台湾・蘋果日報によると、台湾民進党の林淑芬(リン・シューフェン)議員は29日、自身のフェイスブックで、新北市のレジャー施設「八仙水上楽園」で発生した爆発で500人以上の負傷者が出たことを受け、日本の富士システムズ株式会社の川口洋一郎代表取締役社長が自社のシリコンガーゼ「トレックス」を贈ったことを明かした。
林氏によると、「トレックス」は元々、台湾でも代理店を通じて販売されていたが、価格が高く、医療現場での使用も多くなかったことから輸入をやめ、輸入許可証もなかった。同社の申し出を受けた代理店が林氏に連絡し、林氏が衛生福利部に連絡したところ、特別に輸入が許可された。
この報道を受け、台湾のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「日本と台湾はやっぱり兄弟国」
「日本の助け合いの精神に感謝。深く感動しています」
「ありがとう、台湾の友人よ」
「どこかの誰かは中国を崇め、日本を恨むよう扇動しているが、中国企業は何かしてくれたのか?」
「こういう時、いつも『中台は一つ』とか言っている中国人はどこへ消えるんだろうね」
「ありがとう、日本の友人。私たちは忘れない。それに引きかえ、『みんな中国人』と言っているお隣さんは…」
「日本は受けた恩を大事にする国だな」
「ありがとう日本、あなたたちを愛してる」
「3.11では私たちが援助し、今回は日本が助けてくれる。これでこそ家族だ。中国などいらない」
「日本の富士システムズ株式会社の川口洋一郎さん、ありがとう。感激しています」
「ありがとう。あなた方がいてくれて良かった」
「感謝という言葉では表せないほど感動しています」
「台湾と日本は世界で最も固い友情で結ばれている」