中国・央広網の報道によると、先月28日、湖南省の景勝地、張家界を訪れた同国の観光客が、観光ガイドが勧めるオプショナルプログラムへの参加を拒否したため、ガイドにナイフを突きつけられ、脅されるというトラブルがあった。台湾・自由時報が14日伝えた。
報道によると、この観光客は雲南省から張家界を訪問。ガイドにオプショナルプログラムへの参加を勧められたが、断ったところ、ナイフを突きつけられ、「金を払わないのなら、昼飯は抜きだ」などと脅されたという。
中国国家観光局は苦情を受けて調査チームを立ち上げ、苦情の内容が本当であることを確認。ガイドの許可証を取り消すことを決めた。また、客に無断で観光日程を変更し、客に追加代金を払うことを求めた旅行会社には5万元(約96万円)の罰金を科した上で、3カ月間の営業停止とした。