を発売、大人は一枚台湾元88元(日本円約330円)、優待券は一枚台湾元45元(日本円約168円)。なお、台湾鉄道では数量限定の「進化1001号」オリジナルグッズも販売する。


台湾のスポーツチャンネル、日本プロ野球の中継試合数拡大へ

北海道日本ハムファイターズの主催試合を、昨年3月から中継しているスポーツ専門チャンネルの「FOX SPORTS」は13日、今季に放送する試合数を増やすと発表した。

これにより、同チャンネルでは日本ハム関連の試合のほか、オープン戦、日ハム以外のパ・リーグ公式戦、プレーオフの最大169試合が放送されることになる。

放送試合数の拡大で、人気の高い陽岱鋼(日ハム)のほかにも、郭俊麟(西武)、陳冠宇(ロッテ)、李杜軒(ソフトバンク)らの活躍を台湾の人々が目にする機会が増えそうだ。

FOX SPORTSによれば、昨年の日本プロ野球関連の番組は好調で、米メジャーリーグ(MLB)と米プロバスケットボール(NBA)に次ぐ視聴率を残していたという。

台湾では、ほかにもケーブルテレビ・緯来電視(ビデオランド)傘下の「緯来体育台」が昨年4月から読売ジャイアンツのホームゲームの中継を開始するなど、日本プロ野球への関心が高まっている。

台湾桃園市が電線の地中化を計画、きっかけはあの「黄色いアヒル」

台湾の鄭文燦(チェン・ウェンツァン)桃園市長は市政府議会で、工務局と関連部門に対し「桃園市電線地中化全体計画」を提出し、これを実施するよう指示した。台湾メディア・ETtoday東森新聞雲が伝えた。

「桃園市電線地中化全体計画」は電線および変電箱の地中化作業と、電線の分岐分区作業を含む。工務局は都市発展局とともに、地中化に必要な土地の区画と施設の基準について協議をつつける予定だ。新しい都市計画区や再開発区などは、他よりも優先して電線の地中化を実施する計画になっているという。

昨年、桃園市で開催された屋外のショーに巨大な「黄色いアヒル」が登場した際、太い電線が何本もアヒルの身体の前を横切っていたことから、「電線が邪魔で写真が撮れない!」と市民が激怒。市政府には市民からの苦情が相次いだ。










東京で「世界らん展」開催 台湾産のらんが大賞受賞

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東京で「世界らん展」開催 台湾産のらんが大賞受賞


今年で25回目の開催となる「世界らん展日本大賞」が14日、東京ドームで開幕し、会場が華やかな雰囲気に包まれている。これに先立つ13日に発表された日本大賞には台湾から日本に持ち込まれ、日本人の手によって育てられたセッコクランが受賞した。

主催者によると、今年は世界23カ国・地域から集められた約3000種のらんおよそ10万株が咲かせた250万輪の花を展示しているという。22日までの開催期間中、18万人の来場を見込む。

一方、日本大賞を受賞したのは座間洋らんセンターの加藤春幸さんが育てた「デンドロビュームスミリエ“スピリット オブ ザマ”」。このらんは元々、加藤さんが以前台湾から買い付けたもので、今回の栄誉に台湾側の関係者も「光栄なこと」と喜びを語った。

13日には沈斯淳駐日代表も視察に訪れ、台湾からの参加者らを激励。台湾の栽培技術を世界にアピールするチャンスだと期待を寄せた。

台北アニメ・マンガフェスタ、「進撃の巨人」声優にファン熱狂


南港展覧館(台北市)で開催中のアニメ・マンガフェスティバル「台北国際動漫節」(TICA)は15日、最終日を迎えた。声優、井上麻里奈のサイン会には200人のファンが詰めかけるなど、会場は熱気に包まれた。

人気アニメ「進撃の巨人」の中でアルミンを演じる井上。性別や生まれた時代が違うキャラクターに「演じがいがあるし、演じていて楽しい」などと語った。

主催者によると10日から開催された同イベントには、14日までに35万8000人が来場。この日も午前10時の開場とともに大勢の人が押し寄せた。最終的には43万人以上の来場者を見込んでいる。

台湾から購入の花、「世界らん展」で大賞

日本の「世界らん展日本大賞2015」が14日、東京ドームで開幕。中華民国台湾をはじめとする23カ国から約3000種、約10万株のらんが参加している。花の数は250万輪以上。

最大の賞「日本大賞」を受賞したのは、神奈川県の座間洋ランセンターで代表の加藤春幸さんが育てたデンドロビュームスミリエ。台湾らん生産販売発展協会の高紀清・理事長によると、このらんは5,6年前に加藤さんが台湾で買い求めて育てたものだとのことで、高・理事長は「見事に育て上げてあり、大賞受賞はすごいことだ」と喜んだ。

中華民国大使に相当する沈斯淳・駐日代表も会場を訪れ、日本でらんを好む人はますます増えており、こうしたイベントでは台湾のらんの美しさと栽培技術を入場者に知ってもらえると話した。台湾では2020年に「世界らん展」を開催することになっており、沈・代表は、台湾のらんは世界各地で普及するはずと自信を示した。

台湾鉄道の特別列車、集集線で運行開始 沿線から歓迎受ける


台湾鉄路管理局で先月から運行されている特別車両「進化1001号」が15日、同局の集集線で営業運転を開始した。これに先立つ14日、沿線各地では市民らが出迎え、歓迎式典などが行われた。

車体に可愛い宇宙人のイラストが描かれた進化1001号は、ローカル線沿線の観光振興を目的に導入された。きょうから集集線の二水―車テイ間を毎日5往復する。(テイ=土へんに呈)

彰化駅では大勢の子供たちや道教の少年神を模したキャラクター「電音三太子」らが車両の到着を歓迎した。

台鉄では同車両の運行を記念して平渓、内湾、集集3支線のうち、どれか1つを自由に利用できる記念1日乗車券を販売し、利用を呼びかけている。

世界平和度指数=台湾が2位 日本は8位

2014~2015年版の「世界平和度指数」が公表され、台湾が世界で2番目に安全な国・地域になったことが分かった。日本は8位だった。

2007年から毎年公表されているこの指数は、犯罪発生率や自然災害、不正腐敗、テロリズム、経済危機、文化など独自の評価基準を元に算出している。

台湾は犯罪率や暴力事件の発生件数が少ない点が評価された。また、市民も善良で、医療、経済、教育などが十分に発展していることも影響したとみられる。

1位はアイスランド。3位以下はデンマーク、オーストリア、ニュージーランドなどと続き、アジアでは台湾と日本のほか、シンガポールが10位に輝いた。

民進党の蔡主席が予備選出馬表明「新たな政治期待」

台湾の最大野党・民進党の蔡英文主席(58)は15日、来年の次期総統選に向け党公認候補を決める予備選に立候補した。蔡氏は「新たな政治を築き始めるときだ。人々は透明、清廉で人民が参加し、社会を包容した新たな政治を期待している」と述べ、8年ぶりの政権奪還に向けた決意を語った。有力候補の動きはなく、蔡氏が党公認候補に選出される見通しだ。

 蔡氏は2012年の前回総統選に党公認で出馬し、再選を目指す与党・国民党の馬英九総統に敗れた。民進党は独立志向が強く、対中政策を明確に打ち出せなかったことが経済界などに不安視され、敗退につながった。

 対中政策の方針について、蔡氏は「新しい角度から見た新たな両岸(中台)政策が望ましい」と発言。原則として
(1)両岸の平和的安定に尽力する
(2)透明、清廉で公民が参与するという新たな政治の要求に合致する
(3)揺るぎない「国家主権」が最優先
--と強調した。

世界平和度指数=台湾が2位 日本は8位

2014~2015年版の「世界平和度指数」が公表され、台湾が世界で2番目に安全な国・地域になったことが分かった。日本は8位だった。

2007年から毎年公表されているこの指数は、犯罪発生率や自然災害、不正腐敗、テロリズム、経済危機、文化など独自の評価基準を元に算出している。

台湾は犯罪率や暴力事件の発生件数が少ない点が評価された。また、市民も善良で、医療、経済、教育などが十分に発展していることも影響したとみられる。

1位はアイスランド。3位以下はデンマーク、オーストリア、ニュージーランドなどと続き、アジアでは台湾と日本のほか、シンガポールが10位に輝いた。





通関検査、不合格の食品は日本からが最多 残留農薬で:台湾

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台湾の通関検査、不合格の食品は日本からが最多 残留農薬で


衛生福利部食品薬物管理署が16日に発表した、昨年の食品と関連商品に関する通関検査の統計で、不合格は日本からの輸入品が最も多かったことが分かった。

同署の関係者によれば、検査で不合格となったのは主に農産品と加工商品で、日本からの輸入品のうち、ネギ、みかん、緑茶などが残留農薬に関する規定に違反していたという。

昨年、通関時に抽出検査の対象となった輸入品のうち、1.36%にあたる663件が残留農薬や添加物などにより不合格になっている。また、通過できなかった商品は返送などの処置がとられ、今後再び検査対象となる確率が最高で100%まで引き上げられるという。

ASUS、今年はモバイルとPCの出荷2桁増へ[IT]


パソコン(PC)ブランド世界大手の華碩電脳(ASUS)は13日、今年第1四半期と通年の出荷量見通しを発表した。現在主力のPC製品(ノートとデスクトップ合計)は、世界で成長が伸び悩む中で前年比15%増えると予測。スマートフォンとタブレット端末を合わせたモバイル製品の出荷量は前年比50%以上増えると見込んでいる。

ASUSのノートとデスクトップを合わせた2014年のPC出荷量は2,250万台だった。今年第1四半期は、需要期だった14年第4四半期と比べ約11%減の560万台と予測。今後も、「ZenBook(ゼンブック)」シリーズなど各種ノートPCのほか、ハイエンドのゲーミングPC、デスクトップPC、オールインワン(AIO)PCなどの幅広い製品ラインアップで全体の出荷量を押し上げるとし、2017年には13年比の2倍に増やす目標を示している。

昨年、「ZenFone」シリーズで参入したスマホの14年出荷量は850万台、タブレットは940万台だった。スマホとタブレットを合わせたモバイル製品の今年第1四半期の出荷量は前期比約31%減の500万台とみる。モバイル製品の出荷量は17年にPC製品を上回ると予想している。

このほか、マザーボードなどを含むコンポーネント製品の15年出荷量は前年比でプラス成長、ウエアラブル端末やルーターなどを含むモノのインターネット(IoT)やクラウド関連製品は、50%以上の成長を目指すとした。

■14年純利益は9%減

ASUSが同日発表した主力のブランド事業の14年連結純利益は、前年比9.2%減の194億7,000万台湾元(約740億円)だった。売上高は3.5%増の4,362億6,400万元。粗利益は7.6%、本業のもうけを示す営業利益は3.1%それぞれ増加したが、営業外収益が37%減り、純利益のマイナスにつながった。

四半期ベースでみると、第4四半期は7億1,300万元の為替差損を計上し、営業外収益が1億3,500万元と、前期比、前年同期比ともに93%の減少。第4四半期の大幅な減益が通年の利益を押し下げた。

鍋の人気具材「鴨血」最大手が汚染品販売、回収へ

鍋料理の人気具材で、アヒルの血をプリン状に固めた「鴨血」が汚染されていたことが分かった。全国シェア7割を超える双鵬公司(新北市)が販売した「鴨血」用血液に羽毛や糞尿、ブタの飼料用の病死したニワトリの血液が混入していたもので、衛生福利部(衛福部)は各地の衛生局に全ての製品の回収を命じた。同社は1日当たり20トンの飼料用のニワトリの血液を調達していた。

新北市衛生局によると、双鵬公司が今年食用として販売したアヒルの血は計1万2712リットルで、多くの問屋や量販店を通じて全国の大手鍋料理店で使用され、賞味期限が三日と短いことから、すでに消費者の口に入っている。問題の「鴨血」を購入していた鍋料理チェーンなどは即刻提供を中止し、消費者への対応方法を検討している。衛福部は、「鴨血」など血液を原料とした食材は、高温で調理されるため本来衛生上に問題はないが、食肉処理場で飼料用として採取される家禽の血液には動物用抗生物質など人体に有害な成分が含まれる畏れがあるとしている。

台湾出身の在日華僑が100歳で祝賀式、各界から祝福

日本華商総会(東京都港区)の林錦漫理事長が今年の7月で数え年の100歳になるのを前に15日、東京で祝賀イベントが行われた。会場には日台各界から200人近くの出席者が集まり、長寿を祝った。

林理事長は日本統治時代の1916(大正5)年、嘉義生まれ。現在も東京華僑総会理事および監事など華僑団体の重役を兼任している。過去には数度にわたりソメイヨシノの苗木を嘉義県に贈るなど、日台交流への貢献も大きい。

この日は日本の対台湾窓口機関、交流協会の舟町仁志専務理事や海江田万里前衆院議員らも祝福に駆けつけた。沈斯淳駐日代表からは長寿を祝う馬英九総統の掛け軸が贈られた。

旧正月連休の空模様、前半は冷え込むも後半は暖かく

中央気象局が16日発表した週間予報によると、大陸からの寒気団が南下する影響で、17日から旧正月の19日まで北部と北東部で冷え込み、20日に気温が上昇する見込みだという。

17~19日にかけては、北部で最低気温が12度まで下がり、東部と北部で局地的に雨がぱらつく可能性もあるという。

寒気団が弱まる20~21日は暖かさが戻り、最高気温が北部では23度、南部では27度まで上がると予想されている。一方、離島の金門や馬祖、澎湖および西部の地域では霧がかかりやすいため、注意を呼びかけている。

台湾鉄道で電車運休、原因は乗務員同士のけんかか

15日午前、桃園市内を走行中だった台湾鉄路管理局の区間車が、運転士の体調不良を理由に運休した。だが、その後になって実際は、運行中に運転士と車掌が口論するトラブルが起きたのが原因だった可能性が指摘され、関連機関が調査を進めている。

トラブルが起きたのは基隆6時36分発新竹行きの区間車。楊梅駅(桃園市)付近を走行中、運転士が体調不良を訴えたため、次の富岡で運転を打ち切った。乗客は後続の電車に乗り換えた。

だが、後になって運転士が車内の自動放送装置を適切に設定しなかったことに不満を抱いた車掌が、運転士のいる乗務員室のドアをけり、その後乗務を放棄した可能性があることが分かったという。

台鉄は、この乗務員2人の間で対立があったことを認めている。また、台鉄の行車保安委員会(運行保安委員会)では、運転士らが実際に乗務を放棄したかどうかを含め、詳しい事情を調査している。

台湾鉄道の特別列車、集集線で運行開始 沿線から歓迎受ける

台湾鉄路管理局で先月から運行されている特別車両「進化1001号」が15日、同局の集集線で営業運転を開始した。これに先立つ14日、沿線各地では市民らが出迎え、歓迎式典などが行われた。

車体に可愛い宇宙人のイラストが描かれた進化1001号は、ローカル線沿線の観光振興を目的に導入された。きょうから集集線の二水―車テイ間を毎日5往復する。(テイ=土へんに呈)

彰化駅では大勢の子供たちや道教の少年神を模したキャラクター「電音三太子」らが車両の到着を歓迎した。

台鉄では同車両の運行を記念して平渓、内湾、集集3支線のうち、どれか1つを自由に利用できる記念1日乗車券を販売し、利用を呼びかけている。

総統、台鉄運転士抗議問題の早期解決指示

在来線、台湾鉄道(台鉄)の運転士が14日、人手不足による超過勤務の問題、および踏切の設備更新遅延問題に抗議して踏切を通過した際、スピードを時速60キロメートルまで落として走行したため、14日のバレンタインデー、列車の遅れが発生、乗客約6万人あまりがその影響を受けた。

馬英九・総統は15日、踏切の安全問題と人手不足の問題、二つとも改善できる項目だとし、台湾鉄道が早急に運転士の組織とコンセンサスに達し、列車を通常通りに運行するよう、行政院に指示した。

行政院の孫立群・報道官は、毛治国・行政院長は旧正月前、乗客に迷惑と不便をかけたことに対して陳謝すると共に、交通部に対して台湾鉄道の労使紛争を調停して旧正月期間中の旅客輸送を順調に行うよう指示したと明らかにした。

交通部の陳建宇・部長によると、台湾鉄路管理局は16日、台湾鉄道全国列車運転士聯諠会の代表と話し合いを行い、交通部の曽大仁・次長も台湾鉄道の人力問題について、行政院人事総処と意思疎通を行うという。

台湾先住民、アミ族が20万人超で最多

内政部の最新の統計では、2014年末時点では、台湾の原住民(先住民)の人口は54万23人で、平均年齢は33.7歳。各種族のうち、アミ族の人口が最も多く、次はパイワン族。

種族別で人口を見た場合、2014年末までは、アミ族が20万604人で、台湾の先住民族全体の37.1%を占め、最多となっている。次はパイワン族の9万6334人で17.8%。その次はタイヤル族の8万5888人で15.9%。この3族の人口を合わせると、約先住民族人口の71%を占めている。

県・市別で見た場合、東部、花蓮県に住む先住民が最多、9万1675人で先住民全体の17%を占めている。次は台東県の7万9622人で14.7%、その次は北部、桃園市の6万5440人で12%。

先住民がその県と市の人口における割合が最も高いのは、台東県の35.5%、二位は花蓮県の27.5%、三位は屏東県の6.9%。

台湾、市販の「鍋の素」6割で誤表示=ベジタリアン用に動物由来成分混入も

台湾食薬署は2月15日、市販の「鍋の素」に対する調査結果を発表。対象となった54商品のうち、およそ6割にあたる32商品で詳細な成分を明示しないなどの誤表示が見つかったという。

 マカオの日刊紙「澳門日報」が2月16日付紙面で台湾メディアの報道を引用して伝えた。食薬署の担当官によると、誤表示のあった32の商品のうち、鴨、鶏、羊肉ベースを謳った16の商品について、検査の結果、該当の成分が含まれていなかった。また、ベジタリアン用と表示した商品のうち5つの商品から動物由来成分が検出されたという。

 なお、誤表示のあった商品の大半は、すでに改善または生産停止となっているというが、4つの商品は海外から輸入されたもので、当局で調査を進めているとのこと。

同担当官は、旧正月シーズンには家族で鍋料理を楽しむ機会も増えることから、鍋の素を購入する際は、表示が明確な商品を慎重に選ぶこと、鍋の素を使わず新鮮な食材を使った自家製スープを用意することなどを自衛策として紹介したという。

生後1カ月の赤ちゃんをハンドルに縛り付けグルグル、動画公開の両親に批判殺到

動画共有サイトYouTube上で最近、小さな赤ちゃんを自動車のハンドルに縛り付け、ハンドルととも回されている様子を撮影した動画が話題になり、撮影した父母に批判の声が殺到した。仏20minutesの14日付の報道として、中国・環球網が15日伝えた。

報道によると、ハンドルを回しているのは赤ちゃんの父親で、動画は母親が撮影した。赤ちゃんはまだ生後1カ月、動画の撮影場所は台湾西部だという。両親は冗談のつもりで撮影し、動画を公開したようだが、インターネット・ユーザーたちの猛烈な批判を受けると削除。ただ34歳の母親は「公道上ではなくサービスエリア内で撮影したもので、批判的な反応は理解できない」とコメントしている。

父母の行為について台湾当局は法的責任を追及しないことを決めた。ただ子供の権利保護組織では「故意の虐待があったかどうかは判断できないが、非常に危険な行為だ」と指摘している。







日本時代に多くの市民救った医師、功績称え記念の板設置

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日本時代に多くの市民救った医師、功績称え記念の板設置

日本統治時代の1915(大正4)年の抗日武装蜂起「西来庵事件」と1947年の「二二八事件」が起きた際、市民らの保護に尽力し、当時の新化街(現・台南市新化区)の発展にも貢献したとされる医師の梁道氏。その功績を称えた記念の板がこのほど、同市内の「梁道文物館」に設置された。

梁氏は1913年に新化街に診療所を開設したあと、1920年からは街の長として同地区の役場や道路の整備に携わった。14日に行われた板の設置式典には、同じく医師出身の頼清徳台南市長も出席し、同氏を賞賛した。

台南市政府は過去に活躍した同市出身の功労者を「歴史名人」として記念する活動を進めており、これまでに政治、医療、経済などの分野で功績のあった126人が名を連ねている。

台鉄の減速スト終了、旧正月は正常運転に

在来線・台湾鉄道(台鉄)の運転士らのストライキ活動が終了、旧正月期間中の正常運転が確保された。台湾鉄道の運転士1000人以上はこのほど、長期にわたる過度の労働、人員の補充がされないこと、さらに踏切の安全性問題などに不満を訴え、14日から運行スピードを落とす一種のストライキを実施、ダイヤの乱れにより大勢の乗客の通勤などに影響を及ぼした。

台湾鉄道、すなわち台湾鉄路管理局は16日午前、組合や運転士団体の「全国火車駕駛聯誼会」と労使交渉を行った。2時間の交渉を経て、台湾鉄路管理局の周永暉・局長と組合の謝勝明・理事長らは共通認識が得られたとし、旧正月期間中の運行はすべて正常に行われることを対外的に明らかにした。

合意事項は四点。踏み切りの安全性向上については台湾鉄道が特別に予算を組んで信頼性と安全性を高める。また、営業運転を行っている時間帯のメンテナンスを厳禁とする。台湾鉄道はさらに、旧正月期間中に153人の警備人員を雇い、踏み切りの安全性確保に努める。人員不足の問題については、交通部が台湾鉄路管理局に協力して1318人の増員枠を設けることとし、今年はまず132人増やす。交渉ではまた、台湾鉄道の職員はすべて社会的責任を負い、旧正月に人々を無事帰省させることが強調された。

亜太電信、台湾大哥大4G基地局使用未届け出で30万元罰金

国家通訊伝播委員会(NCC)は16日、通信中堅の亜太電信が台湾大哥大の第4世代高速通信(4G)基地局を使用しているのに1カ月以内に届け出がなかったとして、両社にそれぞれ30万元(約113万円)の罰金を科すと発表した。

NCCは、亜太電信の設置基地局数が当初予定の2000局に大きく満たない件については、旧正月休み明けに協議して対応を決めるとしている。国碁電子(AMBIT MICROSYSTEMS)との合併に影響する事態も懸念される。

春節後の新築物件発売、台中以北で1,600億元も[建設]

財政部が不動産売買の新税制の草案を発表し、詳細な方針が明らかになったことを受け、デベロッパー各社は春節(旧正月)後にも新築住宅の販売を積極化するもようだ。市場では、春節明けに台中以北の地域で売り出される物件は計1,600億台湾元(約6,046億円)規模に上ると予想されている。16日付工商時報が伝えた。

デベロッパー別の販売額では、興富発建設傘下の潤隆建設と遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)がいずれも100億元を超過。冠徳建設(計63億元)や国揚実業(計72億元)などもそれぞれ大型物件の販売を控えている。台中市の業界団体、台中市不動産開発商業同業公会の魏嘉銘理事長は「新税制の詳細が明らかになったことで、台中の不動産市場では春節明けに小規模の販売ブームが起きる。下半期は来年の総統選に向けた前哨戦が始まることから、各社は影響を避けるため今年上半期に集中して発売するだろう」と指摘している。

財政部はこのほど、不動産価格の抑制策の目玉である新税制「房地合一課徴所得税制度」の草案を発表。短期間の投機的な転売への課税を強化し、居住用に所有する建物などの売却では税率を引き下げることが柱だが、従来方針よりも建設デベロッパーへの影響を配慮した内容となっている。

水不足で空軍が人工的「増雨」促す

水不足が深刻化しており、空軍が人工的に雨を増やす取り組みを行っている。台湾本島の西側では水不足が深刻になりつつある。このため、15日夜には空軍のC-130H型輸送機が2機、8トンの水を積んで南部・屏東県の基地から出動、中部から北部の苗栗県、新竹県の沿海地域に向かい、降雨を促す作業を行った。

気象データが前線の接近を予測し、16日未明に降雨の条件が整うと見られたことから行われたもので、人工降雨のための夜間の作業は大変珍しいということ。空軍では、これにより、石門ダムに効果的に雨が降り、水不足の緩和に役立てばと話している。

台湾・遠東航空とJTB、観光客誘致で協力へ

今年6月の台中-大阪・名古屋線就航を目指している遠東航空とJTBは16日、観光客誘致に関する意向書に調印した。双方は今回の協力で新たな旅行市場を開拓したい考えだ。

JTB台湾の林田充社長は、台湾中部を訪れる日本人観光客が少ないとした上で、多くの旅行者を引き付けたいと話す。遠東航空の関係者も、スポーツや教育面での交流強化に期待を寄せた。

地元からは訪台日本人の増加と訪日旅行者の利便性向上につながると喜びの声が上がっている。

新竹に台湾初のアニメテーマパークが開園 観光価値向上をねらう

北中部の新竹に14日、台湾初のアニメテーマパーク「水月湾仙境」が開園し、多くの来場者で賑わった。園内には、ナルトやワンピース、進撃の巨人、名探偵コナンなど日本の人気アニメ関連グッズを販売する専門店やレストランが入る。

同園は古い町並みが残り、若者に人気の観光地、内湾の近くにある。開園式に出席した邱鏡淳新竹県長は、同園の開設によって、古い文化に新たな価値が付与できればと述べた。

同県は近年、アニメを主軸に、鉄道や客家文化、温泉などと融合させ、台湾最大規模の文化発信基地を目指す計画を進めており、同園に続き、「竹東アニメ園区」のオープンも予定されている。

中国大陸からの観光客乗せたバス同士が衝突 26人け

南部・屏東県墾丁で17日午後、中国大陸からのツアー客を乗せた観光バス2台が衝突する事故があり、中華民国(台湾)籍の運転手を含む26人が軽傷を負った。

地元警察によると、事故を起こした観光バスはそれぞれ中国大陸の河南と北京からのツアー客を乗せていたという。双方のバスの運転手からアルコール成分は検出されていない。警察では事故の詳しい原因を調べている。

リン・ジュンジエ、浜崎あゆみとの共演は「夢が叶ったよう」

台北アリーナで15日、浜崎あゆみとのデュエットを披露した歌手のリン・ジュンジエ(JJ、林俊傑)は、同日夜のパーティーで、浜崎をデビューアルバム発表時から注目していたと明かし、今回のコラボレーションは夢が叶ったようだったと語った。

コラボのために書き下ろした楽曲「ザ・ギフト」は、デビュー時の親しみやすい少女がJポップ界の女王のように変貌した姿からインスピレーションを得たのだという。

また、初めて会った時の様子を振り返り、浜崎の西洋風な振る舞いに照れてしまっていた思い出も明かした。

JJがデュエットの準備にかけた期間は約2カ月。ローマ字で発音を覚えたほか、日本語のできる友人に教えてもらったりしていたという。また、旧正月明けに予定されている東京でのミュージックビデオ撮影を心待ちにしている様子を見せ、日本語と現地のマナーなどを学ぶつもりだと意気込みを示した。

コラボ曲「ザ・ギフト」は、JJが作曲を、浜崎が作詞を担当する。

ジョリン、高速鉄道内で愛犬を外に出す規則違反に非難集まる

歌手のジョリン・ツァイ(蔡依林)が14日夜、自身のフェイスブック上に投稿した写真に非難が集まっている。原則的にペットの持ち込みが禁じられている台湾高速鉄道(新幹線)車内で愛犬を外に露出した状態にしていたためで、ジョリンはこれに対し、反省のコメントを発表した。台湾の複数メディアが伝えている。

台湾高速鉄道の規定では、原則的に駅や車内へのペットの持ち込みは禁止され、やむを得ずペットを連れて乗車する必要がある場合は、規定の大きさ以内の容器に入れ、座席の下部に置くように定められており、容器の外に出すことは出来ないとされている。だが、ジョリンの写真では、愛犬が容器に収まっておらず、白い毛が外に見えていた。

フェイスブック上に、規則違反を指摘するコメントが複数寄せられたことに関してジョリンは、15日に行われたアルバム発売イベントでの囲み取材で、「ご指摘をありがとうございます。以後は気をつけます」と反省の色を示した。












【台湾ブログ】日本人のさびしい習慣、知れば知るほど悲しくなった ・・・他

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【台湾ブログ】日本の銀行で気づいたこと・・・静かで寂しい


 異国である日本に住み、日々の暮らしから日本の習慣や文化を学んでいるという台湾人女性が「日本の銀行」というタイトルでブログ文を発表。台湾人の視点で感じたことを、書き並べた。2人の子どもと一緒に、「努力しながら日本での時間を過ごしている」とつづった阿花(ハンドルネーム)さんは、定期的に銀行に出向くそうだ。

家の中に大きな「缶」を置き、そこに「コインを入れている」そうで、ある程度貯まったら銀行に行くとのこと。「貯金がいかに大切か子どもたちに教えたい」という思いで始め、実行し続けているという。普段はATMを利用しており、「日本のATMでコインを預ける時は、1回(の投入)につき100枚まで。少しの待ち時間がある」と強調した。日本のATM事情を台湾人に訴えたい気持ちで、詳しく書いたのであろう。

 また筆者の性格はしっかり者と思われ、「待っている間子どもには、漢字を勉強させている」と述べ、待ち時間がちょうど良いと感じているそうだ。ぼんやりする時間を作ることなく学習につなげるあたり、外国人だから頑張らなければならない、と意気込んでいる姿が伝わってきそうだ。

 そんな真面目な筆者だが、ある日コインを預け入れている際にATMが壊れてしまったそうだ。どうやら「コインの枚数が多すぎた」のが、その理由らしい。残りは窓口で預けるようにと、行員に誘導されたそうだ。窓口のあるフロアーに足を踏み入れた瞬間に筆者は、親切な案内係に用件を尋ねられたとのこと。

 「預金したいと告げた。キャッシュカードか預金通帳を持っているか確認された後、預け入れ票に記入するようにと言われ、書き終わると順番を待つ番号札を渡された」そうだ。そしてこの流れは台湾とは違う、と驚いた。筆者は台湾にいる時はまず番号札を入手してから、伝票や書類の記入を始めるのだという。番号順に窓口に呼ばれるので、少しでも早い番号を取って待っている間に準備を整えるのだ。

 「長時間待つのが嫌なので、時間短縮する」気持ちからの行動とのことだ。利用者の立場からすると確かにそうだが、自分の番号が来た時に伝票などが準備できていなかった場合、窓口での滞留時間は長くなる。その分対応する行員の時間が割かれる訳で、伝票などを書き終えてから窓口へ行く「日本方式」の効率の方が良さそうだと、筆者は恐らく気付いたことだろう。

 ほかに筆者は「日本の銀行業務は、基本的にATMですべての用が済む」と述べ、宝くじが購入できる点も驚いた。台湾に比べて、窓口を訪ねる客が少ない事実に納得したそうだ。また日本の銀行は静かで違和感を覚えた、と述べている。「静か過ぎて子どもが走るのさえもうるさかった。待っている人同士が世間話をする台湾のような光景もなく、人情味に欠けている気持ちになった」そうだ。

 台湾では客の待ち時間が長く、おしゃべりする場面などありにぎやかなのだろう。また日本と比較するとATMでは対応できない内容が多く、窓口を利用する人々が多そうだ。銀行ロビーにはたくさんの人があふれ、待機しているのが台湾では当たり前にある日常のシーンなのかもしれない。

 筆者は日本の銀行の静けさがさびしいと感じつつ、「待ち時間が短いのは悪くない」とブログを締めくくった。自国の様子や経験を思い出しいろいろな感情が湧き出てきても、生活している他国の現状を受け止め良さを認めることが、円満な外国暮らしができる秘訣なのだろうと思わせるブログであった。

 【台湾ブログ】日本人のさびしい習慣、知れば知るほど悲しくなった

 日本に興味を持っている台湾人女性が、情報を得てさびしさを覚えたとブログに書きつづった。台湾人と比較すると日本人は、個人主義で家族や他人との関わりをクールにとらえている印象を持ったようだ。日本人男性と結婚した教師からいろいろと教わり、考え込んでしまったという。

 日本語を学んでいるCherry(ハンドルネーム)さんは、教師の言う事を聞きながらメモに書き留めたそうだ。教師は日本人の嫁ということで「内容の信ぴょう性は高い」と信じ、ブログにまとめてみたという。まず筆者は、日本人は20歳になり成人式を迎えたら「両親の干渉を受けない」と教えられた。

 続いて結婚後は両親と同居するケースが少ないので「独り暮らしや老人ホームへ行く高齢者が多い」と言われたそうだ。それらから日本人は大人になると家族との絆が薄くなる、と筆者は感じたようだ。台湾では同居を始め、年齢を重ねても家族間のコミュニケーションが深く続くということなのだろう。その日本人が持つ割りきった感覚が、さびしく思えたそうだ。

 また友達や恋人と食事をした時などは「ほとんどの場合が個別会計。物価が高くて、人にごちそうすることは稀」、結婚式に行けるのは「招待された人のみ。妻や子どもを連れて行ってはいけない」という習慣も教えられ、さらに衝撃を受けた様子だ。台湾では数人での食事会は年上の人や社会的地位が高い人、もしくは声をかけた人が支払いを済ますパターンが多いそうだ。

 そして結婚式に招かれた時は、当たり前のように家族を同伴するのだろう。友人知人の結婚式は家族揃って祝福するのが自然だと、考えていると思われる。これらのことを教師に教わった筆者は、自身が日本の文化や日本人の感覚を理解していなかったことに気付き、ハッとしたようだ。

 「日本の作家が書く文芸作品が好きだったが、読み続けると気持ちが冷めてしまった」経験があり、その理由は自分自身にあることを知ったのである。日本に関する知識が浅いために感情移入ができず、それゆえに話の展開や登場人物に共感する気持ちが湧かなかったと、納得したようだ。

 教師1人から聞いた話を完全に信じてはいけないと自身に言い聞かせたかったのか、もしくは信じたくなかったのだろうか。筆者は「この情報が間違っているのなら、誰か訂正してほしい」とブログで呼びかけ、そして日本の友人にも確認したという。結果日本の友人には「ほとんど合っている」と言われ、ほかに訂正されることもなかったそうだ。

 「なんとなく悲しい気持ちになりさびしく感じた」とブログは締めくくられている。人情味があり、人との交流を楽しんでいる雰囲気を持つ台湾の人々。彼らから見た日本人は個人ベースで日々を過ごし、他人そして家族とさえもドライな関係を築いている風に映るのかもしれない。


【台湾ブログ】縁起良し! 日本の「お守り付き」ドリンクが福を招く

 初詣を始め神社を参拝した時に、「お守り」を購入する人は多い。願いごとが叶うように、または健康祈願や厄除けなど、お守りに込める思いは人それぞれだ。神社の特徴も出ていて最近はデザインにこったり、キャラクターが付いていたりなど、日本の神社には実に多種多様のお守りがある。
そのような「お守り文化」を持つ日本人の風習を参考にしたドリンク店が、台湾にあるそうだ。ハンドルネーム・ga1tjさんのブログによると、そこは「本家御守茶飲」という店名とのこと。日本のお守りをモチーフに「新しい概念でドリンク販売」、「祈願して福を招く日本のお守りを継承し、長い歴史を持つ台湾茶の技術を加えた」などと宣伝文句を掲げ、感動的なドリンクを作りだしたという。

 2014年夏に、台湾の南部都市・高雄で開店したようだ。材料となる茶葉の品質や果物の鮮度などにこだわり、「何度も試飲を重ねた末に、やっと商品として発売できる」運びになったという。日本を訪ねた人は知っていると思うと前置きし、「日本でお守りと言えば、心の中の願いを祈るもの。1つ1つに縁起の良い言葉が書かれ、家族や友人から贈られたお守りを身に付けると祝福を授かる」と説明した。

 その風習をドリンクで再現とばかりに、「1杯飲むことでお守りのような効果があり、家族や友人にごちそうすれば、福を祈る気持ちを伝えることができる」と売り込んでいるようだ。筆者のブログや店のFacebookページを見ると、台湾名物のパールミルクティーや酸梅湯をはじめとしたいろいろな飲み物が「心願成就」、「必勝御守」、「恋愛成就」などと書かれたカラフルなカップに入っている。

 華やかな見栄えでいかにも縁起が良さそうだ。台湾らしく甘さや氷の量ももちろん調整できる。また日本を意識した「宇治抹茶」もメニューになっている。台湾には親日家の人が多く、日本の文化や流行が情報となり品となり台湾全域に広まっているが、飲み物が入ったカップがお守りになるという発想は面白い。台湾の人々に受け入れられて人気店になっているのか、高雄に行く機会があれば訪ねてみたいものだ。




李登輝氏、さらなる民主化訴え「人民の政治参加で台湾を変えられる」

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李登輝氏、さらなる民主化訴え「人民の政治参加で台湾を変えられる」



李登輝元総統は17日、会員制交流サイト上に旧正月を祝う映像を公開し、「人民が政治に参加すれば台湾社会を変えられる」と語り、民主的で自由な国家の建設を呼びかけた。

李氏は昨年3月に起きた中国大陸との「サービス貿易取り決め」に反対する学生運動を振り返り、台湾の人々の政治への意識が変わったと指摘。同11月の首長選では市民が投票で与党・国民党への不満を示したとして、社会に変化があったと語った。

また、李氏は財政、経済などの問題が山積していると話し、さらなる社会の改革が必要だと強調。市民らに対して「一緒に台湾を進歩させたい」と述べた。

外国人男性、地下鉄車内で男に殴られけが マナーめぐりトラブルか

新北市政府警察局は17日、台北メトロ(MRT)車内で外国人男性に殴りかかり、額にけがをさせたとして、土木作業員の男(61)を殺人未遂の容疑で逮捕した。男性の命に別状はなかった。

この男は、この日の夕方、紅樹林駅(新北市)で台北方面行きの電車に乗車した際、持っていたペンチで男性を殴った疑い。

被害にあった男性が乗車時に割り込みをした男のリュックサックを叩いて声をかけたところ、男は押されたと思い、腹を立てたらしい。

男は被害者に対して謝罪の言葉を口にしているという。

(動画) 


旧正月前の検索ワードランキング、1位は「宝くじ・金運の神様」

ヤフー台湾(雅虎奇摩)は16日、旧正月(2月19日)前の検索ワードランキングを発表し、1位に「宝くじ・金運にご利益がある廟」が輝いた。

同社は、人々が新年の運試しをしようと宝くじを購入し、金運アップを願う実態が明らかになったとみている。

加えて4位に恋愛運が、10位に開運整形がランクインし、運勢に関するワードの検索数が増えていることから、暗いニュースが多かった昨年からの脱却を図ろうとする姿勢が浮き彫りになったと同社は分析している。

今年初めてトップ10入りしたのは、スマートフォンの通信アプリケーションソフトで使用する「新年の祝賀スタンプ」(8位)。中華圏では旧正月に「春聯」と呼ばれる縁起の良い言葉が書かれた紙を玄関などに貼る風習があり、モバイル端末の普及とコミュニケーション形式の変化により、スタンプが気持ちを伝えるツールとして人々の人気を得たとみられている。

ランキングは、2015年1月1日から2月6日までの検索数や伸び率などから算出された。

夏・陸委会主任委員、中国大陸に「誠意示せ」

行政院大陸委員会(陸委会)の夏立言・新任主任委員が、中国大陸側が誠意を示すよう呼びかけた。中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会は17日、新旧主任委員の引継ぎが行なわれた。

新たに主任委員となった夏立言氏はあいさつの中で、「就任は台湾海峡両岸業務を推進する重大な任務の始まりだ。30年余りの公職人生にとっての栄誉だ」と述べて、全力で任務に当たる決意を示した。夏・主任委員は、「台湾を主体に、人々に有利にという原則を守り、人々のニーズをよりどころとする。王郁・前主任委員が残した成果を基礎とし、国民の期待にかなう両岸政策を執行する。外交と国防分野での専門知識と経験を両岸業務に生かし、両岸関係に新たなエネルギーを注入する」と述べた。

夏・主任委員は、台湾の人々は常に尊厳、安全保障、国際社会への参与に関する議題を非常に重視していると指摘した上で、中国大陸側に対し、台湾の人々の気持ちを理解し、具体的な誠意を示すよう呼びかけ、それは両岸関係の更なる発展に寄与すると強調しました。

桃園国際空港、旧正月休みで大混雑

旧正月休みで台湾の北の空の玄関口、台湾桃園国際空港が大混雑している。台湾桃園国際空港では今月5日より3月5日まで、旧正月休みがある関係で、通常のフライトスケジュールに加えて、増便とチャーター便で1430便増える。増便は旧正月休みを海外で過ごす人たちに対応したものだが、これにより一日あたりの利用者数は昨年に比べて延べ1万2000人から2万人増えているものと見られ、桃園国際空港では、出国する人は出発の3時間前には空港でチェックインするよう呼びかけている。

増便が特に集中しているのは、14日から19日、ならびに23日から28日まで。旧暦の大晦日の前日である17日には一日に延べ10万人以上が利用するものと見られている。台湾桃園国際空港では、この期間中、一日のもっとも多い輸送量は延べ12万人を上回ると予想。

亜太電信、台湾大哥大4G基地局使用未届け出で30万元罰金

国家通訊伝播委員会(NCC)は16日、通信中堅の亜太電信が台湾大哥大の第4世代高速通信(4G)基地局を使用しているのに1カ月以内に届け出がなかったとして、両社にそれぞれ30万元(約113万円)の罰金を科すと発表した。NCCは、亜太電信の設置基地局数が当初予定の2000局に大きく満たない件については、旧正月休み明けに協議して対応を決めるとしている。国碁電子(AMBIT MICROSYSTEMS)との合併に影響する事態も懸念される。

台湾外貨指定銀行:人民元預金額2572億元に拡大

 2015年2月16日、台湾中央銀行が、最新の人民元預金状況を発表した。
 
 2015年1月台湾外貨指定銀行の人民元預金総額は100億5000万元(約1915億4900万円)増加。1月末時点で2571億6500万元(約4兆8990億円)に達した。
 一方台湾海外金融機関の人民元預金総額はやや減少し、1月末時点で、530億3500万元(約1兆103億円)に低下したとのこと。

日本の「壁ドン」が台湾でも大流行、最近は「逆壁ドン」などの進化版も

台湾メディア・ETTodayは、日本が発祥の「壁ドン」が台湾でも流行し、最近はその進化版である「逆壁ドン」や「閉じ込めドン」にはまる人も増えていると報じた。

「壁ドン」とはご存知の通り、男子が壁際に女子を追い込み、壁にドンと片手をついて逃げられなくする行為。そのまま至近距離で女子の目を見つめ、告白するという胸キュンシーンの代表格だ。空いている方の手で女子の顎をクイッと持ち上げる、「顎クイ」も女子に人気のシチュエーション。

最近はその進化版として、女子が男子に壁ドンする「逆壁ドン」や、女子1人を複数の男子が女王様のように囲んで壁ドンする「閉じ込めドン」も出現し、台湾の若者の間でも流行っているという。

台湾で違法カジノレストラン摘発

台湾・新北市淡水区にあるカジノをテーマにしたレストラン「KRゲーミングレストラン」の経営者らが違法賭博などの疑いで警察に拘束された。旧正月シーズンを前に、「飛行機に乗ってマカオへ行かなくてもいい」などと謳い、派手な広告展開で集客をしていたという。

 マカオの日刊紙「澳門日報」が2月18日付紙面で台湾「自由時報」の報道を引用して伝えた内容によると、店内にバカラ、ブラックジャックなどのカジノテーブルを設置し、ディーラー役が客を相手にゲームを進行していたという。また、客は現金でゲーミングチップを購入し、勝った場合に景品と交換できる仕組みだった。表向きはレストランを装いながら、実際にはカジノ運営が主体だったという。

 2月17日午前1時頃、警察当局がレストランに対して摘発を行った際、スタッフを除いて9人の客がカジノゲームに興じていたという。警察では経営者の男、スタッフ、客らを拘束し、詳しい事情を聞くなど調べを進めている。サービス係として勤務していた女性スタッフ2名は、アルバイトとして雇われており、違法とは知らなかったと供述しているという。










台湾の人は今年どこに個人旅行?日本も人気

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台湾の人は今年どこに個人旅行?日本も人気


旧暦の未年、台湾の人たちの個人旅行先でどこが人気なのかが注目されている。インターネットでホテルの予約を行うウェブサイト、ホテルズコムはこのほど、ネットでの検索状況から、台湾の人たちが今年個人旅行で海外のどこを訪れようとしているかを分析した。

昨年台湾の旅行市場は特別な一年だった。台湾の格安航空会社、タイガーエア台湾、そしてブイエアが営業を始め、タイのバンコクやチェンマイ、マカオなどへ格安で行けるようになった。格安航空会社になじみの薄かった消費者も初めて体験することに。

ホテルズコムによると、2009年に格安航空会社が発展し始めて以来、日本の東京、大阪、マレーシアのクアラルンプール、シンガポールなどが人気の旅行先になっている。日本円やユーロがあいついで値下がりしていることも海外旅行ブームをあと押ししており、ホテルズコムでは、昨年台湾の人たちの人気旅行先は、上位から、日本の東京、大阪、香港、韓国のソウル、日本の京都、タイのバンコク、中国大陸の上海、シンガポール、那覇、フランスのパリだったと指摘。パリは上位10位に入った唯一のヨーロッパの都市。

ホテルズコムでは、通貨値下がりの影響は大きいとし、特に日本の都市を検索する率は、2013年に比べて69%と驚くべき成長をしたとし説明した。今年人気の渡航先について、ホテルズコムは、日本、韓国、タイは比較的短い旅行で最も人気がある場所で、日本は円安効果でその人気にまったくかげりが見えないとしている。また、韓国は台湾で放送されている韓国のバラエティ番組の影響が大きく、検索率も上昇中。そしてタイは旅行費用が安い上、格安航空会社の効果もあり、バッグパッカーと呼ばれる個人旅行者は、「思い立ったが吉日」というスタンスで出かけていると分析した。

比較的長い旅行の場合は、フランス、イギリス、ドイツが人気で、都市別では、今年万国博覧会が開かれるミラノ、常に人気の高いパリ、アムステルダムなどが挙げられている。

「女性が結婚しないのは国家の危機」、台北市長がまた失言

台湾聯合報によると、柯文哲・台北市長が13日に参加した式典で、「台湾では30歳以上の女性の3割が未婚」と紹介した上で「これは国家の危機だ」と発言し、物議を醸している。18日付で聯合早報網が伝えた。

柯市長は、「3割の女性が結婚しない国の安定性がどれほどのものか、疑問だ。政府は国の安定を揺るがす問題として処理するべきだ」と発言した。台湾大学病院に勤務していた当時、「看護師のほとんどが独身だった。未婚がほとんどで、次が離婚。既婚でも子どもがいないケースが多かった」ことを踏まえたもの。

これに対し、柯市長の発言が女性への差別にあたるとして、婦人団体が抗議している。一方、柯市長は批判を受け、翌日受けた取材では「男女を問わず、30歳以上の人間が結婚しないのは問題だ」と男性も含めた言い方に変えている。

台湾桃園国際空港、サービスで世界2位に

台湾桃園国際空港のサービスが世界2位と評価された。ターミナルの整備を中心としたハードとソフト面での改善に取り組んでいる成果か。
台湾桃園国際空港のサービスが、国際空港評議会ACIの評定で世界2位と評価された。ACIはこのほど、2014年の世界の空港のサービスの質に関する評定結果を公表した。輸送量が2500万人から4000万人クラスの空港のうち、台湾の北の空の玄関口、台湾桃園国際空港は2位で過去最高を記録した。

このクラスの空港の上位5位は、インドのインディラ・ガンディー空港、台湾桃園国際空港、中国大陸重慶の江北空港、同じく中国大陸上海の虹橋空港、そして、インドのムンバイ空港です。4000万人以上のクラスでは、韓国のインチョン空港がトップだった。

台湾桃園国際空港の温永松・スポークスマンは、桃園国際空港は2013年には3位で、昨年は2位の過去最高だったと指摘、サービスの品質が国際的に評価されたと強調した。この評定が対象とする空港は300ヶ所あまりで、2500万人から4000万人クラスの空港の競争は熾烈だということ。このため、桃園国際空港の優秀な成績は、近年同空港がソフトとハードのいずれの面でも改善を進め、進化していることの証だという。温・スポークスマンはしかし、満足する日は永遠に来ないとして、さらに努力を続けて、2015年にはランキング1位を目指す考えを示した。

金運招福のお守り配布に長蛇の列 6日間待った市民も

南投県の紫南宮で19日、「銭母」と呼ばれる金運のお守り2万枚が配布され、ご利益にあやかろうと集まった大勢の人がおよそ10キロにわたって列を作った。

先頭に並んだ男性は、おおみそかの夜に一家団らんで過ごすのを諦め、14日からこの日を待った。「銭母」を手にするのは今年で4年目。毎年干支に合わせてデザインが変わるため、12種類そろえたいと話す。

紫南宮の関係者は22日にも配布するとしているが、その後は未定だという。

同廟は金運の神様として有名、新北市のコウ爐地や、屏東県の車城福安宮と並ぶ人気スポット。(コウ=火へんに洪)

旧正月の買出しで市場賑わう

旧正月のおおみそかとなった18日、台湾海峡に浮かぶ離島、澎湖県馬公の魚市場では、旧正月用の食材を買い求める市民で大賑わいとなった。

注目を集めたのは水揚げされたばかりの旬のヨコシマサワラ。重量5~10キログラムのものは1キログラム当たり400~800台湾元(約1500~3000円)の値がつけられ、通常より安く取り引きされたという。

旧正月のおおみそか 帰省客らで交通機関混雑

旧正月のおおみそかとなった18日、台湾各地の交通機関では連休をふるさとで過ごそうとする帰省客などで混雑した。

台湾鉄路は台北と東部などを結ぶ特急タロコ(太魯閣)号とプユマ(普悠瑪)号の一部で、17日から運行開始以来初めて自由席を設定するなどし、増加する旅客に対応。台湾高速鉄道(新幹線)もきょう午前中に全車自由席の臨時列車を増発した。

また、台湾本島から離島に向かう空の便も軒並み満席となった。高速道路では午前中に混雑がみられたが、現在では解消してきているという。交通部国道高速公路局では、22日にUターンラッシュのピークを迎えるとしている。

飲み忘れ防止に 台湾・台南の病院が服薬通知アプリリリース


衛生福利部台南医院はこのほど、処方薬の袋に印刷された2次元バーコード(QRコード)をスマートフォンなどで読み取ると、服薬時間を自動的に通知してくれるアプリケーションソフトを公開し、運用を始めた。飲み忘れ防止など健康管理に役立つとしている。

すでに多くの服薬通知アプリがあるが、大部分は薬の情報を患者自ら登録する必要があり、手間が生じていた。新しいアプリでは自動的に薬の分量や写真が登録される。飲み間違いが防げ、介護者や看護者の負担軽減も期待できる。

このほか、7日間以上処方された薬の残りが少なくなると、次の診察の予約を取るよう促し、すでに予約がある場合は、忘れずに来院するよう呼びかける機能もある。

医療サービスの高品質化を図っている同院では、新型アプリの導入で台南を健康都市にする目標に近づいたとしている。

亜太電信、台湾大哥大4G基地局使用未届け出で30万元罰金

国家通訊伝播委員会(NCC)は16日、通信中堅の亜太電信が台湾大哥大の第4世代高速通信(4G)基地局を使用しているのに1カ月以内に届け出がなかったとして、両社にそれぞれ30万元(約113万円)の罰金を科すと発表した。NCCは、亜太電信の設置基地局数が当初予定の2000局に大きく満たない件については、旧正月休み明けに協議して対応を決めるとしている。国碁電子(AMBIT MICROSYSTEMS)との合併に影響する事態も懸念される。

旧正月でコンビニが売り上げアップ狙う

旧正月休みのビジネスチャンスに向けて、コンビニエンスストアが売り上げアップを狙っている。台湾では18日の旧暦大晦日から、来週月曜日の23日までが旧正月休み。従来型の市場、スーパーマーケット、レストランなどは休場するところが少なくない。このためこの間、帰省客の手土産などが大きなビジネスチャンスとなる。

台湾のコンビニエンスストア最大手、セブンイレブンは、手土産セット、他業者と差別化したスナック菓子、容量の大きな飲料の特売、新鮮な野菜や果物、開運商品、お年玉袋や、おめでたい文句が書かれ、門の左右に貼る紙の「春聯合」などさまざまな商品を用意して、旧正月における消費者のニーズに応える。

セブンイレブンは台湾全域に5040店舗を展開、これら店舗をいずれも、旧正月中の「補給ポイント」と位置づけて、特に交通の要所や観光スポット近くの店舗で在庫切れにならないよう、通常の二倍以上の商品を準備するという。

また、業界三位のハイライフでも、ハローキティなど人気のデザインのお年玉袋、「春聯」などを用意して、消費者のお正月気分に合わせる他、家族や友人が集まる機会に遊ばれる、トランプなど卓上ゲーム製品、スマートフォンで自分の写真を撮るためのツール、休日には不可欠のスナック菓子などで対抗する。

業界第二位のファミリーマートでは、開運福袋を旧正月の19日に15万個限定で売り出す。台湾元100元(日本円約370円)とお手軽な価格ながら、日本から輸入されたスナック菓子二つ、350ミリリットルのペットボトル飲料などで、台湾元100元を上回る価値だという。また、抽選券が1枚入っており、当選した場合は、台湾元7万元相当のオートバイ、エイスース製のスマートフォン、タブレット端末、ノートブックパソコンなどがもらえるという。

<台湾>核燃料の再処理、委託先を公募

台湾電力は17日、原発の使用済み核燃料を再処理するため海外での委託先の公募を始めた。台湾で運転中の第1、第2原発の燃料プールの収容スペースが順次なくなる見通しのため。海外への再処理委託が実施されれば、アジアでは日本に次いで2例目となる。

 台湾電力や台湾メディアによると、2017年には第1、第2原発の計4機のすべてで燃料プールが満杯になるとみられている。委託先の決定後、今年末にも最初の輸送を開始したい考えで、燃料は海外で再処理後、再利用が可能なプルトニウムやウランを除いた高レベル放射性廃棄物をガラス固化体にし、約20年後に台湾に引き取って埋設する計画。予算は113億台湾ドル(約421億円)。

 台湾紙は、フランスやイギリス、ロシアなどが入札に参加する可能性があると報じた。環境保護団体などが反発しているほか、台湾が再び回収した後の高レベル廃棄物の処分場選定は進んでいない。

台湾・国民党主席が直面する課題

 台湾の国民党の新主席に選出された朱立倫にとっての課題は、両岸関係の見直し、国民党のイメージを一新するような内政改革、国民党内の内紛を収めることであるが、いずれも困難であろう、とDiplomat誌のティエッツィ編集員が1月16日付同誌ウェブサイトで報告しています。

 すなわち、国民党主席に選出された、朱立倫・新北市長は、来年の総統選と立法院選で大敗を避けるには、国民党のイメージを一新しなければならない。国民党の内部改革を行う必要がある。

 朱がなすべきことの一つは、国民党の両岸関係政策の見直しである。2014年春の「ひまわり運動」は、両岸関係のあり方、大陸との経済的統合のペースに対する幅広い懸念を表している。しかし、朱は、国民党の両岸関係政策を微調整するかもしれないが、対中宥和政策自体を撤回する兆候はない。朱は、北京と既に良い関係を持っているようであり、習・朱会談の可能性すら指摘されている。

 朱が直面する最大の課題は両岸関係だが、朱は、まず内政問題への取り組みを目指すであろう。一つは、経済的不平等と戦うことを約束し、累進課税の強化を主張している。台湾の若者の間では、失業の増加と賃金の低下への懸念が高まっているが、国民党はその元凶の一つと見られている。

 朱は、一党独裁時代に貯めこんだと批判される国民党の資産問題に取り組むと約束し、大企業の党という国民党のイメージを一新しようともしている。ただ、朱がこの約束を実現できるかは未知数である。

 最も興味深いのは、朱が、憲法を改正して議院内閣制を導入すると強く主張している点である。台湾の現行制度には、総統の権限が強すぎるとの批判がある。総統が国防、外交、両岸政策のみに権限を持つ、フランスのような制度がモデルとなり得る。朱は、また、小政党が議席を獲得できる機会を拡大できるように選挙法を改正したがっている。民進党も、政治改革、憲法改正を主張しており、両党間で共通の土俵が出来る可能性はある。

 朱の最大の任務の一つは、11月の選挙後に表面化した国民党内の軋轢を小さくすることである。しかし、朱が国民党をどういう方向に導こうとするにしても、守旧派の抵抗を受けることになろう。

 朱は、2016年の総統選に出馬しないと明言している。それにより、国民党の改革と新北市の施政に専念できるが、1年間のみの主席に終わるかもしれない。国民党は2013年に、現職の総統は自動的に党主席を兼任するよう、党則を改めた。もし国民党の他の候補が2016年の総統選で勝利すれば、その人物が、朱に取って代わることになろう、と述べています。

* * *

 昨年11月末に行われた台湾の統一地方選挙の結果を踏まえ、新しく選出された国民党主席・朱立倫の課題について論じた論説です。

 昨年11月末の統一地方選挙の結果明らかになった点は、(1)国民党が予想以上に大敗したこと、(2)最大野党民進党は躍進したが、だからと言って、1年後の総統選挙において、民進党が圧倒的に有利になった、というのは早過ぎること、(3)台北市長選挙に見られたように、無所属・中間派の勢力が伸びたこと、などです。

 朱立倫は、統一地方選挙までは、国民党の「プリンス」と見做され、一般に馬英九総統のあとを継ぐ総統候補とされてきました。しかし、新北市の市長選挙において、民進党候補にかろうじて僅差で勝ったに過ぎなかったことから、そのイメージに傷がついた結果、国民党主席選挙には出るが、1年後に来る総統選挙には出馬しないとの意思表明を行わざるを得ませんでした。

 朱は、次の総統選挙には出ないと言っていますが、今日の国民党の低迷ぶり、あと1年しかない総統選挙のタイミングなどから見て、多分そのとおりになるでしょう。今日の国民党が抱える問題の困難かつ複雑な点は、ティエッツイの指摘する通りです。

 他方、民進党も「92年コンセンサス」をどう扱うかという困難な課題に直面しています。

 これまでの6年半の間、中国と台湾(国民党)の関係は「92年コンセンサス」と呼ばれる同床異夢の「コンセンサス」に基づき進められてきました。台湾側では、この「コンセンサス」とは「一つの中国・各自解釈」というものです。台湾側の解釈では「一つの中国」とは「中華民国」を意味します。これに対し、中国の立場は、この「92年コンセンサス」とは「一つの中国」であり、「各自解釈」の部分を含んでいません。つまり、中国の立場はあくまでも台湾は中国の一部ということになります。

 今日の民進党は、「92年コンセンサス」なるものが曖昧であるとして、受け入れを拒否しています。「コンセンサス」自体はたしかに曖昧なものですが、中国とビジネスを行っている台湾の企業関係者はこの「コンセンサス」を受け入れることが、中国との関係で一種の免罪符となってきた現実を身に沁みて知っています。

 来年の総統選挙で復権を狙う民進党が、この問題に如何に対処するべきかについて、目下、民進党関係者を中心に多くの論議が交わされています。今日の民進党の課題は、台湾の事実上の主権を守りつつ、中国と一定の距離を保ちながらも良好な関係を維持するための方策を見出すことであり、直ちに台湾独立を打ち出す構えではありません。

 習近平体制下の中国は、今後とも硬軟両様の方針で台湾に対処しようとしており、場合によっては武力解放を辞さず、との姿勢を示しています。しかし、今後、国民党、民進党とも、どのように対応するのが適切か、いまひとつ明瞭な具体的対応策を打ち出すに至っていません。








「日本人は兵士ではない、殺すな」仲介役が説得:ヨルダン

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「日本人は兵士ではない、殺すな」仲介役が説得


イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件で、「イスラム国」が、ジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜(はるな)さんの殺害を警告する映像をインターネット上に公開してから、20日で1か月となった。

 「イスラム国」はその後、2人を殺害したとする映像を公開した。欧州や中東、アフリカなどでは、「イスラム国」に共鳴する過激派の活動が活発化している。

 人質事件では、湯川さんとみられる遺体の写真を持った後藤さんの映像が公開された1月24日以降、ヨルダンのイスラム法学者アブムハンマド・マクディーシ師が、ヨルダン政府の依頼で「イスラム国」との交渉を行い、「日本人(後藤さん)は兵士ではない。殺すべきではない」と「イスラム国」を説得していたことがわかった。

「日本人を呼び戻したい!」韓国警察がパトロールに奮闘=韓国ネット

韓国・マネートゥデイによると、日韓関係の悪化や円安の影響で減少している日本人観光客を呼び戻すため、韓国の観光警察隊は、ソウル市の人気繁華街明洞などの主要観光地の巡回に奮闘しているという。

観光警察隊は、韓国の観光地を訪れた外国人観光客からのクレーム解消や事件解決を目的に組織された。

観光警察隊によると、外国人観光客からのクレームで最も多いのはぼったくりと客引き行為。外国人が韓国旅行を避ける一番の原因になっており、特に日本人観光客の場合がそうだという。観光警察隊は、「強引に店の中に引っ張り込むと、中国人観光客なら振り払えるが、日本人観光客はそうではない。日本には断らない文化があり、店に入って商品を購入してしまう。そのような経験をした日本人は二度と明洞にはやって来ない」と説明。また、「夢は明洞が再び、若者の街になることだ。観光警察が韓国の観光事業を支えていると信じている」と話している。
これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国人が中国人に対して言っていることと同じことを言われている。日本人観光客がいなくなったら、明洞の人たちは生きて行けない。良心を持って生きよう」
「韓国では必ず値切らなければならない」

「少額の金のために韓国のイメージを傷つけるのはやめてほしい」
「以前、外国でぼったくり被害に遭ったが、本当に気分が悪かった」

「韓国は物乞いの国か?ぼったくり行為は絶対になくすべきだ」
「私も断れない性格だから、日本人の気持ちがよくわかる」
「日本人たちは絶対にそんなことしないのに…」

韓国の魚屋店主、魚を大きく見せるためにとった驚きの行動とは?

韓国・KBSテレビによると、旧正月(今年は2月19日)連休に入り、家族連れなどでにぎわう韓国の市場で、ある魚屋店主の驚きの詐欺手口が話題となっている。

報道によると、一部の魚屋では、魚を大きく見せるため、魚の腹部にストローをさし、息を吹き込んでいるという。

これについて、食品医薬品安全処は「魚の重量をごまかしているわけではなく、人体に害もないため、行政処分の対象ではない」と明らかにした。しかし、専門家は、「息を吹き込む人に疾患がある場合、感染する危険性がある。また、ストローが汚れていた場合、魚の腐敗が早まる可能性もある」と指摘している。

首相、農相追及の民主議員にヤジ 「日教組どうするの」

安倍晋三首相が19日の衆院予算委員会の質疑で、西川公也農林水産相の献金問題を追及する民主党議員に首相席からヤジを飛ばし、大島理森委員長からたしなめられる場面があった。

 民主党の玉木雄一郎氏は質疑で、砂糖業界の関連企業から西川氏側への献金を「脱法献金だ」と主張。その直後、首相は「日教組どうするの」などとヤジを飛ばした。過去の日教組加盟組合による民主党議員への献金事件を指したとみられる。玉木氏は「日教組の話はしていない」と応酬。大島委員長が「ヤジ同士のやりとりをしないで。総理もちょっと」と双方を注意した。

 質問終了後、玉木氏は「首相席からヤジを飛ばすのをやめてほしかった」と記者団に語った。


「吹き出しそうな」中国語メニュー? 沖縄のレストランで中国人が発見

中国をはじめとする海外にある日本語の案内や、商品などで使われている日本語がおかしいというのはしばしばネット上でも話題になるし、旅行から帰ってきた人の土産話にもなる。しかし、日本でも同じようなことが起きているようである。

 中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で40万人以上のフォロワーを抱えるユーザーが13日、沖縄旅行中の友人が入ったレストランの中国語メニューが“吹き出してしまう”ほど可笑しかったと紹介した。ツイートには、レストランの中国語メニューを撮影した画像が数枚掲載されており、「沖縄そば」の中国語が「沖縄傍辺」(沖縄の傍)になっていたり、「カリッとするテビチのから揚げ」が「提高当作発出砕裂声使的猪的脚的唐」(砕け裂ける音を出す豚の足の唐を上げる)になっていたりするのが見える。中国語がまったく分からなくても、字面でその奇妙さは多少お分かりいただけるだろうか。

 ツイート主は、友人から「これはいったいどんな料理だ」と聞かれた瞬間「吹き出しそうになった」としている。このツイートを読んだほかのユーザーからは「ははは、超楽しい」、「どんな料理だよ」、「で、結局正しい訳は何なんだ」、「雑だとしか言えない」、「機械翻訳だろう」といった各種「ツッコミ」が寄せられた。さらには「半分笑えないよ。日本人が陰では中国人を歓迎していないってことだよ」などと詮索するユーザーまで出現した。

 また「正しい訳は何」という質問に対して、あるユーザーは「炸脆猪蹄、沖縄蕎麦麺」と回答。テビチの唐揚げはこれで通じるはずだが、沖縄そばは蕎麦粉でないから不正解だ。「沖縄麺条」とすべきである。

 あるユーザーからは「日本にはこれほど多くの中国人がいるのにいつもトンデモ訳を見る。なんで誰かに頼んで翻訳してもらわないのだろう」という意見も。確かに、東京の都心でもしばしば「ヘンな中国語」が書かれた標識や案内を見かけることがある。看板やメニューは店の印象を左右する大事なツール。余計なトラブルや誤解を生まないためにも、中国語表記が正しいかどうか再確認したほうがいいかもしれない

母国語が聞こえて、思わず涙が・・言葉が通じない訪日中国人、「日本人の助け方」に感動

旅慣れない外国で困難に遭遇した時、現地の人から親切を受けると、冷めかけていた旅行の楽しみが一転して幸せな気持ちに変わる。言葉がうまく通じなくとも、助けようとする気持ちや感謝の気持ちはお互いに感じ取っているのではないだろうか。

中国のあるブロガーが最近、日本を旅行した際の感想をつづったエントリーを公開した。地下鉄で困っていた時に助けてくれた日本人のことにも触れている。内容はこんな感じだった。

わずか1日や2日では日本人と触れ合う機会もないが、助けてもらった経験から、日本にも親切な人がいるんだなぁ、と感じた。

地下鉄に乗ろうとした時。私は期限切れの切符を持っていたために改札を通れず、焦っていた。人に尋ねようとしたけど、私が自信を持って話せる言葉と言えば、「エクスキューズ・ミー」ぐらい。英語が話せそうだったので、2人組の女の子に助けを求めた。しかし彼女たちも英語は上手ではなくて、私たちの会話はうまく通じなかった。彼女たちは私の言いたいことを必死に理解しようとしてくれたが、私の方があきらめて、私たちは別れた。

すると彼女たちが追いかけてきてくれて、私に電話を渡す。友達の中国人に電話をして、通訳をお願いしたのだ。電話から母国語が聞こえて、思わず涙が流れた。その友達の中国人は私に行きたい場所を聞き、彼女たちに伝えてくれた。彼女たちは私のために切符を買い、乗り場の方へと案内してくれた。

私はこれを書いている今でも、彼女たちに「本当に、ありがとう!」と伝えたい気持ちでいっぱいだ。あの時、私は慌てていて、お礼を言い忘れてしまったのだ。

「日本を恨んでいたけど親日派になった」という韓国人、きっかけは「アニメ」

中国のネット上で「反日的だった韓国人が日本のアニメに触れて親日派になった」というエピソードが紹介され、ちょっとした話題となった。

 中国版ツイッター・微博で22万人のフォロワーを持つ新浪アニメチャンネルのアカウントが14日、「“2次元”に国境なし 韓国の『憤怒青年』、アニメによって反日感情消える」とするツイートを掲載した。ツイートでは「近ごろある日本のサイト宛てに、韓国ネットユーザーからの奇特なメールが届いた」と紹介。そのメールには、日本のアニメ「ゆるゆり」を勧めた日本のネットユーザーに感謝が綴られていたという。

 ツイートはさらに、この韓国人ユーザーからはこれまでにも、「かつて日本を恨んでいた私がわずか数カ月で親日派に変わった」、「京都のお寺で日韓友好を祈った」などといったメッセージが寄せられていたと伝えた。

 このエピソードに対して、微博のユーザーからは「ゆるゆりは世界を救う」、「(登場人物の1人である)あかりは平和の天使」、「世の中のマンガファンはみんなひとつ」などといった賞賛コメントが寄せられた。また、「実際、日本アニメの多くは戦争に反対している。趣味と愛国そして、日本の一般市民と右翼は切り離して考えなければ」という意見もあった。

 一方で「これは文化的侵略ではないか……」、「“2次元”を熱愛しても、歴史を忘れてはいけない」と、冷ややかな目で見るユーザーもいた。

 印象的なのは、「日中友好支持と親日は同じとは限らない。中国のためにも日中友好を支持しようというだけのことだ」という感想。頭ごなしに反日を唱えたり、寝ても覚めても日本大好きと言ったりするのに比べたら冷静な見方と言えるのではないだろうか。

韓国で消防署員に偽物の耐火服を支給!

韓国・聯合ニュースによると、韓国で、性能検査を受けていない消防用特殊耐火服が全国の消防署員に支給されていたことが分かった。

同日、国民安全処によると、第一線の消防署が調達庁から購入した耐火服の一部が、火炎や高温に耐えられるかを確認する韓国消防産業技術院(KFI)の製品認定検査を受けていなかったことが分かった。調達庁が契約した耐火服約1万9300着のうち、約5300着が検査をせずに納品されていたが、どれが「不良耐火服」なのか判別することが難しいため、国民安全処は約1万9000着すべてを着用しないよう第一線の消防署に通知したという。すでに火災現場で使われたものもあり、「不良耐火服」を着用して消火活動をした消防隊員もいるという。

訪日中国人観光客に“秒殺”される「日本の人気お土産」トップ10


中国では1週間の春節(旧正月。今年は2月19日)の大型連休がスタートした。日本にも多くの中国人が訪れると見られている中、中国人に人気の高い「お土産トップ10」が掲載された。

日本では最近、中国人観光客の「爆買い」などが話題になっているが、中国人観光客に人気のお土産トップ10は以下の通りである。

1.温水洗浄便座
日本の温水洗浄便座は最新機能を備えているだけでなく、どんなタイプの便器にも設置できるため、中国人の人気ナンバーワンお土産になっている。免税店の担当者は「中国の団体客が来ると、便座が売り切れる」とうれしい悲鳴を上げている。

2.電子炊飯器
多機能で耐久性に優れているなど、「高品質」が日本製の電子炊飯器を選択する理由。ある中国人観光客は、「中国製の炊飯器はよく故障するから」と語った。

3.ステンレスフードジャー
おいしい温度をキープしながら持ち運べたり、保温・保冷効果を生かした調理もできるため、子供のいる家庭やサラリーマンに人気。

4.美白のための栄養補助食品
化粧品はもちろんのこと、美容のための栄養補助食品も人気が高い。配合されたビタミンなどに、しみ・そばかすなどを予防する美白効果があるという。

5.酵素などの健康食品
日本製の健康食品は、あらゆる年代を対象としたお土産として最適と評価されている。

6.「白い恋人」
中国人に人気が高い観光地・北海道の有名なお土産。ラングドシャークッキーの間に挟まれているチョコレートは、ホワイトチョコレートが有名だが、ブラックチョコレートの製品もある。

7.馬油
古くからアトピーや乾燥肌、ニキビのなどの悩みに使用されてきた。最近、スキンケア用品として再び人気が高まっている。

8.イッセイミヤケの製品
日本の有名デザイナー・三宅一生のバッグや服飾品、化粧品の人気が高い。特に、バッグを買い求める中国人客が増加している。

9.ランドセル
丈夫で壊れにくいだけでなく、日本のアニメを見て育った世代が親になり、アニメの中でなじみのあったランドセルを子供に持たせたいと考え、人気に火がついた。

10.電動シェーバー
小さくて精巧なだけでなく、丈夫で長持ちする。ここでも日本の品質が評価されている。

非愛国的ではなく・・と日本のいいところを“おさらい”


日本を訪れた海外観光客の感想がたいてい好印象なことに対して、実際のところ旅行者の感じたことがどこまで本当なのか気になる人もいることと思う。

中国のあるネットユーザーが17日、日本旅行の感想をブログに綴った。中国のネット上で常に存在する「日本は本当にそんなにいいの?」という疑問に対して、このユーザーは文章を通じて「確かにいいよ!」と述べている。

このユーザーが日本旅行で感じたことを以下のようにまとめている。

1.日本国民は謙虚で礼儀正しい。

2.みんな観光客に対してとてもフレンドリー。英語はできないが、疑問に答えるべく最善を尽くしてくれる。

3.人と人との信頼に満ちている。京都や奈良ではバッグを抱えることはなかったし、路線バスでは大半の男子が長財布をズボンの後ろポケットに差しているのを見かけた。

4.人に対する配慮が非常にすばらしい。路線バスは停留所に着くと地面と平行になるように傾くし、地下鉄は全てホームに書かれたドア位置にピッタリ止まる。

5.人びとはみんな自分を律している。

6.観光地のチケットがかなり安い。

7.接客サービスがとても良い。ウィンドウショッピングしているだけでも一杯のお茶しか頼まなくても客ごとにサービスを差別することがない。

8.すべての品物が高品質である。ホテルが無料で提供する入浴用品は資生堂かポーラだった。帰りの中国東方航空の飛行機で食べた機内食に感動したのだが、全部食べ終わってから日本で作られたものであることに気づいた。

9.国全体が誠実で信用できる。(他店と比べても)値段に大きな差が出ないから、いいなと思ったものはその場ですぐに買うことができる。食事代は上海と同じだが、他のものは基本的に上海より安い。

10.都市計画が合理的である。標識ははっきりしていて人に優しく、道に迷う心配が全くない。

そして最後に、「日本が好きなのは、私が非愛国的だからではなく、私たちに足りない部分をとてもたくさん見たからだ。みんながそんな認識を持つようになることで、わが国はようやく良くなりはじめると思う! 日本はみんなが行って楽しむ価値があるし、学ぶ価値がある。私はきっとまた行く!」と締めくくった。






柯台北市長に殺害予告の脅迫状 警察は警備を強化

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柯台北市長に殺害予告の脅迫状 警察は警備を強化

台北市政府の黄大維副報道官は19日、同市政府の建物内で同日午後、柯文哲台北市長の殺害を示唆する脅迫状が貼られているのが見つかったと発表した。警察当局は鑑定を進めるとともに、柯氏の警備を強化したとしている。

20日朝、当初の予定通り松山慈佑宮(台北市)を参拝した柯氏は、脅迫状に関する記者の質問に対し「(危険を)恐れていては何もできない」と答えている。


台湾、今年の経済成長率3.78% 「アジア四小龍」でトップに=行政院予測

行政院主計総処は16日、2015年の台湾の経済成長率を3.78%とする予測値を発表した。「アジア四小龍」(台湾、香港、韓国、シンガポール)の中で台湾は最も高い数値となり、16年ぶりにトップに立つ見通しだ。

国内経済の堅調を反映して2014年11月時点の予測値3.5%から0.28ポイント上方修正した。一方で昨年の経済成長率は3.74%だったとしている。

馬英九総統は19日、参拝した松山慈佑宮(台北市)で、「台湾の経済は必ずよくなる」、「十分な自信を持っている」と語った。

自宅療養中の陳前総統、6年ぶりに家族らと旧正月迎える

健康状態の悪化により刑務所外治療が認められ、1月5日から南部・高雄市にある自宅で療養している陳水扁前総統は、2008年に逮捕されて以来、初めて家族らと旧正月を迎えた。

息子の陳致中氏によれば、旧正月のおおみそかにあたる18日、陳前総統は約6年ぶりに自宅で母親や孫などと年越し料理「年夜飯」を囲み、一家団らんを楽しんだという。

陳氏は総統退任後の2008年11月、機密費の不正流用容疑などで逮捕、2010年11月から収監されていた。収賄などで懲役20年が確定している一方、2012年には重度のうつ病や前立腺腫瘍などと診断されていた。

同氏の刑務所外治療は、医療チームの診察結果により、期間が5月4日まで延長されることが決まっている。

金運招福のお守り配布に長蛇の列 6日間待った市民も

南投県の紫南宮で19日、「銭母」と呼ばれる金運のお守り2万枚が配布され、ご利益にあやかろうと集まった大勢の人がおよそ10キロにわたって列を作った。

先頭に並んだ男性は、おおみそかの夜に一家団らんで過ごすのを諦め、14日からこの日を待った。「銭母」を手にするのは今年で4年目。毎年干支に合わせてデザインが変わるため、12種類そろえたいと話す。

紫南宮の関係者は22日にも配布するとしているが、その後は未定だという。

同廟は金運の神様として有名、新北市のコウ爐地や、屏東県の車城福安宮と並ぶ人気スポット。(コウ=火へんに洪)

台湾人に人気の日本土産・風邪薬でアヘン中毒になる恐れ、当局が注意促す

18日付の台湾メディア・ETtodayは、日本旅行のお土産として市販薬を買って帰る台湾人観光客に対し、「アヘン成分によって中毒になる恐れがある」などと注意を促した。

台湾の財政部は16日、海外から持ち帰ることができる市販薬の量の上限を定めた新たなリストを発表した。市販薬を買って帰ること自体は禁じられていないが、衛生福利部の食品薬物署(食薬署)は、日本の一部市販風邪薬に含まれる「ジヒドロコデイン」は、アヘンアルカロイド系麻薬に区分され、弱い習慣性を有するとして「用法・用量を守り、長期服用しないよう」注意を呼び掛けている。

また、一部の鎮痛薬に含まれる「イブプロフェン」は、副作用として再生不良性貧血や胃腸出血を起こす可能性があるほか、重篤な場合はスティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死融解症を発症する恐れもあると指摘された。

台湾・桃園空港のサービス品質、規模別部門で世界2位に

国際空港評議会(ACI)が16日に発表した、2014年の空港のサービス品質に関するランキングにおいて、台湾の桃園国際空港が年間旅客数2500万~4000万人規模の部門で世界2位を獲得した。

同部門の1位はインドのインディラ・ガンディー国際空港で、3位以降には中国大陸の重慶江北国際空港、上海虹橋国際空港などが続いた。

ランキングは34の調査項目に対する評価を基に、地域別、規模別など4つのカテゴリーで公表されている。今回の調査では世界300カ所以上の国際空港が対象となった。

昨年、約3580万人が利用した桃園空港は、サービス品質の向上に向けて、第2ターミナルの拡張のほか、今年中に第3ターミナルのデザインコンペティションを実施するとしている。

台湾、今年の経済成長率3.78% 「アジア四小龍」でトップに=行政院予測

行政院主計総処は16日、2015年の台湾の経済成長率を3.78%とする予測値を発表した。「アジア四小龍」(台湾、香港、韓国、シンガポール)の中で台湾は最も高い数値となり、16年ぶりにトップに立つ見通しだ。

国内経済の堅調を反映して2014年11月時点の予測値3.5%から0.28ポイント上方修正した。一方で昨年の経済成長率は3.74%だったとしている。

馬英九総統は19日、参拝した松山慈佑宮(台北市)で、「台湾の経済は必ずよくなる」、「十分な自信を持っている」と語った。

馬・総統、初詣で国家の安泰を祈願

19日は旧正月の元日。馬・総統は朝、航海の安全を守る女神が祀られている、台北市内の松山慈祐宮を参拝、新しい一年、国家が安泰で、人々が平穏無事であることを祈った。

馬・総統が、一元硬貨の入ったポチ袋、「福袋」を配ると長蛇の列ができた。並んだ人の中には北部の住民はもちろん、中部や南部からわざわざかけつけたという人もおり、総統から直接、福袋を手渡された人は大喜びしていた。

馬・総統は、昨年一年の経済について、「台北株式市場の旧暦のうま年の最終営業日の平均株価指数は過去15年で最高の9529ポイントとなり、台湾全域の944万人の個人投資家は、平均で一人当たり台湾元36万元(日本円約135万円)の利益を獲得した。また行政院主計総処の統計によると、昨年の経済成長率は3.74%となり、過去16年で初めて、アジアの四匹のリトルドラゴンと呼ばれる台湾、韓国、香港、シンガポールの4つの国・地域の中でトップとなった。」と喜んだ。

馬・総統は、「行政院主計総処の予測によれば、今年の経済成長率は3.78%と、昨年よりもさらに良くなるという。みなさんも知っていると思うが、現在8割の企業が昇給を検討しているということだ。」と述べ、会場にいる企業の経営者に対し、景気の好転に合わせ、新たな一年、企業は賃金の引き上げをするよう呼びかけた。

馬・総統はまた、「政府は全力で石油価格及び電気料金の市場化、透明化、制度化を進めてきたが、台湾電力が石油価格の値下がりがもたらした利益を一部消費者に還元した。新たな一年の経済がさらに良くなることを祈りたい。」と述べた。

陸委会:中国大陸への渡航者は注意を

行政院大陸委員会が旧正月の連休期間に中国大陸へ渡航する人々に対して、安全に注意を払うよう呼びかけた。大陸委員会は19日の時点で、中国大陸の9の州及び自治区について渡航警告レベルを第2レベル(警戒)としており、旅行の安全を十分に注意し、その地域へ出かけるか検討をするよう呼びかけている。台湾の対岸で、離島金門にほど近い福建省アモイでも、先月H7N9鳥インフルエンザウイルスの感染者が発生、1人が死亡した。

行政院大陸委員会(陸委会)が、旧正月の連休期間に中国大陸へ渡航する人々に対して、安全に注意を払うよう呼びかけた。

台湾では、旧暦の大みそかにあたる18日から23日まで6日間の連休となっており、大勢の人が日本、中国大陸など海外へ旅行に出かけている。

中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会は19日、旧正月休みの間に中国大陸や香港、マカオに出かける人々は自身の安全に注意し、渡航前に大陸委員会のウェブサイトで渡航警告レベルなどについて確認するよう呼びかけた。

19日の時点で、大陸委員会は、中国大陸の貴州省、雲南省、江西省、上海市、福建省、浙江省、広東省、江蘇省、新疆ウイグル自治区について、これまでH7N9型鳥インフルエンザに感染した人が発見されたことから、渡航警告レベルを第2レベル(警戒)としており、旅行の安全を十分に注意し、その地域へ出かけるか検討をするよう呼びかけている。

このほか、大陸委員会では台湾の各通信業者に委託し、台湾の人々が中国大陸や香港、マカオに到着した時、携帯電話のメッセージで中華民国政府の24時間対応の緊急サービスコールセンターの電話番号を送り、現地で台湾の人々が人身の危険にさらされたり事件に遭遇した際、すぐにサポートを行えるようにしている。

大陸委員会は、人々に対し、中国大陸や香港、マカオでは自身の安全に十分注意し、事件に遭遇した際、政府による24時間対応の緊急サービスコールセンターに電話をしてほしいと呼びかけている。

江コンサートチケットでスーパー福袋人気

台湾の大手スーパーマーケット、「全聯福利中心(PXマート)」が19日に福袋を発売した。抽選で台湾語歌謡界の大御所、江さんの引退コンサートの入場券が当たることから、開店13分で完売した店もあった。

「全聯福利中心」は、二年連続で台湾元300元の価値のある福袋を台湾元100元(日本円約370円)で販売、今年は旧正月の元日、19日午前9時から台湾全域の700店舗あまりで一斉に発売、一店舗100個限定で、全部で7万5000個販売した。福袋の中には五桁の番号がかかれたくじが入っている。

「全聯福利中心」は19日午後5時ごろに抽選で当たりの五桁の番号を決定、番号は「39156」だった。なお、福袋に入っているくじの五桁の番号が完全に一致した場合、江さんの引退コンサートの入場券が6枚もらえ、四つ一致した場合は4枚、三つが一致した場合は2枚贈られるという。

江さんのコンサートのスポンサーである「全聯福利センター」は入場券を186枚用意した。江さんは今年1月2日、コンサートのプロモーション記者会見で突然、引退を宣言、今年夏のコンサートで引退すると明らかにし、台湾の歌謡界を驚かせた。なお、このコンサートの入場券は徹夜して並んでも入手できない人が続出しトラブルが広がったため、主催者は追加公演を決定している。しかし、ロトくじの当選確率並みに入手が難しいとされたため、今年この福袋は特に人気となった。

UCLA楊教授、英王立化学会のフェローに

台湾出身で、アメリカのUCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)のヤンヤン(楊陽)・教授がイギリス王立化学会のフェローに選ばれた。

1841年に設立されたイギリス王立化学会は、世界で最も古い化学の学術団体で、ヨーロッパ最大の化学の学術団体。同科学会のフェローは主に、化学界に極めて大きな影響を与えた学者、あるいは多大な貢献をした学者に与えられる。フェローの選出は1952年から行われており、同科学会の国際会議での投票によって選出される。

台湾南部、台南市の国立成功大学出身のヤン教授は、1997年にアメリカ、カルフォルニア州ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校の工学部に赴任、現在同校で有機薄膜太陽電池の研究開発リーダー、ナノ再生エネルギー研究センターの主任を務めている。

ヤン教授は有機薄膜太陽電池の研究成果が素晴らしい実績をあげ、中でも太陽エネルギーの変換効率で世界記録を樹立、ヤン教授がリーダーの実験室は60近くの特許を取得している。

ヤン教授は現在、灰チタン石という素材で作られる太陽電池について重点的に研究開発を行っており、研究論文は昨年、世界的権威をもつ学術雑誌「サイエンス」に掲載された。

「ひろか太鼓祭」、27日チャリティー公演

台北市の「博如日本幼稚園 HIROKA JAPAN」が主催する和太鼓演奏会「ひろか太鼓祭 25周年記念公益チャリティー公演」が、2月27日(金)に台北栄民総医院内の介寿堂で開催される。出演するのは、ひろか太鼓団の梅組、桜組、藤組。このほか、大分県の和太鼓チーム「豊の国ゆふいん源流太鼓」による特別公演も催される。入場券は博如日本幼稚園(台北市士林区克強路34号、電話02‐28314636、02‐28340473)で発行する。入場料など問い合わせは同園まで(2歳以下は無料)。
■主催:博如日本幼稚園
■協賛:台湾太鼓協会、義涓太鼓社、台北楽群ロータリークラブ
■会場:台北栄民総医院(介寿堂) 台北市北投区石牌路二段201号
■開場・開園時間:2月27日(金)午後2時30分開場、同3時開演(全自由席)
■注意事項:場内は全面禁煙。また飲食、録画、録音は禁止





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